酔っぱらってダンジョン行ってたらお姉さん持ち帰りしてて朝チュンしてた件~スキル乳化の美肌ボディエステは女性冒険者を虜にする~

スライム道

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「にゃん。」
「タネ?」

一晩明けた後少し眠かったので小一時間ほど体感で寝ていると最近テイムしたばかりのタネが頬を舐めて起こしてきた。

「飯の時間だったか?」
「にゃん!」

タネは欲望に正直なのか元気よく声を上げた。
周りを見るとそれはもう悲惨なベットが見える。
むせそうな異臭は不思議としないのは空調が回っているからだろう。

でもベットにはピーーやピーと言った卑猥な液体が飛び散っている。
タネにはここまで訪れてもらって悪いが俺と一緒にシャワーを浴びてもらうことにした。

「にゃにゃ!?」

ご飯だと思ってついてきたらお風呂場だったことが発覚するとタネは入りたくないのか逃げようとした。

「ダメだぞ。」

ひょいと捕まえるとタネは作戦を変更したのか俺の腕に必死にしがみつきながら叫び始めた。

「に゛ゃーに゛ゃー○▼※△☆▲※◎★●!?」

ここまで叫びだされると何事かと人が出てきそうなものだがメアリーさんの部屋の備え付けのお風呂のため声が届くことがあっても説得されるだけだ。

「あ、シャワーを浴びようとしていたのね。
 でも何でタネが?」
「棲花さん。
 実はタネが朝になってご飯を求めたのか部屋に入ってきたみたいで、あのベットの上を歩いたんで念のため御風呂に入れようと思ったんですよ。」
「そう、でも結構聞こえてたわよ。
 それだけ嫌がってるならメアリーの持ってる魔道具で済ませておけばよかったのに。」
「そんなものあったんですね。」
「ええ、ベッドメーキングを一瞬で元通りにしてくれる魔道具なんかもあって起動しておいたからもう悲惨なのは自分たちだけになってるわよ。」

しかし俺はタネを風呂に入れる。
タネも棲花さんの話を聞いて安心し油断をしたのか一瞬にして風呂入れられた。

「に゛ゃーに゛ゃー○!※□◇#△!に゛ゃー」

ずぶぬれになったタネは足が付くのにもがき苦しむように更なる叫びを出していく。

「私も浴びるけど良いよね。」
「あ、ごめん。」
「シャワーを浴びながらまたする?」
「いやいや、もう仕事をする時間だからする気は無いよ。」
「社畜根性染みつきすぎ、
 構ってくれないと女の子は死んじゃうんだぞ。」

甘い空間を作り出しつつある俺と棲花さん。

「に゛ゃーに゛ゃー○!※□◇#△!に゛ゃー」

そんなことより自分をここから出してくれと必死なタネ。
タネの気持ちも分かるのですぐ洗いにかかることにする。

「乳化」

わしゃわしゃわしゃ。

「にゃ?にゃぁぁぇぇ。」

きちんと洗うととても嬉しそうな表情をしていた。
これでお風呂好きになってくれれば喜ばしいのだが。
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