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第二十二章 銀眼は彼に応え扉を開く
孫へのアドバイス
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――桟橋・昼
無骨そうな戦士に言われた桟橋までやってきた。
桟橋は古びた木製。幅は人二人分といった程度でこじんまりとしている。
人はまばらで、ゆったりとした時間を過ごせそうだ。
「ふふ、悪くないスポットだ。どれ、久しぶりに釣りを楽しむか」
桟橋の一番先まできて、釣りの準備をし、釣り糸を海へ投げる。
後方に注意して空を狙うように釣り糸を飛ばすと、糸はするすると伸びて海の中へと吸い込まれていった。
私はぷかりぷかりと浮く浮きを見ながら、初めてギウと出会ったときのことを思い出す。
「トーワの海岸でこうやって釣りをしている最中に彼と出会い、よく釣れる場所へ案内してもらったな。初めて出会ったときは何者だと思ったが、本当にあれは良い出会いだった」
ギウとの出会いで灰色の古城生活に色がついた。
彼は私へとても心配り、そして惜しみない協力をしてくれる。
どうして彼がそのようなことをしてくれるのかは謎だ。
私もまた、どうして彼のことを心の奥底から信頼できるのかは謎。
だが、いい。
謎などどうでもいい。友と呼べる者と一緒に過ごす時間の前ではこのような謎など小さなこと。
時折、潮騒が頬を撫でて、魚が釣り針に食いつき、それを釣り上げる。
ゆったりとした時間が流れていく。
「最近は忙しく、釣りをする余裕もなかったからな。農作業もキサたちに任せっぱなしだし。なんとか時間を作って、トーワでも農作業や釣りが楽しめるくらいにならないとな」
仕事ばかりに追われる人生ではもったいない。
やるべきことは果てしなくあるが、それでも余暇というものを作り楽しまねば……。
私は身体から力を抜き、自然に身を委ねる。
波の音、鳥たちの声、流れ行く白い雲。
緩やかに時は流れ、いつしか太陽は真っ青だった海を真っ赤に染め始めていた。
「ふぅ、結局、相談に乗ってくれそうな人物は現れなかったな。ふふふ、残念だがそれでも心落ち着けた。明日、釣りに来ても会えそうになければ、トーワへ戻ろう」
いまだ、私自身を語る勇気はない。
だが、もう先延ばしにはできない。
だから、仲間たちに……。
「っ」
心が痛む。恐怖が全身を包み込む。弛緩していた体が凍りつく。
私は自分の存在に自信を持てない。
仲間たちはきっと、私を恐れたりしない。忌避したりしない。
そう信じていても、臆病な自分が真実を口に出すことを恐れている。
「情けないな、私は……」
釣り道具を片付け、立ち去る準備を終えた。
釣り上げた魚たちは泊まる宿で調理してもらうことにしよう。余りは土産として宿へ渡すことにした。
「さて、帰るか」
「おや、ケント様」
「うん?」
私の名を呼ぶ声に顔を向ける。
「あなたは、老翁」
名を呼んだのは、私に釣りの指南をしてくれた老翁だった。
彼は真っ白な長髭を片手で撫でながら釣果を尋ねてくる。
「釣りですか? いかがでした?」
「あはは、なかなかですよ。これも老翁の指南のおかげです」
「ふぉっふぉっふぉ、それは良かった」
「老翁はどうしてこちらへ? 見たところ釣りをしに来たようにも見えませんが」
「ちっとな、孫が悩みを抱えていての」
「お孫さんが?」
「まぁ、老婆心であろうが、ちょいとアドバイスをしてやろうと考えておるんじゃが、はてさて、何と声を掛けてあげればよいのやら。と、そのような患い種を抱えてぶらぶら……」
「もし、よろしければ、私も力になりますが? もちろん、話されても良いものであれば」
「ふぉふぉふぉ、それはちょいと難しいの~」
老翁はさらりと白髭を撫でて、海へ顔を向ける。
「どうも、孫には甘くていかんな。余計な口出しばかりしてしまう。子どもたちには厳しく接してきたというのにのぉ」
「はあ……」
「ケント様。どうして老人は我が子以上に孫を可愛がると思いますかな?」
「と、唐突ですね。まぁ、そうですね……自分の子どもに注いだ愛情を思い出すからでしょうか」
「ふぉっふぉっふぉ、そんな高尚な理由じゃないですぞ」
「では、答えは?」
「責任がないからじゃ」
「はい?」
「自分の子どもであれば、親として責任を負わねばならぬ。じゃが、孫は違う。孫の責任を負うのはその親であってワシではない。だから、無責任に可愛い可愛いと甘やかすことができる。そういうわけで、ついつい甘くなってしまうのじゃ」
「あははは、なるほど。それだと、お孫さんのご両親はお困りでしょうね」
「そうじゃのう。親は子どもを無闇に甘やかしたくはないが、爺さん婆さんは孫にあれもこれもと与えていく。親にとってはたまったもんじゃない」
「ははは、そうでしょうね」
「じゃが、今回は違う。その親に孫を救ってくれと頼まれたからの」
「え?」
老翁はスッと背筋を伸ばし、年老い知恵を紡いだ重厚な瞳で私を見つめた。
「ワシはな、子どもたちを信じて世界を託した。敵は強大で勝てぬかもしれぬ。じゃが、必ずしも敗北するとは限らぬ。だから、ワシは子どもたちを信じることにした」
「老翁?」
「子どもたちはワシを恨むかもしれん。じゃが、いつまでも親ではいられぬ。いつかは飛び立つ時が来る。その時に、己の力で羽ばたけぬようだと未来は切り開けん。ワシの判断が子どもたちを滅ぼすことになろうとも、子どもたちは困難に立ち向かわなければならぬっ」
「あ、あなたは一体何を?」
問いは風に流れ、老翁はとても朗らかに微笑む。
その微笑みを目にすると不可思議な感情が湧き立つ。
いつか、老翁はアルリナの騒動を鎮めた事がある。
それは私たちがアルリナに訪れた際に、ムキ=シアンを退治した英雄として住民が盛り上がっていた時だ。
そこに老翁が現れ、彼の声に住人は素直に従った。
それに疑問を抱いた私の心だったが、ストンと何かが抜け落ちたように、疑問を抱くことをやめた。
あの時の思いは畏れ多くも尊き方に対する心。
そのお方は尚も言葉を続ける。
「自身の出生に疑問を抱くのじゃろう。じゃがの、ワシは思う。それは歪な知識を手にしてしまったがためだとしても、子どもたちが生み出した新たな世界の命。ワシにとって、それは――――孫も同然なんじゃ!」
「あ、あなたはっ」
「ケントよ、命に誇りを持て! お主はワシの孫であり、子どもたちの、アーガメイトの子であろう。何ら恥じることはない! お主もまた、このスカルペルの命なんじゃからな」
老翁は小さな会釈をして、桟橋から離れていく。
私は呼び止めようとして、声を降ろした。
「確固たる私を形作る。なるほど、あの方以上に私の存在を許してくれる方はいない。まさか、身近に存在して、見守ってくださったとはっ!」
私は前を向く。
すでに、老翁の姿はない。
夕闇が世界を閉ざしていく中で、私は心を光で満たす。
「レイからは背中を押された。二つの世界のフィナから言葉をもらい、亡き父からも言葉を頂いた。そして、大いなる存在からもまた、私というものを頂いた。私に集ってくれた仲間たちは皆、心より信頼できる者たちばかり。ここで、私が歩みを止めるようであれば、臆病どころではないっ!」
多くに支えられ、勇気づけられた。
これほどまでに恵まれた者は世界中どこを探しても存在しないだろう。
「異端な存在と己自身を卑下していたことが恥ずかしい。話そう。トーワに戻り、全てを告白しよう。私が何者であるかを!」
私は一歩、足を踏み出す。
そこに、急報が届く。
「だ、旦那っ!?」
「うん、親父じゃないか? どうしてここへ?」
「旦那こそ、何で釣りなんかをって、そんなこたぁ、どうだっていい! エクアの嬢ちゃんが消えちまった!!」
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桟橋は古びた木製。幅は人二人分といった程度でこじんまりとしている。
人はまばらで、ゆったりとした時間を過ごせそうだ。
「ふふ、悪くないスポットだ。どれ、久しぶりに釣りを楽しむか」
桟橋の一番先まできて、釣りの準備をし、釣り糸を海へ投げる。
後方に注意して空を狙うように釣り糸を飛ばすと、糸はするすると伸びて海の中へと吸い込まれていった。
私はぷかりぷかりと浮く浮きを見ながら、初めてギウと出会ったときのことを思い出す。
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私もまた、どうして彼のことを心の奥底から信頼できるのかは謎。
だが、いい。
謎などどうでもいい。友と呼べる者と一緒に過ごす時間の前ではこのような謎など小さなこと。
時折、潮騒が頬を撫でて、魚が釣り針に食いつき、それを釣り上げる。
ゆったりとした時間が流れていく。
「最近は忙しく、釣りをする余裕もなかったからな。農作業もキサたちに任せっぱなしだし。なんとか時間を作って、トーワでも農作業や釣りが楽しめるくらいにならないとな」
仕事ばかりに追われる人生ではもったいない。
やるべきことは果てしなくあるが、それでも余暇というものを作り楽しまねば……。
私は身体から力を抜き、自然に身を委ねる。
波の音、鳥たちの声、流れ行く白い雲。
緩やかに時は流れ、いつしか太陽は真っ青だった海を真っ赤に染め始めていた。
「ふぅ、結局、相談に乗ってくれそうな人物は現れなかったな。ふふふ、残念だがそれでも心落ち着けた。明日、釣りに来ても会えそうになければ、トーワへ戻ろう」
いまだ、私自身を語る勇気はない。
だが、もう先延ばしにはできない。
だから、仲間たちに……。
「っ」
心が痛む。恐怖が全身を包み込む。弛緩していた体が凍りつく。
私は自分の存在に自信を持てない。
仲間たちはきっと、私を恐れたりしない。忌避したりしない。
そう信じていても、臆病な自分が真実を口に出すことを恐れている。
「情けないな、私は……」
釣り道具を片付け、立ち去る準備を終えた。
釣り上げた魚たちは泊まる宿で調理してもらうことにしよう。余りは土産として宿へ渡すことにした。
「さて、帰るか」
「おや、ケント様」
「うん?」
私の名を呼ぶ声に顔を向ける。
「あなたは、老翁」
名を呼んだのは、私に釣りの指南をしてくれた老翁だった。
彼は真っ白な長髭を片手で撫でながら釣果を尋ねてくる。
「釣りですか? いかがでした?」
「あはは、なかなかですよ。これも老翁の指南のおかげです」
「ふぉっふぉっふぉ、それは良かった」
「老翁はどうしてこちらへ? 見たところ釣りをしに来たようにも見えませんが」
「ちっとな、孫が悩みを抱えていての」
「お孫さんが?」
「まぁ、老婆心であろうが、ちょいとアドバイスをしてやろうと考えておるんじゃが、はてさて、何と声を掛けてあげればよいのやら。と、そのような患い種を抱えてぶらぶら……」
「もし、よろしければ、私も力になりますが? もちろん、話されても良いものであれば」
「ふぉふぉふぉ、それはちょいと難しいの~」
老翁はさらりと白髭を撫でて、海へ顔を向ける。
「どうも、孫には甘くていかんな。余計な口出しばかりしてしまう。子どもたちには厳しく接してきたというのにのぉ」
「はあ……」
「ケント様。どうして老人は我が子以上に孫を可愛がると思いますかな?」
「と、唐突ですね。まぁ、そうですね……自分の子どもに注いだ愛情を思い出すからでしょうか」
「ふぉっふぉっふぉ、そんな高尚な理由じゃないですぞ」
「では、答えは?」
「責任がないからじゃ」
「はい?」
「自分の子どもであれば、親として責任を負わねばならぬ。じゃが、孫は違う。孫の責任を負うのはその親であってワシではない。だから、無責任に可愛い可愛いと甘やかすことができる。そういうわけで、ついつい甘くなってしまうのじゃ」
「あははは、なるほど。それだと、お孫さんのご両親はお困りでしょうね」
「そうじゃのう。親は子どもを無闇に甘やかしたくはないが、爺さん婆さんは孫にあれもこれもと与えていく。親にとってはたまったもんじゃない」
「ははは、そうでしょうね」
「じゃが、今回は違う。その親に孫を救ってくれと頼まれたからの」
「え?」
老翁はスッと背筋を伸ばし、年老い知恵を紡いだ重厚な瞳で私を見つめた。
「ワシはな、子どもたちを信じて世界を託した。敵は強大で勝てぬかもしれぬ。じゃが、必ずしも敗北するとは限らぬ。だから、ワシは子どもたちを信じることにした」
「老翁?」
「子どもたちはワシを恨むかもしれん。じゃが、いつまでも親ではいられぬ。いつかは飛び立つ時が来る。その時に、己の力で羽ばたけぬようだと未来は切り開けん。ワシの判断が子どもたちを滅ぼすことになろうとも、子どもたちは困難に立ち向かわなければならぬっ」
「あ、あなたは一体何を?」
問いは風に流れ、老翁はとても朗らかに微笑む。
その微笑みを目にすると不可思議な感情が湧き立つ。
いつか、老翁はアルリナの騒動を鎮めた事がある。
それは私たちがアルリナに訪れた際に、ムキ=シアンを退治した英雄として住民が盛り上がっていた時だ。
そこに老翁が現れ、彼の声に住人は素直に従った。
それに疑問を抱いた私の心だったが、ストンと何かが抜け落ちたように、疑問を抱くことをやめた。
あの時の思いは畏れ多くも尊き方に対する心。
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「あ、あなたはっ」
「ケントよ、命に誇りを持て! お主はワシの孫であり、子どもたちの、アーガメイトの子であろう。何ら恥じることはない! お主もまた、このスカルペルの命なんじゃからな」
老翁は小さな会釈をして、桟橋から離れていく。
私は呼び止めようとして、声を降ろした。
「確固たる私を形作る。なるほど、あの方以上に私の存在を許してくれる方はいない。まさか、身近に存在して、見守ってくださったとはっ!」
私は前を向く。
すでに、老翁の姿はない。
夕闇が世界を閉ざしていく中で、私は心を光で満たす。
「レイからは背中を押された。二つの世界のフィナから言葉をもらい、亡き父からも言葉を頂いた。そして、大いなる存在からもまた、私というものを頂いた。私に集ってくれた仲間たちは皆、心より信頼できる者たちばかり。ここで、私が歩みを止めるようであれば、臆病どころではないっ!」
多くに支えられ、勇気づけられた。
これほどまでに恵まれた者は世界中どこを探しても存在しないだろう。
「異端な存在と己自身を卑下していたことが恥ずかしい。話そう。トーワに戻り、全てを告白しよう。私が何者であるかを!」
私は一歩、足を踏み出す。
そこに、急報が届く。
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