5 / 7
トラウVS女子
しおりを挟む
「ロミー様が作ったこの土器、私がもらってもいいですか」
夕食後の片付けをしている時、トラウさんが私が作った土鍋?が欲しいと言いだしました。穴が空いているために水を入れられず、木の実やフルーツを入れるカゴ替わりに使ったのですが、いびつな形のせいでボロボロと中身が溢れてしまうためカゴとしての役割すら満足に出来ない、土鍋にもカゴにもなり損ねた失敗作です。夕食の時も、皆がフルーツを取る度に中身が溢れ出てしまい、これは誰が作ったんだと探索組の方に聞かれなかったことにホッとしていたほどです。後でこっそり捨てようと心に決めていたというのに。
「それをどうするのですか?」
「部屋に飾ります」
「これをトラウさんの部屋に飾るのですか!?」
それはなんだかものすごい恥ずかしい気がします。近くにいたマリー様とベティーナさんがとても冷たい目でトラウさんを見ています。あまり仲が良くない2人ですが、トラウさんへの思いは同じみたいです。
そこへエルヴィン殿下が颯爽と現れました。
「ロミルダ嬢、将来の王妃が手作り品を無闇に下賜したらダメだ。その前衛的な土器は王家で預かるよ」
そう言ってエルヴィン殿下が土鍋?を持って行ってしまいました。前衛的と言われるくらいなら、早く捨てておけば良かった。そしてトラウさんはすごい目でエルヴィン殿下の背中を睨んでいますが、王族をそんな目で見てはダメだと思います。
夕食後の片付けをしている時、トラウさんが私が作った土鍋?が欲しいと言いだしました。穴が空いているために水を入れられず、木の実やフルーツを入れるカゴ替わりに使ったのですが、いびつな形のせいでボロボロと中身が溢れてしまうためカゴとしての役割すら満足に出来ない、土鍋にもカゴにもなり損ねた失敗作です。夕食の時も、皆がフルーツを取る度に中身が溢れ出てしまい、これは誰が作ったんだと探索組の方に聞かれなかったことにホッとしていたほどです。後でこっそり捨てようと心に決めていたというのに。
「それをどうするのですか?」
「部屋に飾ります」
「これをトラウさんの部屋に飾るのですか!?」
それはなんだかものすごい恥ずかしい気がします。近くにいたマリー様とベティーナさんがとても冷たい目でトラウさんを見ています。あまり仲が良くない2人ですが、トラウさんへの思いは同じみたいです。
そこへエルヴィン殿下が颯爽と現れました。
「ロミルダ嬢、将来の王妃が手作り品を無闇に下賜したらダメだ。その前衛的な土器は王家で預かるよ」
そう言ってエルヴィン殿下が土鍋?を持って行ってしまいました。前衛的と言われるくらいなら、早く捨てておけば良かった。そしてトラウさんはすごい目でエルヴィン殿下の背中を睨んでいますが、王族をそんな目で見てはダメだと思います。
58
あなたにおすすめの小説
一途に愛した1周目は殺されて終わったので、2周目は王子様を嫌いたいのに、なぜか婚約者がヤンデレ化して離してくれません!
夢咲 アメ
恋愛
「君の愛が煩わしいんだ」
婚約者である王太子の冷たい言葉に、私の心は砕け散った。
それから間もなく、私は謎の襲撃者に命を奪われ死んだ――はずだった。
死の間際に見えたのは、絶望に顔を歪ませ、私の名を叫びながら駆け寄る彼の姿。
……けれど、次に目を覚ました時、私は18歳の自分に戻っていた。
「今世こそ、彼を愛するのを辞めよう」
そう決意して距離を置く私。しかし、1周目であれほど冷酷だった彼は、なぜか焦ったように私を追いかけ、甘い言葉で縛り付けようとしてきて……?
「どこへ行くつもり? 君が愛してくれるまで、僕は君を離さないよ」
不器用すぎて愛を間違えたヤンデレ王子×今世こそ静かに暮らしたい令嬢。
死から始まる、執着愛の二周目が幕を開ける!
9時から5時まで悪役令嬢
西野和歌
恋愛
「お前は動くとロクな事をしない、だからお前は悪役令嬢なのだ」
婚約者である第二王子リカルド殿下にそう言われた私は決意した。
ならば私は願い通りに動くのをやめよう。
学園に登校した朝九時から下校の夕方五時まで
昼休憩の一時間を除いて私は椅子から動く事を一切禁止した。
さあ望むとおりにして差し上げました。あとは王子の自由です。
どうぞ自らがヒロインだと名乗る彼女たちと仲良くして下さい。
卒業パーティーもご自身でおっしゃった通りに、彼女たちから選ぶといいですよ?
なのにどうして私を部屋から出そうとするんですか?
嫌です、私は初めて自分のためだけの自由の時間を手に入れたんです。
今まで通り、全てあなたの願い通りなのに何が不満なのか私は知りません。
冷めた伯爵令嬢と逆襲された王子の話。
☆別サイトにも掲載しています。
※感想より続編リクエストがありましたので、突貫工事並みですが、留学編を追加しました。
これにて完結です。沢山の皆さまに感謝致します。
悪役令嬢を彼の側から見た話
下菊みこと
恋愛
本来悪役令嬢である彼女を溺愛しまくる彼のお話。
普段穏やかだが敵に回すと面倒くさいエリート男子による、溺愛甘々な御都合主義のハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
悪役令嬢は殿下の素顔がお好き
香澄京耶
恋愛
王太子の婚約者アメリアは、 公衆の場で婚約破棄される夢を見たことをきっかけに、自ら婚約解消を申し出る。
だが追い詰められた王太子、ギルバートは弱さと本心を曝け出してしまい――。
悪役令嬢と、素直になれない王太子の“逆転”ラブコメディ。
悪役令嬢はもらい受けます
SHIN
恋愛
会場に響く声に誰もが注目する。
声を発したのは少し前に留学してきた美しい少女。
彼女は、婚約破棄され濡れ衣を被せられた悪役令嬢を救えるのか。
という婚約破棄物です。
欲望のままに書いたからながいです。
なんか、話が斜め横にいきました。あれぇ、主人公くんが暴走してる。
10/2完結。
10/9捕捉話。
SHIN
記憶を無くした、悪役令嬢マリーの奇跡の愛
三色団子
恋愛
豪奢な天蓋付きベッドの中だった。薬品の匂いと、微かに薔薇の香りが混ざり合う、慣れない空間。
「……ここは?」
か細く漏れた声は、まるで他人のもののようだった。喉が渇いてたまらない。
顔を上げようとすると、ずきりとした痛みが後頭部を襲い、思わず呻く。その拍子に、自分の指先に視線が落ちた。驚くほどきめ細やかで、手入れの行き届いた指。まるで象牙細工のように完璧だが、酷く見覚えがない。
私は一体、誰なのだろう?
聖女をぶん殴った女が妻になった。「貴女を愛することはありません」と言ったら、「はい、知ってます」と言われた。
下菊みこと
恋愛
主人公は、聖女をぶん殴った女を妻に迎えた。迎えたというか、強制的にそうなった。幼馴染を愛する主人公は、「貴女を愛することはありません」というが、返答は予想外のもの。
この結婚の先に、幸せはあるだろうか?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる