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本編
第4恋「ショッピング戦争!?」その3
しおりを挟む(すごい気迫だべ……!?)
「東京の買い物の闇を知らねぇべ!」
(トウキョーの買い物の闇!?)
一体東京の買い物にどんな闇があるのか。
「いいか、よく聞くんだべ初心者。東京の買い物は買い物じゃねぇべ。」
「な、なんなんだ……東京の買い物って……!?」
スー、ハー。
一呼吸置いてユキは声を小さくして言った。
「戦争だべ。」
ゴロゴロピッシャーン。
超強力な雷、さっきよりもでかいのが僕の中で落っこちた。
「せ、戦争!?」
(な、何言ってんだべ!?)
「東京では、買い物じゃねェべ。ショッピングだべ。今から、スーパー行くんけ、今日卵のセールだっペよ……。」
「お、おう。おら手伝うけど……。」
「うちがいつも行くスーパーは、卵が一ヶ月に一回しこたま安くなるんだべ。十個パックで税込176円が百パック限定で30円になるんだべ……。」
「やすっ!得だべや!」
「それで、今日はその卵の日なんだべ。一人二パックまでだから、二人で行って出来れば四パック買いたいんだっペ。ただ……。」
「ただ?」
ユキは何かを思い出して、顔を少し青ざめた。
「卵売り場にはモンスターが沢山いるんだっペ!」
「もんすたぁ!?」
(なんだ!?なんだ!?スーパーにモンスター!?)
「一ヶ月に一度、卵の特売が始まる午前10時ちょうどに現れるそのモンスター、その名も……」
(な、なんだべ!?)
「卵を目掛けて特売セールに群がる凶暴主婦たちだべ!?」
(な、なにぃー!?)
ゴロゴロゴロゴロ、ピッシャンドカーン!
デジャブを感じながらも僕の中には地球崩壊レベルの雷が落ちた。
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