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第三章 魔界転生
第1話
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「おや、カザミヤかい。どの面さげてここに来たんだい。裏切り者!」
コーリャが風宮薫に声を掛ける。
「婆さん、僕はあんたとは初対面のはずですがね」
「いいや。お前だよ。カザミヤカオル。お前も記憶をなくしたのかい?」
「お前も?」
風宮薫がそう言うと、コーリャはあたしを指差す。
「ああ、ルナ君か。ルナ君はラーニャじゃないから覚えてなくて当たり前だよ。それよりラーニャは中にいるの?」
「アイツは親子喧嘩しに魔界城に行ったよ」
「親子喧嘩?」
コーリャの言葉にあたしは首を傾げる。
「ラーニャの母親はこの魔界の支配者ジュリエ・ド・カッティーノっていう女帝だよ。おおこわっ」
コーリャは大袈裟に怖がる。
「ラーニャがいないのならここには用はない。帰るよ」
「そうかい。気をつけて行けよ。裏切り者」
風宮薫の言葉にコーリャは意味ありげに返す。
「さあ、行こうか。みんな」
風宮薫はそう言ってこちらを見る。
「そういえば白猫は指輪に戻っちゃったんだね。残念、魔界城まで歩きだね」
風宮薫はそう言って歩きだした。
「ところでルナ君、あれどうする?」
小高い丘には結界があって魔獣や魔族は入ってこれないため結界の外でたくさんの魔獣や魔族がこちらが出てくるのを待っている。
「こうする!」
あたしは右掌を天に突き上げて炎を勢いよく渦巻かさせた。
「レッドタイフーン!」
あたしの右掌から放たれてた火炎の渦は轟音を伴って結界の外の魔獣の群れに向かって飛んでいく。
キイイイイン!
火炎の渦は結界に弾かれて消えていった。
「ああ、ここ結界があるんだね。中からも攻撃できないってことか」
風宮薫が苦笑いをする。
「ななちゃん、その魔法はあんまりやるとお肌によくないよ」
「大丈夫だよ。なんで肌⋯⋯」
さゆたんの言葉で思い出した。
「コーリャ! あたしの20代を返せ!」
あたしはそう叫んで振り返った。
は?
そこにさっきの小屋はなかった。
「ななちゃん、ミコちゃんがいないよ。どこに行ったのかな」
さゆたんの言葉に風宮薫は黒縁メガネに手をかける。
「僕もよくわかんないんだけど、魔界城の向こうに同じ丘があるんだって⋯⋯」
風宮薫は苦笑いをする。
何言ってんだ。
コイツ!
「じゃあ、とりあえず魔界城に行ってぶっとばせばいいんだな!」
あたしがそう言うと風宮薫は首を傾げる。
「誰を?」
「知らん」
あたしも首を傾げる。
「じゃあ、とりあえず魔界城に行ってから考えれば?」
おお、ナイスさゆたん!
さゆたんの言葉に風宮薫も頷く。
コーリャが風宮薫に声を掛ける。
「婆さん、僕はあんたとは初対面のはずですがね」
「いいや。お前だよ。カザミヤカオル。お前も記憶をなくしたのかい?」
「お前も?」
風宮薫がそう言うと、コーリャはあたしを指差す。
「ああ、ルナ君か。ルナ君はラーニャじゃないから覚えてなくて当たり前だよ。それよりラーニャは中にいるの?」
「アイツは親子喧嘩しに魔界城に行ったよ」
「親子喧嘩?」
コーリャの言葉にあたしは首を傾げる。
「ラーニャの母親はこの魔界の支配者ジュリエ・ド・カッティーノっていう女帝だよ。おおこわっ」
コーリャは大袈裟に怖がる。
「ラーニャがいないのならここには用はない。帰るよ」
「そうかい。気をつけて行けよ。裏切り者」
風宮薫の言葉にコーリャは意味ありげに返す。
「さあ、行こうか。みんな」
風宮薫はそう言ってこちらを見る。
「そういえば白猫は指輪に戻っちゃったんだね。残念、魔界城まで歩きだね」
風宮薫はそう言って歩きだした。
「ところでルナ君、あれどうする?」
小高い丘には結界があって魔獣や魔族は入ってこれないため結界の外でたくさんの魔獣や魔族がこちらが出てくるのを待っている。
「こうする!」
あたしは右掌を天に突き上げて炎を勢いよく渦巻かさせた。
「レッドタイフーン!」
あたしの右掌から放たれてた火炎の渦は轟音を伴って結界の外の魔獣の群れに向かって飛んでいく。
キイイイイン!
火炎の渦は結界に弾かれて消えていった。
「ああ、ここ結界があるんだね。中からも攻撃できないってことか」
風宮薫が苦笑いをする。
「ななちゃん、その魔法はあんまりやるとお肌によくないよ」
「大丈夫だよ。なんで肌⋯⋯」
さゆたんの言葉で思い出した。
「コーリャ! あたしの20代を返せ!」
あたしはそう叫んで振り返った。
は?
そこにさっきの小屋はなかった。
「ななちゃん、ミコちゃんがいないよ。どこに行ったのかな」
さゆたんの言葉に風宮薫は黒縁メガネに手をかける。
「僕もよくわかんないんだけど、魔界城の向こうに同じ丘があるんだって⋯⋯」
風宮薫は苦笑いをする。
何言ってんだ。
コイツ!
「じゃあ、とりあえず魔界城に行ってぶっとばせばいいんだな!」
あたしがそう言うと風宮薫は首を傾げる。
「誰を?」
「知らん」
あたしも首を傾げる。
「じゃあ、とりあえず魔界城に行ってから考えれば?」
おお、ナイスさゆたん!
さゆたんの言葉に風宮薫も頷く。
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