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第36話
【リコ視点】
カケルの顔が変わった。
霧が晴れたように清々しい顔をしている。
カケルのスキルが変わっている。
『体術』→『剛拳術』
『疾風』→『縮地』
『硬化』→『金剛』
『アイテムボックス』
『気功』
進化なんて始めて見た。
カケルはやっぱり凄いんだ。
「スキルが、3つも進化してる!」
『進化なんてあるのか?』
『いや、でもあり得る。カケルは急に速くなった。音速の壁を突破してるんだぞ』
『音速の壁を越えて戦闘機のように飛び込んで殴った腕が無事なんだ。硬くなっているのかもしれない。前から硬かった可能性もあるけどな』
『カケルは普通じゃないわ』
『あの5メートルくらいあるデカいオッドアイを吹き飛ばしたんだ。進化したに決まってる』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!
「カケル!一本道からたくさん魔物が集まって来るよ!」
「逃げる事は出来ないか。きゅう、頼む」
「きゅう!」
きゅうが一本道に走った。
「きゅう?あ、危ないよ!」
「いえ、大丈夫です」
アリ・カマキリ・ダンゴムシ・クモ、多くの大虫が迫って来る。
『ぎゃあああ!地獄やん!』
『スタンピードと同じじゃないか』
『まずい!きゅう!逃げろ!無理すんな!』
『大虫はオッドアイが操っていたのか!』
「きゅうううううう!」
きゅうの体が光った。
そして信じられない速さで一本道に突撃した。
バウンドするようにタックルををすると大虫が次々と魔石に変わっていく。
『きゅうTUEEEEEEE!!!』
『きゅうはカケルの切り札だったのか!』
『これで挟み撃ちを回避できる』
『きゅうが一本道を守っているぜ!』
『きゅうがかっこいいだと!』
『何度も鳥肌が立ったわ』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
『オッドアイがブチ切れてる』
『だが、キレさせるだけ効果的だったともいえる』
『カケル!オッドアイはキリヤより速いぞ』
『カケルとオッドアイ、きゅうと大虫の大軍の戦いになるのか』
『加速無しでオッドアイのバリアを突破できるのか?』
『出来なければ終わる。カケルを信じよう』
『いや、だけど全力で走ってやっとバリアを解除で来たんだ。今またオッドアイはバリアを張って万全の状態でカケルと闘うだろう。どうなるか分からん』
オッドアイの青い目と盾が強く輝き、カケルを睨んだ。
「遅くなったな。今気功を使う」
カノンが私とカケルに気功を使った。
「だ、ダメだよ。力を温存しなきゃ」
「負ける気がしないんだ」
ああ、そっか。
カケルは余裕があるんだ。
体が軽くなるような、息苦しさが軽くなるような感覚で包まれる。
今私は、カケルに守られている。
『魔力を無駄にすんな!』
『ハンターに気功を使うなって!魔力を大量に消費するぞ!』
『今はオッドアイを何とかしてくれ!』
『カケル!戦いに集中してくれ!』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
『オッドアイが更に怒ったぞ!』
『バリア状態でカケルに突撃する気だ』
『まずい!オッドアイはマジできつい!キリヤの攻撃もカノンのファイアカノンも効かなかったんだ』
オッドアイが丸いバリアをまとって大部屋をバウンドする。
『きゅうと同じ戦い方か!』
『だがきゅうより遥かにデカい!』
『大部屋が崩れるんじゃないか?』
『それよりもオッドアイの攻撃が怖いだろ』
私達にオッドアイのバリアアタックが迫った。
【カケル視点】
迫るオッドアイに数歩だけ走って拳を叩きつけた。
バリア事オッドアイを吹き飛ばすとオッドアイが更に怒る。
オッドアイか、傲慢な所が両親を見ているようだ。
だが恐怖は無い。
何度も俺達を狙うが何度もオッドアイを殴って吹き飛ばした。
『おお!タックルを完封してる!』
『だがバリアを破壊できていない。やっぱ加速パンチが出来ないとバリアを突破できないのか!』
『だが一本道はきゅうと大虫が戦っている。大部屋で加速しても中途半端に終わるぞ!』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
オッドアイの青目の輝きが消えるとバリアが消えた。
代わりに赤い目と頭に生えた剣のような角が強く光り、角から魔力で出来た剣が伸びた。
バリアが消えた代わりに角から大きな魔力を感じる。
攻撃モードか。
『うわあああ!魔力の剣を出して来た!』
『赤目が光っている!まずいぞ!』
『オッドアイが本気やん!』
『優位なバリアを消して角の剣に切り替えて来た!』
『まずいまずいまずい!まずいって!』
オッドアイが地面に降りて首を上に振りかぶりながら突撃して来た。
剣を振り下ろす前に俺はダッシュした。
角の根元部分をアッパーで殴った。
ドッゴオ!グルン!ザク!
オッドアイの巨体が一回転して角事天井の壁に突き刺さって止まった。
オッドアイが天井に突き刺さったまま揺れる。
負ける気がしない。
今心と体が噛み合っている。
オッドアイが怖くない。
昔はこうやって、全力で戦っていた気がする。
いつからだろう?
大虫に本気を出さなくなったのは?
でも、今なら本気で戦える。
奴は固い。
全力で殴れる。
『あの攻撃をアッパーで返したのか!』
『カケルつええええええ!』
『まさか、カケルが勝つんじゃないか!』
『行ける!行けるぞ!』
新しいスキルのイメージが閃いた。
カケルの顔が変わった。
霧が晴れたように清々しい顔をしている。
カケルのスキルが変わっている。
『体術』→『剛拳術』
『疾風』→『縮地』
『硬化』→『金剛』
『アイテムボックス』
『気功』
進化なんて始めて見た。
カケルはやっぱり凄いんだ。
「スキルが、3つも進化してる!」
『進化なんてあるのか?』
『いや、でもあり得る。カケルは急に速くなった。音速の壁を突破してるんだぞ』
『音速の壁を越えて戦闘機のように飛び込んで殴った腕が無事なんだ。硬くなっているのかもしれない。前から硬かった可能性もあるけどな』
『カケルは普通じゃないわ』
『あの5メートルくらいあるデカいオッドアイを吹き飛ばしたんだ。進化したに決まってる』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!
「カケル!一本道からたくさん魔物が集まって来るよ!」
「逃げる事は出来ないか。きゅう、頼む」
「きゅう!」
きゅうが一本道に走った。
「きゅう?あ、危ないよ!」
「いえ、大丈夫です」
アリ・カマキリ・ダンゴムシ・クモ、多くの大虫が迫って来る。
『ぎゃあああ!地獄やん!』
『スタンピードと同じじゃないか』
『まずい!きゅう!逃げろ!無理すんな!』
『大虫はオッドアイが操っていたのか!』
「きゅうううううう!」
きゅうの体が光った。
そして信じられない速さで一本道に突撃した。
バウンドするようにタックルををすると大虫が次々と魔石に変わっていく。
『きゅうTUEEEEEEE!!!』
『きゅうはカケルの切り札だったのか!』
『これで挟み撃ちを回避できる』
『きゅうが一本道を守っているぜ!』
『きゅうがかっこいいだと!』
『何度も鳥肌が立ったわ』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
『オッドアイがブチ切れてる』
『だが、キレさせるだけ効果的だったともいえる』
『カケル!オッドアイはキリヤより速いぞ』
『カケルとオッドアイ、きゅうと大虫の大軍の戦いになるのか』
『加速無しでオッドアイのバリアを突破できるのか?』
『出来なければ終わる。カケルを信じよう』
『いや、だけど全力で走ってやっとバリアを解除で来たんだ。今またオッドアイはバリアを張って万全の状態でカケルと闘うだろう。どうなるか分からん』
オッドアイの青い目と盾が強く輝き、カケルを睨んだ。
「遅くなったな。今気功を使う」
カノンが私とカケルに気功を使った。
「だ、ダメだよ。力を温存しなきゃ」
「負ける気がしないんだ」
ああ、そっか。
カケルは余裕があるんだ。
体が軽くなるような、息苦しさが軽くなるような感覚で包まれる。
今私は、カケルに守られている。
『魔力を無駄にすんな!』
『ハンターに気功を使うなって!魔力を大量に消費するぞ!』
『今はオッドアイを何とかしてくれ!』
『カケル!戦いに集中してくれ!』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
『オッドアイが更に怒ったぞ!』
『バリア状態でカケルに突撃する気だ』
『まずい!オッドアイはマジできつい!キリヤの攻撃もカノンのファイアカノンも効かなかったんだ』
オッドアイが丸いバリアをまとって大部屋をバウンドする。
『きゅうと同じ戦い方か!』
『だがきゅうより遥かにデカい!』
『大部屋が崩れるんじゃないか?』
『それよりもオッドアイの攻撃が怖いだろ』
私達にオッドアイのバリアアタックが迫った。
【カケル視点】
迫るオッドアイに数歩だけ走って拳を叩きつけた。
バリア事オッドアイを吹き飛ばすとオッドアイが更に怒る。
オッドアイか、傲慢な所が両親を見ているようだ。
だが恐怖は無い。
何度も俺達を狙うが何度もオッドアイを殴って吹き飛ばした。
『おお!タックルを完封してる!』
『だがバリアを破壊できていない。やっぱ加速パンチが出来ないとバリアを突破できないのか!』
『だが一本道はきゅうと大虫が戦っている。大部屋で加速しても中途半端に終わるぞ!』
「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」
オッドアイの青目の輝きが消えるとバリアが消えた。
代わりに赤い目と頭に生えた剣のような角が強く光り、角から魔力で出来た剣が伸びた。
バリアが消えた代わりに角から大きな魔力を感じる。
攻撃モードか。
『うわあああ!魔力の剣を出して来た!』
『赤目が光っている!まずいぞ!』
『オッドアイが本気やん!』
『優位なバリアを消して角の剣に切り替えて来た!』
『まずいまずいまずい!まずいって!』
オッドアイが地面に降りて首を上に振りかぶりながら突撃して来た。
剣を振り下ろす前に俺はダッシュした。
角の根元部分をアッパーで殴った。
ドッゴオ!グルン!ザク!
オッドアイの巨体が一回転して角事天井の壁に突き刺さって止まった。
オッドアイが天井に突き刺さったまま揺れる。
負ける気がしない。
今心と体が噛み合っている。
オッドアイが怖くない。
昔はこうやって、全力で戦っていた気がする。
いつからだろう?
大虫に本気を出さなくなったのは?
でも、今なら本気で戦える。
奴は固い。
全力で殴れる。
『あの攻撃をアッパーで返したのか!』
『カケルつええええええ!』
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