新米♂サキュバス♂ですが異世界の男の子をたらし込みますっ! ~エロいだけの黒髪少年が魔王になるまでの物語~

アメショもどき

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序章 最前線

2話 幼馴染

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 僕の担当のテントでの『衛生活動』を終えて、もう一つの担当テントの入口をくぐる。

 テントの中には黒髪で鳶色の目をしたやんちゃそうな少年が、いつも通りベッドに腰掛けて僕を待っていた。

「アヤセ少尉、今日の『活動』が終わったので報告に来ました」

「ふん、毎日ご苦労なこったな」

 この少年……アヤセ少尉は僕の担当している小隊の小隊長で、一応僕の直属の上官ということになる。

「……相変わらず汚いな。
 さっさと、身体を拭け」

「はい、ありがとうございます、アヤセ少尉」

 お言葉に甘えて少尉の用意してくれた水で、色々ドロドロになっている体を拭かせてもらう。

 ここ数日、水の補給に問題があったらしくて、将校未満は飲水以外の使用を制限されてたから助かる。

「…………誰もいないときはクロウでいいって言ったろ」

 体を拭く僕のことを見ていた少尉……クロウくんが小さく呟いた。

 クロウくんとは同じ集落出身の幼馴染で、同じ時期にこの前線に配備された。

 と言っても、九男とは言え地主の息子であるクロウくんは将校として、なんの取り柄もなかった僕は衛生兵としてだったけど。

「あ、うん、ごめん、クロウくん」

 ここまでのやり取りが毎日のルーチンワークだ。

 毎日やっていることなのに、いつまで経ってもクロウくんが少し照れ気味なのが面白い。

 故郷にいた頃のクロウくんは鼻持ちならない金持ちのボンボンと言った感じで、貧乏だった僕のことを取り巻きと一緒によくからかって遊んでた。

 でも、ここで再び顔を合わせてからは同郷のよしみもあってか、好意に近いものを寄せてくれている。

 本人は隠しているつもりみたいだけど、隊での移動のときも僕の荷物をみんなで分担して持つように指示したり、配給のご飯が僕だけ少し多かったり色々見え見えだ。

 見え見えだけど、僕としては気づかないふりでいる。

 隊長と馴れ合いすぎて隊の兵隊たちに不満を持たれても困るし、なにより、こうやってなびかない態度を見せておいたほうがクロウくんの気が引ける。

 クロウくんのことが嫌いではないのはもちろんだけど、軍隊の下っ端としては上官に気に入られているかどうかは死活問題だ。

 せっかくクロウくんが僕のことを気に入ってくれているんだから、ちょっと甘えさせてもらおう。

「クロウくん、身体、洗い終わったよ」

「……それじゃ、さっさと来い」

 クロウくんに呼ばれるまま、ベッドの上に上がって横になる。

 裸で横たわる僕の体をクロウくんはすごいエッチなものであるかのように恥ずかしそうに見ているのが面白い。

 故郷ではそんな事はもちろんなかったし、クロウくんには奥さんもいて、出兵するときには奥さんのお腹の中に子供もいたのに面白いものだ。

 他の兵隊さんたちだって、別に男色趣味があったわけじゃないだろうけど、まあ、生活環境に男しかいないとこうなるものなのかもしれない。

「相変わらずひょろい情けねー身体だな」

 クロウくん、悪態をついてみてもそんなにエロい目で見てたら台無しだよ?

 クロウくんに舐め回すように裸を見られて思わずチンチンが大きくなってくる。

「…………ふん、相変わらず無駄にでかいな」

 その無駄にでっかいのが好きなくせに。

 心の中のツッコミを証明するように、クロウくんはそのまま僕のチンチンに噛みつくように口をつけてきた。

「うぅっ♡ご、ごめんっ♡クロウくんっ♡
 今日はまだ出してなかったらもう出ちゃいそうっ♡♡」

 兵隊さんたちは僕を『使う』事はあっても、僕を気持ちよくしようとすることはないから、今日みたいに色々されたのにイッてないってことがたまにある。

 そんなときは、乱暴そうな見た目のわりに優しく舐めてくれるクロウくんのベロにあっけなく負けてしまう。

「んっ♡んんっ♡んちゅっ♡んっ♡じゅるっ♡」

 限界を告げる僕の言葉を聞いたクロウくんが、激しくベロをチンチンに絡みつかせて吸い付いてくる。

「ごめんっ♡でるっ♡ごめんっ♡♡あああぁぁっ♡♡♡♡」

 びゅるるるっ!!びゅるっ!!びゅーっ!!どくっ!!どくっ!!!どくどくどくどくっ!!!

「んっ♡……なっさけなぁ、瞬殺じゃねーかよ」

 口の中に出された僕の精鋭を一口だけ飲んだ後、残りを僕のチンチンにかけるように吐き出す。

 そして、そのままクチュクチュと音を立てて僕のチンチンをシゴキ始めて。

「……くっ♡ク、クロウくんっ……♡それきっつっ♡」

 いつものことだけど、射精したまますぐにしごかれるのはキツい。

「いい加減慣れろよ♡」

 チンチンからの刺激が強すぎて悶えている僕を楽しそうに見ていたクロウくんは、腰を上げると僕のチンチンの先っぽをお尻に当てる。

「んっ♡…………んんっ♡イロハの……やっぱりデケェ……♡」

 そして、そのままゆっくりと身体の中に飲み込み始めた。

 いつも通り僕が来る前に準備をしていたらしいお尻が、ヌルヌルとスムーズに僕のチンチンを飲み込んでいく。

「はあぁぁ……♡すっげぇ、ギチギチに広がってる……♡♡」

 クロウくんの言う通り僕のチンチンを飲み込んでいっぱいいっぱいに広がっているお尻を見ると、何度見ても心配になってしまう。

「大丈夫?痛くない?」

「はっ♡イロハの粗チンごときどうってことねーよ♡」

 ついさっき『でっかい』って言ってた口でそんなこと言われてもなぁ。

 まあ、クロウくんのチンチンも気持ちよさそうにガチガチになっているし問題ないんだとは思う。

 むしろ……。

「お゛ゔっ♡♡やめっ♡♡そこっ♡♡やめっ♡ろっ♡♡♡」

 もうすでにゴリゴリ固くなっているチンチンの裏側を突いたら、クロウくんの口からちょっと下品な声が出た。

 やんちゃそうだけど整っていたはずのクロウくんの顔が、快感でとろけて来てる。

「ゔっ♡ゔお゛っ♡♡あ゛っ♡♡そんなにっ♡♡そこばっかっ♡♡♡」

 ゴリゴリになった前立腺を何度も突いていたら、クロウくんのチンチンからカウパーがドロドロ溢れ出てきた。

 触れなくてもビクンビクン大きく首を振り出したし……。

 もうイッちゃうと思って腰の動きを突き上げるものから、グリグリとチンチンの裏を押しつぶすものに変える。

「くっそ♡イロハのくせにっ♡♡イロハのくせに生意気だぞっ♡♡イロハのくせにいぃぃっ♡♡♡いぐっ♡♡いぐゔゔうううぅっ♡♡♡♡」

 びゅるるっ!!びゅるっ!!びゅるっ!!どくっ!どくどくっ!!

 クロウくんが体をそらして汚い声を上げた途端、触れられないままのチンチンから精液が吹き出した。

「あ゛あ゛っ♡♡またっ♡♡それキツっ♡♡♡やめろってっ♡♡♡やめっ♡♡♡」

 最後まで気持ちよく射精してもらうために、ビクンビクンと頭を振って射精しているチンチンを掴んでしごき始める。

 クロウくんは『やめろ』って言うけど気持ちよさそうにしているから無視だ。

 そのまま最後まで精液を絞り出すと、ぐったりと身体を倒したクロウくんをベッドに寝かせて、その上にまたがる。

 そして、精液を出し切ったにも関わらずまだまだギンギンに硬いままのチンチンを一気にお尻で飲み込んだ。

「今度は僕の番だからね、クロウくん♡」

「へっ、その余裕そうな顔すぐに崩してやるからなっ♡♡」

 自信満々に言うクロウくんは、もう何度も繰り返してバレバレになってしまっている僕の弱点を的確にチンチンで突いてくる。

「あっ♡ああっ♡クロウくんっ♡♡上手くっ♡なってるっ♡♡」

「イロハをっ♡イカすなんてっ♡♡楽勝なんだよっ♡♡」

 その後は、僕におだてられて――うまいのは嘘じゃないけど――調子に乗ったクロウくんに、思いっきり気持ちよくさせてもらってしまった。



 二人分の精液でベトベトになった身体を絡みつかせながら、クロウくんが無我夢中と言った感じで唇を押し付けてくる。

 これで本人は僕への好意を隠しているつもりなんだから、実に可愛らしい。

 僕もクロウくんは嫌いじゃないので、このまま朝まで二人でいたくもなってしまうけど……。

 そろそろ帰らなきゃいけない時間だ。

「アヤセ少尉、そろそろ時間です」

 呼び方を変えるのがいつも終わりの合図となってる。

「……ああ、もうそんな時間か」

 残念そうにしているのを全く隠せていない可愛いクロウくんに、チュッと軽くキスをする。

「それでは少尉、ごゆっくりとお休みください」

 そして軽く体を拭かせてもらってから服代わりのボロ布を身にまとう。

「ああ、トウドウ衛生兵も早く休むように」

「承知いたしました」

 そして、最後に一度だけ長くキスをしてからテントを後にした。
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