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第三章:『闇乃宮弐ノ闘戯場/水獣アオネコ』
【第8話】
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「うおっ、寒っ!!」
ヤミネコに先導されて第二闘戯場に入った闇乃宮討伐隊の15人。
「ここは……北極か? それとも南極か?」
熱が充満した溶鉱炉だった第一闘戯場とは全く違う天丼や壁を氷柱で覆われた洞窟のような空間。
そんな真逆の環境でありながらも代表者3人が戦うバトルステージとなる大小氷塊が浮かぶ池上に浮かぶ大きな板とそれを囲む観客席と言う配置はほぼ同じである。
「どっちでもええけど寒うてかなわんわ……ウチ薄着やから風邪ひいてまう」
「パパ、英里子さん程じゃないけどあたしたちも寒いわ……」
「うん、火紋もちの俺でも流石に……きつい」
マヨイガエレメント技・ゴーレムライド使用の都合で上半身タンクトップに半ズボン姿のままシバリングする英里子はとにかく、息子と娘はなんとかしなくては。
自らの戦闘用マヨイガエレメントで子供達や皆を温められないか探は模索する。
「チノモノ様に皆様、今温かいお茶を滝れますので…… しばらくお待ちください」
「気が利くねえ、ライちゃん!! あたし特大ドンブリなみなみでお願い」
赤銅肌のマッスルボディで大きな白い袋を肩に乗せ、額に一本角なボサボサツンツン銀髪の姉式神・フウの言葉を無視した白ロングヘアのツインギービューティーな式神ライは虎毛皮チャイナドレスのスリット内に手を差し込み、携帯型コンロと鉄やかん、茶葉の缶を取り出す。
「では私は厚手の敷物と毛布を……」
「わあグラサン猫だ!! 可愛い」
チノミヤノミコト様が四次元振袖から取り出した人気キャラクター・グラサン猫デザインのシートと毛布にエミは喜びの声を上げる。
『オマエらここでピクニックかにゃ!?』
「!!」
氷池上のどこかから飛び降りてきて、浮かべられた足場板に飛び乗ったのは腹部が白でその他全身を薄青い毛で覆われた雌猫の二足歩行獣人魔物。
ピューマやジャガーを想起させる野性味のある鍛えられた美しさと二足歩行でしか見せられない女性的なプロポーションに全員の注目が集まる。
『ああん、こんなにたくさんの人達に見てもらえるなんてたまんないわぁ……この注目感、もう最高!!』
腰をくねくねさせながら顔を赤らめる新たな敵を前に寒さも忘れて身構える闇乃宮討伐隊。
『タメシヤノミコト御―行の皆様、改めまして!! 私はヤミノミヤノミコト様より第二闘戯場でのお相手を任されましたアオネコと申しますわ!!』
快感と興奮のあまりきゃぴきゃぴなハイテンションで自己紹介するアオネコ。
『わたくし、女は好きじゃありませんの!! 戦うならイケメンに限りますわ』
(死ね!! カマトトぶりっこ女!!)
露骨なまでに女に嫌われる女アピールをしてくる敵に中指を立てたくなる衝動をこらえる女性陣。
『と、言う訳でそこのボク君と、おっきい貴方と素敵な細目の貴方!! セクシービューティーな私と戦わせてあげるから降りていらっしゃい!!』
「素敵な細目のアナタとは……言ってくれるじゃないの、セクシービューテイーアニマルなお姉さん。敵ながら見る目があるね!!」
雲隠武と須田丸と共に敵に対戦相手指名されたゴブガミは満足気にほくそ笑む。
「蓑田さん、タケルを頼みます」
「ああ、もちろんだぜ雲隠のアニキ!! 行こうぜ、タケル!!」
「はい、蓑田さん!!」
敵に対戦相手指名された雲隠武と須田丸、そしてゴブガミは板橋上を滑らせないように降りて行く。
『うれしいにゃぁ…… こんなイケメンをワタシのペットに出来るなんて!! 主様、ありがとうだにゃ!!』
腰をくねくねさせながら舌を出し、興奮のあまりはぁはぁと荒い息を吐くアオネコ。
「そいつはどういう意味だ?」
『うん、アタシの夢はアタシだけの専用イケメン天国ハーレムを持つ事!!
主様はこの第二闘戯場で私が倒したイケメンは全てに私の所有物として自由にさせてくれるって約束してくれたの……だからキミ達をミナゴロシにする覚悟で頑張らないと!!』
そう言いつつ闇渦を生成し、手を突っ込んだアオネコは三日月型の刃を持つナイフを二刀流逆手持ちする。
「そいつはうらやま……ではない!! 今のを聞いたか英里子!?」
観客席で眼下の闘戯場を見つつ、会話内容に耳をすませていた茜は思わず出て来たよだれを拭きつつ隣の英里子に聞く。
「ああ、きっちり聞こえたでこのムッツリスケベボ院」
「……?」
幼い頃からの家族ぐるみの付き合いで茜お姉さんと英里子お姉さんがギャグマンガみたいなお仕置きでヤンチャしあえる『喧嘩するほど仲がいい』関係である事を知っているエミ。
そんな彼女でも初めて聞く英里子節の意味がわからず首をかしげる。
「おほん……つまりさっきのゴブガミの解説とあの女の言葉が事実だとすればこの闇乃宮で倒れた者は五武神の宮に 挑むもののふと同じく蘇生可能である、と言う事だろう」
このままではエミに先刻の罵詈雑言に言及され、どうやっても情操教育によろしくない答えしか言えない。
そう判断した茜は無理やり真面目な話に切り替える。
「あいつのボスがどんな奴かは知らんけど、おそらくウチらが負けた後の魂的なサムシングはそいつが確保しとるんやろね……つまリタメシヤちゃんと爺さん、ツミレちゃんは救出ワンチャンあるんやろね」
『おい、何盗み聞きしてんだよチビ!!』
頭上の観客席で冷静に情報分析する英里子に中指を立てるアオネコ。
「ぶっ、ヘンタイの本性みたリヒス女……とはこの事やね。
かつてクレイジー災厄女と呼ばれたウチが言うのもどの口やねんけどな……お前、男女問わず嫌われるタイプやろ?」
『あぁ!?』
「すぐにカッとなるのみならず『あぁ!?』とか言っちゃうそれや、それ。
もしかしてワタシ専用ハーレムなんてイタい事言うとるのも……そのせいで男に逃げられまくったからどこかに閉じ込めんと思うたんちゃう? それ、男が悪いんとちゃう。お前の自業自得や」
小柄なのは事実とは言えチビと罵倒された英里子は一切の反撃を許さない正論パンチ無駄無駄ラッシュで敵を徹底論破していく。
【第9話に続く】
ヤミネコに先導されて第二闘戯場に入った闇乃宮討伐隊の15人。
「ここは……北極か? それとも南極か?」
熱が充満した溶鉱炉だった第一闘戯場とは全く違う天丼や壁を氷柱で覆われた洞窟のような空間。
そんな真逆の環境でありながらも代表者3人が戦うバトルステージとなる大小氷塊が浮かぶ池上に浮かぶ大きな板とそれを囲む観客席と言う配置はほぼ同じである。
「どっちでもええけど寒うてかなわんわ……ウチ薄着やから風邪ひいてまう」
「パパ、英里子さん程じゃないけどあたしたちも寒いわ……」
「うん、火紋もちの俺でも流石に……きつい」
マヨイガエレメント技・ゴーレムライド使用の都合で上半身タンクトップに半ズボン姿のままシバリングする英里子はとにかく、息子と娘はなんとかしなくては。
自らの戦闘用マヨイガエレメントで子供達や皆を温められないか探は模索する。
「チノモノ様に皆様、今温かいお茶を滝れますので…… しばらくお待ちください」
「気が利くねえ、ライちゃん!! あたし特大ドンブリなみなみでお願い」
赤銅肌のマッスルボディで大きな白い袋を肩に乗せ、額に一本角なボサボサツンツン銀髪の姉式神・フウの言葉を無視した白ロングヘアのツインギービューティーな式神ライは虎毛皮チャイナドレスのスリット内に手を差し込み、携帯型コンロと鉄やかん、茶葉の缶を取り出す。
「では私は厚手の敷物と毛布を……」
「わあグラサン猫だ!! 可愛い」
チノミヤノミコト様が四次元振袖から取り出した人気キャラクター・グラサン猫デザインのシートと毛布にエミは喜びの声を上げる。
『オマエらここでピクニックかにゃ!?』
「!!」
氷池上のどこかから飛び降りてきて、浮かべられた足場板に飛び乗ったのは腹部が白でその他全身を薄青い毛で覆われた雌猫の二足歩行獣人魔物。
ピューマやジャガーを想起させる野性味のある鍛えられた美しさと二足歩行でしか見せられない女性的なプロポーションに全員の注目が集まる。
『ああん、こんなにたくさんの人達に見てもらえるなんてたまんないわぁ……この注目感、もう最高!!』
腰をくねくねさせながら顔を赤らめる新たな敵を前に寒さも忘れて身構える闇乃宮討伐隊。
『タメシヤノミコト御―行の皆様、改めまして!! 私はヤミノミヤノミコト様より第二闘戯場でのお相手を任されましたアオネコと申しますわ!!』
快感と興奮のあまりきゃぴきゃぴなハイテンションで自己紹介するアオネコ。
『わたくし、女は好きじゃありませんの!! 戦うならイケメンに限りますわ』
(死ね!! カマトトぶりっこ女!!)
露骨なまでに女に嫌われる女アピールをしてくる敵に中指を立てたくなる衝動をこらえる女性陣。
『と、言う訳でそこのボク君と、おっきい貴方と素敵な細目の貴方!! セクシービューティーな私と戦わせてあげるから降りていらっしゃい!!』
「素敵な細目のアナタとは……言ってくれるじゃないの、セクシービューテイーアニマルなお姉さん。敵ながら見る目があるね!!」
雲隠武と須田丸と共に敵に対戦相手指名されたゴブガミは満足気にほくそ笑む。
「蓑田さん、タケルを頼みます」
「ああ、もちろんだぜ雲隠のアニキ!! 行こうぜ、タケル!!」
「はい、蓑田さん!!」
敵に対戦相手指名された雲隠武と須田丸、そしてゴブガミは板橋上を滑らせないように降りて行く。
『うれしいにゃぁ…… こんなイケメンをワタシのペットに出来るなんて!! 主様、ありがとうだにゃ!!』
腰をくねくねさせながら舌を出し、興奮のあまりはぁはぁと荒い息を吐くアオネコ。
「そいつはどういう意味だ?」
『うん、アタシの夢はアタシだけの専用イケメン天国ハーレムを持つ事!!
主様はこの第二闘戯場で私が倒したイケメンは全てに私の所有物として自由にさせてくれるって約束してくれたの……だからキミ達をミナゴロシにする覚悟で頑張らないと!!』
そう言いつつ闇渦を生成し、手を突っ込んだアオネコは三日月型の刃を持つナイフを二刀流逆手持ちする。
「そいつはうらやま……ではない!! 今のを聞いたか英里子!?」
観客席で眼下の闘戯場を見つつ、会話内容に耳をすませていた茜は思わず出て来たよだれを拭きつつ隣の英里子に聞く。
「ああ、きっちり聞こえたでこのムッツリスケベボ院」
「……?」
幼い頃からの家族ぐるみの付き合いで茜お姉さんと英里子お姉さんがギャグマンガみたいなお仕置きでヤンチャしあえる『喧嘩するほど仲がいい』関係である事を知っているエミ。
そんな彼女でも初めて聞く英里子節の意味がわからず首をかしげる。
「おほん……つまりさっきのゴブガミの解説とあの女の言葉が事実だとすればこの闇乃宮で倒れた者は五武神の宮に 挑むもののふと同じく蘇生可能である、と言う事だろう」
このままではエミに先刻の罵詈雑言に言及され、どうやっても情操教育によろしくない答えしか言えない。
そう判断した茜は無理やり真面目な話に切り替える。
「あいつのボスがどんな奴かは知らんけど、おそらくウチらが負けた後の魂的なサムシングはそいつが確保しとるんやろね……つまリタメシヤちゃんと爺さん、ツミレちゃんは救出ワンチャンあるんやろね」
『おい、何盗み聞きしてんだよチビ!!』
頭上の観客席で冷静に情報分析する英里子に中指を立てるアオネコ。
「ぶっ、ヘンタイの本性みたリヒス女……とはこの事やね。
かつてクレイジー災厄女と呼ばれたウチが言うのもどの口やねんけどな……お前、男女問わず嫌われるタイプやろ?」
『あぁ!?』
「すぐにカッとなるのみならず『あぁ!?』とか言っちゃうそれや、それ。
もしかしてワタシ専用ハーレムなんてイタい事言うとるのも……そのせいで男に逃げられまくったからどこかに閉じ込めんと思うたんちゃう? それ、男が悪いんとちゃう。お前の自業自得や」
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