19 / 49
学校
19,救い【かおり】
しおりを挟む
私は太陽の胸のなかでしばらく泣いた。
「おっ…ち、ついたぁ…ヒッグ」
「そう?そんな風には見えないよ…?」
そう言いながら私をギューーっと抱き締めてきた。
温かい……。これが人の温もりか…。
私もギューーっとしかえす。
「泣きすぎて涙が枯れちゃった…笑笑」
私ははにかんだ笑顔を見せて言った。
「そっか…!そんなに泣けてよかったね。泣くことはストレス発散になるらしいよ!それに、俺の前ではいくらでも泣いていいんだからねっ!」
……。正直ビックリした。
こんなことをいってくれるなんて。
嬉しい。心が温まる。
ポカポカする。
ふぅぅー。それはそうと切り替えないと。
「たしか次が私が質問するんだよね?」
「あぁ。そうだよ!」
「じゃあ言うよ?」
「いつでも、何でもいいよ」
「何でも……か。なら──」
「──太陽は私の敵?それとも見方?」
ジーーと彼の目をみた。
とてもきれいだ。
私はあいつらの目は嫌い。黒く薄汚れてる。
まるで、心の黒さを表しているようだからだ。
でも太陽は綺麗だ。
驚くほどに。
この人は大丈夫……?
「なんだ!!そんなこと!!」
と言いケタケタ笑いだした。
?!なに?何がおかしかったの?
え????
太陽はこう続け。
「敵なら助けるわけないだろ?それに、俺の大切な『妹』を裏切るわけないだろ?」
妹。そう聴いたしゅんかんに心がじんわり温かくなった。
あぁ。私には仲間がいる。私を思ってくれる仲間がいる。
こんなに嬉しいことはあるだろうか。
いや、無いだろう。
「ありがとう……!」
「俺を信じてほしいな」
「うん…!」
「家族なんだから!」
!!!
家族...。
この言葉を聴いた瞬間涙がポロポロと流れた。
「えっっ...俺そんな酷いこと言った??」
嫌違う。むしろ逆だ。
太陽...いいや兄さん。
私を救ってくれてありがとう...
「いって...ないい...」
言ってないと言おうと思ってたのにうまく呂律が回らない。
「そう?ならよかった!」
「うん」
私が返事をする。
「今後なにかあったら俺に言うんだぞ?」
「うん!」
ああ、心がいっぱいだ。
こんなに心がいっぱいになったことがなかった。
今、この瞬間まで。
「おっ…ち、ついたぁ…ヒッグ」
「そう?そんな風には見えないよ…?」
そう言いながら私をギューーっと抱き締めてきた。
温かい……。これが人の温もりか…。
私もギューーっとしかえす。
「泣きすぎて涙が枯れちゃった…笑笑」
私ははにかんだ笑顔を見せて言った。
「そっか…!そんなに泣けてよかったね。泣くことはストレス発散になるらしいよ!それに、俺の前ではいくらでも泣いていいんだからねっ!」
……。正直ビックリした。
こんなことをいってくれるなんて。
嬉しい。心が温まる。
ポカポカする。
ふぅぅー。それはそうと切り替えないと。
「たしか次が私が質問するんだよね?」
「あぁ。そうだよ!」
「じゃあ言うよ?」
「いつでも、何でもいいよ」
「何でも……か。なら──」
「──太陽は私の敵?それとも見方?」
ジーーと彼の目をみた。
とてもきれいだ。
私はあいつらの目は嫌い。黒く薄汚れてる。
まるで、心の黒さを表しているようだからだ。
でも太陽は綺麗だ。
驚くほどに。
この人は大丈夫……?
「なんだ!!そんなこと!!」
と言いケタケタ笑いだした。
?!なに?何がおかしかったの?
え????
太陽はこう続け。
「敵なら助けるわけないだろ?それに、俺の大切な『妹』を裏切るわけないだろ?」
妹。そう聴いたしゅんかんに心がじんわり温かくなった。
あぁ。私には仲間がいる。私を思ってくれる仲間がいる。
こんなに嬉しいことはあるだろうか。
いや、無いだろう。
「ありがとう……!」
「俺を信じてほしいな」
「うん…!」
「家族なんだから!」
!!!
家族...。
この言葉を聴いた瞬間涙がポロポロと流れた。
「えっっ...俺そんな酷いこと言った??」
嫌違う。むしろ逆だ。
太陽...いいや兄さん。
私を救ってくれてありがとう...
「いって...ないい...」
言ってないと言おうと思ってたのにうまく呂律が回らない。
「そう?ならよかった!」
「うん」
私が返事をする。
「今後なにかあったら俺に言うんだぞ?」
「うん!」
ああ、心がいっぱいだ。
こんなに心がいっぱいになったことがなかった。
今、この瞬間まで。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる