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番外編--王太子と女騎士の恋
317.一生、見張ります!------Fin
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その日、王太子アクルスはリゼラに振られ肩を落としながらダルタスのいる正規軍の訓練場へと赴いた。
この悲しみをくたくたになるまで体を動かすことで紛らわすつもりで…。
そうでもしなければ眠ることすら出来なさそうである。
王家から正式に婚姻の申し入れをすればリゼラには断ることは出来ない。
しかし、そんな無情な事はしたくはない。
あくまでも欲しいのはリゼラの心なのである。
ダルタスと立ち合いをすれば、すごい気迫で周りは圧倒されんばかりである。
「あらら~?なんか、すごい雰囲気ね~?気合が入っているって言うか…」
そう言いながらダルタス将軍の最愛の妻ルミアーナが入ってきた。
リゼラの様子がおかしい事に気づき、アクルスのせいだとアタリをつけたルミアーナは様子を見に来たのである。
その時、ダルタスが、ルミアーナに気づき、アクルスの木刀を弾いた。
「ストップ!アクルス!休憩だ!」
かなり、良い感じで打ち合っていたのに、止められ不完全燃焼なアクルスが眉をしかめながらも、ダルタスの目線の先を見る。
「あ!ああ、ごめん、奥方がきたんだ?いいね、仲良くて」と冷めた目でため息をつきながら木刀を拾う。
ルミアーナが、さささっとダルタスの側に駆け寄り、何やら耳打ちした。
「え?」とダルタスは少し驚いた声をだしたが、その後、ニヤリと片方の口角をあげた。
するとダルタスはさっさと片付けを始め、周りの者にも今日は早めに片付けて各部署の仕事に戻るように告げた。
何やら察した兵士達は、事の成り行きを気にしつつも、さっさと片付け始める。
(ダルタスもだが、ルミアーナを怒らせるのだけは、ご法度である!)
「ふふふっ、今日は、王太子殿下にお話があって参りましたのよ」とルミアーナがアクルスに悪戯っぽく笑う。
そしてルミアーナはアクルスに振り返りいきなり手を握った。
「え?なっ!ルミアーナ夫人?一体何を?」アクルスは驚いた。
夫のダルタス以外には手も握らせないという話は有名で、特にアクルスは何年も昔の話とはいえ、ルミアーナに懸想して無体を働こうとした前科まであるというのにいきなりルミアーナから手を握ってきたのである。
「しっ!」とルミアーナが口元に人差し指を立てるしぐさに、アクルスは咄嗟に押し黙る。
焦ってダルタスを振り返ると、わざとらしく、明後日の方向を見ている。
(え?なんか、あからさまに、こっちを見ないようにしてる?なんか、ぎこちないし…)とアクルスは、不審に思う。
…ダルタスは、芝居が下手である。
(な!何なんだ!)とアクルスが焦っているとルミアーナが、意味ありげな笑顔でこっそりと小さな小さな声で話しかける。
「静かに…私の後方、約十歩ほどの物陰にリゼラがおりますわ!」
「え?リ…リゼラが?でも彼女はわたしの事などもう、見張らないと…」とアクルスも小さな小さな声で答える。
「まぁ、リゼラがそんな事を?ふふふっ!殿下、何かリゼラに?」
「じ、じつは、彼女に求婚したのだが、念入りに断られて…あ、あの…手を離してはもらえないだろうか?ダルタスに殺される…」
「まぁ、ふふふ、それで、何だか様子がおかしかったのね。殿下、彼女が断ったのはきっと彼女自身が、自分の気持ちに素直になれないだけですわよ?私の見立では、リゼラは殿下のこと、けっこう気にいってますもの」と言いながらルミアーナはまだアクルスの手を離そうとはしなかった。
そう、まるで、リゼラに見せつけるように!
「何だって!本当ですか?それは!」とアクルスは大きな声をあげてルミアーナの両肩を掴んだ。
「きゃっ」とルミアーナが、驚いた声をあげると、ルミアーナの後方から叫び声が、上がった。
「まぁぁぁぁぁぁーっ!アクルス王太子っっ!ルミアーナ様に何をするのですっ!」
リゼラである。
リゼラが雄叫びをあげて、物凄い素早さで側まで寄ってきた。
そう、素直になれないだけで、王太子のことを大好きになってしまっているリゼラなのである。
「このケダモノっ!ルミアーナ様を放しなさいっっ!」とアクルスの手を弾いた。
「リゼラ!これは、ちがっ…」
「おだまりなさいませっ!ルミアーナ様にたとえ、手だろうと肩だろうと触れて良い殿方はダルタス将軍だけですわっ!」ともの凄い剣幕でアクルスを責め立てる。
そんな中、ルミアーナはダルタス将軍と、空気を読んだであろう兵達とでそ~っと静かに外に出る。
まぁ、そろそろ、訓練時間も終わりだった事もあるのだが…。
その辺の時間を、目安に入ってきたのもある。
(ある意味、確信犯のルミアーナだった)
いまや、広い訓練場の中、リゼラとアクルスは二人きりである。
「リ、リゼラ、わたしを見張るのはやめたのではなかったのか?」
「んまぁ!私が見張らなくなったと思った途端に、ルミアーナ様にちょっかいを出したというのですか?」
だとしたら、許せないとばかりのリゼラである。
何でこんなに、腹が立つのか!そんなことは、自分でももう、気づいていた。
好きなのである。
それも普通の好きなんかでは収まらない。
”大、大、大”好きなのである。
この美しく自分に優しい王太子のことが!
でも、素直にそうとは言えないジレンマで、王太子を責めたてる。
「だから、違うって」と眉をしかめながらアクルスが言うとリゼラが大きな声で、言い切った。
「もう、いいですっ!アクルス王太子殿下の言葉など、一生、信用しませんからっ!」
「そんな…リゼラ」アクルスが悲しそうに呟くとかぶせるようにリゼラが叫んだ!
「一生、見張りますわっ!」
リゼラの精一杯の"好き"の言葉が、コレだった。
はっきりいって鈍い奴には絶対通用しないような台詞である。
(ダルタスとかなら、絶対、わからなかっただろう)
しかし、そこはそれ、ちょっと昔には散々、色恋沙汰で浮き名をながしたアクルス王太子殿下である!
「えっ?」とアクルスが聞き返す。
「そ、それって!」アクルスが期待を込めてリゼラのエメラルドの瞳をのぞきこむ。
リゼラの顔は真っ赤で紅い髪と相まって本当に頭の先から足の先まで真っ赤っかである。
「しっ!仕方ありませんわ!王太子殿下ときたら、本当に信用ならないのですから!」
アクルスは、空気の読める男だった!
アクルスは、くっと笑みを浮かべる。
「じゃあ、結婚してくれるかい?でないと、ずっと見張るなんて無理だよ?」
「しっ…仕方ありませんわ!その代わり、ルミアーナ様にも他のどなたにも不埒な事をするのは許しませんわよ?」
「リゼラが妃になってくれるのなら、リゼラだけを愛すし、不埒な事などしないと誓うよ」とリゼラを引き寄せ抱きしめた。
「きゃっ」と小さな声をあげる。
大の男もなぎ倒し、剣を振うリゼラだが、王太子相手には、ペースを崩されっぱなしである。
そしてアクルスは周りに誰もいない事に気づき、ルミアーナとダルタスに感謝した。
そう、ルミアーナは、素直になれないリゼラに、わざと見せつける為にアクルスの側に寄り添ってみたり手を握ってみたりして見せたのである。
要するに焼きもちを焼かせた訳である。
夫のダルタスには、こっそり耳打ちして協力もしてもらった。
実に上手くいって、今ごろ、外でダルタスとルミアーナは満足そうに自分達の手腕を称えあっていることだろう。
二人には、一生、頭が上がらないなと思うアクルスである。
そして、せっかくの二人きりを逃す筈もなくアクルスは、リゼラが何も考えられなくなるような深い深い口づけをリゼラに与えた。
騎士としては優秀で豪胆なリゼラだが、事、色恋に関しては初心で、アクルスに翻弄されまくりで息も絶え絶えに意識を失う寸前である。
「私の花嫁になってくれるね?」とアクルスが言うと、リゼラは、ぽ~っとなりながら、小さく頷き「は…はい」と、答えた。
そしてアクルスは、満面の笑みを浮かべ、リゼラの気が変わらぬうちにと、電光石化の勢いでリゼラを抱き抱え走った。
両親(国王夫妻)にリゼラとの婚約を告げ、なんとその二週間後には挙式を執り行い精霊と月の石の御前で愛を誓ったのである。
王家の婚儀では、歴史上、最速の婚姻だったと言えるだろう!
もともとリゼラの人柄を良く知る国王夫妻は大賛成で、特に王妃は狂喜乱舞せんばかりに喜んだ!
その後、アクルスは誓い通りリゼラだけを誠実に愛し、これでもかと言うほどリゼラに尽くした。
リゼラもまた、自分の誓いどおり、常に側に寄り添ってアクルスを見張り続けた。
精力的にどんな場所での公務にも王太子に付き添うリゼラは、頼もしくも美しく強く賢い王太子妃として国民からも慕われ愛された。
何だかんだで、とても幸せになれたリゼラと王太子なのだった。
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この悲しみをくたくたになるまで体を動かすことで紛らわすつもりで…。
そうでもしなければ眠ることすら出来なさそうである。
王家から正式に婚姻の申し入れをすればリゼラには断ることは出来ない。
しかし、そんな無情な事はしたくはない。
あくまでも欲しいのはリゼラの心なのである。
ダルタスと立ち合いをすれば、すごい気迫で周りは圧倒されんばかりである。
「あらら~?なんか、すごい雰囲気ね~?気合が入っているって言うか…」
そう言いながらダルタス将軍の最愛の妻ルミアーナが入ってきた。
リゼラの様子がおかしい事に気づき、アクルスのせいだとアタリをつけたルミアーナは様子を見に来たのである。
その時、ダルタスが、ルミアーナに気づき、アクルスの木刀を弾いた。
「ストップ!アクルス!休憩だ!」
かなり、良い感じで打ち合っていたのに、止められ不完全燃焼なアクルスが眉をしかめながらも、ダルタスの目線の先を見る。
「あ!ああ、ごめん、奥方がきたんだ?いいね、仲良くて」と冷めた目でため息をつきながら木刀を拾う。
ルミアーナが、さささっとダルタスの側に駆け寄り、何やら耳打ちした。
「え?」とダルタスは少し驚いた声をだしたが、その後、ニヤリと片方の口角をあげた。
するとダルタスはさっさと片付けを始め、周りの者にも今日は早めに片付けて各部署の仕事に戻るように告げた。
何やら察した兵士達は、事の成り行きを気にしつつも、さっさと片付け始める。
(ダルタスもだが、ルミアーナを怒らせるのだけは、ご法度である!)
「ふふふっ、今日は、王太子殿下にお話があって参りましたのよ」とルミアーナがアクルスに悪戯っぽく笑う。
そしてルミアーナはアクルスに振り返りいきなり手を握った。
「え?なっ!ルミアーナ夫人?一体何を?」アクルスは驚いた。
夫のダルタス以外には手も握らせないという話は有名で、特にアクルスは何年も昔の話とはいえ、ルミアーナに懸想して無体を働こうとした前科まであるというのにいきなりルミアーナから手を握ってきたのである。
「しっ!」とルミアーナが口元に人差し指を立てるしぐさに、アクルスは咄嗟に押し黙る。
焦ってダルタスを振り返ると、わざとらしく、明後日の方向を見ている。
(え?なんか、あからさまに、こっちを見ないようにしてる?なんか、ぎこちないし…)とアクルスは、不審に思う。
…ダルタスは、芝居が下手である。
(な!何なんだ!)とアクルスが焦っているとルミアーナが、意味ありげな笑顔でこっそりと小さな小さな声で話しかける。
「静かに…私の後方、約十歩ほどの物陰にリゼラがおりますわ!」
「え?リ…リゼラが?でも彼女はわたしの事などもう、見張らないと…」とアクルスも小さな小さな声で答える。
「まぁ、リゼラがそんな事を?ふふふっ!殿下、何かリゼラに?」
「じ、じつは、彼女に求婚したのだが、念入りに断られて…あ、あの…手を離してはもらえないだろうか?ダルタスに殺される…」
「まぁ、ふふふ、それで、何だか様子がおかしかったのね。殿下、彼女が断ったのはきっと彼女自身が、自分の気持ちに素直になれないだけですわよ?私の見立では、リゼラは殿下のこと、けっこう気にいってますもの」と言いながらルミアーナはまだアクルスの手を離そうとはしなかった。
そう、まるで、リゼラに見せつけるように!
「何だって!本当ですか?それは!」とアクルスは大きな声をあげてルミアーナの両肩を掴んだ。
「きゃっ」とルミアーナが、驚いた声をあげると、ルミアーナの後方から叫び声が、上がった。
「まぁぁぁぁぁぁーっ!アクルス王太子っっ!ルミアーナ様に何をするのですっ!」
リゼラである。
リゼラが雄叫びをあげて、物凄い素早さで側まで寄ってきた。
そう、素直になれないだけで、王太子のことを大好きになってしまっているリゼラなのである。
「このケダモノっ!ルミアーナ様を放しなさいっっ!」とアクルスの手を弾いた。
「リゼラ!これは、ちがっ…」
「おだまりなさいませっ!ルミアーナ様にたとえ、手だろうと肩だろうと触れて良い殿方はダルタス将軍だけですわっ!」ともの凄い剣幕でアクルスを責め立てる。
そんな中、ルミアーナはダルタス将軍と、空気を読んだであろう兵達とでそ~っと静かに外に出る。
まぁ、そろそろ、訓練時間も終わりだった事もあるのだが…。
その辺の時間を、目安に入ってきたのもある。
(ある意味、確信犯のルミアーナだった)
いまや、広い訓練場の中、リゼラとアクルスは二人きりである。
「リ、リゼラ、わたしを見張るのはやめたのではなかったのか?」
「んまぁ!私が見張らなくなったと思った途端に、ルミアーナ様にちょっかいを出したというのですか?」
だとしたら、許せないとばかりのリゼラである。
何でこんなに、腹が立つのか!そんなことは、自分でももう、気づいていた。
好きなのである。
それも普通の好きなんかでは収まらない。
”大、大、大”好きなのである。
この美しく自分に優しい王太子のことが!
でも、素直にそうとは言えないジレンマで、王太子を責めたてる。
「だから、違うって」と眉をしかめながらアクルスが言うとリゼラが大きな声で、言い切った。
「もう、いいですっ!アクルス王太子殿下の言葉など、一生、信用しませんからっ!」
「そんな…リゼラ」アクルスが悲しそうに呟くとかぶせるようにリゼラが叫んだ!
「一生、見張りますわっ!」
リゼラの精一杯の"好き"の言葉が、コレだった。
はっきりいって鈍い奴には絶対通用しないような台詞である。
(ダルタスとかなら、絶対、わからなかっただろう)
しかし、そこはそれ、ちょっと昔には散々、色恋沙汰で浮き名をながしたアクルス王太子殿下である!
「えっ?」とアクルスが聞き返す。
「そ、それって!」アクルスが期待を込めてリゼラのエメラルドの瞳をのぞきこむ。
リゼラの顔は真っ赤で紅い髪と相まって本当に頭の先から足の先まで真っ赤っかである。
「しっ!仕方ありませんわ!王太子殿下ときたら、本当に信用ならないのですから!」
アクルスは、空気の読める男だった!
アクルスは、くっと笑みを浮かべる。
「じゃあ、結婚してくれるかい?でないと、ずっと見張るなんて無理だよ?」
「しっ…仕方ありませんわ!その代わり、ルミアーナ様にも他のどなたにも不埒な事をするのは許しませんわよ?」
「リゼラが妃になってくれるのなら、リゼラだけを愛すし、不埒な事などしないと誓うよ」とリゼラを引き寄せ抱きしめた。
「きゃっ」と小さな声をあげる。
大の男もなぎ倒し、剣を振うリゼラだが、王太子相手には、ペースを崩されっぱなしである。
そしてアクルスは周りに誰もいない事に気づき、ルミアーナとダルタスに感謝した。
そう、ルミアーナは、素直になれないリゼラに、わざと見せつける為にアクルスの側に寄り添ってみたり手を握ってみたりして見せたのである。
要するに焼きもちを焼かせた訳である。
夫のダルタスには、こっそり耳打ちして協力もしてもらった。
実に上手くいって、今ごろ、外でダルタスとルミアーナは満足そうに自分達の手腕を称えあっていることだろう。
二人には、一生、頭が上がらないなと思うアクルスである。
そして、せっかくの二人きりを逃す筈もなくアクルスは、リゼラが何も考えられなくなるような深い深い口づけをリゼラに与えた。
騎士としては優秀で豪胆なリゼラだが、事、色恋に関しては初心で、アクルスに翻弄されまくりで息も絶え絶えに意識を失う寸前である。
「私の花嫁になってくれるね?」とアクルスが言うと、リゼラは、ぽ~っとなりながら、小さく頷き「は…はい」と、答えた。
そしてアクルスは、満面の笑みを浮かべ、リゼラの気が変わらぬうちにと、電光石化の勢いでリゼラを抱き抱え走った。
両親(国王夫妻)にリゼラとの婚約を告げ、なんとその二週間後には挙式を執り行い精霊と月の石の御前で愛を誓ったのである。
王家の婚儀では、歴史上、最速の婚姻だったと言えるだろう!
もともとリゼラの人柄を良く知る国王夫妻は大賛成で、特に王妃は狂喜乱舞せんばかりに喜んだ!
その後、アクルスは誓い通りリゼラだけを誠実に愛し、これでもかと言うほどリゼラに尽くした。
リゼラもまた、自分の誓いどおり、常に側に寄り添ってアクルスを見張り続けた。
精力的にどんな場所での公務にも王太子に付き添うリゼラは、頼もしくも美しく強く賢い王太子妃として国民からも慕われ愛された。
何だかんだで、とても幸せになれたリゼラと王太子なのだった。
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みんなの感想(115件)
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久々に読み返しても、あーやっぱりこの作品大好き。です。
ユーノさま
なんと!そんなにお読み頂いているとは!ありがとうございます。
リトルキラも、大幅に改変しようかと悩み中です。
しばらくかかるかもですが…というか、この話が終わったら違うお話を新たに出そうとしているので…。
そちらもよろしくお願いいたします。
ユーノ様
コメントありがとうございます。
順番でいくと
①目覚めれば異世界!ところ変われば
②はじまりは初恋の終わりから
③ラフィリアード家の恐るべき子供たち
で、登場人物がつながってます。
このお話では三つともルミアーナやダルタス、ルーク等がでてきます。