帝国に奪われた聖女様は帝国の皇太子に溺愛されてます

結婚後

オダウドの末路

オダウドは執務をしていた。
「陛下ぁ。」と、王妃になった英妃がいう。
3年前、オダウドは元王妃と離婚し英妃を王妃にした。しかし、英妃は贅沢三昧だった。
「な、なんだ。」
(くっ。こいつのせいで。)
「陛下ぁ。このダイヤモンドの、ドレスがほしいです。」
「そ、それは…。」
「だめなの！？」
「「ダン！！」」と、ドアをぶち破った音が聞こえた。ドアをぶち破ったのは騎士団長、そして後ろに宰相など貴族がいた。
「そ、そなたちいかがした！？」
「陛下、私たちはもう我慢できません。おい！陛下と王妃を捕獲しろ！！」
「はい！！」
「やめろ！！俺は、国王だぞ！」
「私は、王妃よ！！」
そして、俺ら2人は処刑台に連れていかれた。
しかし、すぐにとはいかずそのままにされていた。
「おまえらのせいで俺の妻がしんだ！！」
「そうよ！私の子供をかえして！」
「あなたたちのせいで私の妹がしんだわ！！」
「おまえら、最低すぎたろ！！」
と、暴言、石を投げられた。
そして、２日後。
俺は、すでにぼろぼろになっていた。
そして、次の瞬間。
大きな音がなった。
ああ…俺の人生なにだったんだろ？
そういえば…俺の最愛の人は英妃でもリンでもなくナオだった…。
その頃、ナオの婚家では…
「まぁ。オダウド様がお亡くなりに。それは、それは愉快愉快。ざまぁ、みろ。」
ナオは、王妃になってからオダウドは側妃を愛し、しかも自分を蔑ろにしたことが許せなかったのだ。
そして、ナオはオダウドに対し、
「ふんっ。おまえは、一生地獄に落ちろ。私はもうお前に会いたくない。私には、もう愛する人と子供がいるからね。」