14 / 43
本編
弓術
しおりを挟む
俺たちは訓練場へと向うことにした。ギルドでも一番の弓の名手であるジャックに弓術を教えてもらうためだ。
「ライラも来るか?」
「ううん、今日はトムのための訓練でしょ?私がいると邪魔になりそうだし、それにギルドで覚えたいことも色々あるし」
彼女を残すことに不安がないわけでもなかったが、俺がいつも付きっきりというわけにもいかないだろう。
自身のことを大人だと思っているのであれば、問題が起きても自分自身で解決できるようにならなければならない。
「そうか。それじゃマスター、ライラのことをよろしくな」
ギルドマスターは、この場では一番信頼できる理解者である。彼に任せておけばひとまず安心だ。
「おう、行って来い!」
こうして、マスターから昼食用のパンを受け取ると、俺とジャックはギルド宿を後にした。
*
訓練所に併設されている射撃場を利用するにはギルドの正規登録が必要なだけあって、各種の弓が揃えられており、本格的な射撃訓練が可能になっている。
俺がいたパーティでは、斥候のイザが短弓を使用していた。
遭遇する魔物が強力になったり、またマジックアイテムが充実するに従って戦闘で弓矢を使う機会は減ったが、それでも牽制や陽動に活用していた。
それに、単純な射程そのものも大抵の魔法よりも弓矢のほうが長いので、野戦においては重要な武器である。
空を飛ぶ魔物に対しては最も効果的であり、賢い連中であれば弓矢をちらつかせるだけで近づくのを避けたりもする。
「俺みたいに狙撃一本ならともかく、あくまでも攻撃手段の一つとするなら短めの弓のほうがいいだろうな」
ジャックは俺の意図を汲んで弓を選んでくれている。
「これは複合弓といってな。木でできた弓に、獣の脚の腱を貼り付けて弾性を強くしたものだ」
手渡された弓を構え、弦を軽く引いてみる。なるほど、見た目よりも遥かに張力があるようだ。
「こんな見た目でもかなりの腕力が必要なんだが、お前なら使いこなせるだろ?」
戦闘の専門家である戦士ほどではないにせよ、俺だって前衛として武器を振るっていたのだ。腕力は人並み以上にある。
「弓をまっすぐ構えて、ゆっくり引いてみてくれ……よし、それくらい引ければ十分だ」
「もういいのか?もっと強く引くこともできるんだが」
「市販の弓ならそのくらいにしておけ。大型の魔物の素材……それこそグリフィンの骨なんかを使えればもっと強い弓ができるかも知れないがな」
そう語るジャックの口調は、なぜか悔しげであった。
「どうした、せっかくグリフィンを狩ったんだから弓は新調しないのか?」
「そうしたいのは山々なんだけどよ、加工できる職人がいねえんだよな。グリフィンの骨なんて見たこともねえってのが普通なんだろうけどよ」
魔物の体は素材として珍重されるが、討伐例が極めて稀な大型な種族ともなると、その加工法に慣れた職人は多くない。いや、ほぼ皆無と言っても良い。
「いずれ加工できる職人が見つかったときのために弓に使えそうな部位は温存しておくつもりだけどよ、いつになるやら。
……そんなことより今はお前のための時間だぞ」
「ああ、わかってる」
俺は弓を手に射撃場へと向かった。
**
「うーん、スジはいいんだけどよ。やっぱり左手の押しが弱いぜ。肘を伸ばすのがきついみてえだな」
「やはりそうか。俺も薄々感じていたんだが、ここまでとはな」
長年、左手には盾を持って稽古や実戦に明け暮れていた。必然的に肘が曲がった状態が多くなる。
特に魔物からの強打を受け止めることが増えてからは、左肘は曲がった状態のほうが自然に思えるようになってきた。つまり、肘を真っ直ぐ伸ばして弓を支えることが困難なのだ。
これは例えば筋肉が付くのと同じように、経験に基づいた実用的な体の変化なので、自分にとってはこの状態こそが正常なのだろう。
よって、回復呪文などを用いても本来の形に矯正することはできないのである。
「いくら右手で引く力が強くても、左手を伸ばして弓を支えられないんじゃ仕方ねえな」
ジャックの言う通り、弓の固定がうまくいかないので狙いがうまく付けられず、散々な結果であった。
「いや、スジは間違いなくいいんだぜ。的を狙う目線や矢をつがえる右手を見ればわかる。もしお前が弓一本で戦っていたら俺の次くらいの使い手にはなってただろうさ」
「……本当か?」
思わず聞き返したが、彼はつまらないお世辞を言うような男ではない。
「ああ。お前さんの盾使いも大したもんだが、弓矢の才能もあったってことだな。両立できないのが皮肉だが」
「いっそのこと、右手で弓を構えるってのはどうだろう?」
「いや、利き手でないほうで矢をつがえるのは並大抵の訓練では身につかないぜ」
そうだろうな。苦し紛れの思いつきであることは自分でもわかっていた。
「それより、せっかくお前は法術が使えるんだからよ、その射程を伸ばすってのは考えないのか?」
「射程といってもな。聖なる炎にしたって風の刃にしたって、遠くまで飛ばすことはできないぞ」
これらは、豊穣神から与えられた裁きの力の具現化である。術者の訓練によって性質を変えられるようなものではない。
「もう一つあるじゃねえか。回復術の反転がよ」
回復術の反転。つまり生命力を与えるのではなく、逆に奪う術。
術の応用として初歩で習うのだが、狙いをつけることも難しい上に効果も小さいので、実践的な術ではないと見なされている。
だが回復術の反転である以上、その力の制御は術者の力量次第である。
「……本末転倒だ。癒やしのための力を攻撃に使うなんて」
「そうか?俺には慣れない弓矢を担ぐよりもよっぽど実用的だと思うけどな。試しに撃ってみろよ」
「……そうだな」
今の俺は、何ができるのかを模索する時期である。やれるだけのことは試してみる価値はあるはずだ。
右手を真っ直ぐに伸ばし、人差し指で的に狙いを定める。……駄目だ、この距離では当たる気がしない。
そこで、俺はふと思いついたことを実行に移した。まず握りしめた左手を目の前に伸ばす。あたかも見えない弓を握っているかのように。
次に右手を伸ばす。そして親指と人差し指で見えない矢をつまみ、見えない弦を引き絞る。
あくまでもイメージであり、法力で弓矢を形成しているわけではない。しかし、指先一つで的を狙っていたときよりも確実に手応えがある。
目で的の中心を捉え、反転の接頭辞を付け加えた癒やしの呪文を唱える。右手の指に反・生命力が集まるのを感じる。
豊穣神の加護ではなく、術者である俺自身による滅びの力を振るうことに若干の戸惑いがあったが、それを振り払う。
最後に、右手の指を離すと同時に法力を解き放つ!刹那、白い閃光が見事に的の中心に吸い込まれていった。
「ヒュー!やるじゃねえか、一発目からど真ん中だぜ!」
ジャックが口笛を吹いて囃し立てる。俺としても、ここまでうまくいくとは思わなかった。
「それにしても的には傷一つ付かないんだな。力を絞ったのか?」
彼は鷹のように優れた目で、離れた的の様子を俺に報告する。
「いや、そういうわけじゃないさ。おそらくゴブリンくらいなら仕留められるはずだ。木の板は既に生命を失っているから何の干渉もされなかったというだけだ」
「なるほどな。つまり物理的な傷を与えるというわけじゃないんだな。反転回復、俺も存在は知っていたが見るのは初めてだからなぁ」
「俺も、実際に使ったのは修行以来だ」
この攻撃にどれほどの実用性があるのかはまだわからない。だが、遠距離攻撃の手段の一つにはなりそうである。
**
非常時のための最低限の法力を残し、反転回復呪文の射撃の練習に費やした。
その成果は俺が思っている以上であった。
「それにしてもすげえな。初日でここまで狙いを付けられるとは本当に大したもんだぜ」
「さすがにお前には敵わないさ」
ギルド宿に戻る道すがら、ジャックは俺を褒め倒していた。
俺も謙遜はしたものの、自分自身ですら射撃の才能に驚いている。
「あとは実戦の機会があればな」
訓練中、彼は鳥でも撃ってみろと言ったが、法術を無闇な殺生に用いるのは固く断った。
とはいえ実際にどの程度の効果があるのかは把握しなければならない。不謹慎だが、魔物の出現を願っている。
*
「戻ったぞ……何だ、オリバー達はもう帰ってきたのか」
ギルド宿に戻ると新人たちがいた。
まだ昼過ぎといった時間帯である。薬草摘みから帰ってくるには少し早いように思えた。
「それがね、妙な化け物に出くわしたのよ」
「俺が仕留めてやるつもりだったんだけどよ、一旦報告に戻れってこいつに言われて……」
「どうやら『怪鳥』と呼ばれる魔物のようですね。詳しいことはマスターから話を聞いてみて下さい」
オリバーが「こいつ」と呼んだ青年はとても穏やかで冷静な声でそう答えた。
ローブに木製の杖を持つ姿は魔術師のようだ。
「ちょうどいい獲物じゃねえか。お前の腕、見せてやれよ」
ジャックがにやけた顔で俺に語りかける。俺自身も、力を試せる魔物の出現に胸が高鳴っているのがわかる。
この時、俺は初めて神官ではなく戦士の心になっていることを自覚した。
「ライラも来るか?」
「ううん、今日はトムのための訓練でしょ?私がいると邪魔になりそうだし、それにギルドで覚えたいことも色々あるし」
彼女を残すことに不安がないわけでもなかったが、俺がいつも付きっきりというわけにもいかないだろう。
自身のことを大人だと思っているのであれば、問題が起きても自分自身で解決できるようにならなければならない。
「そうか。それじゃマスター、ライラのことをよろしくな」
ギルドマスターは、この場では一番信頼できる理解者である。彼に任せておけばひとまず安心だ。
「おう、行って来い!」
こうして、マスターから昼食用のパンを受け取ると、俺とジャックはギルド宿を後にした。
*
訓練所に併設されている射撃場を利用するにはギルドの正規登録が必要なだけあって、各種の弓が揃えられており、本格的な射撃訓練が可能になっている。
俺がいたパーティでは、斥候のイザが短弓を使用していた。
遭遇する魔物が強力になったり、またマジックアイテムが充実するに従って戦闘で弓矢を使う機会は減ったが、それでも牽制や陽動に活用していた。
それに、単純な射程そのものも大抵の魔法よりも弓矢のほうが長いので、野戦においては重要な武器である。
空を飛ぶ魔物に対しては最も効果的であり、賢い連中であれば弓矢をちらつかせるだけで近づくのを避けたりもする。
「俺みたいに狙撃一本ならともかく、あくまでも攻撃手段の一つとするなら短めの弓のほうがいいだろうな」
ジャックは俺の意図を汲んで弓を選んでくれている。
「これは複合弓といってな。木でできた弓に、獣の脚の腱を貼り付けて弾性を強くしたものだ」
手渡された弓を構え、弦を軽く引いてみる。なるほど、見た目よりも遥かに張力があるようだ。
「こんな見た目でもかなりの腕力が必要なんだが、お前なら使いこなせるだろ?」
戦闘の専門家である戦士ほどではないにせよ、俺だって前衛として武器を振るっていたのだ。腕力は人並み以上にある。
「弓をまっすぐ構えて、ゆっくり引いてみてくれ……よし、それくらい引ければ十分だ」
「もういいのか?もっと強く引くこともできるんだが」
「市販の弓ならそのくらいにしておけ。大型の魔物の素材……それこそグリフィンの骨なんかを使えればもっと強い弓ができるかも知れないがな」
そう語るジャックの口調は、なぜか悔しげであった。
「どうした、せっかくグリフィンを狩ったんだから弓は新調しないのか?」
「そうしたいのは山々なんだけどよ、加工できる職人がいねえんだよな。グリフィンの骨なんて見たこともねえってのが普通なんだろうけどよ」
魔物の体は素材として珍重されるが、討伐例が極めて稀な大型な種族ともなると、その加工法に慣れた職人は多くない。いや、ほぼ皆無と言っても良い。
「いずれ加工できる職人が見つかったときのために弓に使えそうな部位は温存しておくつもりだけどよ、いつになるやら。
……そんなことより今はお前のための時間だぞ」
「ああ、わかってる」
俺は弓を手に射撃場へと向かった。
**
「うーん、スジはいいんだけどよ。やっぱり左手の押しが弱いぜ。肘を伸ばすのがきついみてえだな」
「やはりそうか。俺も薄々感じていたんだが、ここまでとはな」
長年、左手には盾を持って稽古や実戦に明け暮れていた。必然的に肘が曲がった状態が多くなる。
特に魔物からの強打を受け止めることが増えてからは、左肘は曲がった状態のほうが自然に思えるようになってきた。つまり、肘を真っ直ぐ伸ばして弓を支えることが困難なのだ。
これは例えば筋肉が付くのと同じように、経験に基づいた実用的な体の変化なので、自分にとってはこの状態こそが正常なのだろう。
よって、回復呪文などを用いても本来の形に矯正することはできないのである。
「いくら右手で引く力が強くても、左手を伸ばして弓を支えられないんじゃ仕方ねえな」
ジャックの言う通り、弓の固定がうまくいかないので狙いがうまく付けられず、散々な結果であった。
「いや、スジは間違いなくいいんだぜ。的を狙う目線や矢をつがえる右手を見ればわかる。もしお前が弓一本で戦っていたら俺の次くらいの使い手にはなってただろうさ」
「……本当か?」
思わず聞き返したが、彼はつまらないお世辞を言うような男ではない。
「ああ。お前さんの盾使いも大したもんだが、弓矢の才能もあったってことだな。両立できないのが皮肉だが」
「いっそのこと、右手で弓を構えるってのはどうだろう?」
「いや、利き手でないほうで矢をつがえるのは並大抵の訓練では身につかないぜ」
そうだろうな。苦し紛れの思いつきであることは自分でもわかっていた。
「それより、せっかくお前は法術が使えるんだからよ、その射程を伸ばすってのは考えないのか?」
「射程といってもな。聖なる炎にしたって風の刃にしたって、遠くまで飛ばすことはできないぞ」
これらは、豊穣神から与えられた裁きの力の具現化である。術者の訓練によって性質を変えられるようなものではない。
「もう一つあるじゃねえか。回復術の反転がよ」
回復術の反転。つまり生命力を与えるのではなく、逆に奪う術。
術の応用として初歩で習うのだが、狙いをつけることも難しい上に効果も小さいので、実践的な術ではないと見なされている。
だが回復術の反転である以上、その力の制御は術者の力量次第である。
「……本末転倒だ。癒やしのための力を攻撃に使うなんて」
「そうか?俺には慣れない弓矢を担ぐよりもよっぽど実用的だと思うけどな。試しに撃ってみろよ」
「……そうだな」
今の俺は、何ができるのかを模索する時期である。やれるだけのことは試してみる価値はあるはずだ。
右手を真っ直ぐに伸ばし、人差し指で的に狙いを定める。……駄目だ、この距離では当たる気がしない。
そこで、俺はふと思いついたことを実行に移した。まず握りしめた左手を目の前に伸ばす。あたかも見えない弓を握っているかのように。
次に右手を伸ばす。そして親指と人差し指で見えない矢をつまみ、見えない弦を引き絞る。
あくまでもイメージであり、法力で弓矢を形成しているわけではない。しかし、指先一つで的を狙っていたときよりも確実に手応えがある。
目で的の中心を捉え、反転の接頭辞を付け加えた癒やしの呪文を唱える。右手の指に反・生命力が集まるのを感じる。
豊穣神の加護ではなく、術者である俺自身による滅びの力を振るうことに若干の戸惑いがあったが、それを振り払う。
最後に、右手の指を離すと同時に法力を解き放つ!刹那、白い閃光が見事に的の中心に吸い込まれていった。
「ヒュー!やるじゃねえか、一発目からど真ん中だぜ!」
ジャックが口笛を吹いて囃し立てる。俺としても、ここまでうまくいくとは思わなかった。
「それにしても的には傷一つ付かないんだな。力を絞ったのか?」
彼は鷹のように優れた目で、離れた的の様子を俺に報告する。
「いや、そういうわけじゃないさ。おそらくゴブリンくらいなら仕留められるはずだ。木の板は既に生命を失っているから何の干渉もされなかったというだけだ」
「なるほどな。つまり物理的な傷を与えるというわけじゃないんだな。反転回復、俺も存在は知っていたが見るのは初めてだからなぁ」
「俺も、実際に使ったのは修行以来だ」
この攻撃にどれほどの実用性があるのかはまだわからない。だが、遠距離攻撃の手段の一つにはなりそうである。
**
非常時のための最低限の法力を残し、反転回復呪文の射撃の練習に費やした。
その成果は俺が思っている以上であった。
「それにしてもすげえな。初日でここまで狙いを付けられるとは本当に大したもんだぜ」
「さすがにお前には敵わないさ」
ギルド宿に戻る道すがら、ジャックは俺を褒め倒していた。
俺も謙遜はしたものの、自分自身ですら射撃の才能に驚いている。
「あとは実戦の機会があればな」
訓練中、彼は鳥でも撃ってみろと言ったが、法術を無闇な殺生に用いるのは固く断った。
とはいえ実際にどの程度の効果があるのかは把握しなければならない。不謹慎だが、魔物の出現を願っている。
*
「戻ったぞ……何だ、オリバー達はもう帰ってきたのか」
ギルド宿に戻ると新人たちがいた。
まだ昼過ぎといった時間帯である。薬草摘みから帰ってくるには少し早いように思えた。
「それがね、妙な化け物に出くわしたのよ」
「俺が仕留めてやるつもりだったんだけどよ、一旦報告に戻れってこいつに言われて……」
「どうやら『怪鳥』と呼ばれる魔物のようですね。詳しいことはマスターから話を聞いてみて下さい」
オリバーが「こいつ」と呼んだ青年はとても穏やかで冷静な声でそう答えた。
ローブに木製の杖を持つ姿は魔術師のようだ。
「ちょうどいい獲物じゃねえか。お前の腕、見せてやれよ」
ジャックがにやけた顔で俺に語りかける。俺自身も、力を試せる魔物の出現に胸が高鳴っているのがわかる。
この時、俺は初めて神官ではなく戦士の心になっていることを自覚した。
0
あなたにおすすめの小説
【改訂版アップ】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
ばいむ
ファンタジー
10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
大筋は変わっていませんが、内容を見直したバージョンを追加でアップしています。単なる自己満足の書き直しですのでオリジナルを読んでいる人は見直さなくてもよいかと思います。主な変更点は以下の通りです。
話数を半分以下に統合。このため1話辺りの文字数が倍増しています。
説明口調から対話形式を増加。
伏線を考えていたが使用しなかった内容について削除。(龍、人種など)
別視点内容の追加。
剣と魔法の世界であるライハンドリア・・・。魔獣と言われるモンスターがおり、剣と魔法でそれを倒す冒険者と言われる人達がいる世界。
高校の休み時間に突然その世界に行くことになってしまった。この世界での生活は10日間と言われ、混乱しながらも楽しむことにしたが、なぜか戻ることができなかった。
特殊な能力を授かるわけでもなく、生きるための力をつけるには自ら鍛錬しなければならなかった。魔獣を狩り、いろいろな遺跡を訪ね、いろいろな人と出会った。何度か死にそうになったこともあったが、多くの人に助けられながらも少しずつ成長し、なんとか生き抜いた。
冒険をともにするのは同じく異世界に転移してきた女性・ジェニファー。彼女と出会い、ともに生き抜き、そして別れることとなった。
2021/06/27 無事に完結しました。
2021/09/10 後日談の追加を開始
2022/02/18 後日談完結しました。
2025/03/23 自己満足の改訂版をアップしました。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
騎士団の繕い係
あかね
ファンタジー
クレアは城のお針子だ。そこそこ腕はあると自負しているが、ある日やらかしてしまった。その結果の罰則として針子部屋を出て色々なところの繕い物をすることになった。あちこちをめぐって最終的に行きついたのは騎士団。花形を譲って久しいが消えることもないもの。クレアはそこで繕い物をしている人に出会うのだが。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる