俺の飼い主 僕の異能力ペット

一つの装置

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怪物獣道ファング 願いを求める500チーム

29話 開いた口は一生塞がらない

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「ん~!よく寝た」

目覚めの良い朝、いつもより少し長めに寝てしまった。今日は土曜日。禎は昨日のようにたくさんの異能力ペットに出会わないよう、外に出ず、家の中にいようと、考えていた。しかし

「ただし、起きたか!早くクソうさぎを探しに行くぞ!」
「・・・・・・・・・・」

サシミはそうではなかった。昨日出会った正義達を殺した張本人であるイブ達を倒す事で頭がいっぱいだった。

「僕もあのうさぎは倒したい。でもサシミ、どこにいるかわからないじゃないか。下手に動いて他の異能力ペットに出会っても、また危ないしさ。ね?」
「何回も言ってるよな?俺はムカつく奴と戦いたいんだよ。どんな奴がかかってこようと全員倒してやる。そうと決まったら、行くぞ!サシミ!」
「ちょっと待って、今着替え・・・あれ電話だ。武捨さん?どうしたんだろ?」

電話の相手は隆弘だった。禎は電話の応対ボタンを押してサシミにも聞こえるように、スピーカーモードにした。

『もしもし?澤畑くん?私だ。武捨だ』
「はい。どうしたんですか?」
『今日は何か用事はあるかい?』
「いえ特には「おい!俺達はクソうさぎを探しに行くんだよ!どうせまたお前の家だろ?お前のゴミ屋敷に行ってる暇があったらクソうさぎ倒しに行くっての!」サ・サシミ」

サシミは禎の携帯に向かって怒鳴った。禎の携帯は唾だらけである。

『ゴ・ゴミ屋敷って。というか、そのクソうさぎとは一体?』
「テレビで引っ張りだこの、殺人鬼だよ」
『何!?正体がわかったのか!?」
「正体がわかったってか。戦ったぜ」
「な!














何ーーーーー!?」

電話越しでもわかるほど、隆弘は驚いていた。

「そんなに驚く事かよ」
『君達よく生きてるね』
「お前は失礼だな、あんころ」
「詳しいことは後で話します。場所は武捨さんの家ですか?」

禎がそう言うとサシミは思い出したように

「だ~か~ら~あの汚ねぇ家には行かねぇって行ってんだろうが!」
「サシミ!頭揺らさないで!脳みそが揺れてるから~!」

サシミは禎の胸ぐらを掴んで揺らしていた。すると電話越しの隆弘が

『ふっふっふっふっ』

笑い始めた。サシミは禎の胸ぐらから手を離した。

「どうした?ついに狂ったか?」
『さっきから酷い言われようだが、ここでサシミくんに嬉しいお知らせがある』
「あ?」「お知らせ?」
『ああ、今回の集まりは私の家ではなく


















雨森くんが仲間にした異能力ペットの飼い主の家で行う』
「雨森さんが!?」「何!?」

サシミと禎は目を見開いて驚いていた。智晴がいつのまにか、勧誘していたのだ。いつ!どこで!

「おい!そいつは信じても大丈夫何だろうな!」
『サシミくん、信じれるかじゃない、信じるんだよ』
「大丈夫かよ!その理論!」

サシミが苛立っている中、禎は自分達も仲間を増やした事を話した。

「武捨さん、話すのを忘れてましたが僕達も仲間になってくれるって言う人を見つけたんです」
『本当かい?よし!その人も連れて来てくれ、今日は顔合わせと今後についての話をしよう!』
「ロケを始める前見たいな事言うんじゃねぇ!俺は行くなんて一言も言ってねぇぞ!」
『それじゃ、場所はメールで送る。時間は昼頃、よろしく!』
「はい!」
「無視するんじゃねぇ!」



──────────────────────



『ふーん、で?あたしもそれに参加しろってか?』
「は・はい、そうです」

隆弘との電話が終わってから禎はすぐに由里香に電話をかけた。禎は電話越しからでも伝わってくる、由里香のオーラにビビっていた。

『まぁ、暇だから行ってやるよ』
「本当ですか!ありがとうこざいます!」
「同い年とは思えねぇな」

たまに由里香の声に混じって小さな声で「由里香さん!」「由里香さん!」と声が聞こえてきた。
サシミは禎のそんな姿を蔑んだ目で見ていた。禎は由里香に集合場所の家の住所を教えた。その後禎は私服に着替え、朝ごはんを食べながら隆弘が送ってきた住所を見ていた。

「ただしなんで、ずっと住所見てんだよ」
「いや、ちょっとね、この住所の家思っていたより、僕達の家から近いなって思ってさ」

サシミはキャットフードを手で食べながら首を傾げた。

「まぁ、わかることはハリヤマ達が勧誘した奴って事はかなりヤバイ奴って事はわかるな」
「あはは~」

禎は想像しただけで、真っ青な顔になっていた。




──────────────────────




「で?どっちに行けばいいんだよ」
「えっと、こっちだね」

禎は隆弘から送って貰った、住所を頼りに、智晴が勧誘した飼い主の家に向かっていた。













「おい、この道であってんのかよ」
「うん、あってるよ」












「てか、この道って」
「ま・まさかそんな訳」














「おい、本当にここなんだな?」
「う・うん、ここだね」
「もう一度聞く。ここなんだな?」
「はい、ここです」

禎達は、目的地である飼い主の家に着いた。しかし、その家の外観は見たら一生忘れない、和風の家というか豪邸、ここら辺で一番でかいのではないかというほど大きい。禎達は一度ここを訪れていた。

「きっと何かの間違いだろ?ただし、たかひろに電話しろ」
「そ・そうだね」

禎はそう言って、電話をポケットから出そうとしたその時

「お前ら何やってる」
「!」「サシミ!」

すごい勢いで見た事のある犬がこちらにくると、サシミの喉元に刀を突きつけてきた。

「よぉ~昨日ぶりだな

















剣山」

剣山はサシミを睨みながら、刀の刃文を光らせた。すると

「なんだ?戦いに来たのか?それなら受けて立つ!な・・なんだ!・・か・体が・・動かなく!」
「あ?どうした?剣山?」

剣山が動かなくなった。サシミは何かを察して、禎達が来た道の反対側を見た。そこにいたのは

「何やってんだよあんたら、そこの犬、猫の首元にある刀を戻しな」
「あ・綾さん」
「・・・・・」

剣山は言われた通り動かないテで持っている、刀を消した。その瞬間、サックの能力も解けて、剣山は動けるようになった。

「それで、何故ここに来た?」
「どうやら場所を間違ったみてぇでよ。あの野郎、住所くらい間違えんなっつーの。ただし、電話しろ」
「そ・そうだね。ごめんね剣山。綾さん達もすいません」
「あ?ここじゃねぇのかよ。集合場所」

そして次の瞬間、剣山達の家の門から見てはいけないものが首を出した。











「あ~!ただしんとサシミンでっちゅ!」
「あ!ホントだ!お~い!澤畑くん!サシミくん!」





智晴とハリちゃんが、眩しい笑顔で、剣山の後ろにある門からひょっこり顔を出した。その時剣山は口がぽっかり空いており、サシミと禎も口をあんぐり開けていた。由里香は口に咥えているお菓子を食べていた。

(やっぱりな。俺の予想は当たってた。ハリヤマ達は絶対に















ヤバイ奴を勧誘したと思ってたぜ)









残り・469チーム


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