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【第五章:エデン第五区画/特殊物理学研究ラボ】
【第63話】
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『捕えよコウキンジョウ!!』
互いの動きが読めず、にらみ合うばかりのミクラ・ブレイン配下のサンリキセンVSレジスタンス軍特殊エージェント達。
そんな中、金色の縄をサン博士目掛けて投げる先制攻撃に出たのは羊頭のヨウリキセンだ。
『カッパワイヤー!!』
相手が縄ならこっちはワイヤー。
3人の前に出たカッパマンは先端に重石をつける事で局所破壊力上昇と投郷エイムの安定化に成功した改良型カッパワイヤーを投郷。
そのまま絡め落とし、引き寄せ奪おうとする。
『はあっ!!』
突如大声を上げながら拳を突き上げるヨウリキセン。
サン博士目掛けて正面から真っすぐに飛んでいたそれはその動きに応じるかのように斜め上に上昇し、大きなカーブを描きながらグネグネと予測困難な動きを始める。
『何ですと!?』
『アクスブーメラン!!』
等加速度直線運動しか出来ないが故にそのまま明後日の方向に飛んでいくカッパマンのワイヤーを挑発するかのようなくねくねとした動きで宙を舞うコウキンジョウ。
あれは手品や特殊ドローンの類ではないと判断したモンキーマンはすぐに戦闘用人工知能で軌道予測しつつ背中のモンキーロッド専用アタッチメントパーツをブーメラン投郷。
切断破壊しようとする。
『ほっ!!』
再度拳を握り、大きく半円を描くようなモーションを取るロクリキセン。
『ああ!?』
モンキーマンの投郷したアクスヘッドブーメランは中空でU字の構えを取って空中停止したコウキンジョウの真下を通過。
もはや挑発を通り越して宣戦布告そのものな余裕っぷりにモンキーマンは青筋が立ちそうになる。
「モンキーマン、落ち着きなさい!! ピッグマン!!」
『おうだブウ!!』
サン博士の攻撃命令ですぐにドスドスと前に出て大きく口を開けるピッグマン。
『ピッグフアイアー!!』
急降下してサン博士を狙うコウキンジョウを前に巨大な腹部内蔵型火炎放射器を起動させ、口腔内の噴射口ロック解除するピッグマン。
既存の内蔵兵器たるそれにサン博士が3Dプリンターで複製したカッパオイル生成機器を組み込み、火力強化と言う改良を施された業火放射は圧倒的な火力で呑みこみ、そのまま一気にサンリキセンに迫る。
『ヨウリキセン!!』
『おう!!』
一直線に迫りくる火炎放射を前に仲間の前に立ったサンリキセンの1人にして羊頭の戦闘用アンドロイド・ヨウリキセン。
『バショウセン!!』
音声認証で大団扇内蔵の何かを起動させたヨウリキセンは火炎放射目掛けて大団扇を全力フルスイング。
それにより生じた空気塊により押し返されたピッグファイアーは一瞬でかき消され、瞬間風速30メートル級の立っていられない爆風が4人に襲い掛かる
『博士を守れ!!』
無機物の頑強な肉体を持つ戦闘用アンドロイドである自分達はとにかく、生身のサン博士がこれを食らったら吹き飛ばされて金属壁に全身を叩きつけられてしまう。
股を大きく広げて下半身に全力を注ぐ四股の構えで踏ん張り、物理的障壁となったピッグマンの後ろでモンキーマンはサン博士を抱きかかえたまま地面に倒れ込むように身を低くする。
『かかったな!!』
『!?』
突如巻き込まれた暴風に耐えるしかないサン博士と3体の戦闘用アンドロイド。
うつ伏せになって覆いかぶさり、自身を守るモンキーマンにしがみついていたサン博士の視界隅を一瞬、金色の何かが過る。
【MMS 第64話につづく】
互いの動きが読めず、にらみ合うばかりのミクラ・ブレイン配下のサンリキセンVSレジスタンス軍特殊エージェント達。
そんな中、金色の縄をサン博士目掛けて投げる先制攻撃に出たのは羊頭のヨウリキセンだ。
『カッパワイヤー!!』
相手が縄ならこっちはワイヤー。
3人の前に出たカッパマンは先端に重石をつける事で局所破壊力上昇と投郷エイムの安定化に成功した改良型カッパワイヤーを投郷。
そのまま絡め落とし、引き寄せ奪おうとする。
『はあっ!!』
突如大声を上げながら拳を突き上げるヨウリキセン。
サン博士目掛けて正面から真っすぐに飛んでいたそれはその動きに応じるかのように斜め上に上昇し、大きなカーブを描きながらグネグネと予測困難な動きを始める。
『何ですと!?』
『アクスブーメラン!!』
等加速度直線運動しか出来ないが故にそのまま明後日の方向に飛んでいくカッパマンのワイヤーを挑発するかのようなくねくねとした動きで宙を舞うコウキンジョウ。
あれは手品や特殊ドローンの類ではないと判断したモンキーマンはすぐに戦闘用人工知能で軌道予測しつつ背中のモンキーロッド専用アタッチメントパーツをブーメラン投郷。
切断破壊しようとする。
『ほっ!!』
再度拳を握り、大きく半円を描くようなモーションを取るロクリキセン。
『ああ!?』
モンキーマンの投郷したアクスヘッドブーメランは中空でU字の構えを取って空中停止したコウキンジョウの真下を通過。
もはや挑発を通り越して宣戦布告そのものな余裕っぷりにモンキーマンは青筋が立ちそうになる。
「モンキーマン、落ち着きなさい!! ピッグマン!!」
『おうだブウ!!』
サン博士の攻撃命令ですぐにドスドスと前に出て大きく口を開けるピッグマン。
『ピッグフアイアー!!』
急降下してサン博士を狙うコウキンジョウを前に巨大な腹部内蔵型火炎放射器を起動させ、口腔内の噴射口ロック解除するピッグマン。
既存の内蔵兵器たるそれにサン博士が3Dプリンターで複製したカッパオイル生成機器を組み込み、火力強化と言う改良を施された業火放射は圧倒的な火力で呑みこみ、そのまま一気にサンリキセンに迫る。
『ヨウリキセン!!』
『おう!!』
一直線に迫りくる火炎放射を前に仲間の前に立ったサンリキセンの1人にして羊頭の戦闘用アンドロイド・ヨウリキセン。
『バショウセン!!』
音声認証で大団扇内蔵の何かを起動させたヨウリキセンは火炎放射目掛けて大団扇を全力フルスイング。
それにより生じた空気塊により押し返されたピッグファイアーは一瞬でかき消され、瞬間風速30メートル級の立っていられない爆風が4人に襲い掛かる
『博士を守れ!!』
無機物の頑強な肉体を持つ戦闘用アンドロイドである自分達はとにかく、生身のサン博士がこれを食らったら吹き飛ばされて金属壁に全身を叩きつけられてしまう。
股を大きく広げて下半身に全力を注ぐ四股の構えで踏ん張り、物理的障壁となったピッグマンの後ろでモンキーマンはサン博士を抱きかかえたまま地面に倒れ込むように身を低くする。
『かかったな!!』
『!?』
突如巻き込まれた暴風に耐えるしかないサン博士と3体の戦闘用アンドロイド。
うつ伏せになって覆いかぶさり、自身を守るモンキーマンにしがみついていたサン博士の視界隅を一瞬、金色の何かが過る。
【MMS 第64話につづく】
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