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season3
母の命か子の命か sideジェイマン
「ナディアッ!!ナディアッ!!」
「落ち着いてください。奥様もお子様も、懸命に闘っておられます。今はとにかく、落ち着いて終わるまでお待ちください」
「旦那様、こちらへ」
「いやだ…いやだよ……ナディアッ……」
“破水”という状況に見舞われた奥様は、そのまま出産する運びになられた。
流れ出た量を見るに、恐らく殆どの“羊水”が出てしまったであろうとの判断から、若先生を筆頭に処置が進められている。
突然の事に混乱していた旦那様も、医師達の様子に状況を察し、今度は奥様を失いたくないと喚くように声をあげていた。
ひとまず隣室へとお連れし、心を落ち着かせるために温かいハーブティーを出すも手を伸ばそうとはせず、ひたすらに祈りを捧げている。
私には子供がふたり…そして孫は六人いた。
そのいずれも安産だったが…かつて同じような状況で命を落とした使用人を思い浮かべてしまい、思わず歯を食いしばる。
まだ旦那様がお生まれになる前の事で、余計な不安を与えない為にも伝えていない。
他の使用人達にも、ご懐妊が分かった時点で一切口を噤むよう指示していた。
「お願いします…ナディアを助けてください…僕にどんな試練を与えたっていい…どんなに苦しい病だろうと構わない…お金が必要なら全財産をなくしたっていい…だからお願いします…ナディアを…いやだ……連れていかないでくれ…父上…母上……オリバー…頼む……っ…」
思わず体が動き…抱き締めました。
あの小さな“ぼっちゃま”だった旦那様が、今では妻と子の窮地に泣いて苦しんでいる。
ただでさえご両親や親友を亡くす痛みと苦しみを知っているのに、今まさに愛する妻と子を失いかけるなど…想像を絶するものだろう。
慟哭する思いは、痛いほど分かる。
「ジェ、、マン…ッ…」
「大丈夫です。若先生のお顔は、おふたりを前に諦めたご様子を一切見せておられませんでした」
気休めかもしれない。
けれど、彼の毅然とした姿勢…力強い眼差しは心強く、このお人ならなんとかしてくれる…何故かそう確信めいたものを感じられた。
「だけどっ、、、ナディアが………ッ…」
旦那様の不安はごもっともである。
医師達が到着するまでの間、どんどん呼吸は浅くなり、顔色は血の気が引いて白くなる一方。
若先生がいらした時には、今にも事切れそうに意識を朦朧とさせていらした。
否が応にも、嘗ての使用人と重なってしまった。
そして若先生から問われた言葉に、旦那様は拳をきつく握り締め……
『…っ……子を…僕達の子を頼みます……っ』
“妻と子のどちらを優先するか”の問いに、深く頭を下げられ、涙を幾つも絨毯に落としながらお答えする姿に、本当に奥様を愛しているのだと伝わってきた。
本当なら『妻を』と言いたかっただろう。
叶うなら『ふたりとも』と言いたかっただろう。
そのどちらをも飲み込んで、最愛の妻の願いであろう『子を』と言葉にされた。
「……っ、、ナディアは…僕が子を選んだことに安心して…まさかそのまま…っ……」
「ありえません。奥様も旦那様を深く愛されております。旦那様を遺して逝かれるなど…絶対にありえません」
長年連れ添い、病に伏してある程度の覚悟を持てた私でさえ、妻を亡くす不安は辛かった。
旦那様達はまだ若い。
夫婦として過ごす時間も未来もまだまだあったはずで…それが断たれようとしている。
娘も、夫の急な事故死で苦しんだ。
それでも立ち直ることが出来たのは、彼との間に生まれた三人の子がいたからだろう。
子が自分と同じように亡くなった彼を思い慕う事で、寄り添い支え合う事が出来た。
だが旦那様は…最悪の場合、そのどちらも残る事はなく失ってしまう。
「僕は……ナディアを失いたくない…っ、、、」
「えぇ、分かっております。必ずやご無事でお戻りになりますから、ここで待ちましょう」
そのまま暫く背中を擦っていたら、ゆるゆると体を離され…なんとも気恥ずかしそうなお顔で…けれど僅かにスッキリしたご様子に内心安堵した。
「ごめん…情けなくて……」
「いいえ、誰だって不安になります。深く愛している奥様なら尚更ですよ」
丸々残っているハーブティーは冷めてしまったから、新しく淹れようとすると……
「ありがとう。でも、これは頂くよ。その…喉が乾いているから、冷たいもので潤したいし」
泣きすぎたせいだろう。
そう口に出来るようになっただけ、幾分か落ち着けたのだと思えてホッとする。
「畏まりました。こちらをどうぞ」
侍女が用意した冷たいタオルをお渡しすると、ソファーにそのまま寝転ばれた。
そして顔全体に広げて乗せ…再び涙を流されているようだが、それには触れず、温冷の両方でお茶を用意をして傍に控えて共に待つ。
未だ無事を知らせる声はかからず…些かの不安が脳裏に過るが、出来ることはない。
静かな部屋の中、不意に亡くなった妻と娘達の顔が浮かび…私もふたりに祈りを捧げた。
ミランダ…ノエル…
頼む……おふたりを守ってくれ…
******
どれだけの時間が経ったのか、一度温かいお茶を淹れようかと思った時……
「お生まれになりました!!元気な男の子です!!」
その言葉に旦那様はガバリと起き上がり、お子様の無事をお喜びになられたのちに、本心では先に問いたかったであろう事を確認された。
「ナディアは!?ナディアは無事なのか!?」
あまりの勢いに、お子様の無事を伝えにきた使用人は一瞬狼狽えるも、気を持ち直して答える。
「は、はいっ!!いえ、まだ若先生が対応されていらっしゃいますが…ですが!!奥様に、
『子供は大丈夫だ、頑張れ。旦那がいれば平気だなんて思うなよ??男はそんなに強くない』
途中、少し聞き取れなかったのですが、
『いやだろ?そうだ、その調子だ。頑張って、ふたりの傍にいてやれ』
と仰いまして、今は産後の処置をされておりますが、『もう大丈夫だ』とも仰っておりました!!」
その内容に、旦那様は崩れ落ちた。
「よ、、よか……た……」
私も全身の力が抜けたがなんとか踏ん張り、遅れてやって来た乳母からお子様を預かると、力なく床を見つめたままの旦那様に声をかける。
「旦那様」
顔をあげた旦那様は、私の腕にいるお子様を視界に捉えられると勢いよく立ち上がり、手を伸ばしかけるも引っ込め、慌てたように濡れタオルで手を拭いて…再びこちらへ伸ばされた。
「ゆ、ゆっくりだぞ。落とすなよっ」
落とすわけがないでしょう…と思うも、自分も初めての時はこうだったなとおかしくもなる。
「そっとですよ…そう、こことここに手を添えてあげますと…そうです」
恐る恐る、繊細な割れ物に触れるように…小さな命を完全に腕の中に受け入れると、それまで少しぐずっていたお子様が、途端に静かになられた。
「やはり、お父様の抱っこが宜しいんですね」
「………僕達の子供……」
「えぇ、おふたりに似てお可愛らしい」
「…あぁ……可愛いな…」
旦那様がふっと笑みを溢すと、生まれたばかりのお子様も笑みを見せた…ような気がする。
まだ赤みが残る状態だが、旦那様がお生まれになられた時のお姿によく似ている気がした。
僅かに生えている髪の色も同じだし、なんとなく瞳も同じなのではないかとも。
「旦那様によく似ていらっしゃる」
「そうか?僕よりナディアに似て欲しいけど…」
そう言いつつも、嬉しそうな旦那様。
分かります…生まれてから漸く実感が沸いて、さらに自分に似ているなど言われると、無性に嬉しくなってしまうものですよね。
私もそうでしたから。
そして息子は実際に私に瓜二つです。
「本当に可愛い…こんなに可愛いのに…僕は…」
そこで声を詰まらせ、眦に涙を溜められた。
「無事にお生まれになられたのです。どのような出産であろうと、待つだけしか出来ない父親は誰しもが不安になるものですよ」
「…そうだろうか……」
「えぇ、そういうものです。生まれてくるまで、父親というのはどうしたって母親である妻を心配してしまうものです。大切なのは、生まれてきてくれた命を愛し、慈しんでお育てになられることです。それに、大変なのはこれからですから」
「えっ……大変って…」
お顔を蒼白くされた様子に、この状況で不安を煽るような言い回しをしてしまったと気付いた。
「いえ、子育てに於いてです。まだ寝ることが仕事である内は…まぁ、それもそれで色々と大変ですが、歩き回るようになれば…お喋りするようになれば…と、その成長の時々で親は苦労するんですよ。それ以上に愛しくもなりますけれども」
「そうなんだな…確かに大変そうだが…ジェイマンの言う通り…この子は苦しい中を闘い抜いて、生まれてこようと頑張り…そして無事にこうして抱けた事が嬉しくて…愛しい…僕にも会いたかったのだろうか」
「勿論です。毎日お声をかけてくれたお父上に、早く会いたいと思って…少しばかりわんぱくをしてしまったのでしょう」
「慌てん坊だな…お前は……」
そして少しした頃、奥様の状態が落ち着いたとの報せが入り、漸くご対面となりました。
「落ち着いてください。奥様もお子様も、懸命に闘っておられます。今はとにかく、落ち着いて終わるまでお待ちください」
「旦那様、こちらへ」
「いやだ…いやだよ……ナディアッ……」
“破水”という状況に見舞われた奥様は、そのまま出産する運びになられた。
流れ出た量を見るに、恐らく殆どの“羊水”が出てしまったであろうとの判断から、若先生を筆頭に処置が進められている。
突然の事に混乱していた旦那様も、医師達の様子に状況を察し、今度は奥様を失いたくないと喚くように声をあげていた。
ひとまず隣室へとお連れし、心を落ち着かせるために温かいハーブティーを出すも手を伸ばそうとはせず、ひたすらに祈りを捧げている。
私には子供がふたり…そして孫は六人いた。
そのいずれも安産だったが…かつて同じような状況で命を落とした使用人を思い浮かべてしまい、思わず歯を食いしばる。
まだ旦那様がお生まれになる前の事で、余計な不安を与えない為にも伝えていない。
他の使用人達にも、ご懐妊が分かった時点で一切口を噤むよう指示していた。
「お願いします…ナディアを助けてください…僕にどんな試練を与えたっていい…どんなに苦しい病だろうと構わない…お金が必要なら全財産をなくしたっていい…だからお願いします…ナディアを…いやだ……連れていかないでくれ…父上…母上……オリバー…頼む……っ…」
思わず体が動き…抱き締めました。
あの小さな“ぼっちゃま”だった旦那様が、今では妻と子の窮地に泣いて苦しんでいる。
ただでさえご両親や親友を亡くす痛みと苦しみを知っているのに、今まさに愛する妻と子を失いかけるなど…想像を絶するものだろう。
慟哭する思いは、痛いほど分かる。
「ジェ、、マン…ッ…」
「大丈夫です。若先生のお顔は、おふたりを前に諦めたご様子を一切見せておられませんでした」
気休めかもしれない。
けれど、彼の毅然とした姿勢…力強い眼差しは心強く、このお人ならなんとかしてくれる…何故かそう確信めいたものを感じられた。
「だけどっ、、、ナディアが………ッ…」
旦那様の不安はごもっともである。
医師達が到着するまでの間、どんどん呼吸は浅くなり、顔色は血の気が引いて白くなる一方。
若先生がいらした時には、今にも事切れそうに意識を朦朧とさせていらした。
否が応にも、嘗ての使用人と重なってしまった。
そして若先生から問われた言葉に、旦那様は拳をきつく握り締め……
『…っ……子を…僕達の子を頼みます……っ』
“妻と子のどちらを優先するか”の問いに、深く頭を下げられ、涙を幾つも絨毯に落としながらお答えする姿に、本当に奥様を愛しているのだと伝わってきた。
本当なら『妻を』と言いたかっただろう。
叶うなら『ふたりとも』と言いたかっただろう。
そのどちらをも飲み込んで、最愛の妻の願いであろう『子を』と言葉にされた。
「……っ、、ナディアは…僕が子を選んだことに安心して…まさかそのまま…っ……」
「ありえません。奥様も旦那様を深く愛されております。旦那様を遺して逝かれるなど…絶対にありえません」
長年連れ添い、病に伏してある程度の覚悟を持てた私でさえ、妻を亡くす不安は辛かった。
旦那様達はまだ若い。
夫婦として過ごす時間も未来もまだまだあったはずで…それが断たれようとしている。
娘も、夫の急な事故死で苦しんだ。
それでも立ち直ることが出来たのは、彼との間に生まれた三人の子がいたからだろう。
子が自分と同じように亡くなった彼を思い慕う事で、寄り添い支え合う事が出来た。
だが旦那様は…最悪の場合、そのどちらも残る事はなく失ってしまう。
「僕は……ナディアを失いたくない…っ、、、」
「えぇ、分かっております。必ずやご無事でお戻りになりますから、ここで待ちましょう」
そのまま暫く背中を擦っていたら、ゆるゆると体を離され…なんとも気恥ずかしそうなお顔で…けれど僅かにスッキリしたご様子に内心安堵した。
「ごめん…情けなくて……」
「いいえ、誰だって不安になります。深く愛している奥様なら尚更ですよ」
丸々残っているハーブティーは冷めてしまったから、新しく淹れようとすると……
「ありがとう。でも、これは頂くよ。その…喉が乾いているから、冷たいもので潤したいし」
泣きすぎたせいだろう。
そう口に出来るようになっただけ、幾分か落ち着けたのだと思えてホッとする。
「畏まりました。こちらをどうぞ」
侍女が用意した冷たいタオルをお渡しすると、ソファーにそのまま寝転ばれた。
そして顔全体に広げて乗せ…再び涙を流されているようだが、それには触れず、温冷の両方でお茶を用意をして傍に控えて共に待つ。
未だ無事を知らせる声はかからず…些かの不安が脳裏に過るが、出来ることはない。
静かな部屋の中、不意に亡くなった妻と娘達の顔が浮かび…私もふたりに祈りを捧げた。
ミランダ…ノエル…
頼む……おふたりを守ってくれ…
******
どれだけの時間が経ったのか、一度温かいお茶を淹れようかと思った時……
「お生まれになりました!!元気な男の子です!!」
その言葉に旦那様はガバリと起き上がり、お子様の無事をお喜びになられたのちに、本心では先に問いたかったであろう事を確認された。
「ナディアは!?ナディアは無事なのか!?」
あまりの勢いに、お子様の無事を伝えにきた使用人は一瞬狼狽えるも、気を持ち直して答える。
「は、はいっ!!いえ、まだ若先生が対応されていらっしゃいますが…ですが!!奥様に、
『子供は大丈夫だ、頑張れ。旦那がいれば平気だなんて思うなよ??男はそんなに強くない』
途中、少し聞き取れなかったのですが、
『いやだろ?そうだ、その調子だ。頑張って、ふたりの傍にいてやれ』
と仰いまして、今は産後の処置をされておりますが、『もう大丈夫だ』とも仰っておりました!!」
その内容に、旦那様は崩れ落ちた。
「よ、、よか……た……」
私も全身の力が抜けたがなんとか踏ん張り、遅れてやって来た乳母からお子様を預かると、力なく床を見つめたままの旦那様に声をかける。
「旦那様」
顔をあげた旦那様は、私の腕にいるお子様を視界に捉えられると勢いよく立ち上がり、手を伸ばしかけるも引っ込め、慌てたように濡れタオルで手を拭いて…再びこちらへ伸ばされた。
「ゆ、ゆっくりだぞ。落とすなよっ」
落とすわけがないでしょう…と思うも、自分も初めての時はこうだったなとおかしくもなる。
「そっとですよ…そう、こことここに手を添えてあげますと…そうです」
恐る恐る、繊細な割れ物に触れるように…小さな命を完全に腕の中に受け入れると、それまで少しぐずっていたお子様が、途端に静かになられた。
「やはり、お父様の抱っこが宜しいんですね」
「………僕達の子供……」
「えぇ、おふたりに似てお可愛らしい」
「…あぁ……可愛いな…」
旦那様がふっと笑みを溢すと、生まれたばかりのお子様も笑みを見せた…ような気がする。
まだ赤みが残る状態だが、旦那様がお生まれになられた時のお姿によく似ている気がした。
僅かに生えている髪の色も同じだし、なんとなく瞳も同じなのではないかとも。
「旦那様によく似ていらっしゃる」
「そうか?僕よりナディアに似て欲しいけど…」
そう言いつつも、嬉しそうな旦那様。
分かります…生まれてから漸く実感が沸いて、さらに自分に似ているなど言われると、無性に嬉しくなってしまうものですよね。
私もそうでしたから。
そして息子は実際に私に瓜二つです。
「本当に可愛い…こんなに可愛いのに…僕は…」
そこで声を詰まらせ、眦に涙を溜められた。
「無事にお生まれになられたのです。どのような出産であろうと、待つだけしか出来ない父親は誰しもが不安になるものですよ」
「…そうだろうか……」
「えぇ、そういうものです。生まれてくるまで、父親というのはどうしたって母親である妻を心配してしまうものです。大切なのは、生まれてきてくれた命を愛し、慈しんでお育てになられることです。それに、大変なのはこれからですから」
「えっ……大変って…」
お顔を蒼白くされた様子に、この状況で不安を煽るような言い回しをしてしまったと気付いた。
「いえ、子育てに於いてです。まだ寝ることが仕事である内は…まぁ、それもそれで色々と大変ですが、歩き回るようになれば…お喋りするようになれば…と、その成長の時々で親は苦労するんですよ。それ以上に愛しくもなりますけれども」
「そうなんだな…確かに大変そうだが…ジェイマンの言う通り…この子は苦しい中を闘い抜いて、生まれてこようと頑張り…そして無事にこうして抱けた事が嬉しくて…愛しい…僕にも会いたかったのだろうか」
「勿論です。毎日お声をかけてくれたお父上に、早く会いたいと思って…少しばかりわんぱくをしてしまったのでしょう」
「慌てん坊だな…お前は……」
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