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第三章:『闇乃宮弐ノ闘戯場/水獣アオネコ』
【第13話】
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闇乃宮内、第二闘戯場。
『シャァァァァ!!』『ニャアアア!!』『イケメェェン!!』
「……と、言う技のはずなんだ!!」
マヨイガの儀を管理する五武神として観客席から見守る仲間と同じ事に気づき、戦場を共にする須田丸とタケルに解説し終えたゴブガミ。
「つまリスライム化してこの近くでどこかに隠れた本体を引きずり出せ!! って事なのか!?」
鎧胸部と右腕&左腕のデストロイガトリングを交代で撃ちまくり、チャージ&ショットの桶狭間ルーティンで弾幕を張り続ける須田丸。
「そういう事だね!!」
「じゃあ蓑田おじさんのヴォルトプラスミサイルなら!!」
「それは無理だ、射出は時間が掛かるうえに弾幕を切らすわけにはいかねぇ!!」
「ゴブガミ先生の風結界にヴォルトプラスで!!」
「スマンが魔力回復が足りない!! あの大技は想像以上に持っていきやがった」
「じゃあ……俺が」
火のマヨイガ紋とその他3つのマヨイガエレメントが使えるとはいえマヨイガ大先輩方のような攻撃範囲も火力も無い自分には敵をあぶりだす手段はない。
360度取り囲む水面からわらわらと湧き出して迫りくるアオネコ分体を前にちまちまと一匹ずつエレメントプラス槍で破壊していく事しかできないタケルはすぐにその事実に気がつく。
『にゃははは、聞こえちゃったにゃよ!!』
「!!」
第二闘戯場全体に響く魔力音声。
『アタシは今どこかと聞かれたら、それはお前らの足元だにゃ!!』
「さてはこの第二闘戯場の氷洞プールと一体化しているんだな!?」
『その通りだにゃボウヤ!! つまり今のアタシは君達を直接胎内に取り込めるってことにゃよ?』
その言葉で敵が無限に湧いてくる理由にある意味納得しつつも同時にこの足場以外の水面は全て敵のダメージポイントであると言う事実に気が付いた3人。
『アタシのサービスヒントを聞いた君達はこう考えているにゃ『だったら水面にエレメント攻撃するしかないだろっ!!』って……でもそうはイカのキンタマだにゃ!!』
『クリエイト・アイスバーグ!!』
「うおっ!!」「くっ!!」
詠唱と共に消失するアオネコ水分体、そして足場円盤を持ち上げるように水面を分厚く覆いだす氷……このままでは敵が攻撃の届かない場所で無敵化してしまうと分かりつつも下から持ち上げられる足場上で滑り落ちないように踏ん張る事しか出来ない3人。
『ついでにアイスキャッツ召喚だにゃ!!』
『フリィィィズ!!』
先刻の水分体とは違う頑強な氷の彫像として四方八方の氷からメリメリと生えてくる分体アオネコ軍団。
低学年の頃、物知りで話が面白い呉井お姉さんの影響で読んだ『未解明!! 怖いオカルトの本』で読みトラウマになった『日本の某お寺の大岩からは内部から生まれるかの如く赤子サイズの石が出てくる』を想起させる風景にタケルは青ぎめる。
『まずはボウヤを押さえるにゃ!!』
『フリィィイズ!!』
タケルの動揺を野性のカンで察知したアオネコの指示を受け、海外TVドラマのアメリカンポリスのような声を上げて一斉に襲い掛かる氷分体達。
(どっ、どうすればいいんだ!? この状況で分厚い地面の水をぶち抜いて本体の液化した敵を攻撃するなんてお2人でも無理だ!!)
見てくれはさておき中身はスライムでしかない水分体とは硬度も強度も全く違う氷の分体が無限湧きして全方位から襲ってくると言う絶望的展開。
自分よりも強い神紋持ちの簑田おじさんや五武神内でも実力派だと言うのゴブガミ先生でも魔力残量が空っぼに近い今、長期戦に持ち込まれれば敗北必須……少ないとは言え魔力ほぼ満タンの自分が何かせねば、かつてマヨイガの儀を征した偉大なるもののふを父に持つ雲隠の血筋、雲隠 武は今自分がやれる事を必死で考える。
『壱! 参! 弐! 弐! 参! 壱!』
『はっ、 はっ、 はっ、 ほっ、 よっ、 はっ! !』
そんなタケルの回想世界内……人魚族の村近く、武術訓練所。
漢数字の丸が描かれたピラニアソルジャー上半身型の的板を前に槍を構え、ツミレ先生の言う番号を正確に早く突くトレーニングに励むタケル。
『よしっ、いい感じよ!! 大分精度が上がっているわ』
『ありがとうございます、ツミレ先生』
ハ―フパンツにタンクトップ、サンダル姿で槍のトレーニングをしていたタケルは汗を拭きつつ師に頭を下げる。
『そろそろこの的もボロっちくなって来たし……的数字を増やした上で新しい的を用意した方がいいかもね。』
『あっ、はい……ありがとうございます』
新調するなら的数字を難しい旧字体漢数字ではなく普通の数字にしてもらえませんか? と言いたくなったタケルであったが、人魚族さんの浪漫を壊してはいけないと考えて思いとどまる。
『ツミレ先生、お兄ちゃんは突きだけじゃなくて私のイクサオウギみたいな薙ぎも必要じゃないですか?』
『そうねぇ、エミの武器とタケルの武器は勝手が違うから何とも言えないけど……どうしてそう思うの?』
両親の友人にして大先輩もののふ。英里子さんが寄付し、その後人魚族の武術指南書となった人間界の劇画漫画『檄!! 漢魂』を読みつつ休憩しつつ見ていたエミの問いかけに聞き返すツミレ。
『はい……この人お兄ちゃんと同じ槍使いなんですけど猛速回転でヘリコプターみたいに飛んでいるのが気持ちよさそうで。こんなのお兄ちゃんが使えたらいいかなぁ、なんて思ったんです』
ここは人間界の常識が通じない異世界迷宮で兄妹揃ってマヨイガエレメント使いだとは言え流石にそれは無理では……と言いかけたタケルの前で武術指南書(漫画)のワンシーンを見る女の子2人。
『ああ、これね……実は過去に風エレメント使いの戦士が何度か再現を試みたんだけど皆失敗しているのよね。縄も使って一番上手く行ったガンモさんも少し浮くことは出来たんだけど落ちて腰をやっちゃったし』
ガンモさん、何やってるんですか? タケルは心の中で突っ込む。
『まあでも憧れを抱くのは大事だと思うし、タケルもエミも風マヨイガエレメントは使えるんだからいつか試してみたらどうかしら?』
(ヘリコプター……羽……回転……拡散爆撃……そうか!!)
過去の修行の記憶で活路と可能性を見出だし、現実に帰還したタケル。
『エレメントプラス・ウインド!!』
「タケル!?」
「どっ、どうしたんだい!?」
何を思ったのか自身の槍にエレメントプラス・ウィンドをかけ、上空にぶん投げたタケルにゴブガミと須田丸は驚くばかりだ。
【第14話に続く】
『シャァァァァ!!』『ニャアアア!!』『イケメェェン!!』
「……と、言う技のはずなんだ!!」
マヨイガの儀を管理する五武神として観客席から見守る仲間と同じ事に気づき、戦場を共にする須田丸とタケルに解説し終えたゴブガミ。
「つまリスライム化してこの近くでどこかに隠れた本体を引きずり出せ!! って事なのか!?」
鎧胸部と右腕&左腕のデストロイガトリングを交代で撃ちまくり、チャージ&ショットの桶狭間ルーティンで弾幕を張り続ける須田丸。
「そういう事だね!!」
「じゃあ蓑田おじさんのヴォルトプラスミサイルなら!!」
「それは無理だ、射出は時間が掛かるうえに弾幕を切らすわけにはいかねぇ!!」
「ゴブガミ先生の風結界にヴォルトプラスで!!」
「スマンが魔力回復が足りない!! あの大技は想像以上に持っていきやがった」
「じゃあ……俺が」
火のマヨイガ紋とその他3つのマヨイガエレメントが使えるとはいえマヨイガ大先輩方のような攻撃範囲も火力も無い自分には敵をあぶりだす手段はない。
360度取り囲む水面からわらわらと湧き出して迫りくるアオネコ分体を前にちまちまと一匹ずつエレメントプラス槍で破壊していく事しかできないタケルはすぐにその事実に気がつく。
『にゃははは、聞こえちゃったにゃよ!!』
「!!」
第二闘戯場全体に響く魔力音声。
『アタシは今どこかと聞かれたら、それはお前らの足元だにゃ!!』
「さてはこの第二闘戯場の氷洞プールと一体化しているんだな!?」
『その通りだにゃボウヤ!! つまり今のアタシは君達を直接胎内に取り込めるってことにゃよ?』
その言葉で敵が無限に湧いてくる理由にある意味納得しつつも同時にこの足場以外の水面は全て敵のダメージポイントであると言う事実に気が付いた3人。
『アタシのサービスヒントを聞いた君達はこう考えているにゃ『だったら水面にエレメント攻撃するしかないだろっ!!』って……でもそうはイカのキンタマだにゃ!!』
『クリエイト・アイスバーグ!!』
「うおっ!!」「くっ!!」
詠唱と共に消失するアオネコ水分体、そして足場円盤を持ち上げるように水面を分厚く覆いだす氷……このままでは敵が攻撃の届かない場所で無敵化してしまうと分かりつつも下から持ち上げられる足場上で滑り落ちないように踏ん張る事しか出来ない3人。
『ついでにアイスキャッツ召喚だにゃ!!』
『フリィィィズ!!』
先刻の水分体とは違う頑強な氷の彫像として四方八方の氷からメリメリと生えてくる分体アオネコ軍団。
低学年の頃、物知りで話が面白い呉井お姉さんの影響で読んだ『未解明!! 怖いオカルトの本』で読みトラウマになった『日本の某お寺の大岩からは内部から生まれるかの如く赤子サイズの石が出てくる』を想起させる風景にタケルは青ぎめる。
『まずはボウヤを押さえるにゃ!!』
『フリィィイズ!!』
タケルの動揺を野性のカンで察知したアオネコの指示を受け、海外TVドラマのアメリカンポリスのような声を上げて一斉に襲い掛かる氷分体達。
(どっ、どうすればいいんだ!? この状況で分厚い地面の水をぶち抜いて本体の液化した敵を攻撃するなんてお2人でも無理だ!!)
見てくれはさておき中身はスライムでしかない水分体とは硬度も強度も全く違う氷の分体が無限湧きして全方位から襲ってくると言う絶望的展開。
自分よりも強い神紋持ちの簑田おじさんや五武神内でも実力派だと言うのゴブガミ先生でも魔力残量が空っぼに近い今、長期戦に持ち込まれれば敗北必須……少ないとは言え魔力ほぼ満タンの自分が何かせねば、かつてマヨイガの儀を征した偉大なるもののふを父に持つ雲隠の血筋、雲隠 武は今自分がやれる事を必死で考える。
『壱! 参! 弐! 弐! 参! 壱!』
『はっ、 はっ、 はっ、 ほっ、 よっ、 はっ! !』
そんなタケルの回想世界内……人魚族の村近く、武術訓練所。
漢数字の丸が描かれたピラニアソルジャー上半身型の的板を前に槍を構え、ツミレ先生の言う番号を正確に早く突くトレーニングに励むタケル。
『よしっ、いい感じよ!! 大分精度が上がっているわ』
『ありがとうございます、ツミレ先生』
ハ―フパンツにタンクトップ、サンダル姿で槍のトレーニングをしていたタケルは汗を拭きつつ師に頭を下げる。
『そろそろこの的もボロっちくなって来たし……的数字を増やした上で新しい的を用意した方がいいかもね。』
『あっ、はい……ありがとうございます』
新調するなら的数字を難しい旧字体漢数字ではなく普通の数字にしてもらえませんか? と言いたくなったタケルであったが、人魚族さんの浪漫を壊してはいけないと考えて思いとどまる。
『ツミレ先生、お兄ちゃんは突きだけじゃなくて私のイクサオウギみたいな薙ぎも必要じゃないですか?』
『そうねぇ、エミの武器とタケルの武器は勝手が違うから何とも言えないけど……どうしてそう思うの?』
両親の友人にして大先輩もののふ。英里子さんが寄付し、その後人魚族の武術指南書となった人間界の劇画漫画『檄!! 漢魂』を読みつつ休憩しつつ見ていたエミの問いかけに聞き返すツミレ。
『はい……この人お兄ちゃんと同じ槍使いなんですけど猛速回転でヘリコプターみたいに飛んでいるのが気持ちよさそうで。こんなのお兄ちゃんが使えたらいいかなぁ、なんて思ったんです』
ここは人間界の常識が通じない異世界迷宮で兄妹揃ってマヨイガエレメント使いだとは言え流石にそれは無理では……と言いかけたタケルの前で武術指南書(漫画)のワンシーンを見る女の子2人。
『ああ、これね……実は過去に風エレメント使いの戦士が何度か再現を試みたんだけど皆失敗しているのよね。縄も使って一番上手く行ったガンモさんも少し浮くことは出来たんだけど落ちて腰をやっちゃったし』
ガンモさん、何やってるんですか? タケルは心の中で突っ込む。
『まあでも憧れを抱くのは大事だと思うし、タケルもエミも風マヨイガエレメントは使えるんだからいつか試してみたらどうかしら?』
(ヘリコプター……羽……回転……拡散爆撃……そうか!!)
過去の修行の記憶で活路と可能性を見出だし、現実に帰還したタケル。
『エレメントプラス・ウインド!!』
「タケル!?」
「どっ、どうしたんだい!?」
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