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アケビの花言葉は「才能」2
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「それで秋芽さんについてなんですけど、秋芽さんとの交友関係は続けていきたいと思う反面蒼汰さんとの時間も減らしたく無いという我が儘な自分がいます」
まあ普通に言えば子どもの我が儘だろうなと思いつつとりあえず頷く。
「なので蒼汰さんの家に住まわせて欲しいんです!」
うん、とりあえず落ち着こうか
「ねえ頭大丈夫?春菊さん今すぐにでも呼ぶ?」
あ、心と現実間違えて言っちゃった。
「蒼汰さん、これはルームシェアの提案です!それにいつも通い妻になるよりいっそ同棲した方がいいと思うんです!」
既にプライベートな空間に入ってくること自体あまり褒められた行動では無いと言うのに更なる欲望を求めるのか。
「ええとね。うちの学園の生徒手帳の32ページ12行目の項目に生徒は保護者の同意を得なければ生徒同士で泊まる。もしくは住むことは禁ずる。また本人の同意も得られない場合も同様とす。って書いてあるよ」
こんなこともあろうかと生徒手帳の記述をよく読んでいた蒼汰。
んなもん意味あるの?って思う方もいるだろう。
実際大した意味はない。
学校という商品に対しての取り扱ってはいけない注意事項として書かれているだけで合って商品に対する企業の説明義務を果たしているだけに過ぎない。
生徒という消費者らへの注意勧告はしたという事実のみが存在している。
甘夏さんはそれを知らないわけでは無いがこのようにいつでも脅すぞということをちらつけておけば下がるだろうと思っていた。
「大丈夫です。既に理事長や校長先生は買収済みです」
「おーい、これはフィクションじゃないよ(フィクションです)」
「そんなこと関係ありませんよ。ちょっとばかり学園に貸しを作っただけです」
怖いわぁ、金持ち怖いぃ
「そうです。お金持ちは本気を出したらなんでもしちゃうんですよ」
「サラッと心読むの辞めてくれる?」
「好きな人の事ばかり考えて居たら自然と心が読めるようになってしまったのでもう私にはどうしようもありませんし来夢さんも会得しているではありませんか」
「来夢さんも会得してるの?」
「していますよ?」
それなら恋する乙女全員が心を読むことできるようになっているが…………
「恋する乙女なんてそんなものです」
恋する乙女ってすげえのな
「そうですいざとなれば草むらをかき分け火の中!水の中!たとえ神(作者:スライム道)を脅そうとも恋する乙女は止められないのです!!」
「止められている気もするけどね」
他ならぬ神(作者:スライム道)の用意した抑止力春菊によって止められている気もしないでもないのだが……
「そんなことはないと言いたいのですがそろそろ時間ですね。お母さんは私が説得いたしますのでご再考お願い増しますね。じゃあ教室に向かいましょう!」
本当に春菊さんを説得できるのかと思ったがここまで自信があるのだから何かしらの策はあるのだろう。
そんなことを思っているとスマホが鳴った。
「ん?珍しい母さんからだ」
いつも息子に連絡してこない母親から珍しくロードがきた。
:ねえ蒼汰、あんた引っ越ししたんだってね。同級生の春菊さんから聞いたけど:
:あんたもやっかいな人に惚れられたね:
:まあ惚れられたものはしょうがないけど蒼汰が我が息子ながら恋されるのは想像できなかったわ:
:それで春菊さんから提案があったのだけれどそのあなたの惚れられた子の玲菜ちゃんっていうんだっけ?:
:その子とあなたと昔から結婚するって言ってた来夢ちゃんを住まわせてみてはどうかしらって:
:だから一応検討しておいてね。それと二人と同棲してることも知ってるからね:
超高速で送信された長い文章を認識するのに1分弱もかかってしまった。
「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………mazika」
「だから言ったでしょう。大丈夫だって、あとは蒼汰さんの承諾を得るだけですよ」
「どういう手回しの仕方だよ!」
「いいえお母さん曰く私が暴走し続けて迷惑をかけてしまうのならいっそ監視しやすいところで女の縄張り争いをさせた方が良いのではないかと言ってましたよ」
春菊さんもう少し頑張ってくれ……
脅迫者
恋する乙女
親にも勝てぬ
友〇心の俳句みたいなものになってしまった。
これ季語無いから川柳か。
まあ普通に言えば子どもの我が儘だろうなと思いつつとりあえず頷く。
「なので蒼汰さんの家に住まわせて欲しいんです!」
うん、とりあえず落ち着こうか
「ねえ頭大丈夫?春菊さん今すぐにでも呼ぶ?」
あ、心と現実間違えて言っちゃった。
「蒼汰さん、これはルームシェアの提案です!それにいつも通い妻になるよりいっそ同棲した方がいいと思うんです!」
既にプライベートな空間に入ってくること自体あまり褒められた行動では無いと言うのに更なる欲望を求めるのか。
「ええとね。うちの学園の生徒手帳の32ページ12行目の項目に生徒は保護者の同意を得なければ生徒同士で泊まる。もしくは住むことは禁ずる。また本人の同意も得られない場合も同様とす。って書いてあるよ」
こんなこともあろうかと生徒手帳の記述をよく読んでいた蒼汰。
んなもん意味あるの?って思う方もいるだろう。
実際大した意味はない。
学校という商品に対しての取り扱ってはいけない注意事項として書かれているだけで合って商品に対する企業の説明義務を果たしているだけに過ぎない。
生徒という消費者らへの注意勧告はしたという事実のみが存在している。
甘夏さんはそれを知らないわけでは無いがこのようにいつでも脅すぞということをちらつけておけば下がるだろうと思っていた。
「大丈夫です。既に理事長や校長先生は買収済みです」
「おーい、これはフィクションじゃないよ(フィクションです)」
「そんなこと関係ありませんよ。ちょっとばかり学園に貸しを作っただけです」
怖いわぁ、金持ち怖いぃ
「そうです。お金持ちは本気を出したらなんでもしちゃうんですよ」
「サラッと心読むの辞めてくれる?」
「好きな人の事ばかり考えて居たら自然と心が読めるようになってしまったのでもう私にはどうしようもありませんし来夢さんも会得しているではありませんか」
「来夢さんも会得してるの?」
「していますよ?」
それなら恋する乙女全員が心を読むことできるようになっているが…………
「恋する乙女なんてそんなものです」
恋する乙女ってすげえのな
「そうですいざとなれば草むらをかき分け火の中!水の中!たとえ神(作者:スライム道)を脅そうとも恋する乙女は止められないのです!!」
「止められている気もするけどね」
他ならぬ神(作者:スライム道)の用意した抑止力春菊によって止められている気もしないでもないのだが……
「そんなことはないと言いたいのですがそろそろ時間ですね。お母さんは私が説得いたしますのでご再考お願い増しますね。じゃあ教室に向かいましょう!」
本当に春菊さんを説得できるのかと思ったがここまで自信があるのだから何かしらの策はあるのだろう。
そんなことを思っているとスマホが鳴った。
「ん?珍しい母さんからだ」
いつも息子に連絡してこない母親から珍しくロードがきた。
:ねえ蒼汰、あんた引っ越ししたんだってね。同級生の春菊さんから聞いたけど:
:あんたもやっかいな人に惚れられたね:
:まあ惚れられたものはしょうがないけど蒼汰が我が息子ながら恋されるのは想像できなかったわ:
:それで春菊さんから提案があったのだけれどそのあなたの惚れられた子の玲菜ちゃんっていうんだっけ?:
:その子とあなたと昔から結婚するって言ってた来夢ちゃんを住まわせてみてはどうかしらって:
:だから一応検討しておいてね。それと二人と同棲してることも知ってるからね:
超高速で送信された長い文章を認識するのに1分弱もかかってしまった。
「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………mazika」
「だから言ったでしょう。大丈夫だって、あとは蒼汰さんの承諾を得るだけですよ」
「どういう手回しの仕方だよ!」
「いいえお母さん曰く私が暴走し続けて迷惑をかけてしまうのならいっそ監視しやすいところで女の縄張り争いをさせた方が良いのではないかと言ってましたよ」
春菊さんもう少し頑張ってくれ……
脅迫者
恋する乙女
親にも勝てぬ
友〇心の俳句みたいなものになってしまった。
これ季語無いから川柳か。
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