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学校
17,助け【かおり】
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「かおりちゃん。大丈夫?」
太陽にそう問いかけられる。
……。ど、どうしよう。
何て答えるべき?
まずあそこの現場にいたってことはもしかして私のいじめのことも知ってるのかしら。
「此処、何処…?」
か細い声でそう言った。
平常心で答えたつもりだったのに……。
絶対に悟られてはだめ。
もし知られたら太陽まで、あいつらのいじめに巻き込まれてしまう…。
それだけは避けたい。
「あ、此処?ここは俺たちの家だよ」
宥めるように太陽が言った。
違う。それを聞きたいんじゃない。
寝てた場所を聞きたいんだけど…。
「違う、違う!!私が寝てた場所」
まじで、何処。
「あぁ、あそこか。あそこは……俺の部屋だよ。」
そう言われた瞬間思考が停止する。
ん?どーゆーことだ?
もしかしてだけど……。連れて帰ってきてくれたのは太陽?
でもなんで……。
「どういうことな……ですか?その……色々と」
「えと…俺も状況がわかってないんだよね……。だから、お互いに順番で質問していくのはどうかな?」
「はい。分かりました。なら、思い付いた方からどうぞ。」
「あ、ありがとう。じゃあ...遠慮要らない?」
なんなの?物凄くしつこいんだけど...
でもなんだろう物凄く嫌な予感が──。
「かおりちゃんっていじめられてる??失礼だと思うけど...」
!!!!......。知られてた...?
鎌かもしれないし……。
とりま、知らばくれるのがいいだろう。
「………。いっ、じめられてない……」
まずい……。
声が震えて変なしゃべり方になっちゃった!!
「嘘はよくないよ??」
にっこりと太陽は笑みを浮かべた。
やっぱ鎌か?
なら答えは簡単だ。
「そんなわけないでしょ!!!!なんなの?!?!」
怒ったように言ってみる。
これで引き下がってくれるはず。
うんん。引き下がってよ。お願いだからさ…。
「じゃあこれはなに?」
といいながらスマホを見せてきた。
何なのよ……。
──えっ…………?
な、なにこれ……。
画面の中には私の靴の写真が写し出されていた。
ただの、靴じゃない。
ぐちゃぐちゃになった靴だ。
なにこれ。なんで……なんで太陽がこんなものを……。
「え……」
思わず漏らした震えた声。
はっ!!!!
しまった……。
そしてわかった。
今日来たときに撮ったんだ。
「これ、どういうこと?」
太陽がそう問いかける。
はっ、はぁ。
………。
「…………。こ、これは……」
「うん。」
知られてもふられたらいけない。
いけない。いけない?
わからない。
でも、いって何になるの?
助けてくれる?答えはNOだ。
だって大人はいつもそう。
変な理屈だけ並べて言い訳して誰も助けてくれない。
でも、太陽なら……?
だめ。期待したらだめ……。
だめなのに何故か頼りたくなる。
でも、裏切られたら?
わからない、なにがいいの?
わかんない。わかんないよ。
ねぇ、誰かタスケテ。
「しらない。合成じゃない?こんなものを私に見せて何になるの?」
これでいい。この選択は一番最善だ。
「ならこれは?」
また、スマホを見せてきた。
そこには私とあいつらの姿があった。
私が暴力をふられているところ。
それに、暴言も。
でもこれ、太陽が帰った後のやつなんだけど。
まさか。まさかっ!まさか!
「俺あのばにいたよ。それでこれ撮ったんだ。で、どうする?このまま嘘をつき続けるの?」
………。
なんでよ。どうしてよ。
意味がわからない。
なんなの。
ははは。
もーいーや。
もーつかれた。
もーなにもしたくない。
お願いします……。
「ううん。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「いいよ。もっと俺を頼ってよ。ね?」
この一言で私は泣き崩れた。
「うううぅ~~。ア"ア"ア"~~ひっっぐうう……」
私は太陽の胸のなかでいっぱいないた。
太陽にそう問いかけられる。
……。ど、どうしよう。
何て答えるべき?
まずあそこの現場にいたってことはもしかして私のいじめのことも知ってるのかしら。
「此処、何処…?」
か細い声でそう言った。
平常心で答えたつもりだったのに……。
絶対に悟られてはだめ。
もし知られたら太陽まで、あいつらのいじめに巻き込まれてしまう…。
それだけは避けたい。
「あ、此処?ここは俺たちの家だよ」
宥めるように太陽が言った。
違う。それを聞きたいんじゃない。
寝てた場所を聞きたいんだけど…。
「違う、違う!!私が寝てた場所」
まじで、何処。
「あぁ、あそこか。あそこは……俺の部屋だよ。」
そう言われた瞬間思考が停止する。
ん?どーゆーことだ?
もしかしてだけど……。連れて帰ってきてくれたのは太陽?
でもなんで……。
「どういうことな……ですか?その……色々と」
「えと…俺も状況がわかってないんだよね……。だから、お互いに順番で質問していくのはどうかな?」
「はい。分かりました。なら、思い付いた方からどうぞ。」
「あ、ありがとう。じゃあ...遠慮要らない?」
なんなの?物凄くしつこいんだけど...
でもなんだろう物凄く嫌な予感が──。
「かおりちゃんっていじめられてる??失礼だと思うけど...」
!!!!......。知られてた...?
鎌かもしれないし……。
とりま、知らばくれるのがいいだろう。
「………。いっ、じめられてない……」
まずい……。
声が震えて変なしゃべり方になっちゃった!!
「嘘はよくないよ??」
にっこりと太陽は笑みを浮かべた。
やっぱ鎌か?
なら答えは簡単だ。
「そんなわけないでしょ!!!!なんなの?!?!」
怒ったように言ってみる。
これで引き下がってくれるはず。
うんん。引き下がってよ。お願いだからさ…。
「じゃあこれはなに?」
といいながらスマホを見せてきた。
何なのよ……。
──えっ…………?
な、なにこれ……。
画面の中には私の靴の写真が写し出されていた。
ただの、靴じゃない。
ぐちゃぐちゃになった靴だ。
なにこれ。なんで……なんで太陽がこんなものを……。
「え……」
思わず漏らした震えた声。
はっ!!!!
しまった……。
そしてわかった。
今日来たときに撮ったんだ。
「これ、どういうこと?」
太陽がそう問いかける。
はっ、はぁ。
………。
「…………。こ、これは……」
「うん。」
知られてもふられたらいけない。
いけない。いけない?
わからない。
でも、いって何になるの?
助けてくれる?答えはNOだ。
だって大人はいつもそう。
変な理屈だけ並べて言い訳して誰も助けてくれない。
でも、太陽なら……?
だめ。期待したらだめ……。
だめなのに何故か頼りたくなる。
でも、裏切られたら?
わからない、なにがいいの?
わかんない。わかんないよ。
ねぇ、誰かタスケテ。
「しらない。合成じゃない?こんなものを私に見せて何になるの?」
これでいい。この選択は一番最善だ。
「ならこれは?」
また、スマホを見せてきた。
そこには私とあいつらの姿があった。
私が暴力をふられているところ。
それに、暴言も。
でもこれ、太陽が帰った後のやつなんだけど。
まさか。まさかっ!まさか!
「俺あのばにいたよ。それでこれ撮ったんだ。で、どうする?このまま嘘をつき続けるの?」
………。
なんでよ。どうしてよ。
意味がわからない。
なんなの。
ははは。
もーいーや。
もーつかれた。
もーなにもしたくない。
お願いします……。
「ううん。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「いいよ。もっと俺を頼ってよ。ね?」
この一言で私は泣き崩れた。
「うううぅ~~。ア"ア"ア"~~ひっっぐうう……」
私は太陽の胸のなかでいっぱいないた。
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