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第四章 鏡の記憶
Moonlit Transfer
しおりを挟むsideユリカ
夜の風はやわらかく、昼間の喧騒が嘘みたいに静かだった。
遠くで虫の声がして、焚き火の残り火がほのかに光っている。
教会の修復がひと段落して、今夜は皆ナーバ家で休むことになっていた。
ユリカは鍋を火から下ろし、テーブルに器を並べた。
いつの間にか手伝いに来てくれていたエルが、少し戸惑いながら皿を並べている。
「ありがとう、エルちゃん。助かるわ」
「いえ……どうすればいいか、これで合ってますか?」
「ええ。とてもきれい」
エルはほっとしたように息をついた。
長いまつげが影を落とし、その横顔はまだどこか怯えた雰囲気を残している。
けれど笑顔はやわらかく、春の光に溶けて見えた。
皆が席につく。
ユリカは匙を手に取りながら、何気ない調子で話しかけた。
「エルちゃんは、どんな料理が好き?」
「……え?」
「スープは濃いめがいいかしら、それとも薄いほう?」
エルは一瞬、動きを止めた。
視線が宙を泳ぎ、指先がわずかに震える。
「……わかりません」
「え?」
「ごめんなさい。何を好きだったのか、思い出せないんです」
その声は、謝るように静かで――けれど、どこか途切れ途切れだった。
ユリカはすぐに微笑み、そっと言葉を重ねた。
「いいのよ。これから見つければいいだけだから」
「……見つける?」
「そう。これからたくさん食べて、
“おいしい”って思ったら、それがあなたの好きなものになるの」
エルは驚いたように目を見開き、それから小さく笑った。
「……なんだか、少し楽しそうですね」
「でしょ?」
ユリカが微笑むと、隣のフィリアも嬉しそうに頷く。
「じゃあ、今度一緒にお菓子作ろう! 甘いの、きっと好きになるよ!」
「……うん。作ってみたい」
スティリオが穏やかに見守るなか、テーブルの空気がやわらかく変わった。
ユリカは心の中で、ふとつぶやく。
(――この子、どこから来たのかしら)
(それでも、笑顔はまっすぐで……きっと、いい子)
スプーンが皿に当たる音が響き、
その小さな音が、この家に“日常”のぬくもりを戻していた。
sideミスティアス
食後の団欒。
ユリカが皆にお茶を入れる。
その香りを深呼吸して取り入れると、一日の労働を労わるような、落ち着く香りが胸をいっぱいに満たした。
カップのぬるい温度も少し肌寒い夕暮れ後にはちょうど良い。
皆が和んでいるような表情をする中、スティリオはどこか警戒を解ききれないような表情で周りと少しだけ距離を取るようにエルの傍に座っていた。
ミスティアスの右隣にはいつものようにフィリアが座り、左隣にはセレスがいた。
きっちりと結い上げた髪は灯りに照らされて赤く光る。
ユリカは手を拭きながら、柔らかく声をかけた。
「……ねえ、あなたたち。行くあてはあるの?」
スティリオは息を詰め、エルミナの方を見る。
「……いえ。しばらく教会を渡り歩いていましたが、もうどこも……」
「そう」
ユリカは微笑みながら頷いた。
その表情には、不思議なほどの落ち着きとあたたかさがあった。
「なら、うちにいらっしゃい」
その言葉に、場の空気がふっと和らぐ。
フィリアが顔を上げ、ミスティアスは思わず目を瞬かせた。
セレスは微かに口角を上げる。
「部屋はいくつも空いているの。
それに、こうして人が出入りしてくれると、
この場所も早く“生き返る”気がするわ」
春の夜風がカーテンを揺らした。
どこからか迷いこんできた花びらが一枚、床に落ちた。
エルミナは目を伏せ、唇を震わせた。
「……でも、あたし……迷惑かけちゃうかも」
「いいの」
ユリカはその肩にそっと触れた。
「ここはね、誰かが誰かを助けながら生きてきた場所よ。
それは、今も変わらないの」
その声に、フィリアが微笑み、ミスティアスも小さく息をつく。
「……ほんと、母さんは強いな」
「強いっていうより、優しすぎるのよ」
セレスのつぶやきに、ユリカが小さく笑った。
「人はね、優しくされた分優しくできるのよ」
彼女の視線の先には、崩れた教会があった。
「それを飲んだら、順番にお風呂に入ってくださいね」
ユリカの声に、それぞれが礼の言葉を述べた。
「セレス、お前一応”王子”だからな。
一番に入れ」
ミスティアスの言葉に、セレスが何度か大きく目を瞬く。
「そうだね、セレスが一番!
その次エルちゃん、一緒に入ろうよ!」
フィリアが無邪気にエルを誘う。
元々人懐っこい性格なのだろうか、エルの方もすっかりフィリアと打ち解けたようで笑顔でそれに応じていた。
「風呂、案内する」
セレスがカップを空にするのを見計らって立ち上がる。
「ありがとう。
ユリカさんお先に頂きます」
「遠慮なさらないで。
ゆっくりはできないかもしれないけれど、少しでもリラックスしてきてくださいね」
廊下に出たところで、セレスが顔を寄せて話しかけてくる。
「気を遣わせたね、ごめん」
「いや、気にするな。
上がるまで扉の前で待っているから安心して入ってきていいぞ」
その言葉に、どこかくすぐったそうな笑顔が彼から零れ落ちた。
「ふふ、覗かないでね」
「な……っ!! そんなことしない!!」
耳まで真っ赤にするミスティアスに笑いながら、セレスは脱衣所の扉を閉める。
「……ミスティアス」
「ん?」
「……女の子扱いされたの。……生まれて初めてだった」
扉の向こうから聞こえてきた小さな声に、ぎゅっと胸が締め付けられた。
「……女の子扱いっていうか、女の子なんだから当たり前だろ」
「……うん」
返事の声はかすかで、どこか息をのむように震えていた。
扉の向こうで、小さな気配がほどけていくのがわかった。
◇
ベランダの向こうには星空とたなびく雲が月灯りを浴びて輝いていた。
扉を開けて外へと出ると、そこには長い髪を靡かせた先客が一人。
ストロベリーブロンドの髪が、月光を浴びて不思議と青みがかって煌めいていた。
「待たせた?」
「いや、風に当たりたくて早めに来ただけ」
セレス――いや、今は“彼女”だ。
昼間のようなきっちりと結い上げた髪ではなく、長い髪をほどき、肩に流していた。
その光景に、ミスティアスは思わず言葉を失った。
「……髪、下ろすと、印象が違うな」
「そう?」
「王子様って感じじゃない」
「それ、褒めてる?」
「たぶん」
セレスが小さく笑う。
月の光を受けて、その瞳が淡い紫に揺れていた。
「昼間、みんなに“王子様”って呼ばれてたな」
「もう慣れたよ。嘘をつくのが仕事みたいなものだし」
「嘘?」
「――“強くて完璧な王子”なんて、どこにもいない。
本当の私は、怖がりで、臆病で、すぐ逃げたくなるのに」
セレスはベランダの柵をつかむと、顔を上げた。
「君はすごいね。怖くても逃げない」
ミスティアスはセレスの隣の柵をつかむと、同じように星空を見上げ、そしてゆっくりと首を横に振る。
「……逃げないんじゃない。うまい逃げ方がわからないだけだ」
「……それでも、私は羨ましい」
風が吹いて、彼女の髪が頬をかすめた。
淡い匂いがして、心臓がひとつ跳ねる。
セレスがそっと髪を耳にかけた。
「ねえ、ミスティアス」
「ん?」
「この姿、誰にも見せたことないんだ」
「……そりゃそうだろ」
「でも、君になら……少しくらい、見せてもいいかもって――今日は、ね」
その声は、夜の風よりも静かで、少しだけ震えていた。
ミスティアスは息を呑んで、ゆっくりと頷いた。
「……ありがとな」
「ふふ、何それ。変な人」
互いに笑った瞬間。
「触れていい?」
「ああ」
月が雲から抜けて、二人の影が重なった。
ぬるい、魔力のやり取り。
温度が解けて、心地よさが広がる。
常に溢れるほどいっぱいになろうとする自分の魔力が、ちょうど良い量へと調節されるようだった。
「……気持ちいいね」
セレスの言葉にどきりと胸が音をたてる。
「癖になりそう」
「お前……変な言い方するなよ」
「意外と純情なのね、顔真っ赤」
「ほっとけ」
笑いが落ち着くと、声のトーンをさらに落として、内緒話をするような雰囲気になる。
「昼間の――あれ。
セレス、お前はどう思う?」
「……おそらく、本物」
セレスの声は低く、慎重だった。
金の魔力。
古い伝承の中でしか知られない、隣国ファリースリー帝国の“皇室の光”。
いままで誰も現実には見たことがない、失われた系譜の色。
「……見つかるとまずいよな」
「昔の教会なら、間違いなく“保護対象”と言って確保したでしょうね。
今は教会そのものが機能不全起こしているからそんな余裕なんてないでしょうけど」
「出た。保護という名目の監禁だろ」
ミスティアスが忌々しそうに吐き捨てる。
セレスは肩をすくめた。
「それから……ファリースリーは今政治的に不安定な国。
もし、皇女がその辺ふらふら歩きまわっているなんて知られたら……」
「下手したら暗殺の危険があるな」
「そう」
「知っているかもしれないけど、私の二番目の兄の妃がファリースリー帝国出身なんだ。
エルが、あのファリースリー皇室の人間なら真っ先に頼るだろうが……そういう話はきいていない」
「スティリオも何か隠しているな。
彼のあの動き、護衛にしてはぎこちない」
「ええ、私もそう思う。
あれは”本職の動き”ではない」
「……まぁ、訳あり、なんだろう」
「でしょうね。
エル本人も様子がどこかおかしい」
「ああ、まるで自分のことをよくわかっていないようだ。
本人も魔力に関しては無自覚だろうしな」
「そのことなんだけど。
私は何も見なかった。
私は帝国からの避難民も受け入れただけ」
まるでセレスがそういうのが分かっていたように、ミスティアスは薄く笑って隣に立つ彼女を見つめた。
「いいのか?」
「いいもなにも。
見ていないことは知りません」
「はは、確かに。
……なら、俺は守るよ。
同じ食卓で母さんのご飯を食べたんだ。
彼らはもう、守るべき家族だ」
「……シェイ様みたいなことを言うね」
「たぶん、似たんだろ」
セレスが月を仰ぐように眺める。
「ユリカさんにも似ているよ。
彼女が彼らを受け入れてくれて正直助かった。
僕らでは警戒されただろうからね。
確かに君は、彼らの子どもだ」
少し照れ臭そうに、だけどしっかりと頷きながらミスティアスも月を眺めた。
薄雲に時々隠れながらも、そこに確かに月は輝いていた。
「いいな、家族。素敵」
どこか他人事のような言い方に、ミスティアスは笑った。
「何言ってんだ、お前も同じご飯食べたんだから、家族だろ?」
セレスが一瞬だけ瞬いて、月を見上げる。
その横顔が、ほんの少しだけ柔らかくなった気がした。
驚いたような、信じられないような、そんな普段みない彼女の表情。
「失礼だったか?王子に言う言葉じゃなかった?」
「……いや、そうじゃない」
「ならさ、せめて、今みたいな”セレス”の時は、俺の守る家族だよ」
セレスが何かを言おうとして、それでも言葉にならないようで、何度も口を開いては閉じる。
その様子をどこか面白そうにミスティアスは眺めた。
「……なんか、暑い。
もう一回あなたの魔力、頂戴」
「しょうがないな」
再び、二人の影が重なる。
唇から流れ込んできて混ざる魔力の温度は確かにわずかに高い。
昼間、ルアルクの胸で感じたあの焼けつくような熱とは違う。
これは、ただぬるくて、心地いい。
痛みも焦がれもない、安定した温度。
きっと“恋”とは違うのだろう――そう思い込もうとした。
これは愛情のキスではない。
だけど確かに、二人には必要なものだった。
(そう、必要だからだ。あれはただの機能だ。
そう言い聞かせなければ、誰かに何を見られても、平然としていられない気がした。)
『――なぁミス』
「……今は黙ってろ」
『おっと。
けどよ、機能だって言い訳しとくと、あとでしんどくなるぞ』
「……なんの話だ」
『自分の心の話。
あったけぇもんを“必要”って言葉でくくるのは簡単だけど――
そのぬるさが一番、厄介なんだよ』
ナーバの声は、月光みたいに淡く、やけに遠く響いた。
『……ミスティアス、お前の中で何かが動き始めてる。
それを“機能”で誤魔化すのは、ちょっと違ぇ気がすんだよな』
「…………」
『ま、いいけどさ。
俺は見てるだけだし。
ただ――“惹かれる”ってやつ、ほんとに怖ぇぞ。
魔力より、ずっとな』
ミスティアスは答えなかった。
風が吹いて、セレスの髪が頬をかすめた。
ほんの少しだけ、指先に残ったぬくもりが、なかなか消えなかった。
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