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第62話
ざまあチケット3枚を使って才能値を初期状態に戻し、更に固有スキルを消し去った。
その瞬間奴の悪魔のような見た目が人に戻った。
魔王の固有スキルが消え去ったやつはかなり弱体しているはずだ。
エクスファイアが止むと、ガルウインは風をまとっていた。
「こっぽー!びっくりしたなあ!」
「あれを防ぐのか」
「ゲット、ダストのせいで強くなったゲットか。ダストも余計な事をしたねえ。こんなに強くなるなんて。さっきのは痛かったよ。弱体されても僕のウインドはLV100だよ!」
ガルウインの風魔法LVは100だ。
無詠唱で放つ高速発動。
そして特殊なエフェクトを見て、LV100だと分かった。
LV99からLV100に上がると能力が大きく上昇する。
恐らく、俺がエクスファイアを放つ瞬間に風の初級魔法を何度も使い、風のカーテンを作り上げたのだ。
LV100は厄介だ。
「風魔法でほとんど防いでいるじゃないか」
「暑いを通り越して痛かったんだ。それに髪も少し焦げたよ。ああ!頭痛がする!ダストの怨霊が、く、ゲットを殺さないと収まりそうもないなあ!」
ガルウインは無言で俺に手をかざした。
無詠唱で放たれた風の刃が飛んでくる!
「く!強い!」
俺は必至で風の刃を躱そうとするが、風の斬撃を1つ食らった。
「ファイアシールド!」
「こっぽー!僕の連撃で消し去れるんだよ!」
風の刃が何度も俺に放たれ、ファイアシールドが消され、次の詠唱が間に合わず風の斬撃を受けた。
「はあ、はあ、ヒール!」
「やっぱり!魔法攻撃に弱いね!風の刃で斬り殺してあげるよ!」
俺はガルウインの魔法攻撃によって防戦一方に追い込まれた。
ガルウインの周りを走り回り、何度も風の斬撃を受ける。
「弱点は徹底的に突かせてもらうよ!」
俺はヒールを使うが、風の斬撃によりHPがどんどん減っていく。
「ファイアシールド!」
「無駄だよー!」
ファイアシールドを張ってもすぐに壊される。
ヒールを超えるダメージを与えられ、苦戦する。
「こんの!エクスファイア!」
エクスファイアが止むと風をまとったガルウインが現れた。
「こっぽー!それ無駄だって分かってるよね!次も撃つのかい?無理だろうね。だってワザと君を消耗させたんだから。良かったね。魔物をたくさん倒せて」
これが最後のエクスファイアだった。
もう撃てない。
ガルウインの話し方を聞いて転生者だと分かったが、ガルウインはゲーム知識を生かしてゲームより強い力を手に入れ、しかも俺の弱点を狙い続けている。
ガルウインの風魔法攻撃が再開された。
く、近づけない!
魔法でも撃ち負ける。
エクスファイアはもう使えない!
頭をフル回転させるが打つ手が見えない!
3将はボロボロで、クレアとアリシアは見ると無理をして魔物を倒している。
ゼスじいは軍を指揮しており、余裕がない。
魔物を全滅させて兵で取り囲めば、いや、奴のウインド1発で兵士が何人も死ぬ。
今できるのは、ガルウインのMPを削る事か。
俺は、必死で風魔法を出来るだけ躱すが、風の連撃を受けて倒れた。
炎の鳥が現れて、その翼が俺を包む。
俺は炎に包まれながら復活した。
「こっぽー!それは知っているんだよー!」
俺はまた風の斬撃を受け続けた。
何度も何度も避けようとし、何度も何度も何度も攻撃を受けた。
そして、俺は倒れた。
体が、動かない。
「エムル、リリス、ダイヤ、MPが切れても動かれると厄介だね」
3人が風魔法を受けて倒れた。
「はあ、疲れた。剣で殺そう」
声が聞こえる。
「エステル!ゲットを癒すんじゃ!うおおおおおおおおお!」
ああ、ゼスじいが、ガルウインに突撃していく。
回復魔法を、あれ、体が、動かない。
うごけ、
うご、け、少しでいいんだ!
「ぜ、す、じい」
俺の意識が薄れていく。
【万能のゼス視点】
ワシはガルウインの前に立った。
ガルウインの変身が解けた瞬間に魔物の連携が解け、一気に魔物を倒した。
強き者は皆動けず、皮肉にも指示ばかりを出していたワシだけが元気でぴんぴんしておる。
「万能のゼスかな?」
「いかにも、じゃがワシは万能ではないわい」
「自己評価より周りの評価の方が正しいと僕は思うよ。でも、年を取りすぎているようだね」
「そうじゃな。ここでワシは死ぬじゃろう。のう、ダストの怨霊はまだ消えんのか?」
「まだ消えそうにないねえ。おお、万能のゼスもダストに恨まれているようだね。この仮面が殺せ殺せとうるさいんだ。あああ、お前を殺さないと、頭が痛くなる!」
「早く来るんじゃ!おいぼれのワシなど、魔法攻撃で簡単に倒せるじゃろ?」
「魔法を使うまでも無いよ」
「ふぉっふぉっふぉ!魔法お使うまでも無いではなく、使えないの間違いじゃろ?」
その瞬間に風の斬撃がワシを襲った。
その攻撃を避けきれず、十字に切り裂かれた。
これでいいんじゃ!
もっと魔法を使うんじゃ!
ゲットにはもう、魔法を使わせない!
ワシが全部受ける!
「ヒール!ヒール!はあ、はあ、どうしたんじゃ?今のでMPが切れたかの?」
「こっぽー!挑発のつもりかい!それには乗らないよ!」
「プロテクト!」
ワシの得意な魔法じゃ。
体を光のバリアが覆って攻撃を防ぐ。
MPを多く消耗する、長くはもたないじゃろう。
全力で行く!
ガルウインが近づく瞬間にポーションを投げた。
ワシもろとも爆発ポーションでダメージを与える。
「こっぽ!」
「ショック!」
虚を突いた隙にメイスの先端から痺れの電撃を放ち、ガルウインに状態異常を仕掛ける。
ガルウインの動きが少しだけ鈍くなった。
更に毒のポーションを使った。
ワシの周りに毒の霧が発生する。
ワシもろとも毒を受けるか風魔法を使うか選べ!
ガルウインは風をまとって後ろに下がった。
それでいい!
ワシに近づいた瞬間ワシもろとも爆発ポーションと毒のポーションを使う!
近づけばどうなるか味合わせてやった。
ガルウインは風魔法でワシを殺しに来る!
それでいい!
撃ってこい!ガルウイン!
ワシはステップを踏んで後ろに下がった。
「リカバリー!」
ワシにかかった毒の状態異常を回復する。
「そうか、本当に、ここで死ぬ気なんだね!望み通り魔法で殺してあげるよ!」
ふぉっふぉ、ガルウインの言葉で確信した。
ワシに近づけばまた同じ目に合うと思わせる事が出来たわい。
ガルウインはワシを、魔法で殺すだろう。
ゲットに撃つ分の魔法はすべてワシが受ける!
その瞬間奴の悪魔のような見た目が人に戻った。
魔王の固有スキルが消え去ったやつはかなり弱体しているはずだ。
エクスファイアが止むと、ガルウインは風をまとっていた。
「こっぽー!びっくりしたなあ!」
「あれを防ぐのか」
「ゲット、ダストのせいで強くなったゲットか。ダストも余計な事をしたねえ。こんなに強くなるなんて。さっきのは痛かったよ。弱体されても僕のウインドはLV100だよ!」
ガルウインの風魔法LVは100だ。
無詠唱で放つ高速発動。
そして特殊なエフェクトを見て、LV100だと分かった。
LV99からLV100に上がると能力が大きく上昇する。
恐らく、俺がエクスファイアを放つ瞬間に風の初級魔法を何度も使い、風のカーテンを作り上げたのだ。
LV100は厄介だ。
「風魔法でほとんど防いでいるじゃないか」
「暑いを通り越して痛かったんだ。それに髪も少し焦げたよ。ああ!頭痛がする!ダストの怨霊が、く、ゲットを殺さないと収まりそうもないなあ!」
ガルウインは無言で俺に手をかざした。
無詠唱で放たれた風の刃が飛んでくる!
「く!強い!」
俺は必至で風の刃を躱そうとするが、風の斬撃を1つ食らった。
「ファイアシールド!」
「こっぽー!僕の連撃で消し去れるんだよ!」
風の刃が何度も俺に放たれ、ファイアシールドが消され、次の詠唱が間に合わず風の斬撃を受けた。
「はあ、はあ、ヒール!」
「やっぱり!魔法攻撃に弱いね!風の刃で斬り殺してあげるよ!」
俺はガルウインの魔法攻撃によって防戦一方に追い込まれた。
ガルウインの周りを走り回り、何度も風の斬撃を受ける。
「弱点は徹底的に突かせてもらうよ!」
俺はヒールを使うが、風の斬撃によりHPがどんどん減っていく。
「ファイアシールド!」
「無駄だよー!」
ファイアシールドを張ってもすぐに壊される。
ヒールを超えるダメージを与えられ、苦戦する。
「こんの!エクスファイア!」
エクスファイアが止むと風をまとったガルウインが現れた。
「こっぽー!それ無駄だって分かってるよね!次も撃つのかい?無理だろうね。だってワザと君を消耗させたんだから。良かったね。魔物をたくさん倒せて」
これが最後のエクスファイアだった。
もう撃てない。
ガルウインの話し方を聞いて転生者だと分かったが、ガルウインはゲーム知識を生かしてゲームより強い力を手に入れ、しかも俺の弱点を狙い続けている。
ガルウインの風魔法攻撃が再開された。
く、近づけない!
魔法でも撃ち負ける。
エクスファイアはもう使えない!
頭をフル回転させるが打つ手が見えない!
3将はボロボロで、クレアとアリシアは見ると無理をして魔物を倒している。
ゼスじいは軍を指揮しており、余裕がない。
魔物を全滅させて兵で取り囲めば、いや、奴のウインド1発で兵士が何人も死ぬ。
今できるのは、ガルウインのMPを削る事か。
俺は、必死で風魔法を出来るだけ躱すが、風の連撃を受けて倒れた。
炎の鳥が現れて、その翼が俺を包む。
俺は炎に包まれながら復活した。
「こっぽー!それは知っているんだよー!」
俺はまた風の斬撃を受け続けた。
何度も何度も避けようとし、何度も何度も何度も攻撃を受けた。
そして、俺は倒れた。
体が、動かない。
「エムル、リリス、ダイヤ、MPが切れても動かれると厄介だね」
3人が風魔法を受けて倒れた。
「はあ、疲れた。剣で殺そう」
声が聞こえる。
「エステル!ゲットを癒すんじゃ!うおおおおおおおおお!」
ああ、ゼスじいが、ガルウインに突撃していく。
回復魔法を、あれ、体が、動かない。
うごけ、
うご、け、少しでいいんだ!
「ぜ、す、じい」
俺の意識が薄れていく。
【万能のゼス視点】
ワシはガルウインの前に立った。
ガルウインの変身が解けた瞬間に魔物の連携が解け、一気に魔物を倒した。
強き者は皆動けず、皮肉にも指示ばかりを出していたワシだけが元気でぴんぴんしておる。
「万能のゼスかな?」
「いかにも、じゃがワシは万能ではないわい」
「自己評価より周りの評価の方が正しいと僕は思うよ。でも、年を取りすぎているようだね」
「そうじゃな。ここでワシは死ぬじゃろう。のう、ダストの怨霊はまだ消えんのか?」
「まだ消えそうにないねえ。おお、万能のゼスもダストに恨まれているようだね。この仮面が殺せ殺せとうるさいんだ。あああ、お前を殺さないと、頭が痛くなる!」
「早く来るんじゃ!おいぼれのワシなど、魔法攻撃で簡単に倒せるじゃろ?」
「魔法を使うまでも無いよ」
「ふぉっふぉっふぉ!魔法お使うまでも無いではなく、使えないの間違いじゃろ?」
その瞬間に風の斬撃がワシを襲った。
その攻撃を避けきれず、十字に切り裂かれた。
これでいいんじゃ!
もっと魔法を使うんじゃ!
ゲットにはもう、魔法を使わせない!
ワシが全部受ける!
「ヒール!ヒール!はあ、はあ、どうしたんじゃ?今のでMPが切れたかの?」
「こっぽー!挑発のつもりかい!それには乗らないよ!」
「プロテクト!」
ワシの得意な魔法じゃ。
体を光のバリアが覆って攻撃を防ぐ。
MPを多く消耗する、長くはもたないじゃろう。
全力で行く!
ガルウインが近づく瞬間にポーションを投げた。
ワシもろとも爆発ポーションでダメージを与える。
「こっぽ!」
「ショック!」
虚を突いた隙にメイスの先端から痺れの電撃を放ち、ガルウインに状態異常を仕掛ける。
ガルウインの動きが少しだけ鈍くなった。
更に毒のポーションを使った。
ワシの周りに毒の霧が発生する。
ワシもろとも毒を受けるか風魔法を使うか選べ!
ガルウインは風をまとって後ろに下がった。
それでいい!
ワシに近づいた瞬間ワシもろとも爆発ポーションと毒のポーションを使う!
近づけばどうなるか味合わせてやった。
ガルウインは風魔法でワシを殺しに来る!
それでいい!
撃ってこい!ガルウイン!
ワシはステップを踏んで後ろに下がった。
「リカバリー!」
ワシにかかった毒の状態異常を回復する。
「そうか、本当に、ここで死ぬ気なんだね!望み通り魔法で殺してあげるよ!」
ふぉっふぉ、ガルウインの言葉で確信した。
ワシに近づけばまた同じ目に合うと思わせる事が出来たわい。
ガルウインはワシを、魔法で殺すだろう。
ゲットに撃つ分の魔法はすべてワシが受ける!
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