赤いりんごは虫食いりんご 〜りんごが堕ちるのは木のすぐ下〜

くびのほきょう

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15歳

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「ちなみに、フェリクスもここに呼んでるよ。飾り紐での位置特定は、登録者と、登録者の二親等までの血縁と、魔道具の作成者でないとできないんだ。ラルフの家族は皆領地にいてね、今ゾグラフ辺境伯夫妻が転送ゲートで王都へ向かってくれてるけど、メッセンジャーを確認するのが遅かったせいで到着は早くて今から1時間後。だから、それより早く来れるフェリクスを呼ぶことにした」

王都を始め主要な領地や高位貴族の領地には転送ゲートが設置してあり、ゲート間を一瞬で移動することができる。ゾグラフ領は国境にあるため林間学習で行ったカンディア山より比べられないくらい遠方に位置しているけれど、転送ゲートがあるおかげでカンディア山よりもずっと早くに王都へと来ることができるのだ。

転送ゲートを使わず騎乗だけだと、ゾグラフ領から王都までは片道1週間かかるとラルフは言っていた。1週間を1時間に短縮できただけでもすごいとは思うが、この1時間でラルフの身に何かあったらと思うと気がきではない。
すぐにフェリクスが来てくれるならそれに越したことはない。

「モラレスの実に入っている場合、位置の特定に影響があるかもしれない。ドミニク殿下、フェリクスにその件を聞いても大丈夫だろうか」

アラスターはラルフがモラレスの実に入れられているだろう前提でドミニクへ質問している。

「フレイアはすでに知っているんだけど、アラスターとオリーブ嬢にも言っちゃうね。フェリクスは出自のせいで王族とはズブズブの関係だから、どんなことでも後で口止めができる。『フェリクスの前で話していいのかな』とか心配しないで何でも話して大丈夫」

つまり、フェリクスの公表されていない母親は王族なのだろう……。違うかもしれないが、そう考えて良いくらいの存在ということ。
さすが乙女ゲームの攻略対象者に選ばれるだけある。フェリクスのことは王族と変わらない扱いを心がけたら問題ないだろう。

オリーブは昨日からたった二日でたくさんの王家の秘密を知ってしまっている。つい恐ろしいと思ってしまったが、今はそんなことを考えてる場合ではないと、すぐに気持ちを切り替えた。

そこへ、ドアをノックする音が響く。

サイラスの返事で一人の騎士が入室し、ドミニクへ耳打ちをした後に小さな箱を渡してすぐに退室して行った。

「飾り紐は来た。フェリクスももうすぐだって」

ドミニクがそう言うや否やドアをノックする音が響き、フェリクスが入室してきた。
ピンク色の髪に紫色の瞳、整った顔立ちだからか同い年とは思えない妙な色気があるフェリクス。フレイアとアラスターと同じ紫色の瞳なために、王族よりもマルティネス公爵家の縁者と言われた方が納得できる。

「ドミニク殿下とサイラスとフレイア嬢とパレルモ嬢って、これ何の集まり?……組み合わせ的にサイラスとパレルモ嬢が婚約するとか?あれ?カイル先生とめっちゃイチャイチャしてなかった?」

黙っていれば大人っぽいのに、ヘラヘラとした笑顔と軽い口調のせいで話し出すとたちまち子供っぽい雰囲気へと変わってしまった。
初対面のフェリクスから失礼なことを言われてしまい、オリーブは返事に困り固まってしまう。フェリクスはオリーブのことをマールムと勘違いしているようなので、初対面のつもりはないのだろうが、失礼なことには変わりはない。

「パレルモ嬢じゃなくてオリーブ・ホワイト嬢だよ。ラルフの幼馴染の!異母姉妹だから似てるけど雰囲気が全然違うだろうが。瞳の色も赤と青で違うし。お前、マールムと2日間も同じ班だったのに間違えんなよ」

「あぁ、ニコと同じ班だったラルフの幼馴染ちゃんか。ってことはサイラスは幼馴染ちゃんと婚約するの?え?ラルフから寝取ったの?」

「そんな恐ろしいこと、冗談でも言うな!」

サイラスとフェリクスの気安い様子から二人は随分と仲が良いのだと分かる。そんな二人の様子を、ドミニクは笑顔で、フレイアは怪訝そうな顔つきで見つめている。

「ふーん。じゃぁ昨日の花火はラルフの幼馴染ちゃん関連で確定ってことか。わざわざ二日目の朝に班変更してくれって言ってきたから、あの召集の花火は幼馴染ちゃん関連だったのかなってニコと話してたんだよね。昨日の今日だし、僕がここに呼び出されたのもそれ関連なんだろ?で、ラルフは?」

そう言ってフェリクスはキョロキョロと部屋を見渡しラルフがいないか確認している。
フェリクスは飛熊が出没した際に放たれた召集の花火を見ていたようだ。オリーブがテントを抜け出した時の印象だと出歩いている人は警備の騎士しかいなかったように思うので、他の目撃者は少なかったと思いたい。

「そのラルフを探してもらおうと思って呼んだんだよ。悪いんだけど、フェリクスに詳しく説明している時間はないんだ。すぐに位置の特定をして欲しい」

そう言ってドミニクは先ほどの騎士に渡された小さな箱を開け、フェリクスへと差し出した。フェリクスが中から取り出したのはラルフの髪色と同じオリーブ色の飾り紐と、オリーブの髪色と同じ黒色の飾り紐。

「りょうかーい。……この飾り紐、ラルフと幼馴染ちゃんの髪色だったのかぁ。じゃぁラルフの方のカーキ色、じゃなくてオリーブ色か!こっちにしとこ……」

フェリクスは左の手のひらを天に掲げ、オリーブ色の方の飾り紐をその左手の中指に掛け垂らし、魔法を発動した。

皆でフェリクスを囲み固唾を呑みながら見守ると、フェリクスが掲げてる左手のひらの少し上にフワッと光る地図が浮かび上がった。手のひらより少し大きい丸型の平面の地図で、実体はなさそうだ。
王城周辺の地図が表示されているが、もしかして、ラルフはここ王城にいるということだろうか?

「今はここの現在地を示してるだけだから、ちょっと待って。これ作ったの5年前だからさ、地図の更新が必要なんだよ。国内の参照元は去年改版されたガルブレイス王国発行の一般図に更新になりまーす」

フェリクスは口調はおどけているものの、とても真剣な表情で飾り紐を弄っている。

「よし!更新完了!じゃぁこいつの相方の現在置を表示するよー」

フェリクスが魔力を込めると、表示されている地図が変わり真ん中に青い丸が現れた。青い丸があるのは王都の北側だが、地図の縮尺が小さすぎるために大雑把な位置しか分からずもどかしい。

「もっと詳しく!」

サイラスが言わなければオリーブが言っていただろう。

「急かさないでよ。わかってるって」

フェリクスは右手を地図にあてがい、親指と人差し指を広げるような動きをすると、指の動きに合わせて地図が拡大していく。
その既視感ある動作に驚き思わずフレイアを見ると、同じくこちらをみていたフレイアと目が合い頷きあう。フレイアもオリーブと同じことを考えたようだ。

「ゾグラフ家って表示されてるけど……ラルフはタウンハウスに帰ってるんじゃないの?」

皆で地図を覗き込むと、青い丸は隣り合うゾグラフ家とパレルモ家、二家を覆うように表示されている。

「もっと大きく、できれば最大まで拡大できませんか?」

オリーブの頼みでフェリクスが限界まで拡大してくれた地図を見ると、青い丸はパレルモ家のタウンハウスの屋敷、南端に位置している。

……ラルフは今、パレルモ伯爵家のタウンハウスにいる!

地図上の建物は輪郭だけで間取りまでは表示されていないが、元パレルモ伯爵令嬢のオリーブには分かってしまう。

「ここは2階までしか建物がなく、1階は物品庫、2階はかつて嫡子だった私の部屋があった位置です。なので今はマールムの部屋になっていると思います」

神妙な顔つきになったドミニク、サイラス、フレイア、オリーブの4人に対し、フェリクスだけが紫色の瞳をパチパチさせて驚いている。

「えっ、これってもしかしてラルフの浮気調査だったり?……え?」

「フェリクス、俺はアラスターだ。ラルフは今モラレスの実に入っている可能性が高い。その場合、位置の特定に影響はあるだろうか?」

ドミニクの指にあるダイヤモンドから発せられたアラスターの声に、フェリクスはまたも瞳を瞬かせた後、すぐに納得したような表情になった。

「びっくりしたぁ。通話の魔道具ね……。理論上は影響ない、はず。青丸の位置は正しいよ。影響あったらそもそも表示されない。……っていうか、僕、ペネロペちゃんからモラレスの実を買って色々実験したことあるけど、僕とニコの関係でもニコを入れることができなかったんだよね。理論上は可能なんだけど、人間の思考は複雑だから隷属の魔道具なしで入れるのはほぼほぼ不可能ってのが僕の結論。あ、ニコってのはニコラス・ヨーク。僕の幼馴染で、フレイア嬢とオリーブちゃんと同じ班だったヒョロヒョロの騎士。だから、隷属の魔道具を使ってない限りラルフをモラレスの実に入れるなんて、幼馴染のオリーブちゃんでも無理だと思うんだけど……」

「フェリクス、隷属の魔道具を所持することも、モラレスの実の人間を入れる制限を外すことも禁止されている」

アラスターに注意されたフェリクスは「やっべ。隷属の魔道具は持ってないし使ってないからね」と言いながら、笑顔で話を聞いているドミニクから目線をそらしている。

「フェリクスへの説明と説教は後だ。今、部下から報告があった。飯盒炊爨をした高原のすぐ近くの森の中で黒妖犬の死体が発見された。致命傷は剣による裂傷で、一太刀で殺されている。黒妖犬はカンディア山に出没する中で最も凶暴な魔獣だが、林間学習前に大規模討伐したばかりなのに綺麗な死体があることに違和感があり詳しく分析したそうだ。……その黒妖犬は討伐されてから半日しか経っておらず、カンディア山に生息しているものとは犬種が異なり、マルティネス公爵家騎士と王国騎士たちの中には今日討伐した者がいないことが分かった。……つまり、カンディア山以外に生息していた黒妖犬が、今日の昼に高原のすぐ近くで出没し、生徒の誰かが一太刀で討伐した、ということだ」

通話の魔道具の先にいるアラスターからの報告。その黒妖犬はマールムがモラレスの実によって持ち込んだとしか考えられない。

「黒妖犬を一太刀で殺せる奴なんて、生徒の中にそうそういない……。今日の昼、ラルフとオリーブ嬢は高原近くの森から出てきてたな。その少し前、マールムはトイレに行くって言って数分だけど班から離れた時間があった。今日は俺の班に叔父上がいただろ?叔父上に見つからないようにマールムを監視するのが難しそうで、俺がいるから良いよってかなり甘い監視を許してたんだよな。……つまり、監視が付いてない時にマールムが黒妖犬を放ち、それをラルフが一太刀で討伐していたと考えて良いと思う」

ラルフが黒妖犬を退治していたとしか考えられない状況に、ラルフはまたオリーブを守ってくれていたのだと理解する。
今すぐありがとうと伝えたいのに、ラルフがいないことが悲しくて泣きそうになるが、涙が出る寸前で堪える。
泣くのはいつでもできる。ラルフを助け出すまで、涙は流さないとオリーブは決めた。

「なーにが『今日の昼、ラルフとオリーブ嬢は高原近くの森から出てきてたな』よ。私はあの時のサイラス殿下のことを許してませんからね」

「あれはワザとじゃなかったって言ったろ!」

サイラスとフレイアが険悪になりかけたところを、ドミニクが咳払い一つで止めてくれた。

「ラルフも、黒妖犬を討伐したならアラスターか王国騎士に報告して欲しかったけど、ゾグラフ領でもっと強い魔獣を日常的に討伐してたラルフからしたら大したことに思えなかったのだろうね……。そもそも、マールムにちゃんと監視が付いていたら良かったんだけど」

ドミニクは苦笑いをしている。

「森の中に入っていくオリーブを見かけたマールムは、オリーブを襲わせるために黒妖犬を放った。それをラルフが討伐した。つまり、隠れてオリーブの後を付けていってた私とその私に付いてた護衛騎士も危ない状況だったみたい……。つまり、マールムにとっては手持ち上限10個の中の大切な1匹だった黒妖犬を、ラルフにあっさり殺されちゃったってことよね。今回、マールムがラルフを攫ったのはこの件が原因かしら。ラルフがいる限りオリーブを殺すのが難しいって気づいた、とか……」

確かに、オリーブは飛熊に襲われたのにラルフのおかげで無傷だった。黒妖犬にいたってはその存在を認識することなくラルフが倒してくれていた。
どんなに強い魔獣を仕掛けても、まずラルフを倒さないと、オリーブを傷つけることは出来ないと思われても仕方ない。

考えれば考えるほどラルフはすでにマールムに殺されてしまっているとしか思えず、胃の中のものが喉へと込み上げてくる。

「うーん。話を聞いてると、パレルモ嬢は実は人魚で、テイムとモラレスの実を駆使して異母姉妹のオリーブちゃんを殺そうとしてるって感じ?」

フェリクスは少ない会話から正解のすぐ近くまでたどり着いてしまったようだ。

「フェリクス様、一つ確認したいんだけど『赤いりんごは虫食いりんご』ってご存知かしら?」

「りんご?へ?なんの話?」

「フェリクス様はゲームを知らない転生者なのね。じゃぁ、新しい情報は期待できないか……」

地図を拡大した時の指の動きから、フェリクスはスマホを知っている転生者だと確信したフレイアとオリーブ。ただ、フェリクスはゲームのことは知らない様子だ。

「転生者?あぁ、転生した者ってこと!ニコは”生まれ変わり”って言ってたからピンとこなかったけど、違う違う。転生者は僕じゃなくてニコだよ。じゃぁ、フレイア嬢も例の“マワタファン“ってやつなんだ。同郷で同好の士がいたなんて、ニコが喜ぶよー。今度ニコに言ってもいい?」

転生者は林間学習の1日目に同じ班だった子爵令息のニコラス・ヨークで、フェリクスではなかった。
ひょろっとした体型で茶髪に茶色い瞳のニコラスを思い出しているが、イマイチ印象が薄いのが申し訳ない。
”マワタファン”という単語から、ニコラスの前世もMAWATAの福岡公演のために飛行機に乗っていたのだと思われる。林間学習の一日目はフレイアとニコラス、二人のMAWATAファンと一緒だったのだと思うと、MAWATAの生まれ変わりとして居た堪れない……。

「あぁそれと、ラルフがモラレスの実に入っているなら絶対に生きてるよ。モラレスの実に死体は入れれないんだ。……僕は詳しく分かってないけど、パレルモ嬢は自分の犯行だってバレずにオリーブちゃんを殺したいんだろ?オリーブちゃんを殺すのに邪魔だからって理由でラルフを処分するためにモラレスの実に入れたんなら、僕ならラルフは事故死に見せかけるかなぁ。カンディア山からの帰り道にある崖にモラレスの実を投げ入れながらラルフを出とか」

「おそらく、叔父上と一緒に行動してたから、こっそりラルフをテイムしてモラレスの実に入れるまでの時間しかなかったんだろうね。僕もフェリクスの考えに賛成。マールムがラルフを処分するとして、パレルモ伯爵家のタウンハウスで殺してしまったら死体の処理や誤魔化しがめんどくさい。カンディア山付近に戻って、王都に帰還途中で事故死したように見せかけるのが確実……マールムがタウンハウスにいる間は、ラルフは生きているって事だね」

フェリクスの予想をドミニクが補足してくれた。サイラスとフレイアも頷いている。きっとアラスターもいつもの無表情で頷いている気がする。

ラルフはまだ生きている。生きて、パレルモ家のタウンハウスに囚われている!

……私が困った時はいつもラルフが助けてくれてた。今度は私の番。お母様だって私を信じると言ってくれたもの。私も私を信じる!

「私が行きます。……私は、パレルモ家の間取りや警備の配置を知っている。マールムのテイムも効かない。いざとなったら歌ってテイムを使える。私が行くのが1番良いはず。必ずラルフを取り戻してきます」

本当は怖い。不安で仕方ない。気を抜いたら涙も出てきそうだ。
でも、ラルフを失う方がずっとずっと怖い。

どんなに恐れ慄いてたとしても、動き出せば、不安なんて忘れるはず。

……心はもう決めた。

オリーブは怯える心を押しつぶすように、ギュッと母のハンカチを握りしめた。
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