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#15 運命前夜
15-3 運命前夜
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店舗の階上にある一室に、衣装とメイク道具を広げる。
畳の間にヘアスプレーや化粧品の香料が立ち込め、換気のために窓を開けると、テスト音源が大音量で流れ始めていた。
そこへ、女将が気を利かせて、旬の果物を食べきれないほど持って来てくれた。
「まあ、なんて綺麗なお肌なの。お目々もパッチリして、お人形さんみたい!ウチのゴリラ息子とは大違い。ライブ見に行くから、頑張ってちょうだいねぇ」
近隣の店からも差し入れが続々と届いた。米屋からはおにぎり、豆腐屋から味噌汁、魚屋からは金目鯛の塩焼きと、全て揃えば立派な朝食になった。売れていようが売れていまいが、店主たちにとってアイドルは雲の上の存在なのだ。
準備の慌ただしさが増す中、意外な来客が訪れた。軽快なノックの後に現れたのは、和室には似つかわしいプラチナブロンドの持ち主である。銀幕から飛び出したような容貌の紳士は、貴公子のような笑顔で握手を求めた。
「初めましてかな?ここにいるって、君のお姉さんから聞いたんだ」
「あ……!あなたは直矢さんと同じ会社の……」
西洋彫刻を彷彿とさせる顔立ちは、主人に次いで忘れがたい美しさだ。共通の知人の名前を出せば、ヘーゼルアイが細められる。
「イエス。君がナオのhoney pieだね?」
つられて手を握り返した紫音だが、聞き慣れない英単語に瞳を瞬かせた。
「えっ?!ハニー……パイ?」
甘ったるい響きに、着替え中のメンバーの視線が一挙に集まる。
他にも彼らの気を引いたのは、ウッディなフレグランスと一緒に室内に滑り込んだ瑞々しい香りだ。その正体こそ、彼が後ろ手で隠し持っていた贈り物だった。
「これはナオからのギフトだよ。少し遅れてしまうけど、必ず見に行くと」
花弁を露わにしたクリスマスローズが、紫音の視界一面に飛び込んだ。冬の訪れを祝福するブーケは、パープルを基調にしながらも、純白やグリーンの差し色が見事な調和を奏でていた。両腕に抱えきれないほどの色彩と芳香に、口元は自然と綻んだ。ブローニアの銀白色の枝が、贈り主らしい艶やかな気品を感じさせる。
「綺麗……!直矢さんが僕のために……?」
華やかな笑みが肯定を示したが、やがて端整な眉宇に翳りがよぎる。
「昨夜、別件のプロジェクトに問題が起きてね……今朝も早くから解決に奔走してくれているんだ」
「そんな……!直矢さんは大丈夫なんですか!?」
トラブルという不安な言葉に、紫音の顔はひどく曇る。
どうりで日付が変わってもメッセージに既読がつかないままだ。きっとほとんど寝る間も無かったのだろう。しかし、同僚はそれ以上心配させまいと友愛のハグを贈った。
「彼なら必ず成し遂げるよ。我が社が誇るナンバーワンの手腕だからね」
約束を信じるしかない。無事を祈るほかないのだ。
紫音が花束に鼻先を埋めると、泡立った心は次第に落ち着きを取り戻していく。まるで、彼の温もりに包み込まれているよう。
来客のサプライズはそれだけで終わらず、英国人は後ろ手で持っていたもう一つの花束を掲げた。
「――そして、これは親愛なる君に」
「ああ、貴方でしたか。今日も来て下さってありがとうございます、ネイサン殿」
メイクのレタッチを終えた櫂人は、熱心なファンの姿を認めるとたおやかに立ち上がる。
英才教育仕込みの彼は流暢な英語で応じると、高貴なブルーローズを腕一杯に受け取った。チークキスを交わす様子は秘密の花園を垣間見るようで、紫音は思わず目を覆いたくなった。
その中で、二人の背後から中性的な顔立ちの青年がひょっこり顔を出す。
見知った顔に親近感を覚えた紫音が近づくと、イベントのDJを務めてくれるという。緊張しているとはにかみながら答える様子に、思いがけず抱き締めたい衝動に駆られた。
「英語はわかんねーけど、役者は揃ったみてぇだな」
一部の隙もなく衣装とヘアメイクを整えたリーダーが、軽やかに立ち上がる。
高揚に燃える瞳で仲間たちを見渡し、力強い拳で宙を掴んだ。
「新しい俺達を見せつけてやろうぜ」
その拳が開き、呼応が求められる。恒例の円陣だ。
手のひらに想いを乗せ、中央で重ね合う。全員の腕が均整の取れた五芒星を象った。最後に差し出された紫音の手は、微かに震えている。だが、今日に限ったことではない。積み重ねた努力で乗り越えられることを、メンバーたちは知っているのだ。
「―――ぶちかますぞ、SPLASH!」
舞台袖の代わりに建てられた簡易テント越しに、高らかな女性MCの進行が聞こえてくる。
紫音の心臓は軋むように脈打っていた。ふと瞼の裏に、鮮やかな紫の花束が蘇る。今日はその残像が、舞台裏で自分を鼓舞するおまじないの代わりになった。
『それでは、さっそく登場してもらいましょう!記念すべきオープニングを飾る、SPLASHの皆さんです!』
晒布の裾を持っていたスタッフの手に力が込められる。瞬きを一つ落とせば、キュー出しを合図する手が掲げられた。緞帳がパッと開かれ、光射すステージへと演者を誘った。
五人は反射的に駆け出した。
頼もしい背中を次々に見送った後、最後に飛び出した紫音は微かに目を細めた。
眩しいのだ。それも人工的なスポットライトではなく、アーケードの天井から燦々と零れ落ちた日差しで。
フォーメーションの立ち位置につくと、半ば白んだ視界がようやく晴れてくる。
予想していたよりも空席が目立つ。予備校の模試、キャンセル不可の旅行、休日出勤、子供が急に熱を出した――理由は無限にある。日曜の午前中というのは、それだけ貴重なのだ。だが、心を曇らせている暇は無い。
「よく来てくれたな!初めてのヤツも目一杯楽しんでくれよ」
揺れ動く原色のうちわで、古参ファンの姿を認識できた。
溌溂とした大地の呼び掛けに続き、櫂人の凛とした声が商店街の端から端まで駆け巡る。
「新世代アイドルライブへようこそ。今日は私たちと一緒に商店街を盛り上げていきましょう」
和装姿の奥様方による黄色い声援により、往来の買い物客も足を止め始めた。そこへ、奏多と佑真が畳みかけるように、エコバックを提げた通行人の興味を惹きつける。
「残りのタイムスケジュールも、魅力的なステージが満載です。ぜひ最後まで見て行ってくださいね」
「ライブ後の福引きでは、豪華海外旅行が当たるチャンスも。絶対に帰らせないよ!」
一曲目のイントロが流れ出した中で、紫音の番が回ってきた。
そこで、異様な喉の渇きに気付く。準備していた台詞が飛んでしまったのだ。当たり前になっていた声援が聞こえないせいか。関係者側の姉は声を上げられず、最後列で地団駄を踏んでいる。夜型の木茂井は、寝坊をしたのか姿が見えない。完全アウェイだ。いざ現実を直視すると、花束の記憶すら抜け落ちてしまう。
「あ……」
所在なくイヤモニに伸ばした手には、汗が滲んでいた。
隣の奏多が、助け船を出そうと視線を送ってくる。そこへ、音楽に負けじと、人波を縫って舞台まで届く熱気があった。
「――せーのっ、がんばってぇ!しおんお兄ちゃぁぁぁん!」
その声の集合は、地表近くから轟いた。無垢で、陽だまりのように明るい声援。
オールスタンディングの観客に埋もれていたのは、もえぎ幼稚園の園児たちだ。
彼らは元気よく飛び跳ねると、手作りの横断幕を掲げた。
布面積いっぱいに、クレヨンで描かれた似顔絵と、リボンやお花紙の飾りが散りばめられている。ほぼ一組分の人数が保護者に付き添われ、精一杯のおめかしをしていた。紫音は一人ひとりの名前を残らず覚えていた。
「……っ!今日は、自分だけの推しを見つけていってくださいね!」
まだ人見知りの多い年頃に、大人達に混ざって声を張り上げるのは、とても勇気がいることだ。三週間越しの約束を果たすために、早起きをして身支度をし、初めての道を歩いて会場まで来てくれた。園児たちの身を思うだけで、紫音の目頭は熱くなった。
紫音は仲間とアイコンタクトを交わし、微笑んだ。
ツンと鼻の奥が痛むのも気にならない。とびきりかっこいい歌とダンスを見せてあげよう。まずは、名刺代わりの一曲で。
「聞いてください――Welcome to the SPLASH World!」
畳の間にヘアスプレーや化粧品の香料が立ち込め、換気のために窓を開けると、テスト音源が大音量で流れ始めていた。
そこへ、女将が気を利かせて、旬の果物を食べきれないほど持って来てくれた。
「まあ、なんて綺麗なお肌なの。お目々もパッチリして、お人形さんみたい!ウチのゴリラ息子とは大違い。ライブ見に行くから、頑張ってちょうだいねぇ」
近隣の店からも差し入れが続々と届いた。米屋からはおにぎり、豆腐屋から味噌汁、魚屋からは金目鯛の塩焼きと、全て揃えば立派な朝食になった。売れていようが売れていまいが、店主たちにとってアイドルは雲の上の存在なのだ。
準備の慌ただしさが増す中、意外な来客が訪れた。軽快なノックの後に現れたのは、和室には似つかわしいプラチナブロンドの持ち主である。銀幕から飛び出したような容貌の紳士は、貴公子のような笑顔で握手を求めた。
「初めましてかな?ここにいるって、君のお姉さんから聞いたんだ」
「あ……!あなたは直矢さんと同じ会社の……」
西洋彫刻を彷彿とさせる顔立ちは、主人に次いで忘れがたい美しさだ。共通の知人の名前を出せば、ヘーゼルアイが細められる。
「イエス。君がナオのhoney pieだね?」
つられて手を握り返した紫音だが、聞き慣れない英単語に瞳を瞬かせた。
「えっ?!ハニー……パイ?」
甘ったるい響きに、着替え中のメンバーの視線が一挙に集まる。
他にも彼らの気を引いたのは、ウッディなフレグランスと一緒に室内に滑り込んだ瑞々しい香りだ。その正体こそ、彼が後ろ手で隠し持っていた贈り物だった。
「これはナオからのギフトだよ。少し遅れてしまうけど、必ず見に行くと」
花弁を露わにしたクリスマスローズが、紫音の視界一面に飛び込んだ。冬の訪れを祝福するブーケは、パープルを基調にしながらも、純白やグリーンの差し色が見事な調和を奏でていた。両腕に抱えきれないほどの色彩と芳香に、口元は自然と綻んだ。ブローニアの銀白色の枝が、贈り主らしい艶やかな気品を感じさせる。
「綺麗……!直矢さんが僕のために……?」
華やかな笑みが肯定を示したが、やがて端整な眉宇に翳りがよぎる。
「昨夜、別件のプロジェクトに問題が起きてね……今朝も早くから解決に奔走してくれているんだ」
「そんな……!直矢さんは大丈夫なんですか!?」
トラブルという不安な言葉に、紫音の顔はひどく曇る。
どうりで日付が変わってもメッセージに既読がつかないままだ。きっとほとんど寝る間も無かったのだろう。しかし、同僚はそれ以上心配させまいと友愛のハグを贈った。
「彼なら必ず成し遂げるよ。我が社が誇るナンバーワンの手腕だからね」
約束を信じるしかない。無事を祈るほかないのだ。
紫音が花束に鼻先を埋めると、泡立った心は次第に落ち着きを取り戻していく。まるで、彼の温もりに包み込まれているよう。
来客のサプライズはそれだけで終わらず、英国人は後ろ手で持っていたもう一つの花束を掲げた。
「――そして、これは親愛なる君に」
「ああ、貴方でしたか。今日も来て下さってありがとうございます、ネイサン殿」
メイクのレタッチを終えた櫂人は、熱心なファンの姿を認めるとたおやかに立ち上がる。
英才教育仕込みの彼は流暢な英語で応じると、高貴なブルーローズを腕一杯に受け取った。チークキスを交わす様子は秘密の花園を垣間見るようで、紫音は思わず目を覆いたくなった。
その中で、二人の背後から中性的な顔立ちの青年がひょっこり顔を出す。
見知った顔に親近感を覚えた紫音が近づくと、イベントのDJを務めてくれるという。緊張しているとはにかみながら答える様子に、思いがけず抱き締めたい衝動に駆られた。
「英語はわかんねーけど、役者は揃ったみてぇだな」
一部の隙もなく衣装とヘアメイクを整えたリーダーが、軽やかに立ち上がる。
高揚に燃える瞳で仲間たちを見渡し、力強い拳で宙を掴んだ。
「新しい俺達を見せつけてやろうぜ」
その拳が開き、呼応が求められる。恒例の円陣だ。
手のひらに想いを乗せ、中央で重ね合う。全員の腕が均整の取れた五芒星を象った。最後に差し出された紫音の手は、微かに震えている。だが、今日に限ったことではない。積み重ねた努力で乗り越えられることを、メンバーたちは知っているのだ。
「―――ぶちかますぞ、SPLASH!」
舞台袖の代わりに建てられた簡易テント越しに、高らかな女性MCの進行が聞こえてくる。
紫音の心臓は軋むように脈打っていた。ふと瞼の裏に、鮮やかな紫の花束が蘇る。今日はその残像が、舞台裏で自分を鼓舞するおまじないの代わりになった。
『それでは、さっそく登場してもらいましょう!記念すべきオープニングを飾る、SPLASHの皆さんです!』
晒布の裾を持っていたスタッフの手に力が込められる。瞬きを一つ落とせば、キュー出しを合図する手が掲げられた。緞帳がパッと開かれ、光射すステージへと演者を誘った。
五人は反射的に駆け出した。
頼もしい背中を次々に見送った後、最後に飛び出した紫音は微かに目を細めた。
眩しいのだ。それも人工的なスポットライトではなく、アーケードの天井から燦々と零れ落ちた日差しで。
フォーメーションの立ち位置につくと、半ば白んだ視界がようやく晴れてくる。
予想していたよりも空席が目立つ。予備校の模試、キャンセル不可の旅行、休日出勤、子供が急に熱を出した――理由は無限にある。日曜の午前中というのは、それだけ貴重なのだ。だが、心を曇らせている暇は無い。
「よく来てくれたな!初めてのヤツも目一杯楽しんでくれよ」
揺れ動く原色のうちわで、古参ファンの姿を認識できた。
溌溂とした大地の呼び掛けに続き、櫂人の凛とした声が商店街の端から端まで駆け巡る。
「新世代アイドルライブへようこそ。今日は私たちと一緒に商店街を盛り上げていきましょう」
和装姿の奥様方による黄色い声援により、往来の買い物客も足を止め始めた。そこへ、奏多と佑真が畳みかけるように、エコバックを提げた通行人の興味を惹きつける。
「残りのタイムスケジュールも、魅力的なステージが満載です。ぜひ最後まで見て行ってくださいね」
「ライブ後の福引きでは、豪華海外旅行が当たるチャンスも。絶対に帰らせないよ!」
一曲目のイントロが流れ出した中で、紫音の番が回ってきた。
そこで、異様な喉の渇きに気付く。準備していた台詞が飛んでしまったのだ。当たり前になっていた声援が聞こえないせいか。関係者側の姉は声を上げられず、最後列で地団駄を踏んでいる。夜型の木茂井は、寝坊をしたのか姿が見えない。完全アウェイだ。いざ現実を直視すると、花束の記憶すら抜け落ちてしまう。
「あ……」
所在なくイヤモニに伸ばした手には、汗が滲んでいた。
隣の奏多が、助け船を出そうと視線を送ってくる。そこへ、音楽に負けじと、人波を縫って舞台まで届く熱気があった。
「――せーのっ、がんばってぇ!しおんお兄ちゃぁぁぁん!」
その声の集合は、地表近くから轟いた。無垢で、陽だまりのように明るい声援。
オールスタンディングの観客に埋もれていたのは、もえぎ幼稚園の園児たちだ。
彼らは元気よく飛び跳ねると、手作りの横断幕を掲げた。
布面積いっぱいに、クレヨンで描かれた似顔絵と、リボンやお花紙の飾りが散りばめられている。ほぼ一組分の人数が保護者に付き添われ、精一杯のおめかしをしていた。紫音は一人ひとりの名前を残らず覚えていた。
「……っ!今日は、自分だけの推しを見つけていってくださいね!」
まだ人見知りの多い年頃に、大人達に混ざって声を張り上げるのは、とても勇気がいることだ。三週間越しの約束を果たすために、早起きをして身支度をし、初めての道を歩いて会場まで来てくれた。園児たちの身を思うだけで、紫音の目頭は熱くなった。
紫音は仲間とアイコンタクトを交わし、微笑んだ。
ツンと鼻の奥が痛むのも気にならない。とびきりかっこいい歌とダンスを見せてあげよう。まずは、名刺代わりの一曲で。
「聞いてください――Welcome to the SPLASH World!」
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