小さな狼

KS

文字の大きさ
6 / 50
きっかけ

2

しおりを挟む
スーパーで買い物をしている途中、夕凪君がある物を見つけた

『ねぇねぇ龍妃さん』

『どうしたの?』

指差す方にあったのはワゴンセールに出ている缶詰めの山

『何か欲しい物でもある?』

『サバ缶が食べたい』

ちょっと照れた様子で答える夕凪君

かなり可愛い

『いいよ、安いし食べよっか』

笑って答えると笑顔で持ってきた

子供みたいだな…

そんなとこも可愛いなぁ

デレデレしながらレジへ向かう

お金を払いエコバッグえ詰めていく

荷物は夕凪君が持ってくれてるから助かる

『ねぇ龍妃さん』

『どぉしたの?』

真面目そうな感じで呼ばれたのでちょっとびっくりした

『ご飯の時に、話がしたいんだけど…良いかな?』

『うん?今じゃダメなの?』

『うん、二人っきりの時に………話がしたい』

下向きに話してるから表情が伺えない

何だろ………

『じゃあご飯出来たらまた呼ぶね』

『うん、お願いします』

夕凪君が部屋に入って行くのを見送った後、自分の部屋に戻って晩ご飯の支度を始めた

今日はサラダとサバ缶

何だろ………

違和感しかない

まぁ野菜は大事だし、サバの味噌煮美味しいし良いよね

ご飯が炊けるまでの間に洗濯とかしちゃおっと



電子音とともにご飯が炊けた

サバの味噌煮をちょっとレンジで温めて夕凪君もを呼びに行く

いちようノックして入る

『夕凪く~ん、ご飯出来たよ~』

覗いてみると真っ暗だった

『夕凪君?』

奥の方から寝息が聞こえる

寝てるのか

とりあえず揺すって起こす

『夕凪君、ご飯出来たよ~』

『ん………龍妃さん………はい………今おきます………』

寝ぼけた夕凪君………

超可愛い~!

『ほら起きて、ご飯食べよ』

頭を撫でられながら目をこする夕凪君

暑かったのか上は裸でジャージ姿が何とも言えない可愛らしさが溢れている

ティシャツを着てトコトコと歩き出す夕凪君の後ろから私もついて行った


 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

6回目のさようなら

音爽(ネソウ)
恋愛
恋人ごっこのその先は……

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

お兄様「ねえ、イケナイ事をしよっか♡」

小野
恋愛
父が再婚して新しく出来たお兄様と『イケナイ事』をする義妹の話。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

離した手の温もり

橘 凛子
恋愛
3年前、未来を誓った君を置いて、私は夢を追いかけた。キャリアを優先した私に、君と会う資格なんてないのかもしれない。それでも、あの日の選択をずっと後悔している。そして今、私はあの場所へ帰ってきた。もう一度、君に会いたい。ただ、ごめんなさいと伝えたい。それだけでいい。それ以上の願いは、もう抱けないから。

拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました

星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎ 王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝―― 路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。 熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。 「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」 甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。 よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、 気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて―― しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!? 「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」 年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。 ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。

処理中です...