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【第五章:エデン第五区画/特殊物理学研究ラボ】
【第56話】
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「とにかくだ……私のやる事は決まったようね。
コマンダー・ジャンヌ。モンキーマン達のコンディションは?」
『博士、俺とピッグマンはもうちょっとしたら自己修復機能で完全修理完了し出撃できるようになる。
ただカッパマンはまだ一部の内部機器がアンドロイドクレードルでの修理が必要な状態だ』
アンドロイド技術は専門外のコマンダーに代わり当事者としてサン博士に答えるモンキーマン。
『博士、ついでに言うけどオイラの新武器がまだ仕上がっていないブウ』
「……うむ、じゃあ大丈夫ね、まず、カッパマンはクレードルに今すぐ戻って修理を続けて。
そしてピッグマンは新武器の完成状況を見に行って確認報告。
モンキーマンはここに残ってくれる? この2つのデータはあなたと一緒に確かめなくてはならないの」
そう言いつつノートパソコンの画面に表示されたデータフアイル。
『Blue Print.gazou.data』
『SEINTEN TAISEI Putch.program.data』
を指さすサン博士。
『かしこまりました、フトウ様……では私はしばし失礼』
『オイラもジェイコブに会いに行くブウ!!』
サン博士に敬礼した2体のアンドロイドはブリーフィングルームを出て行く。
(くっ……ううん?)
敵の赤髪&上半身裸の細マッチョ上位管理者アンドロイドの肩に人さらい担ぎで乗せられ、白光輪の中で意識を失ってしまったレジスタンス軍第35部隊所属のソルジャー・マツモト。
「うふふ、本物の女の子さんのほっぺはむにむにだねえ……」
「わあ生身のニンゲンさんって……こんなにやわらかいんだ!!」
目が覚めたらごわごわのツナギではないすーすーする服を着せられ、何者かに右頬をつんつくされつつ足をもみもみされていると言う予期せぬ事態に冷や汗をかきつつも、狸寝入りを維持するマツモトは体を動かさないようにしつつ状況把握に努める。
『ねえねえ、キンちゃん、この子起きちゃったんじゃない?』
「……」
『どうだろ……おおい、起きてますか? 聞こえたら返事をしてくださあい?』
足をもみ回すのをやめ、左右の頬をペチペチし始める左側の何者か。
ここで狸寝入りがバレようものなら何をされるか分かった物ではない。
柔らかいマット上に身を横たえ、胸の上で手を組まされていたマツモトは必死で狸寝入りを維持する。
『ねえねえ、キンちゃん……あの方法なら絶対に起きるんじゃない?』
脇や足の裏を2人がかりでこちょこちょされてもなおソルジャーとして培った気合と根性で狸寝入りを維持するマツモトの前でこそこそと何かを話す2人組。
『ええっ!? それは流石に……』
『マリィ!! ロウソクとマッチあるかしら?』
『ございますよ、キンカク様にギンカク様。 ただ……どのようにお使いになるのですか?』
『あのね、この前コウ君の部屋で見つけたディスクで見たんだけどマリィみたいな美人のニンゲンのお姉さんが裸んぼで縄で縛られ吊るされてる映像を見たの!! それでそのお姉さんはロウソクのお汁を……』
『うわああああ!! うあああああ!!』
それを遮るように室内にドタバタと駆け込んでくる男の声。
『母ちゃん達、いつの間に俺が絶対に見つからない場所に隠していた㊙コレクションを!?
そいつは勘弁してくれよ!!』
この声はサン博士とモンキーマン様方を圧倒的な力で下し、自分をさらったあの男アンドロイドだ!!
複数体の未知の敵に囲まれているのみならずモンキーマン様でさえ太刀打ちできない敵にまで来られてはもう抵抗する事はおろか逃げる事も叶わない。
明らかに事態が悪化している事にマツモトは最善手を模索する。
『聞き耳立ててる嬢ちゃんもさっさと起きろ!! もう分かってるんだよ!!』
もはやここまで来たら狸寝入りが最善手では無い。
その結論に至ったマツモトは目を開け、未知の敵達と対時する覚悟を決める。
【MMS 第57話に続く】
コマンダー・ジャンヌ。モンキーマン達のコンディションは?」
『博士、俺とピッグマンはもうちょっとしたら自己修復機能で完全修理完了し出撃できるようになる。
ただカッパマンはまだ一部の内部機器がアンドロイドクレードルでの修理が必要な状態だ』
アンドロイド技術は専門外のコマンダーに代わり当事者としてサン博士に答えるモンキーマン。
『博士、ついでに言うけどオイラの新武器がまだ仕上がっていないブウ』
「……うむ、じゃあ大丈夫ね、まず、カッパマンはクレードルに今すぐ戻って修理を続けて。
そしてピッグマンは新武器の完成状況を見に行って確認報告。
モンキーマンはここに残ってくれる? この2つのデータはあなたと一緒に確かめなくてはならないの」
そう言いつつノートパソコンの画面に表示されたデータフアイル。
『Blue Print.gazou.data』
『SEINTEN TAISEI Putch.program.data』
を指さすサン博士。
『かしこまりました、フトウ様……では私はしばし失礼』
『オイラもジェイコブに会いに行くブウ!!』
サン博士に敬礼した2体のアンドロイドはブリーフィングルームを出て行く。
(くっ……ううん?)
敵の赤髪&上半身裸の細マッチョ上位管理者アンドロイドの肩に人さらい担ぎで乗せられ、白光輪の中で意識を失ってしまったレジスタンス軍第35部隊所属のソルジャー・マツモト。
「うふふ、本物の女の子さんのほっぺはむにむにだねえ……」
「わあ生身のニンゲンさんって……こんなにやわらかいんだ!!」
目が覚めたらごわごわのツナギではないすーすーする服を着せられ、何者かに右頬をつんつくされつつ足をもみもみされていると言う予期せぬ事態に冷や汗をかきつつも、狸寝入りを維持するマツモトは体を動かさないようにしつつ状況把握に努める。
『ねえねえ、キンちゃん、この子起きちゃったんじゃない?』
「……」
『どうだろ……おおい、起きてますか? 聞こえたら返事をしてくださあい?』
足をもみ回すのをやめ、左右の頬をペチペチし始める左側の何者か。
ここで狸寝入りがバレようものなら何をされるか分かった物ではない。
柔らかいマット上に身を横たえ、胸の上で手を組まされていたマツモトは必死で狸寝入りを維持する。
『ねえねえ、キンちゃん……あの方法なら絶対に起きるんじゃない?』
脇や足の裏を2人がかりでこちょこちょされてもなおソルジャーとして培った気合と根性で狸寝入りを維持するマツモトの前でこそこそと何かを話す2人組。
『ええっ!? それは流石に……』
『マリィ!! ロウソクとマッチあるかしら?』
『ございますよ、キンカク様にギンカク様。 ただ……どのようにお使いになるのですか?』
『あのね、この前コウ君の部屋で見つけたディスクで見たんだけどマリィみたいな美人のニンゲンのお姉さんが裸んぼで縄で縛られ吊るされてる映像を見たの!! それでそのお姉さんはロウソクのお汁を……』
『うわああああ!! うあああああ!!』
それを遮るように室内にドタバタと駆け込んでくる男の声。
『母ちゃん達、いつの間に俺が絶対に見つからない場所に隠していた㊙コレクションを!?
そいつは勘弁してくれよ!!』
この声はサン博士とモンキーマン様方を圧倒的な力で下し、自分をさらったあの男アンドロイドだ!!
複数体の未知の敵に囲まれているのみならずモンキーマン様でさえ太刀打ちできない敵にまで来られてはもう抵抗する事はおろか逃げる事も叶わない。
明らかに事態が悪化している事にマツモトは最善手を模索する。
『聞き耳立ててる嬢ちゃんもさっさと起きろ!! もう分かってるんだよ!!』
もはやここまで来たら狸寝入りが最善手では無い。
その結論に至ったマツモトは目を開け、未知の敵達と対時する覚悟を決める。
【MMS 第57話に続く】
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