酔っぱらってダンジョン行ってたらお姉さん持ち帰りしてて朝チュンしてた件~スキル乳化の美肌ボディエステは女性冒険者を虜にする~

スライム道

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「これが我々の呪いです。」

服を脱いだ彼女はお世辞にも美しいとは言えない身体をしていた。
刺青ですらまだ綺麗に見える醜い人間の部分をそのままに宿しているようにも感じられた。

「呪いは人によって様々ですが呪いを解く方法は全て一緒です。」

「私の呪いは元カレからの呪いでコウジの呪い。アイツのクソレビューがついつい目に留まって見えてしまう呪いなの。」

地味に嫌な呪いだな。
彼女なんてできたことなかったから想像でしか解らないが要は仲良かった同級生と喧嘩してそいつの嫌いになったところばっかり見えてしまっているって現象か。

「あのクソ野郎はSNSの荒らしをやっている奴でそんなこと自慢してくるのよ。
 自分正義の馬鹿だから自分が正しいと信じて疑わない主人公とでも思っている奴だから二度と関わりたくなかったけどそいつをぶちのめすことだけを考えていたら強くなれたし呪いの契約でさらに強くなったしね。」
「彼女の呪いは『Expectations(期待)』、自身の期待以上のことをしてくれる人こそが彼女の恋する人ということです。
 夜の方も期待以上なのでしょうかしら?」
「夜の方は酔っているときは彼とっても凄かったわ。
 自分でするのが児戯だって思うくらい気持ちよかったからマスターもこの人の虜になるかもしれないよ。」

夜のお話し談義辞めてくれますかね。

「私の呪いは『Deep love(深愛)』相手の最も醜い姿で全身が現れそれでもなお愛してくれる人が現れることを望む呪いです。」
「え?」

確かに醜いが俺にとってはそれほどでもなかった。
むしろ平均より下ってだけでどこにでもいるような全体にしか見えなかった。
身体が傷跡にまみれた容姿ではあるがこのご時世珍しくもない。

「昨日結構やったけどまだまだ元気なんだ。」

気が付けば男性の象徴が天高く掲げられていた。

「もしかしてですけど私にも欲情してくれているのですか?
 そうであればとても嬉しいですね。
 でも涼奈は許してくれるでしょうか……。」
「マスターが言ったこのギルドに入るときの契約を自分で忘れているの?」
「でもうちで初めて私のかけた呪いに打ち勝ったのよ。
 契約なんて縛りなんて捨てて好きな人を独占して良いのよ。」
「もう操死者(フレイヤ)と呼ばれているマスターの名が泣きますよ。
 契約は絶対、それがギルドのモットーでしょう。
 なら最後までやり遂げてくださいよ。
 それに私は彼の良いところをみんなに知ってもらいたいんですから。」
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