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第二幕
第9話 勘の良い男
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ラテライを落ち着かせて、改めて馬鹿な夫さんの紹介を受けた。
彼の名はゲンテン。この修繕場の纏め役だそうだ。
つまり、この二人は夫婦でドワーフたちをまとめていることになる。
ゲンテンは額から滴り落ちる血を茶色の服で拭うが、傷跡はすぐに塞がり、もう血も出ていない。
ルーレンの話によると、ドワーフは再生能力に優れていて、多少の傷であればすぐに回復してしまうそうだ。
仮に、骨折という大怪我を負っても2~3日ほどで回復するとか。
ゲンテンはぺこりと頭を下げて謝罪を口にする。
鬼のような形相を見せるラテライを背後に置いて……。
「申し訳ございません、シオン様。当方、粗忽者ゆえ、礼儀を知らず、不快な――あでっ! 舌噛んだ!」
この様に、ラテライとアンニュイが頭を抱える。
俺は二人に問題ないと軽く手を振ってから声を返した。
「悪気がないことはわかりましたので、もう大丈夫ですわ。ほら、ラテライさん。皆様にお昼を。いったん落ち着いてからお話をするとしましょう」
話を進めるために、まず食事を配ることを促す。
ラテライはそれに何度も頭を下げながら、男どもに飯盒を渡すよう炊事の女たちに指示を飛ばす。
彼らに飯盒が行き渡ったところで、工員長のアンニュイは風上へ俺を案内しようとした。
これは、臓物料理の匂いで不快な思いをさせないための配慮。
なかなか細かいことに目端を利かせることのできる男だ。
だが、俺は彼の指示に従わず、微笑みを返す。
せっかくの配慮を無為にされ、また微笑みに対して疑問を纏うアンニュイだが、すぐにその理由を知ることになる。
ドワーフの男たちが食事に期待せず、ため息まじりに飯盒を開ける。
しかし――
「あ、あれ?」
「な、なんだ、この匂いは?」
「すっげぇ、美味そうな匂いがする!!」
飯盒の蓋を取った瞬間、ゴマ味噌と香辛料の利いた匂いが辺りに広がった。
これには匂いを避けようとしていたアンニュイも驚いている。
「あら、どうして? ドワーフのご飯がこんなにも美味しそうな香りを立てるなんて?」
「ふふふ、今日のお昼は特別製ですから。いえ、今日からこれが普通になるんですよ」
「シオン様、何を仰って……?」
そこにバクバクともつ鍋を胃にかき入れるゲンテンの声が響いてきた。
「こいつはうめぇな、かーちゃん! 何やったんだ!? 誰か呪ったのか?」
「なんだい、その意味不明な返しは? 誰も呪っちゃいないよ」
「じゃあ、殺したのか?」
「わたしゃ、あんたを殺してやりたいよ。そうじゃなくて……」
ラテライはちらりとこちらを見てから、料理人の名を出す。
「これは、シオン様がお作りになったのさ」
「……へ?」
ゲンテンは口の中に食べ物を残しながら大口を開ける。
アンニュイや他の男ドワーフたちも、まさかの料理人の正体に惚けている様子。
俺は彼らに微笑みを見せながら言葉を返す。
「一日限りとはいえ、わたくしはセルガの名代として全権を預かっております。多くの方々が企業の全権を預かれば、上を見て下を見ずでしょうが、わたくしは第一線で活躍する皆様の意見を拝聴し、問題があれば改善したいと願っております。その一歩がそちらのお料理ですの」
「この飯がか? っと、飯がですか?」
「ええ、食事は活力の基本。以前の食事を少しだけ拝見いたしましたが、あれではむしろ活力を奪われて仕事に身が入りませんでしょう?」
「まぁ、たしかにな……」
「もちろん、食事だけではありません。皆様の待遇の改善も考えております。ですから、現在の勤務体制を教えていただけません?」
修繕課の工員長アンニュイとドワーフの纏め役であるゲンテンから詳しい労働環境を伝えられる。
やはりというべきか、こちらも長時間労働を行わせ、休憩時間は短く、ドワーフたちに鞭を打つ体制で、亡くなれば別のドワーフを補充するといったものだった。
こちらの仕事は香辛料の袋詰め作業よりも、職人精度が必要となる現場。ベテラン勢はそれなりにマシな扱いを受けているようだが、下を酷使して育つ前に死なせていては、次代の工員が育ち難く意味がない。
この他にも安全性度外視の作業を平気で行わせている。
また、道具類の管理も杜撰。
改善すべきことが山積みで頭が痛くなる。
しかし、そのおかげでちょいと是正すれば効率は上がり、ドワーフの負担を軽減しつつ船の修繕速度を上げられるわけだが。
問題は、これらの案件を二日程度で纏めないといけないこと。
今日から睡眠時間を削らないと駄目そうだ。
ドワーフの男たちは食事を終えて、僅かに残る休憩時間に息をつく。
その中でゲンテンが空になった飯盒を見つめつつ俺に話しかけてきた。
「しかしよぅ、まさか人間の、それも貴族のお嬢ちゃんがこんな美味い臓物料理作るなんてなぁ。驚きだぜ」
「あんた!」
「ゲンテン、あなたは!!」
妻のラテライと工員長アンニュイは、彼が見せた貴族のシオンに対する無体な態度に叱責を見せるが、それを俺が止める。
「構いませんわ。ゲンテンさんは敬語が苦手なのでしょう。しゃべるたびに舌を噛まれても困りますし」
「へっへっへ、すいやせん」
「ま、屋敷のメイドにも敬語が苦手な人がいますからね」
「マギーさんですね……」
ぼそりとルーレンが呟く。
それに俺はくすりと笑いを立てる。
するとゲンテンは、ルーレンへ瞳を寄せた。視線の先は尖がった耳。
「猫族のドワーフ……」
「はい、そうです」
「そうか、戦士の一族が女中の真似ご――っ!!」
彼は一瞬目を見開き、すぐに顔を地面に伏せた。
一連の動作に、何事かとルーレンや周りの連中も首を傾げる。
彼が顔を伏せた理由――それは俺だ。
彼が今しがた唱えた言葉――そこには人間への不満が内包されてある。もちろん、過酷な環境下で、奴隷として働かされていれば当然のこと。
だがそれは、決して主の前で言ってはならない。だというのに、彼は零れ落としてしまった。
それはおそらく、俺を甘い貴族のお嬢ちゃんだと軽んじていたからであろう。
奴隷のドワーフに同情し、食事の改善なんていう、おためごかしを見せて、荒くたい言葉遣いさえ許す貴族の娘の甘さを脳みそで味わい、本音を零した。
その零れた本音を聞いて、俺は思わず彼の瞳を見つめてしまった――こいつらは使えるという目で。
その視線に気づき、ゲンテンは途中で言葉を降ろしたのだ。
俺は心の中で軽く息を抜く。
(ふぅ~、こちらも隠しておくべき感情が視線に乗ってしまったな。それを気付かれるとは……この親父、ボケボケのように見えて中々油断ならねぇようだ)
もっとも、彼は先程の鋭い視線の意味までは理解していまい。
ゲンテンは動揺を鎮めようと、懐から喫煙用のパイプを取り出す。ちらりとこちらを見たので、どうぞと促す。
すると彼は頭をぺこりと下げて、マッチを擦り、パイプの先端に火を当てた。
そして、パイプを咥えて深く煙を吸い込み、ゆっくりと吐き出す。
着け始めの草の澄んだ香りはすぐに消えて、喫煙習慣のない人間には不快さを与えるニコチンの匂いが辺りに広がる。
ゲンテンはそれを実に美味そうに吸っているが、俺は僅かに視線を外す。
(いい思い出ないんだよな。煙草は……)
何かにつけて俺を殴ってきた義父はギャンブルに負けると火のついたタバコを俺の背や腹に押し付けて憂さを晴らしていた。
もちろん、悲鳴なんか上げることは許されない。
上げれば、殴られる。
――死ぬほど嫌いな煙草。だが、俺自身もガキの時分には吸っていた。
それはカッコつけなんて理由じゃない――空腹を紛らわすためだ。
おふくろも義父も俺にまともな飯なんて出してくれない。
だから水を飲んだり、こっそり砂糖を舐めたりして、空腹を紛らわす毎日。
その中でも煙草が一番、空腹を忘れさせてくれた。
だから、義父が吸い終わったシケモクを隠れて吸っていた。
後に、煙草には満腹感を知らせるニューロンを活性化させて、食欲を抑制する効果があると知った。
当時の俺はそんな知識もないのに、本能でそれを知ったわけだ。
その後、殺し屋の下部組織である養成所に入ってからは、ニコチン中毒をしっかり抜かれて吸わなくなったが……それでも、たまに吸うことがある。
嫌な仕事をした時とかに……。
これは何故だと問われても答えることのできない謎の習慣だった。
彼の名はゲンテン。この修繕場の纏め役だそうだ。
つまり、この二人は夫婦でドワーフたちをまとめていることになる。
ゲンテンは額から滴り落ちる血を茶色の服で拭うが、傷跡はすぐに塞がり、もう血も出ていない。
ルーレンの話によると、ドワーフは再生能力に優れていて、多少の傷であればすぐに回復してしまうそうだ。
仮に、骨折という大怪我を負っても2~3日ほどで回復するとか。
ゲンテンはぺこりと頭を下げて謝罪を口にする。
鬼のような形相を見せるラテライを背後に置いて……。
「申し訳ございません、シオン様。当方、粗忽者ゆえ、礼儀を知らず、不快な――あでっ! 舌噛んだ!」
この様に、ラテライとアンニュイが頭を抱える。
俺は二人に問題ないと軽く手を振ってから声を返した。
「悪気がないことはわかりましたので、もう大丈夫ですわ。ほら、ラテライさん。皆様にお昼を。いったん落ち着いてからお話をするとしましょう」
話を進めるために、まず食事を配ることを促す。
ラテライはそれに何度も頭を下げながら、男どもに飯盒を渡すよう炊事の女たちに指示を飛ばす。
彼らに飯盒が行き渡ったところで、工員長のアンニュイは風上へ俺を案内しようとした。
これは、臓物料理の匂いで不快な思いをさせないための配慮。
なかなか細かいことに目端を利かせることのできる男だ。
だが、俺は彼の指示に従わず、微笑みを返す。
せっかくの配慮を無為にされ、また微笑みに対して疑問を纏うアンニュイだが、すぐにその理由を知ることになる。
ドワーフの男たちが食事に期待せず、ため息まじりに飯盒を開ける。
しかし――
「あ、あれ?」
「な、なんだ、この匂いは?」
「すっげぇ、美味そうな匂いがする!!」
飯盒の蓋を取った瞬間、ゴマ味噌と香辛料の利いた匂いが辺りに広がった。
これには匂いを避けようとしていたアンニュイも驚いている。
「あら、どうして? ドワーフのご飯がこんなにも美味しそうな香りを立てるなんて?」
「ふふふ、今日のお昼は特別製ですから。いえ、今日からこれが普通になるんですよ」
「シオン様、何を仰って……?」
そこにバクバクともつ鍋を胃にかき入れるゲンテンの声が響いてきた。
「こいつはうめぇな、かーちゃん! 何やったんだ!? 誰か呪ったのか?」
「なんだい、その意味不明な返しは? 誰も呪っちゃいないよ」
「じゃあ、殺したのか?」
「わたしゃ、あんたを殺してやりたいよ。そうじゃなくて……」
ラテライはちらりとこちらを見てから、料理人の名を出す。
「これは、シオン様がお作りになったのさ」
「……へ?」
ゲンテンは口の中に食べ物を残しながら大口を開ける。
アンニュイや他の男ドワーフたちも、まさかの料理人の正体に惚けている様子。
俺は彼らに微笑みを見せながら言葉を返す。
「一日限りとはいえ、わたくしはセルガの名代として全権を預かっております。多くの方々が企業の全権を預かれば、上を見て下を見ずでしょうが、わたくしは第一線で活躍する皆様の意見を拝聴し、問題があれば改善したいと願っております。その一歩がそちらのお料理ですの」
「この飯がか? っと、飯がですか?」
「ええ、食事は活力の基本。以前の食事を少しだけ拝見いたしましたが、あれではむしろ活力を奪われて仕事に身が入りませんでしょう?」
「まぁ、たしかにな……」
「もちろん、食事だけではありません。皆様の待遇の改善も考えております。ですから、現在の勤務体制を教えていただけません?」
修繕課の工員長アンニュイとドワーフの纏め役であるゲンテンから詳しい労働環境を伝えられる。
やはりというべきか、こちらも長時間労働を行わせ、休憩時間は短く、ドワーフたちに鞭を打つ体制で、亡くなれば別のドワーフを補充するといったものだった。
こちらの仕事は香辛料の袋詰め作業よりも、職人精度が必要となる現場。ベテラン勢はそれなりにマシな扱いを受けているようだが、下を酷使して育つ前に死なせていては、次代の工員が育ち難く意味がない。
この他にも安全性度外視の作業を平気で行わせている。
また、道具類の管理も杜撰。
改善すべきことが山積みで頭が痛くなる。
しかし、そのおかげでちょいと是正すれば効率は上がり、ドワーフの負担を軽減しつつ船の修繕速度を上げられるわけだが。
問題は、これらの案件を二日程度で纏めないといけないこと。
今日から睡眠時間を削らないと駄目そうだ。
ドワーフの男たちは食事を終えて、僅かに残る休憩時間に息をつく。
その中でゲンテンが空になった飯盒を見つめつつ俺に話しかけてきた。
「しかしよぅ、まさか人間の、それも貴族のお嬢ちゃんがこんな美味い臓物料理作るなんてなぁ。驚きだぜ」
「あんた!」
「ゲンテン、あなたは!!」
妻のラテライと工員長アンニュイは、彼が見せた貴族のシオンに対する無体な態度に叱責を見せるが、それを俺が止める。
「構いませんわ。ゲンテンさんは敬語が苦手なのでしょう。しゃべるたびに舌を噛まれても困りますし」
「へっへっへ、すいやせん」
「ま、屋敷のメイドにも敬語が苦手な人がいますからね」
「マギーさんですね……」
ぼそりとルーレンが呟く。
それに俺はくすりと笑いを立てる。
するとゲンテンは、ルーレンへ瞳を寄せた。視線の先は尖がった耳。
「猫族のドワーフ……」
「はい、そうです」
「そうか、戦士の一族が女中の真似ご――っ!!」
彼は一瞬目を見開き、すぐに顔を地面に伏せた。
一連の動作に、何事かとルーレンや周りの連中も首を傾げる。
彼が顔を伏せた理由――それは俺だ。
彼が今しがた唱えた言葉――そこには人間への不満が内包されてある。もちろん、過酷な環境下で、奴隷として働かされていれば当然のこと。
だがそれは、決して主の前で言ってはならない。だというのに、彼は零れ落としてしまった。
それはおそらく、俺を甘い貴族のお嬢ちゃんだと軽んじていたからであろう。
奴隷のドワーフに同情し、食事の改善なんていう、おためごかしを見せて、荒くたい言葉遣いさえ許す貴族の娘の甘さを脳みそで味わい、本音を零した。
その零れた本音を聞いて、俺は思わず彼の瞳を見つめてしまった――こいつらは使えるという目で。
その視線に気づき、ゲンテンは途中で言葉を降ろしたのだ。
俺は心の中で軽く息を抜く。
(ふぅ~、こちらも隠しておくべき感情が視線に乗ってしまったな。それを気付かれるとは……この親父、ボケボケのように見えて中々油断ならねぇようだ)
もっとも、彼は先程の鋭い視線の意味までは理解していまい。
ゲンテンは動揺を鎮めようと、懐から喫煙用のパイプを取り出す。ちらりとこちらを見たので、どうぞと促す。
すると彼は頭をぺこりと下げて、マッチを擦り、パイプの先端に火を当てた。
そして、パイプを咥えて深く煙を吸い込み、ゆっくりと吐き出す。
着け始めの草の澄んだ香りはすぐに消えて、喫煙習慣のない人間には不快さを与えるニコチンの匂いが辺りに広がる。
ゲンテンはそれを実に美味そうに吸っているが、俺は僅かに視線を外す。
(いい思い出ないんだよな。煙草は……)
何かにつけて俺を殴ってきた義父はギャンブルに負けると火のついたタバコを俺の背や腹に押し付けて憂さを晴らしていた。
もちろん、悲鳴なんか上げることは許されない。
上げれば、殴られる。
――死ぬほど嫌いな煙草。だが、俺自身もガキの時分には吸っていた。
それはカッコつけなんて理由じゃない――空腹を紛らわすためだ。
おふくろも義父も俺にまともな飯なんて出してくれない。
だから水を飲んだり、こっそり砂糖を舐めたりして、空腹を紛らわす毎日。
その中でも煙草が一番、空腹を忘れさせてくれた。
だから、義父が吸い終わったシケモクを隠れて吸っていた。
後に、煙草には満腹感を知らせるニューロンを活性化させて、食欲を抑制する効果があると知った。
当時の俺はそんな知識もないのに、本能でそれを知ったわけだ。
その後、殺し屋の下部組織である養成所に入ってからは、ニコチン中毒をしっかり抜かれて吸わなくなったが……それでも、たまに吸うことがある。
嫌な仕事をした時とかに……。
これは何故だと問われても答えることのできない謎の習慣だった。
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