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「し、ししし」
知っているも何もない。頭の中に冷めた眼差しが浮かび上がる。
「優愛より少しばかり年上だがな。甘えん坊の優愛には、むしろちょうどいい。しっかりしているし、福永くんなら、パパも安心して優愛と会社を任せられる」
「待って、待って。この前のって本気だったの?」
冗談だと思っていたのに。
いつの間に福永さんは、そんなにもパパの信用を得たのだろうか。
確かに仕事はできる。しょっちゅう福永さんの悪口を並べ立てている琴音だって、それは認めざるを得ないほどだ。いや、そんなことだってどうでもいい。
「わたしまだ、結婚なんて考えたこともないよ」
やっと本音を言えた。だって、恋をしたこともないのに。
そう言われることは予測済みらしい。パパは深く頷いてから言った。
「今すぐどうこうってわけじゃないさ。ただ、いつかは優愛だって結婚する。その候補生として、福永くんとのことをちょっと考えてみてくれってことだ」
「ちょっとって……そ、それ、福永さんにはもう了承済みなの?」
パパはふがいないというふうに眉尻を下げて、首を振った。
「いや、実はまだ交渉中なんだ」
座っているのに立ちくらみしそうになった。
どちらにしたって、話は耳に入っているということだ。
「一緒に過ごすうちに、恋愛感情が生まれてくるって話はよく聞くだろ。もしかしたら、優愛の中の人を好きになる気持ちってやつも、そうやって少しずつ成長するのかもしれない」
「そ、それはわからないでもないけど……」
「そうだろ? じゃあ」
「ちょ、ちょっと待ってってば。福永さんが困るよ。付き合ってる人がいるかもだし」
とっさの言い訳ではあるけど、まったく考えていないことでもなかった。
福永さんと同い年の姉は結婚するのだ。それだって、世間一般的には決して早いほうではないのだから、福永さんに特定の相手がいたって不思議なことではない。
「その心配はない。福永くんは今フリーだそうだ」
「そ、そう。て言うか、パパは知らないの?」
「何がだ?」
「福永さんは何て言うか……評判が」
「ああ。あんまり良くないらしいな」
パパは苦笑する。
「知ってるんだ」
「真面目なだけだよ。根は優しい良い青年だ」
その言葉に、午後のことがフィードバックされた。
突然、目の前に置いていかれたペットボトル。わたしが好きな飲み物だったことは、きっと偶然。それでも、琴音のセリフからわたしの体調を知って、気遣ってくれたことは、たぶん間違いない。
「で、でも、こんな急に」
姉が出ていく日が差し迫ってきて、急に不安を覚えたのだろうか。
成人を迎えても、わたしに恋人ができる兆しはない。跡継ぎにしたいわたしが恋を知らないままでは、会社はどうであれ、いずれこの家が絶えてしまう。
「優愛。親というものは、自分の子供には順調に、世界一幸せな一生を歩んで欲しいと願うものなんだ」
パパはきゅっと真剣な顔をして、それから、少しだけ悲しそうになった。
「障害となるものを親が設けることがあってはならないし、もし設けてしまったなら、どんなことをしても排除したい。排除できないものであるなら、歩みを全力でサポートする。それが子供への償いだと思う」
「パパ……」
パパは責任を感じている。
十五年前。わたしが溺れかけたあの日。日曜日だったはずだ。
河川敷では、パパが主催した社員交流会のバーベキューが行われていた。
そこに、わたしたち姉妹もいた。
会社のイベントには当時、パパとママ、必ず夫婦揃って出席していた。わたしがまだ幼かったこともあり、子煩悩なパパがわたしたちをイベントに同行させることは、珍しいことではなかったのだ。
事故は突然に起きた。
あの朝、上流の地域で激しいゲリラ豪雨が降った。その雨で急激に水かさが増し、鉄砲水のようになって下流に押し寄せてきた。
わたしは中州で一人で遊んでいた。泥を含んだ濁った水に飲み込まれたのは、あっという間のことだったらしい。
何もかも不可抗力。あの瞬間、パパもママも姉にも、何かが出来たわけではないと思う。それなのに、わたしが事故に遭ったこと、それが原因のトラウマに今でも悩まされていることを、自分のせいだと悔やんでいる。
「優愛。福永くんはあれで包容力のある男性だ。問題の答えを導く能力にも長けている。きっと、優愛の心の問題も解き明かしてくれる。パパはそう思うんだ」
唐突でも何でもない。
どうにかしてトラウマだけでも取り除いてやれないかと、パパはずっと考えてくれていた。切り出すタイミングを見計らっていただけだ。
気持ちはありがたい。でも、結婚が唯一の方法ではないと思う。しかも、よりによって相手が福永さんだなんて。
パパがそこまで言い切るということは、本当に悪い人ではないのかもしれない。
そうは言ってもやっぱり、結婚もお見合いも、わたしにはまだ早い。もちろん、年齢的な意味合いではなく。
「パパの気持ちは嬉しいけど……」
「本当に急ぐ必要はないんだ。とりあえず一度、食事にでも行ってみないか? 段取りはパパがつけてやるから」
「え、いやいや、だめだってば」
「なぜ」
「え? それはだって、えっと、嫌われてるし……」
そうだ。そもそもわたしは福永さんに嫌われている。
だから、福永さんだって話を受け入れないのだ。社長の娘との結婚は、出世欲がある男性なら決して悪い話ではない。しかも、社長直々のお願いであるのに、だ。
その言葉にパパは目をしばたたき、すぐに爆笑した。
「もしかして、今日の会議のことか?」
「そ、それもあるけど、それだけじゃなくて」
「あれはしかたがないよ。二人がコソコソ喋っているのなんて、周りに丸わかりだったからな」
「そうなの!?」
「あそこで福永くんが注意しなかったら、あとで過保護だとパパが笑われていたことだろうよ」
「あ……」
「パパが身内びいきしない方針は、社内の誰もが知っていることだが、それだって、社長の目の前で娘を注意するのは勇気がいる。その点彼は、自分を犠牲にすることは厭わない人間だからね」
そう言った時のパパの目は、なぜか苦しそうに見えた。
「二人でずいぶん楽しそうね」
マグカップを片手に持ったママが、ふらりとダイニングに現れた。
落ちくぼんだうつろな目のまま、パパの後ろを通り過ぎてカウンターに向かう。琥珀色のコーヒーが入ったガラス製のポットを手に取った。
「ただいま。まとまったかい?」
パパは少し落ち着きなさげに問いかけた。ママは肩をすくめる。
「ここが弱点かしらと目星がつくくらいは」
「大きな進歩じゃないか」
「ここからが大変なのよ」
「まぁ、焦らなくていい。まだ四ヶ月以上あるからね。ひとまず、まとまったところまで目を通させてくれ」
この夏、新しい「BEYOK」の店舗をオープンさせる予定になっている。
場所は隣の県にある、大型ショッピングモール内。バブルが弾ける前まで支店があった施設だ。だから、これは新規出店と言うより、返り咲きと言ったほうが正しい。
バブル期が終わりを告げたのは、パパたちが会社を引き継いですぐのことだったという。直接的な関係はないにしても、撤退は相当悔やまれたはず。その悔しさをバネに並々ならぬ努力を重ねた甲斐あって、再び出店にこぎつけた。
オープニングセールは、多くのお客さんに認知される良い機会。今度こそ息の長い店舗にするために、パパはもちろん副社長であるママも準備に忙しい。
「ねぇ、ママ。聞いた? パパってばさ」
口を尖らせて訴えようとしたのは、ママを味方につけて、お見合いの話をパパに諦めさせられないかと考えたからだ。ママも賛成しているなら八方塞がりだけど、そうでないなら、勝ち目は断然ある。なにせママには、文字通り口撃があるのだから。
だけど、それは叶わなかった。
「優愛、その話はまた今度にしよう」
パパが慌てて遮ってきたことで、納得できないと思いつつも、結局うやむやになってしまったのだった。
知っているも何もない。頭の中に冷めた眼差しが浮かび上がる。
「優愛より少しばかり年上だがな。甘えん坊の優愛には、むしろちょうどいい。しっかりしているし、福永くんなら、パパも安心して優愛と会社を任せられる」
「待って、待って。この前のって本気だったの?」
冗談だと思っていたのに。
いつの間に福永さんは、そんなにもパパの信用を得たのだろうか。
確かに仕事はできる。しょっちゅう福永さんの悪口を並べ立てている琴音だって、それは認めざるを得ないほどだ。いや、そんなことだってどうでもいい。
「わたしまだ、結婚なんて考えたこともないよ」
やっと本音を言えた。だって、恋をしたこともないのに。
そう言われることは予測済みらしい。パパは深く頷いてから言った。
「今すぐどうこうってわけじゃないさ。ただ、いつかは優愛だって結婚する。その候補生として、福永くんとのことをちょっと考えてみてくれってことだ」
「ちょっとって……そ、それ、福永さんにはもう了承済みなの?」
パパはふがいないというふうに眉尻を下げて、首を振った。
「いや、実はまだ交渉中なんだ」
座っているのに立ちくらみしそうになった。
どちらにしたって、話は耳に入っているということだ。
「一緒に過ごすうちに、恋愛感情が生まれてくるって話はよく聞くだろ。もしかしたら、優愛の中の人を好きになる気持ちってやつも、そうやって少しずつ成長するのかもしれない」
「そ、それはわからないでもないけど……」
「そうだろ? じゃあ」
「ちょ、ちょっと待ってってば。福永さんが困るよ。付き合ってる人がいるかもだし」
とっさの言い訳ではあるけど、まったく考えていないことでもなかった。
福永さんと同い年の姉は結婚するのだ。それだって、世間一般的には決して早いほうではないのだから、福永さんに特定の相手がいたって不思議なことではない。
「その心配はない。福永くんは今フリーだそうだ」
「そ、そう。て言うか、パパは知らないの?」
「何がだ?」
「福永さんは何て言うか……評判が」
「ああ。あんまり良くないらしいな」
パパは苦笑する。
「知ってるんだ」
「真面目なだけだよ。根は優しい良い青年だ」
その言葉に、午後のことがフィードバックされた。
突然、目の前に置いていかれたペットボトル。わたしが好きな飲み物だったことは、きっと偶然。それでも、琴音のセリフからわたしの体調を知って、気遣ってくれたことは、たぶん間違いない。
「で、でも、こんな急に」
姉が出ていく日が差し迫ってきて、急に不安を覚えたのだろうか。
成人を迎えても、わたしに恋人ができる兆しはない。跡継ぎにしたいわたしが恋を知らないままでは、会社はどうであれ、いずれこの家が絶えてしまう。
「優愛。親というものは、自分の子供には順調に、世界一幸せな一生を歩んで欲しいと願うものなんだ」
パパはきゅっと真剣な顔をして、それから、少しだけ悲しそうになった。
「障害となるものを親が設けることがあってはならないし、もし設けてしまったなら、どんなことをしても排除したい。排除できないものであるなら、歩みを全力でサポートする。それが子供への償いだと思う」
「パパ……」
パパは責任を感じている。
十五年前。わたしが溺れかけたあの日。日曜日だったはずだ。
河川敷では、パパが主催した社員交流会のバーベキューが行われていた。
そこに、わたしたち姉妹もいた。
会社のイベントには当時、パパとママ、必ず夫婦揃って出席していた。わたしがまだ幼かったこともあり、子煩悩なパパがわたしたちをイベントに同行させることは、珍しいことではなかったのだ。
事故は突然に起きた。
あの朝、上流の地域で激しいゲリラ豪雨が降った。その雨で急激に水かさが増し、鉄砲水のようになって下流に押し寄せてきた。
わたしは中州で一人で遊んでいた。泥を含んだ濁った水に飲み込まれたのは、あっという間のことだったらしい。
何もかも不可抗力。あの瞬間、パパもママも姉にも、何かが出来たわけではないと思う。それなのに、わたしが事故に遭ったこと、それが原因のトラウマに今でも悩まされていることを、自分のせいだと悔やんでいる。
「優愛。福永くんはあれで包容力のある男性だ。問題の答えを導く能力にも長けている。きっと、優愛の心の問題も解き明かしてくれる。パパはそう思うんだ」
唐突でも何でもない。
どうにかしてトラウマだけでも取り除いてやれないかと、パパはずっと考えてくれていた。切り出すタイミングを見計らっていただけだ。
気持ちはありがたい。でも、結婚が唯一の方法ではないと思う。しかも、よりによって相手が福永さんだなんて。
パパがそこまで言い切るということは、本当に悪い人ではないのかもしれない。
そうは言ってもやっぱり、結婚もお見合いも、わたしにはまだ早い。もちろん、年齢的な意味合いではなく。
「パパの気持ちは嬉しいけど……」
「本当に急ぐ必要はないんだ。とりあえず一度、食事にでも行ってみないか? 段取りはパパがつけてやるから」
「え、いやいや、だめだってば」
「なぜ」
「え? それはだって、えっと、嫌われてるし……」
そうだ。そもそもわたしは福永さんに嫌われている。
だから、福永さんだって話を受け入れないのだ。社長の娘との結婚は、出世欲がある男性なら決して悪い話ではない。しかも、社長直々のお願いであるのに、だ。
その言葉にパパは目をしばたたき、すぐに爆笑した。
「もしかして、今日の会議のことか?」
「そ、それもあるけど、それだけじゃなくて」
「あれはしかたがないよ。二人がコソコソ喋っているのなんて、周りに丸わかりだったからな」
「そうなの!?」
「あそこで福永くんが注意しなかったら、あとで過保護だとパパが笑われていたことだろうよ」
「あ……」
「パパが身内びいきしない方針は、社内の誰もが知っていることだが、それだって、社長の目の前で娘を注意するのは勇気がいる。その点彼は、自分を犠牲にすることは厭わない人間だからね」
そう言った時のパパの目は、なぜか苦しそうに見えた。
「二人でずいぶん楽しそうね」
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落ちくぼんだうつろな目のまま、パパの後ろを通り過ぎてカウンターに向かう。琥珀色のコーヒーが入ったガラス製のポットを手に取った。
「ただいま。まとまったかい?」
パパは少し落ち着きなさげに問いかけた。ママは肩をすくめる。
「ここが弱点かしらと目星がつくくらいは」
「大きな進歩じゃないか」
「ここからが大変なのよ」
「まぁ、焦らなくていい。まだ四ヶ月以上あるからね。ひとまず、まとまったところまで目を通させてくれ」
この夏、新しい「BEYOK」の店舗をオープンさせる予定になっている。
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バブル期が終わりを告げたのは、パパたちが会社を引き継いですぐのことだったという。直接的な関係はないにしても、撤退は相当悔やまれたはず。その悔しさをバネに並々ならぬ努力を重ねた甲斐あって、再び出店にこぎつけた。
オープニングセールは、多くのお客さんに認知される良い機会。今度こそ息の長い店舗にするために、パパはもちろん副社長であるママも準備に忙しい。
「ねぇ、ママ。聞いた? パパってばさ」
口を尖らせて訴えようとしたのは、ママを味方につけて、お見合いの話をパパに諦めさせられないかと考えたからだ。ママも賛成しているなら八方塞がりだけど、そうでないなら、勝ち目は断然ある。なにせママには、文字通り口撃があるのだから。
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