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第1話
「…は?」
歩きながらスマホを触っていたのが悪かった。
人とぶつかってしまったので謝ろうと思い顔を上げるともうそこはすでに俺の知っている世界ではなかった。
建ち並ぶ高層ビルは普通の一軒家に変わり、道行く人の中には獣耳を着けた人までいる。
あれは異世界ものでよくある獣人というやつでは?
ということは俺は異世界に来てしまったのか?
いやいや、そんなまさか。
とりあえず突っ立っているのも邪魔になってしまうので近くにあったベンチに座る。
とりあえず現状確認、持ち物はスマホにタブレットに財布、バッグの中に教科書が何冊か。
お金使えるかな…。
ベンチに座りしばらく、冷静になると周りの声が聞こえてくる。
「らっしゃいらっしゃい!オーク肉の串焼きだよ!1本どうだい!」
「採れたての野菜だよ!新鮮で美味しいよ!」
「焼きたてのパンはいかがですかー!」
聞こえてくる言葉は日本語なんだよなぁ。
俺は隣のベンチにいたおばあさんに話しかける。
「すみません、ひとつふたつお伺いしてもいいですか?」
「おや、若い方、どうされました?」
お、通じる。
「この街はなんという街になるのですか?」
「ここはセルベの街だよ、この国では王都に次いで大きい街だね」
「そうなんですね、では日本という国は知りませんか?」
「にほん?ごめんね、長く生きているけどそんな国の名前は知らないねぇ」
「ありがとうございます」
「いえいえ」
うーん、やはり異世界に来てしまったようだ。
もし異世界に来たならと、ある言葉を唱える。
「ステータスオープン」
すると目の前に半透明のウィンドウが現れた。
-----------------------------
〈名前〉 ジュン
〈年齢〉 20
〈性別〉 男
HP 500
MP 1000000/1000000
〈スキル〉 言語理解
〈ギフト〉 ショッピングモール
〈称号〉 異世界からの来訪者
-----------------------------
おぉ、本当に出てきた。
ってことはここは本当に異世界なんだなぁ。
元の世界に戻れるのだろうか?
歩きながらスマホを触っていたのが悪かった。
人とぶつかってしまったので謝ろうと思い顔を上げるともうそこはすでに俺の知っている世界ではなかった。
建ち並ぶ高層ビルは普通の一軒家に変わり、道行く人の中には獣耳を着けた人までいる。
あれは異世界ものでよくある獣人というやつでは?
ということは俺は異世界に来てしまったのか?
いやいや、そんなまさか。
とりあえず突っ立っているのも邪魔になってしまうので近くにあったベンチに座る。
とりあえず現状確認、持ち物はスマホにタブレットに財布、バッグの中に教科書が何冊か。
お金使えるかな…。
ベンチに座りしばらく、冷静になると周りの声が聞こえてくる。
「らっしゃいらっしゃい!オーク肉の串焼きだよ!1本どうだい!」
「採れたての野菜だよ!新鮮で美味しいよ!」
「焼きたてのパンはいかがですかー!」
聞こえてくる言葉は日本語なんだよなぁ。
俺は隣のベンチにいたおばあさんに話しかける。
「すみません、ひとつふたつお伺いしてもいいですか?」
「おや、若い方、どうされました?」
お、通じる。
「この街はなんという街になるのですか?」
「ここはセルベの街だよ、この国では王都に次いで大きい街だね」
「そうなんですね、では日本という国は知りませんか?」
「にほん?ごめんね、長く生きているけどそんな国の名前は知らないねぇ」
「ありがとうございます」
「いえいえ」
うーん、やはり異世界に来てしまったようだ。
もし異世界に来たならと、ある言葉を唱える。
「ステータスオープン」
すると目の前に半透明のウィンドウが現れた。
-----------------------------
〈名前〉 ジュン
〈年齢〉 20
〈性別〉 男
HP 500
MP 1000000/1000000
〈スキル〉 言語理解
〈ギフト〉 ショッピングモール
〈称号〉 異世界からの来訪者
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おぉ、本当に出てきた。
ってことはここは本当に異世界なんだなぁ。
元の世界に戻れるのだろうか?
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