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第38話
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俺はマーリンを後方に運んだ。
ゴーレムイベントか。
おかしい、イベントでは主人公パーティーと騎士団がたまたまいて、美味しい所だけ主人公が持っていく流れだったはずだ。
「ファインはいないのか?」
「今は王都に向かっているはずだ」
「歴史が変わってしまったのかもしれない」
俺が男爵になって領地統合が進み、王の決断が変わったとかそんなところだろう。
騎士団が倒すはずのゴーレムはあまり倒れていない。
騎士団がいないからだ。
舐めプをするゴレムズはベヒモスを後ろに配置して観戦状態なのはゲームと一緒か。
「被害者はいるか?ケガをした戦士だけは運んでおいて欲しい。俺はゴーレムと闘う」
「いくらフィールでもあの数のゴーレムは無理だ」
「そうよ!たくさんの人が倒れたわ」
「うんうん、でも、出来るだけ倒れているみんなを後ろに運んで欲しい。それは変わらないだろ?」
「わ、わかった」
「まかせて」
みんなが倒れている戦士を後ろに運んでいく。
「「貴様!マーリンを踏み潰す邪魔をしたな!」」
「……」
「「ワシの夢を邪魔した!最高の瞬間を踏みにじった!」」
「……」
「「ゴーレム!奴を踏み潰せ!」」
俺は人のいない地域にゴーレムを誘導した。
「「言っておくがそのゴーレムは特別製だ!表面に硬化の魔法陣を施し、駆動時間も大幅に強化し、出力さえも上がっている!ワシにとっては普通のゴーレムでも並みの者が作ったゴーレムと比べればかなり高い性能を誇っている!」」
「震えろ!振動剣!」
ゴーレム1体を砕くように破壊した。
「「お、オリジナル魔法か!じゃが、ゴーレムはまだまだいる!1体を倒しただけでいい気になるでないわ!!」」
2体目!3体目!16体!35体目!84体!
「ラストおおおお!」
最後のゴーレムを破壊した。
「そうか!フィールはゴーレムキラーだ!」
「そうよ!フィール君はゴーレムに強いわ!」
「フィールなら行けるんじゃないか!」
「「ご、ゴーレムを倒したか。じゃが、ワシの最高傑作はこのベヒモスじゃ!」」
「ベヒモスの頭から侵入できそうに見える!普通に考えて乗り込み口を作る必要がある!!もし頭部に乗っているなら乗り込み口は脆いだろう!!俺なら風魔法を使って一気に上まで登れる!!!」
「「な、何故それを!角を使う!バリア展開!」」
角が光って雷を発生させ、ベヒモスの後頭部を雷のバリアで覆った。
「震えろ!超・振動剣!」
俺は特級の風魔法を覚えた。
その事で振動剣より強力な超振動剣を覚えたのだ。
「「無駄じゃ!ワシのバリアは貫けん!」」
俺は上には登らず、ベヒモスの4本足を攻撃した。
4歩足を砕いて移動能力を無力化する。
俺はベヒモスの足を完全に砕いた。
ベヒモスの胴体が地面に落ちて、置物と化した。
「「な、何故上を攻撃しない!なぜ頭を攻撃しない!!」」
「お前がバリアを貫けないと言っただろ!」
「「ぐぬぬ、8コアを起動する!」」
俺はベヒモスの足を完全に砕いた。
ベヒモスの背中には8つの球体が埋め込まれている。
そこから土魔法を発射出来る。
俺は背中に乗ってコアに新・振動剣を使ったサーベルを突き刺し、コアを砕いていく。
8つのコアを砕いた事で背中の魔法攻撃を破壊した。
残りは角の雷撃だが、雷撃バリアは俺を攻撃した瞬間にバリアが消える。
頭部バリアを使用すれば攻撃が出来ない。
こうなったベヒモスはただの置物だ。
俺はベヒモスから距離を取った。
「どうして俺を攻撃しない!?」
「「……」」
「もしかして、もう移動も出来ないし、攻撃も出来ないのか!?」
「「……」」
「その角から出ている雷撃は攻撃に使えないのか!?」
「「……」」
雷撃が飛び俺を襲う。
その瞬間に頭部バリアが消えた。
俺が雷撃を躱して急接近しようとすると頭部を防御するバリアモードに変わった。
俺への攻撃が止んだ。
俺はまた距離を取る。
「もしかして、バリアで頭部を守っている間は攻撃が出来ないのか?しかもその強力な攻撃はいつまで持つんだ?」
「確かに!あんなに強力そうな雷撃をずっと維持できるわけがないんだ!」
「それにフィール君を攻撃する瞬間に頭のバリアが消えたわ」
「私も見てたわ。フィール君が頭に近づくと攻撃が止んでバリアに戻っていたわ」
「ゴレムスがキ急に無口になったぜ!ゴレムスはもう詰んでるんじゃないか?」
チンカウバインが叫んだ。
「「ゴレムスから焦りを感じるよ!フィールは倒れたリンカを見に行こう」」
「皆!後は頼んだ!」
俺はゴレムズを放置してリンカの元へと向かった。
ゴーレムイベントか。
おかしい、イベントでは主人公パーティーと騎士団がたまたまいて、美味しい所だけ主人公が持っていく流れだったはずだ。
「ファインはいないのか?」
「今は王都に向かっているはずだ」
「歴史が変わってしまったのかもしれない」
俺が男爵になって領地統合が進み、王の決断が変わったとかそんなところだろう。
騎士団が倒すはずのゴーレムはあまり倒れていない。
騎士団がいないからだ。
舐めプをするゴレムズはベヒモスを後ろに配置して観戦状態なのはゲームと一緒か。
「被害者はいるか?ケガをした戦士だけは運んでおいて欲しい。俺はゴーレムと闘う」
「いくらフィールでもあの数のゴーレムは無理だ」
「そうよ!たくさんの人が倒れたわ」
「うんうん、でも、出来るだけ倒れているみんなを後ろに運んで欲しい。それは変わらないだろ?」
「わ、わかった」
「まかせて」
みんなが倒れている戦士を後ろに運んでいく。
「「貴様!マーリンを踏み潰す邪魔をしたな!」」
「……」
「「ワシの夢を邪魔した!最高の瞬間を踏みにじった!」」
「……」
「「ゴーレム!奴を踏み潰せ!」」
俺は人のいない地域にゴーレムを誘導した。
「「言っておくがそのゴーレムは特別製だ!表面に硬化の魔法陣を施し、駆動時間も大幅に強化し、出力さえも上がっている!ワシにとっては普通のゴーレムでも並みの者が作ったゴーレムと比べればかなり高い性能を誇っている!」」
「震えろ!振動剣!」
ゴーレム1体を砕くように破壊した。
「「お、オリジナル魔法か!じゃが、ゴーレムはまだまだいる!1体を倒しただけでいい気になるでないわ!!」」
2体目!3体目!16体!35体目!84体!
「ラストおおおお!」
最後のゴーレムを破壊した。
「そうか!フィールはゴーレムキラーだ!」
「そうよ!フィール君はゴーレムに強いわ!」
「フィールなら行けるんじゃないか!」
「「ご、ゴーレムを倒したか。じゃが、ワシの最高傑作はこのベヒモスじゃ!」」
「ベヒモスの頭から侵入できそうに見える!普通に考えて乗り込み口を作る必要がある!!もし頭部に乗っているなら乗り込み口は脆いだろう!!俺なら風魔法を使って一気に上まで登れる!!!」
「「な、何故それを!角を使う!バリア展開!」」
角が光って雷を発生させ、ベヒモスの後頭部を雷のバリアで覆った。
「震えろ!超・振動剣!」
俺は特級の風魔法を覚えた。
その事で振動剣より強力な超振動剣を覚えたのだ。
「「無駄じゃ!ワシのバリアは貫けん!」」
俺は上には登らず、ベヒモスの4本足を攻撃した。
4歩足を砕いて移動能力を無力化する。
俺はベヒモスの足を完全に砕いた。
ベヒモスの胴体が地面に落ちて、置物と化した。
「「な、何故上を攻撃しない!なぜ頭を攻撃しない!!」」
「お前がバリアを貫けないと言っただろ!」
「「ぐぬぬ、8コアを起動する!」」
俺はベヒモスの足を完全に砕いた。
ベヒモスの背中には8つの球体が埋め込まれている。
そこから土魔法を発射出来る。
俺は背中に乗ってコアに新・振動剣を使ったサーベルを突き刺し、コアを砕いていく。
8つのコアを砕いた事で背中の魔法攻撃を破壊した。
残りは角の雷撃だが、雷撃バリアは俺を攻撃した瞬間にバリアが消える。
頭部バリアを使用すれば攻撃が出来ない。
こうなったベヒモスはただの置物だ。
俺はベヒモスから距離を取った。
「どうして俺を攻撃しない!?」
「「……」」
「もしかして、もう移動も出来ないし、攻撃も出来ないのか!?」
「「……」」
「その角から出ている雷撃は攻撃に使えないのか!?」
「「……」」
雷撃が飛び俺を襲う。
その瞬間に頭部バリアが消えた。
俺が雷撃を躱して急接近しようとすると頭部を防御するバリアモードに変わった。
俺への攻撃が止んだ。
俺はまた距離を取る。
「もしかして、バリアで頭部を守っている間は攻撃が出来ないのか?しかもその強力な攻撃はいつまで持つんだ?」
「確かに!あんなに強力そうな雷撃をずっと維持できるわけがないんだ!」
「それにフィール君を攻撃する瞬間に頭のバリアが消えたわ」
「私も見てたわ。フィール君が頭に近づくと攻撃が止んでバリアに戻っていたわ」
「ゴレムスがキ急に無口になったぜ!ゴレムスはもう詰んでるんじゃないか?」
チンカウバインが叫んだ。
「「ゴレムスから焦りを感じるよ!フィールは倒れたリンカを見に行こう」」
「皆!後は頼んだ!」
俺はゴレムズを放置してリンカの元へと向かった。
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