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発端
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取り敢えず上がってもらい、中で話をしてもらう事にした
台所でお茶を沸かしながら様子を伺っても何にも会話をしていない…
でも秀狼様って呼んでたからな…
『どうぞ、粗茶ですけど』
『ありがとうございます、桜木様…』
『いえ、あの…』
様って呼ばれたこと無いからどぉ対応して良いか分からない…
『まず、桜木様の面倒を見て頂き旦那様の代わりましてお礼を申し上げます』
『い、いえ!私の方こそ…ヒロ君にはお世話になってます…』
深々と頭を下げられたのにつられて私も頭を下げた
まぁ…うん、私もお世話になってるしね
持ちつ持たれつって感じかな
内心デレデレしながら正樹さんの話を聞いていた
『私代々、夕凪家に使える執事の榊正樹と言います。産まれた時から秀狼様のお世話をしています』
『はぁ…そぉなんですか』
『はい、この度は秀狼様に伝えたい事があり来ました』
『なるほど…』
『僕は戻る気はありません』
今まで黙っていたヒロ君が口を開いた
そぉいえばヒロ君から家族の話を聞いたことが無かった
『僕は今の生活が好きです。自由に出来るし、何よりも龍妃さんと一緒にいる時間が大好きです…』
『秀狼様…』
そぉ言うとヒロ君が抱きついて来てくれた
な、なにこの素敵展開…
だけどヒロ君の姿は怯えた子供みたいな姿だった
台所でお茶を沸かしながら様子を伺っても何にも会話をしていない…
でも秀狼様って呼んでたからな…
『どうぞ、粗茶ですけど』
『ありがとうございます、桜木様…』
『いえ、あの…』
様って呼ばれたこと無いからどぉ対応して良いか分からない…
『まず、桜木様の面倒を見て頂き旦那様の代わりましてお礼を申し上げます』
『い、いえ!私の方こそ…ヒロ君にはお世話になってます…』
深々と頭を下げられたのにつられて私も頭を下げた
まぁ…うん、私もお世話になってるしね
持ちつ持たれつって感じかな
内心デレデレしながら正樹さんの話を聞いていた
『私代々、夕凪家に使える執事の榊正樹と言います。産まれた時から秀狼様のお世話をしています』
『はぁ…そぉなんですか』
『はい、この度は秀狼様に伝えたい事があり来ました』
『なるほど…』
『僕は戻る気はありません』
今まで黙っていたヒロ君が口を開いた
そぉいえばヒロ君から家族の話を聞いたことが無かった
『僕は今の生活が好きです。自由に出来るし、何よりも龍妃さんと一緒にいる時間が大好きです…』
『秀狼様…』
そぉ言うとヒロ君が抱きついて来てくれた
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