痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ

文字の大きさ
6 / 191

第6話

しおりを挟む
 俺は家に帰ってノートを開いた。
 ゲームにハマった影響か体重について分析をするようになったのだ。
 目標は体重を130キロから60キロに減らす!
 これがメイン目標だ。

 痩せれば、何かが変わるような気がした。
 多分、努力できる自分になる事で人生が変わる気がする。
 はっきりと何が変わるかは分からないけど、今の自分を変えたい。

 目標はこれでいい。
 次はハザマダイエットだ。
 俺のスキルはマイルーム

 10×10メートルの空間に部屋が2つ。
 半分は快適空間。
 もう半分はモンスターを倒す為の部屋だ。

 部屋を迷路構造にしよう。
 と言っても5×10メートル、壁を含めればもっと少ない空間では大した迷路は作れない。
 でも、やらないよりはいいか。

 マイルーム関連のスキルはと。
 ノートにペンを走らせた。

・キッチン、バス、トイレ、ベッド、監視カメラ機能
・シャドーランサー:昨日戦った感じではゴブリン3体分くらいの強さか?
・門1つ:ゴブリンの侵入を足止めする。

 ノートに書いた文字を見つめた。
 気を付ける所は……シャドーランサーと門が壊れれば連戦は出来ない。
 特にシャドーランサーは攻撃の要だ。
 出来れば連戦したい。
 倒されない限りシャドーランサーは疲れることなく動き続ける事が出来る。

 戦闘部屋を大部屋から迷路にする、それで様子を見ようか。
 ゴブリン4体に囲まれれば倒される。
 ゴブリン4体と一気に戦うより、ゴブリン1体か2体ずつと何度も戦う感じにすれば連戦できる気がする。
 モンスターを何度も倒せばドロップが期待できる。

 次は有酸素運動だ。
 今は片道3キロの学校を自転車で通い、そこから更に2キロ向こうのハザマ施設まで歩いている。
 往復で毎日6キロを自転車で走り、4キロを歩いている。
 毎日10キロを歩けばもっと効果は出る、でも、デブは膝を痛める可能性がある。
 無理はいけないか。

 ネットでダイエット情報は調べ尽くした。
 知識はある!
 後はやるだけ!
 そう、やるだけなのだ!
 計画だけは前から立てていたのだ!

 俺は夕食後に夜食の菓子パンとジュースを飲んで眠った。


【次の日の放課後】

 アマミヤ先生・レン・ユイと一緒にゴブリンのハザマに入った。

 レンとユイが2人でゴブリン6体と闘う。
 2人はあっという間にゴブリンを倒した。

「さらに安定しているな。次も行けるか?」
「「いけます!」」

 2人は5連戦する。
 そして最後のハザマ戦でゴブリンが魔石を落とした。

「ドロップ品おめでとう。ドロップ率は1%だ。幸先良いぞ」
「えへへへ」
「ありがとうございます」

「さて、どう分配する?」

 先生が様子を伺うように2人を見た。
 パーティーを組むと報酬の分け方で揉める事がある。
 先生、問題は起きないって。

「ユイが最初に貰おう」
「レンが最初に使って。次は私ね」
「……ありがとう」

 レンは魔石を拭いて飲み込んだ。
 魔石を飲み込むことで能力値とスキルが強くなっていく。
 ゲームのレベルアップのようなものだ。

「お金に変えないんだな」
「強くなってもっとモンスターを倒せるようになりたいんだ」
「いいと思うぞ。モンスターのドロップ率は1%だ。ドロップ品を手に入れるには基本はたくさんのモンスターを倒す事になるからな」

 ゴブリンの場合ナイフがドロップする確率もある為、魔石がドロップする可能性は1%より更に低い。

 モンスターで稼ぐためには基本ハクスラのように戦う必要がある。
 先生と2人が盛り上がる。
 俺だけ違う世界の住人のような疎外感を感じる。

「次はオオタだな。2人はベンチで休んでいてくれ」
「私も見学します」
「いや、休んでくれ。休息も大事だ」
「分かりました」

 
 2人がベンチに座るとアマミヤ先生と2人でハザマに入る。

 ゴブリン3体が接近する前にマイルームを発動させた。
 その瞬間に俺とアマミヤ先生はマイルームにワープした。

 ゴブリンが魔法陣に乗ってマイルーム内にワープし、進んできた。
 俺は画面を表示させて様子を見つめる。

「マイルームを迷宮のよう変えたか」
「はい、あ、ゴブリンが別れて動きます!これならシャドーランサーで倒せます!」

 シャドーランサーがゴブリン1体を倒すと自動で残りのゴブリンに迫った。
 次のゴブリンに狙いを定めると後ろから最後のゴブリンが迫って来た。
 俺は必死で応援した。

「くそ!早く1体を倒すんだ!あ、攻撃を受けたか!だがまだいける!」

 シャドーランサーは攻撃を受けつつもゴブリンを全滅させた。

「勝った!勝ちました!次に行きましょう!」
「……そうだな。オオタ、明日は学校で戦闘訓練だ。自分が使いやすい武器が見つかると良いな」
「はい、そうですね。次に行きましょう」

 次のハザマに入るとゴブリンが5体出てきた。
 マイルームに誘い込んで迎撃する。

「5体、行けるか!頑張れ!シャドーランサー!」
「ぐぎゃあああああああ!」

「2体倒したけど!仲間を呼ばれたか!まずい!頑張れ!シャドーランサー!」
「……」

「良し!3体目を倒した!4体目もたおし、ああああ!惜しい!シャドーランサーがあああ!後1体だったのに!」

 俺はマイルームを解除する。
 全員がハザマにワープした。

 ゴブリンが俺をターゲットにして追って来た。
 俺は颯爽とハザマの魔法陣に乗って退避した。

「ふう、逃げ切れました」

 アマミヤ先生が俺の両肩に手を置いた。
 いい匂いがしてドキッとする。

「明日の戦闘訓練で自分に合った武器を探そうな」
「は、はい、分かりました」
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部
ファンタジー
 2XXX年、X月。  俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。  そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。  その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。  俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。  これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...