冷たい貴方とそんな夢を見た

かれは

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あなたは出会ったときからずっとそうだ。

私を全く見ようとしない。

貴方と出会ったのは、人気の無い森の中。

私は見たことの無い美しいものを探していた。

人の立ち入らない森の中、汚されていない森の中。

いつものようにそこに入り歩いた。

今日で最後にしよう。

今日はとびきり深くまで、もう帰れなくてもいい。

羽が透けて森と一体となった鳥、毒を持つ虹色に輝く蛇。

様々なものを見つけたその日。

だけどその何者も貴方には敵わなかった。

歩いて歩いて歩き疲れたとき、ちょうど太陽が真上に来る頃、私は見つけた。

あなたを見つけた。

何者にも変えがたい美しい姿をした貴方に。

一目惚れだった。

倒木の上に重なるように倒れた貴方はとても綺麗だった。

服といえるものは何も身に付けていない。
手には、先に鋭い石がついた気の棒を持って。


首もとは何かに切り裂かれは紅く輝いていた。

近くの太い木には大きな爪痕が残されていた。

すごく大きい何かと、、、。

彼に木々の間から眩しい光が差し、私の呼びかけには応じない。


あれからどれぐらいの時間がたっただろう。
貴方とはずっと一緒。

私はその間何も食べず。

動くことなくそこにいた。

あなたのためにここにいる。

冷たい貴方と、これからもずっと。

私は本当の美しさを知った

あなたは、都会にまみれたあいつらとは違う。
あなたこそが本物だよ。

そして貴方は私が守り続ける。


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