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間話 リュヒルサイド

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私は学園で風紀委員長をしているリュヒルだ。

今日も槍の使い方なら軽く私の上を行くイグアスを尾行していた。

何故私がそのことを知っていたか。それは私が幼いとき偶々父の仕事をこっそりと観に行きことは起こった。

父がテロ組織に襲われ殺されそうになるところをまだ10にも満たない彼が突然と現れてテロ組織を命がけで気絶させていったのだ。

それ以来、彼が誰だか分からず暮らしていたが中等部に上がった時偶然同じ学園ということを知ってから彼を観察し続けてきた。←お巡りさんストーカーです。

彼が帰るタイミング、食事、排泄、就寝時間すら彼のことならば私が知らないことは殆ど無いというくらいだ。

↑軍隊の皆様ここに諜報員がいます。

しかし彼の行動で疑問に思うことがある。彼の成績だ。実は彼の創る予想問題はほぼほぼ的を得ているのだが彼は何故かいつも真ん中くらいの順位なのだ。

さらに女装癖があるのも知っている方だがイマイチ彼の言動は女装というよりも何かに怯えていたような気がする。

彼との賭け試合で勝っても負けても私に利がある契約を結べたのは喜ばしいことなのだがそれ以上に彼が何故本気を出さないのかが気になった。

彼との闘いは一言で言って素晴らしいに限る。見たこともない槍の使い方、身体の重心の運び、早いだけでなく反動によるダメージを軽減するために足音を立てずに行動するのはとても勉強になった。

そしてゲートが開きドラゴンが現れたとき私は恐怖で何も出来なかった。スキル昇華をした時はここまての恐怖は感じなかった。彼はあっさりと倒したが魔法具のおかげと言っている。しかし私はとてもそうは思えなかった。自分の使っている魔法具は強力な反面出力を強めると自分に跳ね返ってと言わんばかりの雷が全身に迸り肉体がまず変な動きをし、制御不能となる。だが彼はそれをいとも簡単にやり使いこなした。

つまり並大抵の努力では測れない何かを彼は会得したよだと私ら思う。そうでないと説明がつかない。

ドラゴンが倒されたとき、私はやっと自覚をしたを


彼に恋をしたことを
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