8 / 52
第7話 喉に溶け残った粉薬のように引っかかる記憶
しおりを挟む
翌日。告白を振ったとて、特に何かが変わるわけでもなく、また一日が始まる。今日は実力テストが午前中に組まれていて、午後はまたホームルーム。テストもあくまで実力テストで、成績評価には関係ないものだから気楽と言えば気楽だ。
教室の雰囲気もそれほどピりついているわけでもなく、和やかなものだ。まあ、ついこの間ピリピリにピりつくイベントを終えたばかりだから、そうやすやすとストレスは溜めたくないよね。
「あーあ、なんでこの間試験やったのにもう試験あるのかなー」
朝のホームルーム前、僕が教室に入り自席に向かうと、僕の席を占領し背もたれに腕をかけてそう嘆く茜の姿があった。
「……サラッと僕の席座って朝から何言ってるの? 茜……」
机に荷物を置き、後ろを向いている彼女に声を掛ける。
「あっ、陽平、おはよー」
「う、うんおはよう……」
茜と一緒にもう話をしていた絵見と恵一も僕の方を向いて、
「茜の言う通り、大丈夫そうで何よりね」
「いやー、昨日結構探し回ったんだけどなー」
などと口々に言ってくる。
「そ、その件はごめん……ちょっと、色々あって……」
その「色々」の「一部」を知っている茜は気まずそうに視線を床に落とす。
「ま、別に俺はいいんだけどね、何もないならそれはそれで」
恵一が言外に「何かあったのか?」と尋ねるような、そんな目線を僕に送る。口では気にしないように言っているけど、それを僕にだけ伝えるあたり、やはり恵一らしい。
「ま、まあ……みんなが心配するようなことはないから、大丈夫」
その視線に答えるかのように、僕はそう言った。瞬間、恵一の表情が少し和らいだ。
……少しだけ、心配をかけたことに対して申し訳なくなった。
そうしているうちにチャイムが鳴り響き、僕の席の周りに集まっていた茜と絵見は自分の席へと戻っていった。
「あああ……テスト終わったぁぁ……」
四時間目の英語のテストが終わり、全科目のテストが終了した。それと同時に、恨み節を唱えつつ僕の席に茜が近づいてきた。
「おお、死んだ声をした茜がやって来た」
「だってテストってだけでうんざりなのに入試終わってすぐにこれだよ……、こうなるって恵一……」
「で、今日は一緒に昼食うのか?」
「うん、そうするつもり、少ししたら絵見も来る」
「オッケ―、なら椅子だけ持ってきてよ。俺と陽平の机合わせておくから」
「りょーかーい……」
昼休み特有の教室の騒がしさが広まる。入学式から何日か経った今日、そこそこクラス内の人間関係も形成されきってきて、ある程度誰が誰とつるむのかというのも確定してきた。そんな四角い空間の隅に。
一人お弁当を食べている及川さんの姿が見えた。
自己紹介さえ全部をちゃんと聞き取れなかったし、昨日の班決めも「事実として最後に余って」しまった。多分、まだ友達ができていないんだと思う。……彼女に友達を作る気があるのなら、の話だけど。
ふと、彼女の机の横に掛かっているカバンについているキーホルダーに目が移った。
なんか……どこかで記憶があるような、そんな気が……。
「ようへーい、けいいちー、お待たせ―」
と、そのタイミングに椅子を引っ張ってきた茜が僕らのもとに戻ってきた。視線を左右に大きく動かすと、絵見も自分の椅子を動かしている。
「いつまで声死んでるんだよ茜は」
机の脇にかけてあったビニール袋から今日のお昼を取り出す恵一は、苦笑いを浮かべつつもそう言う。
「茜の機嫌は楽しいことないと直らないから今日は駄目だね、きっと」
「ちょっとー、絵見までそんなこと言うー」
「さ、食べよ? 四人揃ったことだし」
絵見の一言で、「いただきます」とそれぞれのお昼ご飯を食べ始める。例によって僕と恵一は菓子パン、茜と絵見はお弁当だ。
「そういえば、陽平って昼はお弁当じゃないんだね」
綺麗な赤色をしたミニトマトをつかみながら、茜は僕にそんなことを聞いてきた。
「ああ、確かに、陽平は普段自炊しているんだよね、やろうと思えばできそうだけど」
絵見にも重ねて言われる。
実際、昨日もああやって麻婆豆腐を作るし、僕は夜ご飯に関してはきちんと自炊をしているつもりだ。ただ、どうしてもお弁当を作るとなると朝一時間くらいは早起きしないといけない。
「朝起きるのがしんどくて……あとお父さん寝てるときとかだと起こすのも申し訳ないしさ……」
で、つまりはそういう理由で僕はお弁当を作っていない。しばしばたまに、父親が家に帰っているときもある。でも、そういうときは大抵疲れて寝ている場合がほとんどなので料理の音で起こすのは悪い気がする。
「でも、そんな菓子パンで足りるの? まあ、それは陽平だけじゃなくて恵一にも言えるけど」
「俺はもともとそんなに量食べないからこれで十分」
「僕も……まあ、そうかな」
顔を見合わせる男二人。一般的に食べ盛りと言われる男子高校生だけど、どうやら僕ら二人にはそれは適用されないみたいだ。
「そうそう、昨日の帰りに同じ小学校の赤坂と会ったんだ」
「え? 赤坂って、小四のときに転校して山形に引っ越した赤坂? 茜会ったのか?」
お弁当の話も終わり、今度は茜達の小学校の同級生の話になる。
「うん、同じ高校に入学したみたいで、八組だって。野球部入って体かなり大きくなってたよ。あれ、多分陽平とか恵一の食事量じゃ話にならないくらい中学のときから食べてるよきっと……」
あっ、お弁当の話まだ続いてたのね。
「そっか……赤坂も菊高来たんだ……結構同じ小学校の奴いたよな。陽平のところはどうなんだ?」
「え?」
「いや、陽平と同じ小学校の奴で菊高来ている人いる?」
「あー、えっと……どうかな、わかんないや」
食べ終わった菓子パンの袋を小さく丸めつつ、僕は頬を掻く。
「陽平の学校、菊高から一番近い小学校だから結構いてもいいと私は思うんだけどなあ」
「……僕、小学生のときは全然友達いなかったから、クラスメイトの名前とか全然覚えてないんだよね……」
「それ、毎回聞くけど全然イメージ湧かないんだよね、友達いない陽平って。今の陽平からは全然そんな感じしないもん」
「ははは……まあ、そんなこと言われても……なんだけどね」
事実は事実なので、これ以上弁明しようはない。……弁明って、別にこれに関しては僕何も悪いことはしてないよね。
「公園で一人で本読んでたりとかしてたよ、小学生の頃は」
「一年中? ずっと?」
…………。
恵一のその問いに、一瞬答えが止まる。けど、すぐに僕は、
「うん、ずっと、かな」
そう、答えた。喉の奥に、何か引っかかるような思いを抱きつつも。
教室の雰囲気もそれほどピりついているわけでもなく、和やかなものだ。まあ、ついこの間ピリピリにピりつくイベントを終えたばかりだから、そうやすやすとストレスは溜めたくないよね。
「あーあ、なんでこの間試験やったのにもう試験あるのかなー」
朝のホームルーム前、僕が教室に入り自席に向かうと、僕の席を占領し背もたれに腕をかけてそう嘆く茜の姿があった。
「……サラッと僕の席座って朝から何言ってるの? 茜……」
机に荷物を置き、後ろを向いている彼女に声を掛ける。
「あっ、陽平、おはよー」
「う、うんおはよう……」
茜と一緒にもう話をしていた絵見と恵一も僕の方を向いて、
「茜の言う通り、大丈夫そうで何よりね」
「いやー、昨日結構探し回ったんだけどなー」
などと口々に言ってくる。
「そ、その件はごめん……ちょっと、色々あって……」
その「色々」の「一部」を知っている茜は気まずそうに視線を床に落とす。
「ま、別に俺はいいんだけどね、何もないならそれはそれで」
恵一が言外に「何かあったのか?」と尋ねるような、そんな目線を僕に送る。口では気にしないように言っているけど、それを僕にだけ伝えるあたり、やはり恵一らしい。
「ま、まあ……みんなが心配するようなことはないから、大丈夫」
その視線に答えるかのように、僕はそう言った。瞬間、恵一の表情が少し和らいだ。
……少しだけ、心配をかけたことに対して申し訳なくなった。
そうしているうちにチャイムが鳴り響き、僕の席の周りに集まっていた茜と絵見は自分の席へと戻っていった。
「あああ……テスト終わったぁぁ……」
四時間目の英語のテストが終わり、全科目のテストが終了した。それと同時に、恨み節を唱えつつ僕の席に茜が近づいてきた。
「おお、死んだ声をした茜がやって来た」
「だってテストってだけでうんざりなのに入試終わってすぐにこれだよ……、こうなるって恵一……」
「で、今日は一緒に昼食うのか?」
「うん、そうするつもり、少ししたら絵見も来る」
「オッケ―、なら椅子だけ持ってきてよ。俺と陽平の机合わせておくから」
「りょーかーい……」
昼休み特有の教室の騒がしさが広まる。入学式から何日か経った今日、そこそこクラス内の人間関係も形成されきってきて、ある程度誰が誰とつるむのかというのも確定してきた。そんな四角い空間の隅に。
一人お弁当を食べている及川さんの姿が見えた。
自己紹介さえ全部をちゃんと聞き取れなかったし、昨日の班決めも「事実として最後に余って」しまった。多分、まだ友達ができていないんだと思う。……彼女に友達を作る気があるのなら、の話だけど。
ふと、彼女の机の横に掛かっているカバンについているキーホルダーに目が移った。
なんか……どこかで記憶があるような、そんな気が……。
「ようへーい、けいいちー、お待たせ―」
と、そのタイミングに椅子を引っ張ってきた茜が僕らのもとに戻ってきた。視線を左右に大きく動かすと、絵見も自分の椅子を動かしている。
「いつまで声死んでるんだよ茜は」
机の脇にかけてあったビニール袋から今日のお昼を取り出す恵一は、苦笑いを浮かべつつもそう言う。
「茜の機嫌は楽しいことないと直らないから今日は駄目だね、きっと」
「ちょっとー、絵見までそんなこと言うー」
「さ、食べよ? 四人揃ったことだし」
絵見の一言で、「いただきます」とそれぞれのお昼ご飯を食べ始める。例によって僕と恵一は菓子パン、茜と絵見はお弁当だ。
「そういえば、陽平って昼はお弁当じゃないんだね」
綺麗な赤色をしたミニトマトをつかみながら、茜は僕にそんなことを聞いてきた。
「ああ、確かに、陽平は普段自炊しているんだよね、やろうと思えばできそうだけど」
絵見にも重ねて言われる。
実際、昨日もああやって麻婆豆腐を作るし、僕は夜ご飯に関してはきちんと自炊をしているつもりだ。ただ、どうしてもお弁当を作るとなると朝一時間くらいは早起きしないといけない。
「朝起きるのがしんどくて……あとお父さん寝てるときとかだと起こすのも申し訳ないしさ……」
で、つまりはそういう理由で僕はお弁当を作っていない。しばしばたまに、父親が家に帰っているときもある。でも、そういうときは大抵疲れて寝ている場合がほとんどなので料理の音で起こすのは悪い気がする。
「でも、そんな菓子パンで足りるの? まあ、それは陽平だけじゃなくて恵一にも言えるけど」
「俺はもともとそんなに量食べないからこれで十分」
「僕も……まあ、そうかな」
顔を見合わせる男二人。一般的に食べ盛りと言われる男子高校生だけど、どうやら僕ら二人にはそれは適用されないみたいだ。
「そうそう、昨日の帰りに同じ小学校の赤坂と会ったんだ」
「え? 赤坂って、小四のときに転校して山形に引っ越した赤坂? 茜会ったのか?」
お弁当の話も終わり、今度は茜達の小学校の同級生の話になる。
「うん、同じ高校に入学したみたいで、八組だって。野球部入って体かなり大きくなってたよ。あれ、多分陽平とか恵一の食事量じゃ話にならないくらい中学のときから食べてるよきっと……」
あっ、お弁当の話まだ続いてたのね。
「そっか……赤坂も菊高来たんだ……結構同じ小学校の奴いたよな。陽平のところはどうなんだ?」
「え?」
「いや、陽平と同じ小学校の奴で菊高来ている人いる?」
「あー、えっと……どうかな、わかんないや」
食べ終わった菓子パンの袋を小さく丸めつつ、僕は頬を掻く。
「陽平の学校、菊高から一番近い小学校だから結構いてもいいと私は思うんだけどなあ」
「……僕、小学生のときは全然友達いなかったから、クラスメイトの名前とか全然覚えてないんだよね……」
「それ、毎回聞くけど全然イメージ湧かないんだよね、友達いない陽平って。今の陽平からは全然そんな感じしないもん」
「ははは……まあ、そんなこと言われても……なんだけどね」
事実は事実なので、これ以上弁明しようはない。……弁明って、別にこれに関しては僕何も悪いことはしてないよね。
「公園で一人で本読んでたりとかしてたよ、小学生の頃は」
「一年中? ずっと?」
…………。
恵一のその問いに、一瞬答えが止まる。けど、すぐに僕は、
「うん、ずっと、かな」
そう、答えた。喉の奥に、何か引っかかるような思いを抱きつつも。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
神楽囃子の夜
紫音みけ🐾新刊2月中旬発売!
ライト文芸
※第6回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
地元の夏祭りを訪れていた少年・狭野笙悟(さのしょうご)は、そこで見かけた幽霊の少女に一目惚れしてしまう。彼女が現れるのは年に一度、祭りの夜だけであり、その姿を見ることができるのは狭野ただ一人だけだった。
年を重ねるごとに想いを募らせていく狭野は、やがて彼女に秘められた意外な真実にたどり着く……。
四人の男女の半生を描く、時を越えた現代ファンタジー。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました
由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。
尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。
けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。
そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。
再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。
一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。
“尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。
静かに離婚しただけなのに、
なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。
あなたの片想いを聞いてしまった夜
柴田はつみ
恋愛
「『好きな人がいる』——その一言で、私の世界は音を失った。」
公爵令嬢リリアーヌの初恋は、隣家の若き公爵アレクシスだった。
政務や領地行事で顔を合わせるたび、言葉少なな彼の沈黙さえ、彼女には優しさに聞こえた。——毎日会える。それだけで十分幸せだと信じていた。
しかしある日、回廊の陰で聞いてしまう。
「好きな人がいる。……片想いなんだ」
名前は出ない。だから、リリアーヌの胸は残酷に結論を作る。自分ではないのだ、と。
結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~
馬村 はくあ
ライト文芸
「久しぶりだね、ちとせちゃん」
入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて
「ま、なぶくん……」
指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-
×
俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
「これからよろくね、ちとせ」
ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!
「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」
この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。
「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」
自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活
「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」
「あいつと仲良くするのはやめろ」
「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」
好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。
「かわいい、ちとせ」
溺れる日はすぐそこかもしれない
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子
愛が本物になる日は……
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる