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第七章 あなたと信じる心
108.ネリオスの事情⑵**
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「あ.................リオ」
「どっちの脚?」
「えっと。み、右.......」
ベッドの真ん中に降ろされたソイリアはバスローブのままネリオスに右脚を掴まれる。下着を着ける暇も無かったので脚をあげられると見えてまう。
「リ、リオ。そんなに上げないで。はだけちゃう。見えちゃうよ」
バスローブの前を抑えて慌てる。
「良いよ。見せて?」
「や、やだ。恥ずかしいじゃない!ずるいわ」
「.................分かった。じゃあ私も脱ぐよ。見る?」
「み.................!もう!今までそん......」
全て話終わる前に後頭部に手を添えられ引き寄せられる。唇をネリオスの唇に塞がれた。脚は掴まれたまま、いや、いつの間にか膝裏に手を滑らせている。
「は.................ん。リ.........」
「リア.................は.........リア........」
ネリオスは唇を離し、ソイリアの体をゆっくりとベッドに倒し自身の下半身とソイリアの陰部を強く合わせる。
ソイリアはビクリと跳ねた。
「あ.................暖かい......。んっ」
「うん。暖かいな」
そう言いながらネリオスはバスローブを脱ぎ捨てる。
ソイリアのそれも腰の紐を解き、前を大きくはだけさせた。ロウソクの炎で揺らめく部屋の中で見つめ合う。
「リオ.....。触って良い?」
「うん。リア。触って。君なら大丈夫」
ネリオスの胸に手を添える。
「............ふふ。嬉しい」
ソイリアは はにかむように微笑んだ。
「ーーっリア」
ネリオスはソイリアを抱き締める。人肌の暖かさが胸に染み渡る。
「私は何を怖がって来たんだろうな。こんなに暖かくて愛しいのに。失くす事に怯えて深く繋がる事を拒んで。大事な君との時間を無駄にして来てしまった。愚かだ。済まないソイリア」
「貴方は何も悪くないわ。リオ。ネリオス。大丈夫。何があっても私貴方の側に居るわ。ずっと大丈夫って言い続ける。大丈夫よネリオス。愛してる」
「リア......ああ。愛してる。側に居てリア」
2人は深い口付けを交わす。肌が合わさる愛しさで熱が上がる。
ソイリアの乳房に舌を這わせる。舌を押し付けながら乳首まで力強く舐め上げた。
「ああ、リオ。強く吸って」
「うん。リア」
ネリオスはソイリアの背中に手を回し自分に引き寄せ乳輪ごと固くなった乳首を吸い上げる。時折下の歯で扱きながら舐め、また吸い上げた。片方の胸の真ん中を指で押しつぶし捏ね、先を擦り上げた。
「あああーう、んは、ああ、あっあっあ.......」
ソイリアは太腿をネリオスに擦り付ける。
「リア........入れて良いか?もう入れたい」
「ん.......」
ネリオスは自身のモノをソイリアの恥部に上下に擦り付ける。クチュクチュとすでに充分に蜜で濡れていた。はあっと息を吐き、先端をゆっくりと中へ入れる。半分ほど数回出し入れして蜜を絡ませた。
「ん.................っ.....」
「あぁ。リ.....オ.....」
「良いかい?奥まで入れて?」
「.......うん」
ソイリアは両手を伸ばしネリオスの首に手を添えた。
「リア....。ソイリア。君は変わらないな。可愛いソイリア。愛してる」
ネリオスはソイリアの右脚を肩に掛けて、一気に腰を打ち付ける。熱い肉壁の中を通り過ぎ丸い柔らかな子宮口までねじ込んだ。
「あーーーーーー!」
ソイリアから悲鳴が上がる。
「ああ、リア、君の奥、熱い.......っ」
激しく何度も突き上げる。ネリオスから汗が飛び散る。パンパンと肌の打つかる音。繋がった部分から泡になった蜜がシーツを湿らせて行く。ソイリアの胸を鷲掴み、二本の指で挟み蕾を擦り上げた。脚が震え指先に力が入ってくる。快感で周りが白くなる。
「あっあっリ......ォォ。も、う.......あ.....っ.....い....っ」
「ん.................一緒に.........っ.......くっ」
ネリオスとソイリアは隙間無く抱き締め合いながら同時に果てた。
「ああ、リオ、リオ。うぅぅっ」
ソイリアの目から涙が流れ落ちる。
「........リア。お子を作ろうか。嫌かな?」
「!~~~~っわーんっ!欲しいよ!リオォっ」
「ふふっ。ありがとう。じゃあ、子作り頑張らないと。私は結構歳いってるからな~」
「私も~!でも産むから!頑張ろうね~わ~ん!」
「じゃあ、声援を受けてもう一度ね?」
「え?」
「私だって二回くらいはいけるよ」
「今まで一回しかしなかったわ」
「...うん。困ったな。.......7年分の巻き返しは中々骨が折れそうだ」
「どう言う事?」
「いつもはね、君を抱いた後は、浴室でもう一度抜いてた」
「.................なんでそんな事.................?」
「服なんか来てられなくなるだろ?それが怖かった」
「リオ........」
「本当、どうにかしたくて、でも体が震えて。勇気が出なくて。無くしたくなくなるのに怯えていたんだ」
ネリオスはソイリアの胸に顔を埋める。
「昔から弱虫なんだよ。私は」
「リオ.....でも今日からは違うでしょ?大丈夫よリオ」
ソイリアはネリオスの背中を抱きしめる。
「うん。そうだね。今日からは違う。だから.......」
ネリオスはソイリアの腰を掴み、まだ入ったままの自身のモノを上下にゆっくりと動かし始めた。
「あ!え?あっあっん。もう?」
「リア.........もっと深く........」
そう言うと、ソイリアの体を抱き起こし自身の太腿の上に跨がせる。中に入ったまま抱き起こされたソイリアは声にならない悲鳴をあげる。
「~~~っ!!」
グリっと最奥へ入り込む固い異物に思わず仰け反った。
「は、リア。奥、気持ち良い?子宮口突いて良い?」
「あ.................ああ.................っ」
ネリオスはソイリアの腰を掴むと今度はゆっくりと上下させる。その都度ギリギリと奥に押し付ける。目の前に揺れる小ぶりで柔らかな胸に吸い付き舐め上げた。
「うう.................うああ.................」
身体の中を深く突き刺さされ悶える。
「は.......リアの奥のここ気持ちいいよ。呑み込まれて食べられそうだ」
次第に腰を振る速度が早くなる。ソイリアはネリオスの頭にしがみ付き朦朧としながらネリオスの唇に舌を這わす。2人が繋がる箇所からは先程の種と蜜が混じり合い零れ落ちて足を伝いシーツに染みを作る。ネリオスの熱くなった身体の熱が愛しい。嬉しい。堪らない。
身体中にビリビリと快感が走る。
ソイリアは無意識に腰を自ら動かし擦り付けネリオスの背中と頭に腕を巻き付かせ、耳に吸い付き舌を這わせ歯を立てた。
「んっ。リアって.........2回目の方が積極的なんだね。は.......本当損してたな........。ん。は.......いくよ。リア」
ネリオスは最後に激しく腰を動かし自身のモノを叩きつける。
「あっあっああ~~~........!」
「は..............ぁ...っ」
ソイリアの腹の奥に愛しい人の熱が注がれる。
人肌と熱と汗と涙とネリオスのソイリアを見つめる優しい瞳がその日の最後の記憶だった。
****
「おはようございます。ダヤン様」
「おはよう。ネリオス。ソイリアを呼んで来てくれないか?ミアの今日の服装で相談したいんだけど」
「本日、侍女長は夕方までお休みを頂いてます。服装でしたら侍女に私から指示致しますよ?」
「そうなのか?珍しいな。婚姻式前だからって張り切ってたのに。何か用事か?」
「いえ。大人の事情ですよ。女性は大変ですね。激しくすると動けなくなります。休養です。ダヤン様もお気を付け下さいね?」
「そ、それは............お.....お前の事情じゃないか!何だそれは。全くっ!」
赤面するダヤン。
「またまた。昨日はどこまで出来たんですか?部屋に術まで掛けて。でも、その様子じゃまだ繋がってはいなさそうですね?私の予想では........「素股」くらいかな?」
「お、お前。見てたのか?いや、まさか。遮断してたし、流石に覗きは。そもそも真っ暗にしてたし。え?じゃあ、なんで知ってるんだよ?.....あっ....」
「ふ.................ふふふ。ふはははは!」
「~~ネリオス!!」
「5歳の幼児がとうとう素股まで。成長しましたね?ちゃんと記録しておかないと」
「何だよ!そんなの記録してどうするつもりなんだよ!何なんだ!」
「ふふ。秘密です。さあ、では、ミリアーナ様にどの様な服装をご希望なんですか?」
ちゃんと報告しますよ。小さな事でもね。
貴方の成長を見れなかった
.................あの人に。
「どっちの脚?」
「えっと。み、右.......」
ベッドの真ん中に降ろされたソイリアはバスローブのままネリオスに右脚を掴まれる。下着を着ける暇も無かったので脚をあげられると見えてまう。
「リ、リオ。そんなに上げないで。はだけちゃう。見えちゃうよ」
バスローブの前を抑えて慌てる。
「良いよ。見せて?」
「や、やだ。恥ずかしいじゃない!ずるいわ」
「.................分かった。じゃあ私も脱ぐよ。見る?」
「み.................!もう!今までそん......」
全て話終わる前に後頭部に手を添えられ引き寄せられる。唇をネリオスの唇に塞がれた。脚は掴まれたまま、いや、いつの間にか膝裏に手を滑らせている。
「は.................ん。リ.........」
「リア.................は.........リア........」
ネリオスは唇を離し、ソイリアの体をゆっくりとベッドに倒し自身の下半身とソイリアの陰部を強く合わせる。
ソイリアはビクリと跳ねた。
「あ.................暖かい......。んっ」
「うん。暖かいな」
そう言いながらネリオスはバスローブを脱ぎ捨てる。
ソイリアのそれも腰の紐を解き、前を大きくはだけさせた。ロウソクの炎で揺らめく部屋の中で見つめ合う。
「リオ.....。触って良い?」
「うん。リア。触って。君なら大丈夫」
ネリオスの胸に手を添える。
「............ふふ。嬉しい」
ソイリアは はにかむように微笑んだ。
「ーーっリア」
ネリオスはソイリアを抱き締める。人肌の暖かさが胸に染み渡る。
「私は何を怖がって来たんだろうな。こんなに暖かくて愛しいのに。失くす事に怯えて深く繋がる事を拒んで。大事な君との時間を無駄にして来てしまった。愚かだ。済まないソイリア」
「貴方は何も悪くないわ。リオ。ネリオス。大丈夫。何があっても私貴方の側に居るわ。ずっと大丈夫って言い続ける。大丈夫よネリオス。愛してる」
「リア......ああ。愛してる。側に居てリア」
2人は深い口付けを交わす。肌が合わさる愛しさで熱が上がる。
ソイリアの乳房に舌を這わせる。舌を押し付けながら乳首まで力強く舐め上げた。
「ああ、リオ。強く吸って」
「うん。リア」
ネリオスはソイリアの背中に手を回し自分に引き寄せ乳輪ごと固くなった乳首を吸い上げる。時折下の歯で扱きながら舐め、また吸い上げた。片方の胸の真ん中を指で押しつぶし捏ね、先を擦り上げた。
「あああーう、んは、ああ、あっあっあ.......」
ソイリアは太腿をネリオスに擦り付ける。
「リア........入れて良いか?もう入れたい」
「ん.......」
ネリオスは自身のモノをソイリアの恥部に上下に擦り付ける。クチュクチュとすでに充分に蜜で濡れていた。はあっと息を吐き、先端をゆっくりと中へ入れる。半分ほど数回出し入れして蜜を絡ませた。
「ん.................っ.....」
「あぁ。リ.....オ.....」
「良いかい?奥まで入れて?」
「.......うん」
ソイリアは両手を伸ばしネリオスの首に手を添えた。
「リア....。ソイリア。君は変わらないな。可愛いソイリア。愛してる」
ネリオスはソイリアの右脚を肩に掛けて、一気に腰を打ち付ける。熱い肉壁の中を通り過ぎ丸い柔らかな子宮口までねじ込んだ。
「あーーーーーー!」
ソイリアから悲鳴が上がる。
「ああ、リア、君の奥、熱い.......っ」
激しく何度も突き上げる。ネリオスから汗が飛び散る。パンパンと肌の打つかる音。繋がった部分から泡になった蜜がシーツを湿らせて行く。ソイリアの胸を鷲掴み、二本の指で挟み蕾を擦り上げた。脚が震え指先に力が入ってくる。快感で周りが白くなる。
「あっあっリ......ォォ。も、う.......あ.....っ.....い....っ」
「ん.................一緒に.........っ.......くっ」
ネリオスとソイリアは隙間無く抱き締め合いながら同時に果てた。
「ああ、リオ、リオ。うぅぅっ」
ソイリアの目から涙が流れ落ちる。
「........リア。お子を作ろうか。嫌かな?」
「!~~~~っわーんっ!欲しいよ!リオォっ」
「ふふっ。ありがとう。じゃあ、子作り頑張らないと。私は結構歳いってるからな~」
「私も~!でも産むから!頑張ろうね~わ~ん!」
「じゃあ、声援を受けてもう一度ね?」
「え?」
「私だって二回くらいはいけるよ」
「今まで一回しかしなかったわ」
「...うん。困ったな。.......7年分の巻き返しは中々骨が折れそうだ」
「どう言う事?」
「いつもはね、君を抱いた後は、浴室でもう一度抜いてた」
「.................なんでそんな事.................?」
「服なんか来てられなくなるだろ?それが怖かった」
「リオ........」
「本当、どうにかしたくて、でも体が震えて。勇気が出なくて。無くしたくなくなるのに怯えていたんだ」
ネリオスはソイリアの胸に顔を埋める。
「昔から弱虫なんだよ。私は」
「リオ.....でも今日からは違うでしょ?大丈夫よリオ」
ソイリアはネリオスの背中を抱きしめる。
「うん。そうだね。今日からは違う。だから.......」
ネリオスはソイリアの腰を掴み、まだ入ったままの自身のモノを上下にゆっくりと動かし始めた。
「あ!え?あっあっん。もう?」
「リア.........もっと深く........」
そう言うと、ソイリアの体を抱き起こし自身の太腿の上に跨がせる。中に入ったまま抱き起こされたソイリアは声にならない悲鳴をあげる。
「~~~っ!!」
グリっと最奥へ入り込む固い異物に思わず仰け反った。
「は、リア。奥、気持ち良い?子宮口突いて良い?」
「あ.................ああ.................っ」
ネリオスはソイリアの腰を掴むと今度はゆっくりと上下させる。その都度ギリギリと奥に押し付ける。目の前に揺れる小ぶりで柔らかな胸に吸い付き舐め上げた。
「うう.................うああ.................」
身体の中を深く突き刺さされ悶える。
「は.......リアの奥のここ気持ちいいよ。呑み込まれて食べられそうだ」
次第に腰を振る速度が早くなる。ソイリアはネリオスの頭にしがみ付き朦朧としながらネリオスの唇に舌を這わす。2人が繋がる箇所からは先程の種と蜜が混じり合い零れ落ちて足を伝いシーツに染みを作る。ネリオスの熱くなった身体の熱が愛しい。嬉しい。堪らない。
身体中にビリビリと快感が走る。
ソイリアは無意識に腰を自ら動かし擦り付けネリオスの背中と頭に腕を巻き付かせ、耳に吸い付き舌を這わせ歯を立てた。
「んっ。リアって.........2回目の方が積極的なんだね。は.......本当損してたな........。ん。は.......いくよ。リア」
ネリオスは最後に激しく腰を動かし自身のモノを叩きつける。
「あっあっああ~~~........!」
「は..............ぁ...っ」
ソイリアの腹の奥に愛しい人の熱が注がれる。
人肌と熱と汗と涙とネリオスのソイリアを見つめる優しい瞳がその日の最後の記憶だった。
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「おはようございます。ダヤン様」
「おはよう。ネリオス。ソイリアを呼んで来てくれないか?ミアの今日の服装で相談したいんだけど」
「本日、侍女長は夕方までお休みを頂いてます。服装でしたら侍女に私から指示致しますよ?」
「そうなのか?珍しいな。婚姻式前だからって張り切ってたのに。何か用事か?」
「いえ。大人の事情ですよ。女性は大変ですね。激しくすると動けなくなります。休養です。ダヤン様もお気を付け下さいね?」
「そ、それは............お.....お前の事情じゃないか!何だそれは。全くっ!」
赤面するダヤン。
「またまた。昨日はどこまで出来たんですか?部屋に術まで掛けて。でも、その様子じゃまだ繋がってはいなさそうですね?私の予想では........「素股」くらいかな?」
「お、お前。見てたのか?いや、まさか。遮断してたし、流石に覗きは。そもそも真っ暗にしてたし。え?じゃあ、なんで知ってるんだよ?.....あっ....」
「ふ.................ふふふ。ふはははは!」
「~~ネリオス!!」
「5歳の幼児がとうとう素股まで。成長しましたね?ちゃんと記録しておかないと」
「何だよ!そんなの記録してどうするつもりなんだよ!何なんだ!」
「ふふ。秘密です。さあ、では、ミリアーナ様にどの様な服装をご希望なんですか?」
ちゃんと報告しますよ。小さな事でもね。
貴方の成長を見れなかった
.................あの人に。
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