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第24話
俺達は次の日、駅前に来て配信を始めた。
「カケルです」
「きゅう!」
「リコです!」
「カノンですよ」
「にゃあああ!」
「今回は予告通りパーティー音速の壁を結成して初の大穴探索をします」
『待ってたぜ!』
『自己紹介と説明は敬語なんだな』
『終わる時も敬語で話す事が多いで』
「今から大穴に行くんだけど、このまま普通の大穴に行けば他のハンターを邪魔してしまうから穴場の入り口に行こうと思う」
『穴場って、不人気の入り口って事だろ?』
『そうなる、不人気の大穴特区、その中で更に不人気な入り口って魔境だろwwwwww』
『カケルは絶対におかしな所に行くだろう』
『多分、街から遠いか傾斜の大きい山奥、それか大虫が多すぎるベリーハードな入り口だ』
「いやいや、そんな事は無いって、あ、2人にも話してもらわないと、2人を見たいよな」
『おい!最後まで話せってwwwwww』
『急に気を使いだした』
『急に美女枠を映し出したで』
『カケル、自分の人気に気づいてる?』
『きゅうも人気やで』
『きゅうチャンネルで配信してるんだからカケルが進行するで問題無いだろ』
「カケルが進行しましょう」
「カケル、遠慮しないで話してよ」
『カケルは自分では人が苦手みたいに言ってるけど普通に話を出来る』
『その自己評価の低さは何なんだ?』
『田舎の駅なのに人が集まって来たぜ』
『まだここはマシな方だ。本当の田舎ではない。電車があるし電車が2両編成だし!』
『電車にのってみ?3人しか人が乗ってない事もあるで、電車は完全に赤字だ』
『いやいや、本当の田舎は電車が1両編成なんだよ!』
『田舎なのに人が集まって来た!』
「カケルさん、取材をお願いします!」
「ポーズをお願いします」
「ほら、きゅうよ、今配信してるわ!」
「リコちゃん!こっち向いて!」
「カノン!ポーズをお願いします」
パシャパシャパシャパシャ!
「今は配信中なので動画や写真の撮影はやめてください!あー、2人がいると目立つか」
「ええええええ!カケルが言うの!?」
「カケルの方が登録者数が多いですよ」
「きゅうが人気なのか」
『カケル、自分の事が分からないんだな』
『あんだけバズって色々切り抜きも出回ってるのにね』
『いいじゃないか、見守ろうぜ』
「大穴に行こう!ついて来てくれ!走るぞ!」
「きゅう!」
「ついていくよ」
「お供します」
『きゅうのテンションが高いwwwwww』
『大穴お散歩が好きらしいからな』
『絶対散歩と言いつつ走ってるだろ』
『これから大穴に行くって分かるんだな、かしこいwwwwww』
俺は走った。
スピードを押さえて街を抜け、山に入ると砂利道に変わる。
『やっぱ魔境じゃん』
『舗装されてない時点でお察し』
『急にスピードを上げたな』
『答え=人がいない=不人気=魔境』
『みんな余裕で着いて来ている。結構みんなのレベルが高い』
「ここは田舎だから都会と違って砂利道は多いと思う!そろそろ到着っと!」
『スマホでコメントを見てるぞ!』
『車のように速く走ってるのにみんな余裕だな』
『凄い、人が誰もいない』
『不人気の大穴特区はこんなもんよ?』
『いやいや!少ないって!大穴特区でも他の入り口にはもっと人がいる』
「入り口に到着したから、休憩後にネコリコチャンネルにバトンタッチしようと思う。配信を終わります!」
「またね」
「また会いましょう」
『まさかの大穴に入らずバトンタッチだと!』
『ネコリコチャンネルの登録を増やす狙いか』
『まさかの寸止め終了か!』
『く、ネコリコチャンネルを登録しちまったぜ』
『計画通り!』
俺は配信を終了させた。
「カケル、ここで交代して良かったの?」
「いいんだ」
「リコの目標は登録者数10万人ですから、いいと思いますよ」
「そう、いいんだ。休憩しよう」
「……うん、ありがとう」
俺はペットボトルを取り出して皆に配った。
「ありがと」
「助かります」
きゅうにペットボトルの飲物を飲ませるとリコが叫んだ。
「それいい!ペットボトルきゅうで配信しようよ!」
「そ、そうか。ネコリコチャンネルで配信して欲しい」
リコはきゅうを抱いてペットボトルきゅうの配信を始めた。
「ネコリコチャンネルのリコだよ!きゅうにジュースをあげるね」
リコがきゅうを赤ちゃんのように抱き上げてきゅうに飲物を飲ませる。
『赤ちゃんみたいやな』
『飲むのが速いwwwwww』
『きゅうがリラックスしている。今から大穴なのに大丈夫か?』
『ショート動画用か』
「終わりだよ、次の大穴配信もよろしくね、バイバイ!」
リコはきゅうを可愛く撮るのが本当にうまい。
こういうのんびりした日々も、良いな。
「さてっと、大穴に入ろうか」
「……ここって、崖だよね?」
「いや、坂だ」
「崖ですよ」
「いや、坂だって、斜めになってるだろ?」
リコとカノンが顔を見合わせた。
「……行きましょう」
「……配信、始めるね」
「……え?」
なんだ?その間は?
「配信を始めれば分かりますよ」
「うん、配信を始めれば分かるよ」
「そ、そうか」
「カケルです」
「きゅう!」
「リコです!」
「カノンですよ」
「にゃあああ!」
「今回は予告通りパーティー音速の壁を結成して初の大穴探索をします」
『待ってたぜ!』
『自己紹介と説明は敬語なんだな』
『終わる時も敬語で話す事が多いで』
「今から大穴に行くんだけど、このまま普通の大穴に行けば他のハンターを邪魔してしまうから穴場の入り口に行こうと思う」
『穴場って、不人気の入り口って事だろ?』
『そうなる、不人気の大穴特区、その中で更に不人気な入り口って魔境だろwwwwww』
『カケルは絶対におかしな所に行くだろう』
『多分、街から遠いか傾斜の大きい山奥、それか大虫が多すぎるベリーハードな入り口だ』
「いやいや、そんな事は無いって、あ、2人にも話してもらわないと、2人を見たいよな」
『おい!最後まで話せってwwwwww』
『急に気を使いだした』
『急に美女枠を映し出したで』
『カケル、自分の人気に気づいてる?』
『きゅうも人気やで』
『きゅうチャンネルで配信してるんだからカケルが進行するで問題無いだろ』
「カケルが進行しましょう」
「カケル、遠慮しないで話してよ」
『カケルは自分では人が苦手みたいに言ってるけど普通に話を出来る』
『その自己評価の低さは何なんだ?』
『田舎の駅なのに人が集まって来たぜ』
『まだここはマシな方だ。本当の田舎ではない。電車があるし電車が2両編成だし!』
『電車にのってみ?3人しか人が乗ってない事もあるで、電車は完全に赤字だ』
『いやいや、本当の田舎は電車が1両編成なんだよ!』
『田舎なのに人が集まって来た!』
「カケルさん、取材をお願いします!」
「ポーズをお願いします」
「ほら、きゅうよ、今配信してるわ!」
「リコちゃん!こっち向いて!」
「カノン!ポーズをお願いします」
パシャパシャパシャパシャ!
「今は配信中なので動画や写真の撮影はやめてください!あー、2人がいると目立つか」
「ええええええ!カケルが言うの!?」
「カケルの方が登録者数が多いですよ」
「きゅうが人気なのか」
『カケル、自分の事が分からないんだな』
『あんだけバズって色々切り抜きも出回ってるのにね』
『いいじゃないか、見守ろうぜ』
「大穴に行こう!ついて来てくれ!走るぞ!」
「きゅう!」
「ついていくよ」
「お供します」
『きゅうのテンションが高いwwwwww』
『大穴お散歩が好きらしいからな』
『絶対散歩と言いつつ走ってるだろ』
『これから大穴に行くって分かるんだな、かしこいwwwwww』
俺は走った。
スピードを押さえて街を抜け、山に入ると砂利道に変わる。
『やっぱ魔境じゃん』
『舗装されてない時点でお察し』
『急にスピードを上げたな』
『答え=人がいない=不人気=魔境』
『みんな余裕で着いて来ている。結構みんなのレベルが高い』
「ここは田舎だから都会と違って砂利道は多いと思う!そろそろ到着っと!」
『スマホでコメントを見てるぞ!』
『車のように速く走ってるのにみんな余裕だな』
『凄い、人が誰もいない』
『不人気の大穴特区はこんなもんよ?』
『いやいや!少ないって!大穴特区でも他の入り口にはもっと人がいる』
「入り口に到着したから、休憩後にネコリコチャンネルにバトンタッチしようと思う。配信を終わります!」
「またね」
「また会いましょう」
『まさかの大穴に入らずバトンタッチだと!』
『ネコリコチャンネルの登録を増やす狙いか』
『まさかの寸止め終了か!』
『く、ネコリコチャンネルを登録しちまったぜ』
『計画通り!』
俺は配信を終了させた。
「カケル、ここで交代して良かったの?」
「いいんだ」
「リコの目標は登録者数10万人ですから、いいと思いますよ」
「そう、いいんだ。休憩しよう」
「……うん、ありがとう」
俺はペットボトルを取り出して皆に配った。
「ありがと」
「助かります」
きゅうにペットボトルの飲物を飲ませるとリコが叫んだ。
「それいい!ペットボトルきゅうで配信しようよ!」
「そ、そうか。ネコリコチャンネルで配信して欲しい」
リコはきゅうを抱いてペットボトルきゅうの配信を始めた。
「ネコリコチャンネルのリコだよ!きゅうにジュースをあげるね」
リコがきゅうを赤ちゃんのように抱き上げてきゅうに飲物を飲ませる。
『赤ちゃんみたいやな』
『飲むのが速いwwwwww』
『きゅうがリラックスしている。今から大穴なのに大丈夫か?』
『ショート動画用か』
「終わりだよ、次の大穴配信もよろしくね、バイバイ!」
リコはきゅうを可愛く撮るのが本当にうまい。
こういうのんびりした日々も、良いな。
「さてっと、大穴に入ろうか」
「……ここって、崖だよね?」
「いや、坂だ」
「崖ですよ」
「いや、坂だって、斜めになってるだろ?」
リコとカノンが顔を見合わせた。
「……行きましょう」
「……配信、始めるね」
「……え?」
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「配信を始めれば分かりますよ」
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