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第6章
196話 中型達の行動……?
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情報収集を終えた夜、見張りの番だった為、ロピとチル、リガスと現在は見張り台に座っている。
「それにしても、今日は色々大変で疲れたねー」
ロピは俺の背中を、まるでソファーの背もたれみたいに寄りかかって来る。
「ほっほっほ。中型と変異体が戦った時なんて、焦りましたな」
「凄い迫力でした」
確かに、あの戦いは凄かった。木の上で確認していたし、距離もそこそこあった筈だがモンスター達の攻撃、一つ一つの衝撃音が伝わって来た。
「まるで、怪獣同士の戦いを見ている様だったな……」
ボソリと前世の事を思い出しながら呟く。
「ん? お兄さん怪獣って何?」
「モンスターの一種でしょうか?」
「い、いや、何でも無い……」
さすが獣人族だ。自分的には本当に小さい声だった筈だが聞き逃さなかったらしい。
「そ、それにしてもあんなモンスターを倒せる奴なんているのか?」
俺は誤魔化す様に話を変える。
「ふむ。まず居ないとは思いますが、もしかしたら……」
リガスの視線がある方向に向く。それはリガスだけでは無くチルも俺も同じ方向を向いた。
「ん?」
ロピは俺達の視線に気付き首を傾げる。
「姉さんなら、もしかしたら変異体を倒せるかも」
「わ、私が?」
「うん」
「さ、流石にアレは倒せないと思うけど……」
「ツェーンショットを何発も当てれば倒せると思うんだよな」
ツェーンショットは、現在ロビが撃てる最大火力の技で、元々中型用に身に付けた技らしい。
「うーん、あの技は目立つから直ぐに止められちゃうんだよねー」
確かに、前回使用した時はモンスターも脅威を感じたのか速攻でロピを潰しに掛かってきてたからな……。
「安心して、姉さんは私達が守るから」
「ほっほっほ。全力でお守り致しますぞ」
「二人共ありがとうー。なら次変異体見つけたら撃ってみようかなー」
「やめとけ……」
変異体を相手にするメリットが無い。ここから抜け出すだけならわざわざ変異体や中型達と争う必要は無い為、仮に遭遇したとしても逃げの一択だ。
「もーう、お兄さんは夢が無いんだからー。ここで私が変異体を倒したら、私の名声はうなぎ登りだよ!」
「名声より命を大事にしなさい」
俺はロピのオデコにデコピンをする。
「うー。お兄さんだけだよ私にこんな仕打ちをするのは!」
ほっぺを膨らませたロピは怒っているアピールをする。
「誰もやらないなら、尚更俺がするしか無いな」
「屁理屈だ!」
「あはは、なんとでも言うが良い」
俺達は眠くならない程度に話しながら見張りをしていると、ある気配を察知する。
「ふむ。何か来ますな」
「向こうから来るよー」
気配を察知した瞬間に音を掻き消す様に黙り込み様子を窺う。
見張りとしては俺達だけなのだが、先程の話で皆が敏感になっているのか、次々と起き上がる気配を感じる。
「来た……」
ジャングルの草木を掻き分けて姿を現したのは、やはりモンスターであった。
「中型……」
「しかも、小型達を従えています」
中型二体がゆっくりと俺達が住んでいる大木に近付いて来て、真下で止まる。
「な、なんでここで止まるー?」
ロピは相当焦っている様だ。
「ふむ。原因は分かりませんが続々とこの大木付近に集まってきますな」
リガスの言葉を聞き周囲を確認すると、小型達がズラリと並んでいた。
「アトス様、どうしますか?」
「様子見だ……」
モンスター達の様子を見ていると、マーズが静かに近づいて来た。
「アトスさん、どんな感じですか?」
「何故か、モンスター達がこの大木付近で止まっている」
「何かを探している感じに見えますね」
マーズの言う通り、モンスター達は周囲を確認しているのか、大木の周りをグルリと回ったり他の木などにも近付いたりしていた。
「早く立ち去ってー」
それから、モンスター達は朝日が登る頃まで付近を彷徨いており、その後去って行った……。
「な、なんだったんだ?」
モンスターの気配が完全に消えた頃にフィールとトインが見張り台まで来た。
「オイラ、ちびるかと思ったぜ」
「毒使いさん、漏らしたの?」
「も、漏らしてねぇーよ!」
ロピの言葉で、その場の全員が緊張がほぐれたのが分かる。
「アトスさんが言っていた意味が分かりました。確かに中型を守る様に小型が控えていて、あれではまるで人間と同じだ」
マーズは冷や汗を垂らしながらモンスターが去った方向を見る。
「あんなに多いモンスター達に襲われたらひとたまりも無いぜ?」
「フィールの言う通り、あのモンスターの数だとリンクス達と合流出来たとしても、無事に帰れねぇーんじゃねぇか?」
皆んなが言う事も分かるな。確かにリンクスが仮に百人の兵士を再び集められたとしても、逃げ切れるか怪しくなって来たな……。
「皆さん、落ち着いて下さい。パニックが一番ダメです」
三班全員が騒ぎ始めた頃に、良いタイミングでマーズが落ち着かせる。
「倒すのは無理ですが、我々三班が逃げ切るのは可能ですので、落ち着いて下さい」
「本当にあのモンスターの大群から逃げ切れるのかよ!」
マーズに視線が集まる。
「実は私、こんな物を持っております」
そう言って手に持っている物を三班全員に見えるようにする。
「なんだよそれ?」
「これは、リンクス達が私達に投げつけた物と同じです」
マーズは丸い玉みたいなのを持っているが、聞く限り人間族が開発したと言う、モンスターを引き寄せるやつか。
「これを、どう使うかはまだ決めてありませんが、もし本当にヤバくなった場合は私がリンクスに投げつけますので、その間に逃げましょう」
「ほっほっほ。要はリンスクと同じやり方で囮にして逃げると言う事ですかな?」
リガスの言葉にマーズが頷く。
「最終手段です。それ以外は極力自分達の力だけで逃げられる様に皆で作戦を立てていきましょう」
マーズの力強い言葉に再び三班は落ち着きを取り戻した……
「それにしても、今日は色々大変で疲れたねー」
ロピは俺の背中を、まるでソファーの背もたれみたいに寄りかかって来る。
「ほっほっほ。中型と変異体が戦った時なんて、焦りましたな」
「凄い迫力でした」
確かに、あの戦いは凄かった。木の上で確認していたし、距離もそこそこあった筈だがモンスター達の攻撃、一つ一つの衝撃音が伝わって来た。
「まるで、怪獣同士の戦いを見ている様だったな……」
ボソリと前世の事を思い出しながら呟く。
「ん? お兄さん怪獣って何?」
「モンスターの一種でしょうか?」
「い、いや、何でも無い……」
さすが獣人族だ。自分的には本当に小さい声だった筈だが聞き逃さなかったらしい。
「そ、それにしてもあんなモンスターを倒せる奴なんているのか?」
俺は誤魔化す様に話を変える。
「ふむ。まず居ないとは思いますが、もしかしたら……」
リガスの視線がある方向に向く。それはリガスだけでは無くチルも俺も同じ方向を向いた。
「ん?」
ロピは俺達の視線に気付き首を傾げる。
「姉さんなら、もしかしたら変異体を倒せるかも」
「わ、私が?」
「うん」
「さ、流石にアレは倒せないと思うけど……」
「ツェーンショットを何発も当てれば倒せると思うんだよな」
ツェーンショットは、現在ロビが撃てる最大火力の技で、元々中型用に身に付けた技らしい。
「うーん、あの技は目立つから直ぐに止められちゃうんだよねー」
確かに、前回使用した時はモンスターも脅威を感じたのか速攻でロピを潰しに掛かってきてたからな……。
「安心して、姉さんは私達が守るから」
「ほっほっほ。全力でお守り致しますぞ」
「二人共ありがとうー。なら次変異体見つけたら撃ってみようかなー」
「やめとけ……」
変異体を相手にするメリットが無い。ここから抜け出すだけならわざわざ変異体や中型達と争う必要は無い為、仮に遭遇したとしても逃げの一択だ。
「もーう、お兄さんは夢が無いんだからー。ここで私が変異体を倒したら、私の名声はうなぎ登りだよ!」
「名声より命を大事にしなさい」
俺はロピのオデコにデコピンをする。
「うー。お兄さんだけだよ私にこんな仕打ちをするのは!」
ほっぺを膨らませたロピは怒っているアピールをする。
「誰もやらないなら、尚更俺がするしか無いな」
「屁理屈だ!」
「あはは、なんとでも言うが良い」
俺達は眠くならない程度に話しながら見張りをしていると、ある気配を察知する。
「ふむ。何か来ますな」
「向こうから来るよー」
気配を察知した瞬間に音を掻き消す様に黙り込み様子を窺う。
見張りとしては俺達だけなのだが、先程の話で皆が敏感になっているのか、次々と起き上がる気配を感じる。
「来た……」
ジャングルの草木を掻き分けて姿を現したのは、やはりモンスターであった。
「中型……」
「しかも、小型達を従えています」
中型二体がゆっくりと俺達が住んでいる大木に近付いて来て、真下で止まる。
「な、なんでここで止まるー?」
ロピは相当焦っている様だ。
「ふむ。原因は分かりませんが続々とこの大木付近に集まってきますな」
リガスの言葉を聞き周囲を確認すると、小型達がズラリと並んでいた。
「アトス様、どうしますか?」
「様子見だ……」
モンスター達の様子を見ていると、マーズが静かに近づいて来た。
「アトスさん、どんな感じですか?」
「何故か、モンスター達がこの大木付近で止まっている」
「何かを探している感じに見えますね」
マーズの言う通り、モンスター達は周囲を確認しているのか、大木の周りをグルリと回ったり他の木などにも近付いたりしていた。
「早く立ち去ってー」
それから、モンスター達は朝日が登る頃まで付近を彷徨いており、その後去って行った……。
「な、なんだったんだ?」
モンスターの気配が完全に消えた頃にフィールとトインが見張り台まで来た。
「オイラ、ちびるかと思ったぜ」
「毒使いさん、漏らしたの?」
「も、漏らしてねぇーよ!」
ロピの言葉で、その場の全員が緊張がほぐれたのが分かる。
「アトスさんが言っていた意味が分かりました。確かに中型を守る様に小型が控えていて、あれではまるで人間と同じだ」
マーズは冷や汗を垂らしながらモンスターが去った方向を見る。
「あんなに多いモンスター達に襲われたらひとたまりも無いぜ?」
「フィールの言う通り、あのモンスターの数だとリンクス達と合流出来たとしても、無事に帰れねぇーんじゃねぇか?」
皆んなが言う事も分かるな。確かにリンクスが仮に百人の兵士を再び集められたとしても、逃げ切れるか怪しくなって来たな……。
「皆さん、落ち着いて下さい。パニックが一番ダメです」
三班全員が騒ぎ始めた頃に、良いタイミングでマーズが落ち着かせる。
「倒すのは無理ですが、我々三班が逃げ切るのは可能ですので、落ち着いて下さい」
「本当にあのモンスターの大群から逃げ切れるのかよ!」
マーズに視線が集まる。
「実は私、こんな物を持っております」
そう言って手に持っている物を三班全員に見えるようにする。
「なんだよそれ?」
「これは、リンクス達が私達に投げつけた物と同じです」
マーズは丸い玉みたいなのを持っているが、聞く限り人間族が開発したと言う、モンスターを引き寄せるやつか。
「これを、どう使うかはまだ決めてありませんが、もし本当にヤバくなった場合は私がリンクスに投げつけますので、その間に逃げましょう」
「ほっほっほ。要はリンスクと同じやり方で囮にして逃げると言う事ですかな?」
リガスの言葉にマーズが頷く。
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マーズの力強い言葉に再び三班は落ち着きを取り戻した……
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