勇者の息子は従魔と神託騎士になる~FPSとMMORPG能力で自由気ままに人助けをします~

暇人太一

文字の大きさ
20 / 30
第一章 神託騎士への転生

第二十話 偉い覗き魔を発見する

しおりを挟む
「前方では戦闘が始まっているようだな」

「そのようです。どうしますか?」

「ここで少し待機して斥候を向かわせろ! 報告次第で撤退する!」

「はっ! かしこまりました!」

 ふーん……させないけどね。

「では失礼しま――」

「ん? どうした? ――だっ」

 部下らしき男の首に背後からブレードを突き刺し、右手でHK45Tの引き金を引く。
 人気がない馬車から処理しに来たけど、いきなり部隊長の箱馬車に当たるとは思わなかったな。てっきりもう一つの豪華な方に乗っていると思ったのに。

 人が来ないうちに隊長の死体から補給物資を回収して馬車上荒しをする。
 書類、金銭、魔石、魔具などが隠してあった。もちろん全ていただいていく。この馬車はすぐに棺桶にするから、今回収しておかないと取り出せなくなるのだ。
 終わったら部下の死体から装備などの補給物資を回収し、死体を棺桶に入れて後続の幌馬車に向かう。

 豪華な紋章入りの箱馬車は中も外も一番人が多いから後回しだ。

 それにしても、輜重部隊の人数が少なくないか? 助かっているけど、護衛の数も少なすぎると思う。

 ――もしかして……アレか? ワイバーン記念日にドラドと一緒に殲滅した部隊が輜重部隊だったのか? ……ありえる。そりゃ少ないわな。

 四台の幌馬車の位置を確認し、御者と護衛の五人の位置を、それぞれ確認していく。

 御者は御者台にいて、護衛は四方を囲んで守っているのか。
 狙いやすい御者から処理していこう。

 ドットサイトを覗き御者の顔面を捉えて引き金を引く。
 予想通り軽装だし、後方にいるせいで油断してくれている。おかげですぐに終わりそうだ。

 そして、本当にあっという間に終わった。

 豪華な紋章入りの馬車には首輪をした二人のエルフが乗っていて、大きなベッドがあった。
 おそらく、開戦直後に死んだデブの馬車だと思う。中隊の隊長なら貴族が務めていてもおかしくないらしいから、あながち間違っていないと思う。

 貴族の馬車に首輪をしたエルフ……奴隷かな?

 エルフの奴隷(仮)たちは、ほぼ裸の状態でグッタリとしていた。
 個人的には他人だからどうでもいいけど、良い人キャンペーンに使えそうだと思い直す。すぐに幌馬車から布を持ってきて包み、最後尾の幌馬車に運び入れる。

 その後、馬車上荒しや死体から補給物資を回収する作業を行った。
 もちろん、豪華な箱馬車も棺桶にリメイクされ、もう一つの箱馬車と分割して死体を載せた。大きい馬車だから、まだまだたくさん載せられそうだ。

 幌馬車からロープを取り出し、六台の馬車を一台に繋げる。御者をすることはできないが、馬を引くことはできた。

 あとは戦場に戻るだけなのだが、二組の白い光点があるんだよな。どうするか対処に悩む。

 まぁ盗み見ている時点で敵か。

 HK417を構え照準を合わせる。

「神の祝福を――」

 直後、白い布が振られて二人揃って近づいてきた。《望遠モード》じゃなかったら気づかなかったな。

「待ってくれ!」

「……祝福を贈ろうと思ったのですが?」

「殺気を……治めてくれないか?」

「それは無理な相談ですね。ここは戦場なのですから。敵は全て平等に神の元に送らせていただく所存です」

 俺の対応に納得がいかなかったのか、白い布を振って話し掛けてきた方ではなく、渋々出てきた方が話に割り込んできた。

「あんた……さっきから不遜だぞ!? よく見たら【落ち人】だし!」

 これが外套がない場合の対応か……。あってもなくてもあまり変化がないのは何故だろう?
 まぁ面倒だからどうでもいいか。

 HK45Tの銃口を【落ち人】発言した方に向けて、間を置くことなく引き金を引いた。

「な――なんてことをッ!」

「何か問題でも? ここは戦場で、味方でもない第三勢力が現れ、助命嘆願の最中に相手を侮辱した。しかもあなた方は、一度は白旗を振って降伏して来たのでは? つまりは、殺してくれって意味ですよね? それに、死ぬ覚悟もないくせに戦場に来るとは笑わせる」

 命乞いをしている立場を忘れ、【落ち人】だと侮辱するほどに差別意識が高いのかもな。
 絶対に逆らうはずはない。自分たちが優位な立場だから殺されるはずはない。交渉する必要もない。

 だから不遜だという言葉が出てくるのだろう。

 降伏している時点で、生殺与奪の権利は俺の手の中だ。降伏してきた敵対者にへりくだる必要はない。……少し考えれば分かると思うが。

「……我々が誰か分かっているのか?」

「知らんし、興味もない。覗き魔以外の情報は必要ない。この場でどこぞの誰々って言って意味でもあるのか? 魔境で死んでも事故に思われるだけだろ? ほら、宣誓するか死ぬか選べ」

「私が負けるとでも?」

「試してみるといい。だが、命乞いの機会が続けて二回も訪れる奇跡は起きそうにないが、それでもよろしいか?」

 早くしてくれよ。もう一個の部隊のことが気になるし、時間がないんだからさ。

「……宣誓させていただく」

「そうですか、残念です。では、【絶界の森】に入って以降本拠地に帰るまでに見聞きしたことを、生涯誰にも伝えたり記録に残したりしないと命にかけて誓ってください。それから宣誓後、ただちに本拠地に帰ることを誓ってください。誓う神様は創造神様にですよ」

 高位神官の前でなかったら形式的なものになり、破ったとしてもバレなければいい。
 しかし俺は最高位の神官で、神像やオラクルナイトの留具の代わりに用意した、神器である神スマホで録画中だ。途中で破棄などさせない。

「創造神様に誓いの言葉を。私は……今回の任務を受けて【絶界の森】に入ってから本拠地に帰るまでに見聞きしたことを、生涯誰にも伝えず記録に残さないと、命に掛けて誓います。さらに、ただちに本拠地に帰ることも誓います」

 ぽわっと覗き魔の体が光り、宣誓が成立し記録された。

「なっ――何故っ!?」

「何か問題でも? もしかして破棄するつもりでしたか?」

「い……いや……。しかし……」

「じゃあ気をつけて帰ってください。――あっ! そうそう! 彼の所持品から情報が漏れても困りますから、慰謝料も兼ねてもらっていきます。持ち帰りたいなら、全裸の死体を持って帰ってくださいね」

 呆けているうちに豪華な箱馬車から持ってきた紋章入りの剣を、侮辱した死体の顔面に突き刺す。パワードスーツの出力を最大にして突き刺したから、貫通し深々と突き刺さった。

 別に猟奇的な趣味でやったわけではない。

 死体の傷から攻撃方法がバレないように上書きしたのだ。たまたま顔面だっただけで、他意はない。
 ハンドガードに届くギリギリまで刺すことになったのは愛嬌だ。嫌がらせではない。

 それでも彼は気づかず、頭を抱えてブツブツ言っている。

「そんなっ! クソッ! いったいどうしたら……」

 やっぱり宣誓を破棄する気だったみたいだ。
 本来は専用の契約書がなければできない【神前契約】を、神スマホや留具を使うだけで可能にするとは。――サイコパス神に心からの感謝を。

 ドロップアイテムを回収し終わった後、茫然自失になっている信者に救いの言葉を告げる。

「帰ればいいんですよ。では急いでいるので失礼します」

 無意味な探索、ご苦労様。

 ◇

 変な二人組に絡まれたことで無駄な時間を消費した。
 馬を引いて戦場に向かい、少し離れたところに停めて木に繋ぐ。

 すでに地雷はいくつか起爆されたみたいで、森の近くにも惨劇が広がっていた。
 森に近づくことを早々に諦めたらしい兵士たちは亀のように縮こまっている。多くの犠牲のおかげで攻撃されている方角が分かったのだろう。

 ドラドの方を向き、その場で屈んで前面に盾を構えて頭と足を守っているのだ。盾の内側に死体を置くことで、盾を貫通した弾丸から身を守っていた。
 後方には輜重部隊しかいないだろうと考えた上での防御姿勢なんだろうが、後頭部がガラ空きである。

 ……せっかく胴体を狙わず、綺麗な状態で母国に帰っていただこうと思ったのに。俺たちの苦労を無駄にしやがって。
 この恨みは『死神』を召喚することで晴らそうではないか。

 HK45Tをホルダーに戻して、振動ブレードも納刀する。

 ドラドが作ってくれたチャンスを活かすために、そのガラ空きの後頭部をHK417で攻撃してあげよう。

 幌馬車に積まれていた手頃な木箱の上に寝具を置いて、バイポッドの代わりとする。《コンテナ》から取り出す手間を省くためだ。……端的に言うなら面倒だったから。

 パシュッ!

 隠れながら撃つも、衝撃と脱力のせいで前の人に倒れ込むせいで異常に気づかれる。

「おいっ! おいっ! どうした――」

 背中に感じた重みで振り返った兵士の顔面に照準を合わせて引き金を引いていく。
 その兵士が次の兵士を地獄に引きずり込み、別の兵士がまた別の兵士へと、地獄の連鎖が続いていく。

「う、後ろだッ!」

 さすがに気づかれたか。

 窮地に立たされた状態で目の前に明確な敵の姿があり、しかも最弱の種族だと分かればどうするか。

「と、捕らえよ! ヤツを捕らえた者には爵位を与えようぞ!」

 ドラドの攻撃を防ぐ盾役以外を捕獲に回したのだ。動きやすいように盾を捨てて。

「貴殿らはもれなく死爵位を賜りますよ。入るのは貴族籍ではなく、鬼籍ですけどね」

「うおぉぉぉぉぉぉーーーー!」

 盾を捨ててくれたおかげでカグヤの狙撃が再開され、俺も足を狙うだけで転倒者を量産することができて楽だ。

 カグヤも転倒者をつくるように狙撃している。単純に俺に近づかせないようにしているからかもしれないけど。

 俺は左手首につけているサブ装備の魔法円盾を最大出力で起動する。
 大きさはタワーシールドほどになり、強度も重機関銃なら一度の使用で数発は堪えられるほどだ。全ては【液体魔力】の残量次第だけど。

『ドラド、M2重機関銃の出番だよ! 薙ぎ払ってしまえ!』

『えっ!? 大丈夫なのか?』

『少しだけなら大丈夫だよ! 攻撃が始まったら逃げるし!』

『分かった! できるだけディエスがいないところを撃つ!』

「攻撃が止んだぞ! 殺して魔具を回収しろ!」

 武器を切り替えるためにミニミでの攻撃をやめたことが、魔具の魔力が尽きたと勘違いさせたのか防御姿勢を解いて攻勢に出るようだ。
 しかも俺とドラドを攻める部隊を分けるという中途半端な作戦である。戦力の分断とか……何を考えているのか。

 ズドンッ!

 試しに撃ってみた! という、ドラドの気持ちが伝わってきそうな銃声が聞こえてきた。
 今までとは違う大きな音が鳴り響き、直後に足が吹き飛んだ。それも数人まとめて。

「う、うわぁぁぁぁーーー!」

 また亀に戻ろうと盾を広いに行くが、肉壁用の死体を集めて積み上げるのに時間がかかり、死神の攻撃を回避することは叶わなかった。

 大音量の銃声に混じり叫び声や命乞いが聞こえるが、無慈悲なる銃撃は立ち上がるための足を引き千切っていく。
 まるで「もう不要だろ?」と言うかのごとく。

 そして、M2重機関銃の攻撃が決め手となり、殲滅戦の第一部は無事に終了した。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……

タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。

『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪

naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。 「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」 まっ、いいかっ! 持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

そのご寵愛、理由が分かりません

秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。 幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに—— 「君との婚約はなかったことに」 卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り! え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー! 領地に帰ってスローライフしよう! そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて—— 「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」 ……は??? お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!? 刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり—— 気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。 でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……? 夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー! 理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。 ※毎朝6時、夕方18時更新! ※他のサイトにも掲載しています。

公爵家の秘密の愛娘 

ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。 過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。 そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。 「パパ……私はあなたの娘です」 名乗り出るアンジェラ。 ◇ アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。 この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。 初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。 母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞  🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞 🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇‍♀️

【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました

いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。 子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。 「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」 冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。 しかし、マリエールには秘密があった。 ――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。 未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。 「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。 物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立! 数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。 さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。 一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて―― 「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」 これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、 ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー! ※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。

最愛の番に殺された獣王妃

望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。 彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。 手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。 聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。 哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて―― 突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……? 「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」 謎の人物の言葉に、私が選択したのは――

処理中です...