新米♂サキュバス♂ですが異世界の男の子をたらし込みますっ! ~エロいだけの黒髪少年が魔王になるまでの物語~

アメショもどき

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第一章 虜囚

11話 捕虜の扱い

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 二度目の大乱交大会を終えて、今度こそ真面目な話をしよう。

「とりあえず、僕とみんなのことは分かったけど、ここは一体どこなの?」

 僕たちは死にこそしなかったものの、エルフの魔法によって野営地ごと壊滅させられたはずだ。

 ということは僕たちは敵に捕まったということなんだろうか?

 あの状況から奇跡的な出来事があって味方に救出されたにしては、押し込められている場所が牢獄とかそういうものっぽい。

 かと言って、本当にこれが捕虜の待遇かと言えば部屋に閉じ込められているとは言えみんな一緒だし、食事も豪勢だ。

 そこまで考えてようやく気づいた。

 今ここにいるのは『みんな』じゃない。

「クロウくんっ!?小隊の兵隊さん達はっ!?」

 ここにはあの時地下壕にいた衛生兵のみんなはいるのに、小隊の兵隊さんたちは誰もいない。

 みんなが助かっているんだから、兵隊さんたちが助かっていないはずはないと思うんだけど……。

 そこまで考えて、さらにいない人たちのことを思い出した。

 衛生兵とクロウくんの小隊以外の人たちは無事なんだろうか……。

 今まであまりにも頭が働いていなかったことに愕然とした。

 こんな重要なことに気づかないままエッチなことしてたなんて……。

 いや、本当にごめんなさい。

 反省は後でしっかりするとして、今はここにいない人たちの安否だ。

「それなんだが……。
 うちの兵たちはこことは別の収容施設に移されてると思う」

「別の収容施設……。
 と言うか、結局ここってどこなの?」

「ここは……敵の、いわゆる捕虜収容所だ」

 …………結局僕らは敵に捕まってしまったのか。

 まああの状況で味方に収容されるというのはあまりにも奇跡的すぎる。

 順当な結果ではあるんだけど、やっぱり落ち込むなぁ。

 いや、とりあえずその場でとどめを刺されなかっただけ良かったと思おう。

「捕虜になったのは分かったけど、なんで僕たちと兵隊さんたちが別の収容所に?」

 僕の質問を聞いたクロウくんが苦笑いを浮かべる。

 不思議に思って他の子達を見るけど、他の子達もみんな苦笑いや困ったような顔をしている。

「えっと、そこらへんはそろそろいつもの時間だから、すぐに分かると思うよ」

 ミツバくんも苦笑いを浮かべながらそんなことを言う。

 いつもの時間?

 なんのことだろうと不思議に思っていたら、ガチャリと重い音を立てて部屋のドアが開いた。



 緑がかった肌をした子供にしか見えない三人の男が衛生兵の子一人に群がっている。

 小柄な緑の男……ゴブリンの男の一人は衛生兵の子のお尻を下から突き上げて、もう一人はその体と同じく小さなチンチンを口に咥えさせ、もう一人はチンチンを手に握らせている。

 ゴブリンたちに群がられた子の隣では、赤黒い肌をした大柄の男に抱き抱えられた子がまるでおもちゃのように身体をゆすられて男のチンチンを打ち付けられている。

 またその隣ではネコ耳をはやした男が衛生兵の子の頭を押さえ込んで、喉の奥深くまでチンチンを突っ込んでいる。

 それ以外にも部屋中で人間とは違う種族と衛生兵の子のエッチが繰り広げられていた。

「んっ♡こ、これがっ♡♡ボクたちとっ♡兵隊さんたちがっ♡♡別の部屋のっ♡理由だよっ♡♡」

 僕の前で角の生えた大柄の男……いや、少年にお尻を貫かれたままのミツバくんが気持ちよさそうにしながら教えてくれた。

 ゴブリンに群がられている子も気持ちよさそうに腰をグリングリン回しているし、口に入れているゴブリン――多分こちらも少年――は逃げようとする腰を押さえつけられてチンチンを舐め回されている。

 よく見れば、手は緊張で勃たなくなってしまっているゴブリンの少年のチンチンを優しく撫でてあげていた。

 赤黒い肌をした大柄の……少年も衛生兵の子を抱えて必死の表情でチンチンを打ち付けているけど、衛生兵の子の方は余裕な様子で必死になっているその子の頭を撫でてあやしている。

 ネコ耳の少年もよくよく見てみれば、これ頭を押さえつけてるんじゃなくって、逆に離してもらおうとしているのに離れてくれなくて悶えてた。

 ま、まあ、うちの子たちは百戦錬磨の子たちばかりだから異種族といったって少年相手ならこうなるのも当然かも知れない。

 クロウくんをはじめとしてエッチなことにあまり積極的でない子達は、飲み物や食べ物を運んだり、ぐったりしてしまった異種族の少年の介抱をしたりとエッチ以外のことで忙しそうにしている。

 周り中にエッチな子がいるのでわざわざ積極的でない子に手を出す余裕はないみたいだ。

「えっと、ミツバくんは、その……エッチ、大丈夫?」

 ミツバくんも僕以外とのエッチはあんまり得意な方じゃない……はっきり言ってしまえば精神に負担がかかるほど嫌がっていたはずだけど……。

「うんっ♡もうねっ♡♡ボクはっ♡どうなってもっ♡♡先輩のものだって分かったらっ♡♡大丈夫になったっ♡♡♡」

 ミツバくんは鬼に似た少年の巨大なものに貫かれながら気持ちよさそうに笑っていた。

 どうやら、眷属になることでミツバくんはなにがあっても僕のものだっていう自信?が持てたらしい。

 苦手意識の無くなったミツバくんは、元々持っていたエッチさを十分に発揮してこの状況を楽しんでいるようだ。

 みんなが僕の眷属になっているせいで、みんなからエッチを楽しんでいるっていう上質のエネルギーが流れ込んでくる。

 なんとなく理解したけど、多分、楽しいエッチをしている時のエネルギーのほうが僕は美味しく感じるんだと思う。

 …………周り中エッチな光景だし、エッチなエネルギーは流れ込んでくるし……ちょっとムラムラしてきたんだけど、どうしよう。

 これ、僕も混ざっていいのかな?

 どう考えてもこれ捕虜虐待と言うか、捕虜を性欲処理に使っていると言うか、そういう現場だよね?

 襲われている?方のみんながエッチだから変なことになっているけど、僕の方から混ざるのはなんか問題がある気がする。

 もうこうなったらクロウくん襲っちゃおうかな?とまで思い始めた時、ドアが開いてまた一人異種族の少年が入ってきた。

 新たに入ってきたのはミツバくんが相手にしているのと同じ角の生えた種族の筋骨隆々とした少年で、燃えるような赤い髪で整った顔をしているけど、傲慢さがあふれた顔をしていた。

 彼が入ってきただけで部屋の雰囲気が一変した。

 ゴブリンの子たちは部屋の隅に移動して群がっていた子を隠すようにしているし、赤黒い大柄の少年は抱えていた子を下ろすとその子を壁と自分の間に隠すようにして立つ。

 ネコ耳の少年もチンチンにしゃぶりついていた子を本気で剥がすとその子から離れていく。

 他の少年たちも自分の相手が赤髪の鬼少年の目に触れないようにしているけど……これは一体?

「あれはオーガ族の族長の息子でウルガって子だよ。
 相手を乱暴に扱うからみんなから嫌われているんだ」

 いつの間にか開放されていたミツバくんが僕の隣にやってきて説明してくれた。

 どうやらこの場合の『みんな』は僕たちだけじゃなくって異種族の子からも嫌われているようで、みんな遠巻きにしてみているだけで誰もウルガに寄っていかない。

 ウルガはみんなの嫌悪を視線をむしろ心地よさげに浴びながらこちらに向かってやってくる。

 これは……ずっと僕と目があっているし、完全にロックオンされているな。

 まあ他の子に被害が行くよりは良かったと思おう。

 ウルガは僕の前に立つと舐め回すように僕の体を見回してくる。

「お前、ずっと寝ていたやつだな?」

 驚いた、言葉普通に通じるんだ。

 そう言えば他の子達も、なにか相手と話していた気もするな。

 睦み言だから小声だったし話通じてるとは思わなかったや。

「おい、黙ってんじゃねえよ」

 驚きのあまり質問が頭から飛んでしまっていたら、ウルガに首を掴まれて持ち上げられた。

 慌てて僕に寄ってこようとするミツバくんたちを手で制する。

「す、すみません。
 はい、そうです、つい先程目を覚ましました」

 素直に答えた僕を投げ捨てるように下ろすと、そのままズボンからまだ勃起していないチンチンを取りだして尻餅をついてしまっている僕の顔に突きつけた。

「なら今日はお前にしてやる。
 舐めろ」

「は、はい」

 純粋な暴力を振るわれるのならともかく、そういう事なら問題ないので素直に垂れ下がったままのチンチンに顔を寄せる。

 大柄な体に合わせたような大きなチンチンだけど……それより何より、こいつ洗ってこなかったな。

 嫌がらせのつもりなのか、一瞬顔をしかめてしまったのを見てウルガはニヤニヤと笑っている。

 まあ、人間とは違うニオイに一瞬驚いたけどそういう事なら別に構わない。

 伊達にまともに体も洗えない最前線で色々やっていない。

 ニヤニヤと笑うウルガに見られたまま、イヌのように四足をついて手を使わずに口だけで先っぽを咥える。

 クチュクチュとベロで転がしながら吸い付いているとすぐに大きくなってきた。

 性格の悪そうな態度のわりに、チンチンは素直なものだ。

 大きくなったチンチンを下からベロオォッと一度舐めあげてから体を起こして、巨大なチンチンを飲み込んでいく。

「んっ♡…………んんっ♡」

 大きな肉の塊が口の中を一杯に広げてくるのが結構気持ちいい。

「ぐっ……そ、そんなに俺のチンポがうまいか?淫売」

 ウルガはなじるように言うけど、もうチンチンはビクビクしてきているとあんまり余裕がなさそうだ。

 一度巨大なチンチンを根本まで飲み込むと、ベロを絡めながら吐き出していく。

 そして亀頭まで吐き出したところで亀頭とカリの辺りを舐めてからまた飲み込む。

「んっ♡んじゅっ♡んんっ♡じゅぶっ♡じゅるっ♡♡じゅぶっ♡んんっ♡♡」

「うっ……ぐっ……こ、この……ううっ……」

 それを繰り返しているだけでもう限界が来てしまったみたいで、またなにかなじろうとしていた言葉が出てこなくなった。

 もう口の中にはウルガの先走りの味が広がっているし、亀頭も大きく膨らんでビクビク震えてきている。

 これはもう射精するなと思って、最後に思いっきりその大きなチンチンに吸い付いた。

「ずじゅっ♡ちゅっ♡ちゅううっ♡♡じゅるるっ♡♡ちゅっ♡♡」

「あっ……ううっ……うぁっ♡ああっ♡うううぅぅぅっ♡♡♡」

 どびゅるるっ!!!ぶびゅっっ!!びゅるるるっ!!!ぶびゅっ!!!びゅるるるっ!!!!

 ウルガが思ったより可愛い声を上げた瞬間、口の中で亀頭がググっと大きく膨らんでビュルルっと勢いよく大量の精液があふれてくる。

「んっ♡♡んんっ♡ごくっ♡んっ♡ごくっごくっ♡」

 ウルガの精液は濃すぎて喉に凄い引っかかるけど、その分味も濃厚で、チンチンを通して流れ込んでくるエネルギーとあわせて美味しいとすら思える。

「あっ♡ああっ♡んっ……♡あっ♡」

 僕がチンチンにベロを絡めながら精液を飲み込むたびに、ウルガはさっきまでの傲慢な顔が欠片も残っていない切なそうな顔でちょっと高い声を上げる。

 その姿がまた可愛らしくてやる気が出てきてしまう。

 射精が終わっても口の中のチンチンは大きいままなので、このままもう一度……と思ったら、ウルガに無理やり抜かれてしまった。

 二回戦を始めるつもりで吸い付いていたら、抜けるときにチュポンっといい音がしてしまったのがちょっと恥ずかしい。

 それにしてもどうしたんだろう?

 まだ勃っていたけど、一回で満足してしまったんだろうか?

 チンチンを抜いてしまったウルガは慌てた様子でチンチンをしまうと、赤くなった顔で僕のことを睨みつけてくる。

「今日のところはこれくらいにしておいてやるっ!!」

 そしてそんなことを言って、部屋から出て行ってしまった。

 部屋に入ってきてから10分もいなかったと思う。

 もっとゆっくりしていけばいいのに。

 ウルガがいなくなって部屋に安堵の雰囲気が広がるし、衛生兵の子たちも怯えた様子だったけど、あの子結構ちょろいと思う。

 また来たら、次も僕が可愛がろうと思った。



 …………そう言えば、僕、ウルガからもエネルギーもらってたけど、もしかしてエッチのときなら眷属以外からもエネルギー吸い取れるのかな?

 それとも、いまのでウルガを眷属にしちゃった?

 そもそもどうやれば眷属にすることが出来るんだろう?

 まだまだ色々謎だ。
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