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ウインの決意
ウインとエムルは魔王城へと帰還していた。
ウインの機嫌は良かった。
ウインには計画があった。
ウインの計画はこうだ。
①魔王の元へ行く
②エムルを魔王に投げつける
③俺はバックステップで素早く後ろに下がる
④くるしゅたっと後ろを向く
⑤俺のステータスに物を言わせたダッシュで魔王城から消える
ふふふ、完璧な作戦だ。
魔王城に入るとセイラが出迎えた。
セイラは、出迎えた残り3人に後ろから押されて俺の所に迫ってきた。
セイラが赤くなる。
「セイラ、魔王はいるか?」
セイラは落ち着かない様子で言う。
「い、いるわよ。今案内するわ」
セイラの周りの者はにやにやと笑っていた。
「セイラのくっころ女騎士属性にも磨きがかかってきたね」
「な、何を訳の分からないことを言っているんですか!魔王様の所に行きますよ!」
「意味が分からなかったかい?君の性癖についてきっちり説明することになるけど大丈夫かい?」
「説明はいりません!!やめてください!!」
そうこう言っている内に応接室に着いた。
扉を開けると同時に俺はエムルを魔王に投げ飛ばそうとするが、エムルががっちりと俺に抱き着いてきた。
「ふふふ、ウイン、君はすぐ顔に出て分かりやすいんだよ!僕は君から離れないよ!」
子供が抱き着くように俺に縋りついてきた。
こいつ!諦めが悪いな!
「仲良くなったようで何よりだ。報告を聞かせてくれ」
「俺はエムルを投げ飛ばそうとしたんだ。分かってて言ってるだろ!」
魔王ガルゴン、やっぱお前ら親子だ。
「まずは座って話をしようじゃないか」
「スルーか!お前ら親子だな。似ている」
魔王は俺の話を頑なにスルーする。
俺はソファーに腰かけたが、エムルは俺に全身で抱き着いて離れなかった。
「それで交渉はうまく行ったのか?」
魔王……完全にスルーする気満々だな。
エムルはアーサー王国で起きたことを報告した。
エムル、説明がうまい。こいつ優秀なんだよな。
「なるほど、第一段階はクリア出来たか、二人とも、よくやってくれた。ありがとう」
「俺は役目を果たした。帰るぞ」
「待ってくれ!」
「待ってくれないかい!話し合おう!」
「もう少し話を聞いて!」
魔王、セイラ、エムルの3人に同時に止められた。
「もうやれることはやったはずだ。」
「まだ終わっていないんだ!この国の飢餓問題!僕を奴隷にする件!何も終わってないじゃないか!」
エムルはまともな話のついでにおかしなことを言ってくる。
おかしな発言はスルーして飢餓問題に触れた。
「飢餓問題?」
「実際に見てもらった方が良いだろう。町を見て欲しい。ついて来てくれないか?」
「分かった。見るだけ見てみよう」
【魔王城北部の町】
予想以上にひどい状態に俺は愕然とした。
ガリガリで頬はこけ、骨に皮が付いたような者までいた。
「この国は山岳地帯で寒さが厳しい。土地は農耕に向かず、魔物もゴーレムなどの食べることが出来ない敵が多く出没する。豊穣な土地を多く持つアーサー王国との交易はこの国の希望なのだ」
この国は力の無い者には生きていくだけで厳しい場所だ。
「なあ、魔王、俺のストレージに魔物の肉があるんだけど、もらってくれるかな?」
「おお!あるだけ出してほしい!対価として鉱石などの資源を出す!」
「そういう話はあとで良い。どこに出せば良い?」
「この先に広場がある!そこにお願いしたい」
「分かった」
俺はストレージから魔物の肉を取り出していった。
俺がキャンプで貯めこんだ肉すべてを出そう。
出している途中で回りがざわついていく。
「なんだあの量は!」
「軍隊でも使ったのか!」
エムルが急に大きな声を出した。
「みんな!英雄ウインがみんなに食事を施してくれる!尊敬し讃えよ!そして手伝えるものは魔物の解体と食事の炊き出しをするんだ!」
「セイラ!動けるものを全員招集しろ!」
「分かりました。すぐに連れてきます」
周りがあわただしく動き出した。
広場を埋め尽くすほどの魔物を出したが、まだ肉はある。
「魔王、もっとあるんだけど次はどこに置けば良い?」
「な!まだあるのか!」
「すぐに置き場を作るよ!」
こうして魔王・エムルは不眠不休で働くことになった。
だが、魔王・エムル・セイラだけではなく、他の者も笑顔に見える。
出してよかったとそう思えた。
辺りが暗くなり、焚火をしながら俺はぼーっと考えていた。
飢餓か……思ったより悲惨だな。
俺が12才の時、エムルたちと会った時の村人はガリガリだった。
あの村も飢餓が起きていたのか?
俺は気づかなかった。
決めた、俺は出来る範囲でみんなを助ける。
もちろんどこまで助けになるか分からないけど、しばらくはみんなを助けるために動いてみよう!
魔王が俺の所に歩いてきた。
「本当に助かった。この国の民が救われた。」
「他に何か出来る事はあるか?」
「おお!助かる!たくさんあるが今はもう一度アーサー王国に向かってほしい。アーサー王国の食料とこちらの資源や魔道具と交換をしたい。その為の交易路の確保が必要だ。その件を詰めていきたいと考えている」
「うん、なるほどね。行って来るよ」
「エムルを連れて行って欲しい。私の代理として交渉を任せたい」
「エムル……か」
嫌な予感がする。
国の交渉はうまくこなすだろう。
それ以外の不安が大きい。
「あれで優秀な奴だ。きっとこの国の民を救ってくれる」
「優秀だな。ただ、あの性格だけ何とか出来ないか?」
「……難しい。出来たらとっくにやっている。所で、魔物の肉のお礼だが、鉱石などの素材で良いか?」
魔王の『出来たらとっくにやっている』という時の顔にとてつもない闇を感じる。
「そういうのは後で良い」
「いや、対価は必要だ」
「株とかそういうのは無いのか?株券なら、俺に払う対価を実質後払いできるし、俺が投資してる形になるから、その投資で国を発展させられるだろ?」
「株券は無いんだよ。この国は管理が適当で今の所土台が整っていないからね。今から準備を始めてもしばらくはかかるよ」
エムルが俺の腕に絡みつきながら言った。
「なあ、俺がすぐにアーサー王国に行くついでに魔道具や鉱石を持って行って、食料と交換しないか?交渉はよくわからないからエムルにやってもらう感じになるけど。交渉をその場でして早く動いた方がいい気がする」
「ご主人様の財産を管理するのも奴隷メイドである僕の役目だよ!安心してほしい!執事としての能力もあるから力になれるよ!」
「鉱石の準備が整うまで、俺は魔物を狩ってきて良いか?」
「5日で出来るだけの用意をする。6日目の朝にまたここに来て欲しい。後は、魔物の肉の対価は分割払いで頼む。一回で用意しきれんのだ」
「分かった」
「僕も一緒に行きたいけど、仕事があるんだ。残念だよ」
「お前、人としての心を持ってたんだな!よしよし」
俺はエムルの頭をなでた
「ああ、気持ちいいよ。でもその発言には少し引っかかるんだ。」
俺は南西の魔の森へ行き、魔物を5日間狩りまくった。
そして、戻ってから魔物の肉を出すと、また驚かれた。
「多すぎるな!」
「さすがだよ。英雄ウインにして魔王の娘を奴隷にするものだね」
俺はエムルの変態発言はスルーした。
最近分かったんだが、こいつの変態発言に乗ってはいけない!
話が脱線しておかしくなる!
「さあ、アーサー王国に向かおうじゃないか!」
「ああ、行こうか」
ウインの機嫌は良かった。
ウインには計画があった。
ウインの計画はこうだ。
①魔王の元へ行く
②エムルを魔王に投げつける
③俺はバックステップで素早く後ろに下がる
④くるしゅたっと後ろを向く
⑤俺のステータスに物を言わせたダッシュで魔王城から消える
ふふふ、完璧な作戦だ。
魔王城に入るとセイラが出迎えた。
セイラは、出迎えた残り3人に後ろから押されて俺の所に迫ってきた。
セイラが赤くなる。
「セイラ、魔王はいるか?」
セイラは落ち着かない様子で言う。
「い、いるわよ。今案内するわ」
セイラの周りの者はにやにやと笑っていた。
「セイラのくっころ女騎士属性にも磨きがかかってきたね」
「な、何を訳の分からないことを言っているんですか!魔王様の所に行きますよ!」
「意味が分からなかったかい?君の性癖についてきっちり説明することになるけど大丈夫かい?」
「説明はいりません!!やめてください!!」
そうこう言っている内に応接室に着いた。
扉を開けると同時に俺はエムルを魔王に投げ飛ばそうとするが、エムルががっちりと俺に抱き着いてきた。
「ふふふ、ウイン、君はすぐ顔に出て分かりやすいんだよ!僕は君から離れないよ!」
子供が抱き着くように俺に縋りついてきた。
こいつ!諦めが悪いな!
「仲良くなったようで何よりだ。報告を聞かせてくれ」
「俺はエムルを投げ飛ばそうとしたんだ。分かってて言ってるだろ!」
魔王ガルゴン、やっぱお前ら親子だ。
「まずは座って話をしようじゃないか」
「スルーか!お前ら親子だな。似ている」
魔王は俺の話を頑なにスルーする。
俺はソファーに腰かけたが、エムルは俺に全身で抱き着いて離れなかった。
「それで交渉はうまく行ったのか?」
魔王……完全にスルーする気満々だな。
エムルはアーサー王国で起きたことを報告した。
エムル、説明がうまい。こいつ優秀なんだよな。
「なるほど、第一段階はクリア出来たか、二人とも、よくやってくれた。ありがとう」
「俺は役目を果たした。帰るぞ」
「待ってくれ!」
「待ってくれないかい!話し合おう!」
「もう少し話を聞いて!」
魔王、セイラ、エムルの3人に同時に止められた。
「もうやれることはやったはずだ。」
「まだ終わっていないんだ!この国の飢餓問題!僕を奴隷にする件!何も終わってないじゃないか!」
エムルはまともな話のついでにおかしなことを言ってくる。
おかしな発言はスルーして飢餓問題に触れた。
「飢餓問題?」
「実際に見てもらった方が良いだろう。町を見て欲しい。ついて来てくれないか?」
「分かった。見るだけ見てみよう」
【魔王城北部の町】
予想以上にひどい状態に俺は愕然とした。
ガリガリで頬はこけ、骨に皮が付いたような者までいた。
「この国は山岳地帯で寒さが厳しい。土地は農耕に向かず、魔物もゴーレムなどの食べることが出来ない敵が多く出没する。豊穣な土地を多く持つアーサー王国との交易はこの国の希望なのだ」
この国は力の無い者には生きていくだけで厳しい場所だ。
「なあ、魔王、俺のストレージに魔物の肉があるんだけど、もらってくれるかな?」
「おお!あるだけ出してほしい!対価として鉱石などの資源を出す!」
「そういう話はあとで良い。どこに出せば良い?」
「この先に広場がある!そこにお願いしたい」
「分かった」
俺はストレージから魔物の肉を取り出していった。
俺がキャンプで貯めこんだ肉すべてを出そう。
出している途中で回りがざわついていく。
「なんだあの量は!」
「軍隊でも使ったのか!」
エムルが急に大きな声を出した。
「みんな!英雄ウインがみんなに食事を施してくれる!尊敬し讃えよ!そして手伝えるものは魔物の解体と食事の炊き出しをするんだ!」
「セイラ!動けるものを全員招集しろ!」
「分かりました。すぐに連れてきます」
周りがあわただしく動き出した。
広場を埋め尽くすほどの魔物を出したが、まだ肉はある。
「魔王、もっとあるんだけど次はどこに置けば良い?」
「な!まだあるのか!」
「すぐに置き場を作るよ!」
こうして魔王・エムルは不眠不休で働くことになった。
だが、魔王・エムル・セイラだけではなく、他の者も笑顔に見える。
出してよかったとそう思えた。
辺りが暗くなり、焚火をしながら俺はぼーっと考えていた。
飢餓か……思ったより悲惨だな。
俺が12才の時、エムルたちと会った時の村人はガリガリだった。
あの村も飢餓が起きていたのか?
俺は気づかなかった。
決めた、俺は出来る範囲でみんなを助ける。
もちろんどこまで助けになるか分からないけど、しばらくはみんなを助けるために動いてみよう!
魔王が俺の所に歩いてきた。
「本当に助かった。この国の民が救われた。」
「他に何か出来る事はあるか?」
「おお!助かる!たくさんあるが今はもう一度アーサー王国に向かってほしい。アーサー王国の食料とこちらの資源や魔道具と交換をしたい。その為の交易路の確保が必要だ。その件を詰めていきたいと考えている」
「うん、なるほどね。行って来るよ」
「エムルを連れて行って欲しい。私の代理として交渉を任せたい」
「エムル……か」
嫌な予感がする。
国の交渉はうまくこなすだろう。
それ以外の不安が大きい。
「あれで優秀な奴だ。きっとこの国の民を救ってくれる」
「優秀だな。ただ、あの性格だけ何とか出来ないか?」
「……難しい。出来たらとっくにやっている。所で、魔物の肉のお礼だが、鉱石などの素材で良いか?」
魔王の『出来たらとっくにやっている』という時の顔にとてつもない闇を感じる。
「そういうのは後で良い」
「いや、対価は必要だ」
「株とかそういうのは無いのか?株券なら、俺に払う対価を実質後払いできるし、俺が投資してる形になるから、その投資で国を発展させられるだろ?」
「株券は無いんだよ。この国は管理が適当で今の所土台が整っていないからね。今から準備を始めてもしばらくはかかるよ」
エムルが俺の腕に絡みつきながら言った。
「なあ、俺がすぐにアーサー王国に行くついでに魔道具や鉱石を持って行って、食料と交換しないか?交渉はよくわからないからエムルにやってもらう感じになるけど。交渉をその場でして早く動いた方がいい気がする」
「ご主人様の財産を管理するのも奴隷メイドである僕の役目だよ!安心してほしい!執事としての能力もあるから力になれるよ!」
「鉱石の準備が整うまで、俺は魔物を狩ってきて良いか?」
「5日で出来るだけの用意をする。6日目の朝にまたここに来て欲しい。後は、魔物の肉の対価は分割払いで頼む。一回で用意しきれんのだ」
「分かった」
「僕も一緒に行きたいけど、仕事があるんだ。残念だよ」
「お前、人としての心を持ってたんだな!よしよし」
俺はエムルの頭をなでた
「ああ、気持ちいいよ。でもその発言には少し引っかかるんだ。」
俺は南西の魔の森へ行き、魔物を5日間狩りまくった。
そして、戻ってから魔物の肉を出すと、また驚かれた。
「多すぎるな!」
「さすがだよ。英雄ウインにして魔王の娘を奴隷にするものだね」
俺はエムルの変態発言はスルーした。
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