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異世界
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「大丈夫だった??」
「はい。大丈夫です。ありがとうございました」
「別にたいした事はしてないよ」
「いえいえ。変なコウモリみたいな黒い物体に襲われそうになって本当に困ってたんです!!」
私はあまりのパニック具合でペラペラと喋り続ける。
「そうしたら、あなたが来てくれて、なんだか火の玉みたいなものが飛んで来て!」
「火の玉?」「そう!バシュって!赤い火の玉」
「ああ、この銃を使ったのさ」
「は?銃」
メガネをかけた少年は手のひらくらいの大きさの銃を手にし、「ははっ」と笑った。
「銃とか?!それって警察に捕まるんじゃないの?!」
「なんで?」
「だって、銃刀法違反になるでしょ?」
「なに?それ」
待って、待って、待って。やばくない?この人。
銃を持っていること自体に何も思っていない上に「銃刀法違反」を知らないなんて。
日本だと思っていたけれども、もしかしてここって外国?
「ねえ」
「は、はい?!」
「君。ここでなにしてるの?』
「え?」
何をしているかと言われば
…迷子?
いや、迷子とか言ったら頭のおかしい人になっちゃうと思うからえっと。
「ああの、高校受験の事でお母さんと喧嘩して…帰りづらいって言うかなんて言うか」
「そっか。でも帰った方がいいと思う。夜は今みたいなやつたくさんいるとおも…待って」
次の瞬間、彼が私の肩をガシッと掴んだ
「君!あの、あいつら、悪魔が見えるの?」
「え?なに?」
「だから、さっきのコウモリみたいなやつら」
「うん。太ったコウモリって言うか、モンスター?みたいなやつ?」
「そう、それ!
」急に興奮しだす彼。
やばい人に会ってしまったかもしれない。
私。
「はい。大丈夫です。ありがとうございました」
「別にたいした事はしてないよ」
「いえいえ。変なコウモリみたいな黒い物体に襲われそうになって本当に困ってたんです!!」
私はあまりのパニック具合でペラペラと喋り続ける。
「そうしたら、あなたが来てくれて、なんだか火の玉みたいなものが飛んで来て!」
「火の玉?」「そう!バシュって!赤い火の玉」
「ああ、この銃を使ったのさ」
「は?銃」
メガネをかけた少年は手のひらくらいの大きさの銃を手にし、「ははっ」と笑った。
「銃とか?!それって警察に捕まるんじゃないの?!」
「なんで?」
「だって、銃刀法違反になるでしょ?」
「なに?それ」
待って、待って、待って。やばくない?この人。
銃を持っていること自体に何も思っていない上に「銃刀法違反」を知らないなんて。
日本だと思っていたけれども、もしかしてここって外国?
「ねえ」
「は、はい?!」
「君。ここでなにしてるの?』
「え?」
何をしているかと言われば
…迷子?
いや、迷子とか言ったら頭のおかしい人になっちゃうと思うからえっと。
「ああの、高校受験の事でお母さんと喧嘩して…帰りづらいって言うかなんて言うか」
「そっか。でも帰った方がいいと思う。夜は今みたいなやつたくさんいるとおも…待って」
次の瞬間、彼が私の肩をガシッと掴んだ
「君!あの、あいつら、悪魔が見えるの?」
「え?なに?」
「だから、さっきのコウモリみたいなやつら」
「うん。太ったコウモリって言うか、モンスター?みたいなやつ?」
「そう、それ!
」急に興奮しだす彼。
やばい人に会ってしまったかもしれない。
私。
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