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魔女の誕生編
ep3 なんかヤバいけど、まだ生きてるから大丈夫!
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「おい、空鳥? 今さっき、ネジが変な飛び方をしなかったか?」
「あ、え? い、いや~。作業用の油が手に残ってたのかな? なんか、くっついちゃった」
「そんな簡単な話か? お前の手の甲に飛んでったように見えたぞ?」
「あ、油が磁力を帯びてたんだよ! いやー! これはアタシの失態だね! このままだと修理できないから、手袋をつけとくか!」
何気なく見える出来事だったが、タケゾーは見逃していなかった。
こいつ、無駄に観察眼があるな。流石はアタシの幼馴染。
とりあえずはこちらもゴム手袋を取り出し、両手に装着することで誤魔化す。
――こうなった理由には心当たりがある。
アタシの体に鉄でできたネジがくっつく現象。どう考えても、昨日の夜に間違って飲んだマグネットリキッドの影響だ。
どうやら、アタシの体は現在、磁力を帯びていると見える。
それを誤魔化すためにも、まくっていた作業着の袖も元に戻し、できるだけ素肌を見せないように――
ザラザラ ザラザラ
「……おい、空鳥。その作業着についてる黒い粉は何だ?」
「え!? あ!? これ!? い、いやー、昨日は金属加工をしてたから、その時の鉄粉がついてたみたいだねー! アハハハー!」
――そう考えていたら、余計にボロが出てしまった。
作業着の袖から溢れ出たのは確かに鉄粉だが、普通はこんなに大量に付着しない。そもそも、昨日は金属加工なんてしてない。
それなのに、メッチャザラザラと鉄粉が出てくる。
これもアタシの体が磁力を帯びた影響だ。鉄粉と一緒にボロまで零れ落ちる。
このままだとマズい。タケゾーは昔から、アタシに対して心配性なんだ。
もしもこれで、アタシが『ヤバい材料の含まれた液体を間違って口にした』なんて知られたら、病院に行けだの何だので色々グチグチ言われてしまう。
しかし、この件は完全にアタシの自損事故だ。
そもそも『磁石と放射性物質を混ぜ合わせものを飲んじゃいました』なんて話、どうやって説明しろと?
よく分かんないけど、保険適用外じゃないかな、これ?
アタシ、ただでさえ借金抱えてるのよ?
ちょーっと体が磁力を帯びてる程度だから、こんなの全然大丈夫なはず。
――説明すると、アタシの立場も色々とマズくなるし。
「なあ、本当に大丈夫なんだよな? お前まさか、何か変な実験でもして――」
「大丈夫っつったら、大丈夫っつーの! しつこい男だねぇ! そんなんだから、いまだに彼女もできないんだよ!」
「なっ……!? お、俺に彼女がいないのは、関係ないだろ!?」
だから、アタシはどうしてもタケゾーの意識を逸らす必要がある。
こういう時のお約束は恋愛話。タケゾーは見た目は美少年のくせに、どういうわけか彼女がいたことがない。
モテなかったわけではなく、小学校も中学校もその容姿でモテていた。別の高校に進学した時も、隠れた人気者だったとか。
それだというのに、ロクにアタシ以外の女の子と遊んでるところを見たことがない。
実にもったいない話だ。まあ、誰かと付き合ったところで、このしつこい性格のせいで長続きはしなさそうだけど。
「ねーねー。タケゾーせんせーのかのじょって、ジュンせんせーじゃないのー?」
「タケゾーせんせーとジュンせんせーって、つきあってるんじゃないのー?」
そんなことをアタシが考えているなどと、純真無垢な子供達が知る由もなし。
アタシとタケゾーの様子を見て、目をキラキラさせながら尋ねてくる。
まあ、まだまだ幼い子供達から見れば、幼馴染の腐れ縁など理解できるものでもない。
――だが、これはいいタイミング。話題を逸らすのには丁度いい。
「アタシとタケゾーが恋人同士~? そんなわけないじゃ~ん。こーんなにしつこくて女っぽい男、アタシのタイプじゃないし~」
「な、なな……!? 俺だって、お前みたいにガサツで男っぽい女なんてごめんだ!」
「お~? 言うね~? それだったら、あんたも早く彼女の一人でも作って、子供達に紹介してあげたらどうだい? タケゾーせ・ん・せ・い」
「だから、タケゾーって呼ぶな! 空鳥がそう呼ぶから、子供達まで真似するんだぞ!?」
白々しくはあるが、アタシは子供達の前でタケゾーとの恋人関係を否定する。
それを聞いたタケゾーは、その端正な顔を真っ赤に染めて、アタシに対して言い返してくる。
実に単純。昔から変わらない。
タケゾーって、他の人から恋愛絡みで何か言われても流すのに、アタシに対してだけは流さない。不思議なことに。
「いいじゃーん。タケゾーって、呼びやすよね~? みんな~?」
「うん! タケゾーせんせー! よびやすい!」
「タケゾーせんせー! すき! ジュンせんせーもすき!」
「おい!? 何を盛り上げてるんだよ!? 空鳥ぃい!?」
さらにアタシが子供達を巻き込めば、一層ムキになるのも予想通り。
実に単純な男だね。そんなのだから、まともに恋愛もできないんだよ。
■
「――はい! 終ーわりーっと!」
「ジュンせんせー! ありがとー!」
そんなこんなでタケゾーをおちょくりながらだが、今回の仕事は無事に完了。
子供達は直ったオモチャを持って、嬉しそうにはしゃいでいる。
どれだけオモチャの性能が上がっても、楽しむ子供の姿は変わらぬものだ。
「いやー、変わらない大切さって、あるもんだよね~」
「お前はちょっとぐらい変われ……。昔っから、人の気も知らずにおちょくり倒しやがって……」
そんな子供達の姿を見て、ほっこり微笑むアタシ。その横で、ゲンナリ肩を落とすタケゾー。
タケゾーには悪いけど、これでアタシの体が磁力を帯びてることから話を逸らせれた。
許せ、タケゾー。アタシはしつこく心配されるのが苦手なんだ。
「そいじゃ、仕事も終わったことだし、アタシは帰るとすっかねぇ」
「まあ、仕事については助かるよ。でも、今度また俺のことをおちょくったら、契約打ち切るぞ?」
「アタシとこの保育園を繋いでくれたのはタケゾーだけど、新人保育士君にそんな権限があるの?」
「いや……ない」
やることも終わったので、アタシは工具箱を手に取って保育園の外へと向かう。
タケゾーもアタシを見送るために付き添ってくれるが、その際にするのはまたしてもいつもの小言。
口ではタケゾーもアタシのことを色々と言ってくるが、結局のところアタシを突き放しはしない。
アタシもさっきは色々と言ったけど、こいつは根本的にお人好しだ。園児に気に入られている様子からも分かる。
――てか、マジでなんでこれで彼女いないのよ?
顔もいいし、超優良物件じゃん。
「まっ、タケゾーも頑張るこったね。これでも一応は応援してやんよ」
「『一応』は余計だっての。空鳥こそ、工場を守るために無茶だけはするなよ?」
「りょーかい、りょーかい。鷹広のおっちゃんと同じようなことを言うもんだ」
そうこう何気なく歩いていると、保育園の門のところまでやって来た。
今日の仕事はここまでだけど、帰ったら借金返済のことも考えないといけない。
それと、マグネットリキッドの影響調査も。一時的なものだとは思うが、アタシの体が磁石になったら、私生活にまで影響が出まくりだ。
「あー! タケゾーせんせーとジュンせんせーだー! やっほー!」
「あっ! こら! 勝手に保育園の外に出るんじゃない!」
後のことを少し考えこんでいると、前方から子供の声が聞こえてきた。
どうやら、園児の一人が保育園を出て、勝手に道路の向こう側にある歩道に行ってしまったようだ。
そして、それを叱るタケゾー。先生ってのも大変だね。
ブオォォオオオ!!
「……え? あ、あのトラック、おかしくない?」
――そんな時、豪快なエンジン音を響かせて、一台のトラックが遠くからこちらへ走って来た。
だが、どうにもおかしい。ここは狭い住宅街なのに、トラックの速度は軽く60km/hは超えている。
気になったアタシは、運転席に目を向けてみると――
「や、やっべぇ!? あの運転手、寝てんじゃないかい!?」
「あ、え? い、いや~。作業用の油が手に残ってたのかな? なんか、くっついちゃった」
「そんな簡単な話か? お前の手の甲に飛んでったように見えたぞ?」
「あ、油が磁力を帯びてたんだよ! いやー! これはアタシの失態だね! このままだと修理できないから、手袋をつけとくか!」
何気なく見える出来事だったが、タケゾーは見逃していなかった。
こいつ、無駄に観察眼があるな。流石はアタシの幼馴染。
とりあえずはこちらもゴム手袋を取り出し、両手に装着することで誤魔化す。
――こうなった理由には心当たりがある。
アタシの体に鉄でできたネジがくっつく現象。どう考えても、昨日の夜に間違って飲んだマグネットリキッドの影響だ。
どうやら、アタシの体は現在、磁力を帯びていると見える。
それを誤魔化すためにも、まくっていた作業着の袖も元に戻し、できるだけ素肌を見せないように――
ザラザラ ザラザラ
「……おい、空鳥。その作業着についてる黒い粉は何だ?」
「え!? あ!? これ!? い、いやー、昨日は金属加工をしてたから、その時の鉄粉がついてたみたいだねー! アハハハー!」
――そう考えていたら、余計にボロが出てしまった。
作業着の袖から溢れ出たのは確かに鉄粉だが、普通はこんなに大量に付着しない。そもそも、昨日は金属加工なんてしてない。
それなのに、メッチャザラザラと鉄粉が出てくる。
これもアタシの体が磁力を帯びた影響だ。鉄粉と一緒にボロまで零れ落ちる。
このままだとマズい。タケゾーは昔から、アタシに対して心配性なんだ。
もしもこれで、アタシが『ヤバい材料の含まれた液体を間違って口にした』なんて知られたら、病院に行けだの何だので色々グチグチ言われてしまう。
しかし、この件は完全にアタシの自損事故だ。
そもそも『磁石と放射性物質を混ぜ合わせものを飲んじゃいました』なんて話、どうやって説明しろと?
よく分かんないけど、保険適用外じゃないかな、これ?
アタシ、ただでさえ借金抱えてるのよ?
ちょーっと体が磁力を帯びてる程度だから、こんなの全然大丈夫なはず。
――説明すると、アタシの立場も色々とマズくなるし。
「なあ、本当に大丈夫なんだよな? お前まさか、何か変な実験でもして――」
「大丈夫っつったら、大丈夫っつーの! しつこい男だねぇ! そんなんだから、いまだに彼女もできないんだよ!」
「なっ……!? お、俺に彼女がいないのは、関係ないだろ!?」
だから、アタシはどうしてもタケゾーの意識を逸らす必要がある。
こういう時のお約束は恋愛話。タケゾーは見た目は美少年のくせに、どういうわけか彼女がいたことがない。
モテなかったわけではなく、小学校も中学校もその容姿でモテていた。別の高校に進学した時も、隠れた人気者だったとか。
それだというのに、ロクにアタシ以外の女の子と遊んでるところを見たことがない。
実にもったいない話だ。まあ、誰かと付き合ったところで、このしつこい性格のせいで長続きはしなさそうだけど。
「ねーねー。タケゾーせんせーのかのじょって、ジュンせんせーじゃないのー?」
「タケゾーせんせーとジュンせんせーって、つきあってるんじゃないのー?」
そんなことをアタシが考えているなどと、純真無垢な子供達が知る由もなし。
アタシとタケゾーの様子を見て、目をキラキラさせながら尋ねてくる。
まあ、まだまだ幼い子供達から見れば、幼馴染の腐れ縁など理解できるものでもない。
――だが、これはいいタイミング。話題を逸らすのには丁度いい。
「アタシとタケゾーが恋人同士~? そんなわけないじゃ~ん。こーんなにしつこくて女っぽい男、アタシのタイプじゃないし~」
「な、なな……!? 俺だって、お前みたいにガサツで男っぽい女なんてごめんだ!」
「お~? 言うね~? それだったら、あんたも早く彼女の一人でも作って、子供達に紹介してあげたらどうだい? タケゾーせ・ん・せ・い」
「だから、タケゾーって呼ぶな! 空鳥がそう呼ぶから、子供達まで真似するんだぞ!?」
白々しくはあるが、アタシは子供達の前でタケゾーとの恋人関係を否定する。
それを聞いたタケゾーは、その端正な顔を真っ赤に染めて、アタシに対して言い返してくる。
実に単純。昔から変わらない。
タケゾーって、他の人から恋愛絡みで何か言われても流すのに、アタシに対してだけは流さない。不思議なことに。
「いいじゃーん。タケゾーって、呼びやすよね~? みんな~?」
「うん! タケゾーせんせー! よびやすい!」
「タケゾーせんせー! すき! ジュンせんせーもすき!」
「おい!? 何を盛り上げてるんだよ!? 空鳥ぃい!?」
さらにアタシが子供達を巻き込めば、一層ムキになるのも予想通り。
実に単純な男だね。そんなのだから、まともに恋愛もできないんだよ。
■
「――はい! 終ーわりーっと!」
「ジュンせんせー! ありがとー!」
そんなこんなでタケゾーをおちょくりながらだが、今回の仕事は無事に完了。
子供達は直ったオモチャを持って、嬉しそうにはしゃいでいる。
どれだけオモチャの性能が上がっても、楽しむ子供の姿は変わらぬものだ。
「いやー、変わらない大切さって、あるもんだよね~」
「お前はちょっとぐらい変われ……。昔っから、人の気も知らずにおちょくり倒しやがって……」
そんな子供達の姿を見て、ほっこり微笑むアタシ。その横で、ゲンナリ肩を落とすタケゾー。
タケゾーには悪いけど、これでアタシの体が磁力を帯びてることから話を逸らせれた。
許せ、タケゾー。アタシはしつこく心配されるのが苦手なんだ。
「そいじゃ、仕事も終わったことだし、アタシは帰るとすっかねぇ」
「まあ、仕事については助かるよ。でも、今度また俺のことをおちょくったら、契約打ち切るぞ?」
「アタシとこの保育園を繋いでくれたのはタケゾーだけど、新人保育士君にそんな権限があるの?」
「いや……ない」
やることも終わったので、アタシは工具箱を手に取って保育園の外へと向かう。
タケゾーもアタシを見送るために付き添ってくれるが、その際にするのはまたしてもいつもの小言。
口ではタケゾーもアタシのことを色々と言ってくるが、結局のところアタシを突き放しはしない。
アタシもさっきは色々と言ったけど、こいつは根本的にお人好しだ。園児に気に入られている様子からも分かる。
――てか、マジでなんでこれで彼女いないのよ?
顔もいいし、超優良物件じゃん。
「まっ、タケゾーも頑張るこったね。これでも一応は応援してやんよ」
「『一応』は余計だっての。空鳥こそ、工場を守るために無茶だけはするなよ?」
「りょーかい、りょーかい。鷹広のおっちゃんと同じようなことを言うもんだ」
そうこう何気なく歩いていると、保育園の門のところまでやって来た。
今日の仕事はここまでだけど、帰ったら借金返済のことも考えないといけない。
それと、マグネットリキッドの影響調査も。一時的なものだとは思うが、アタシの体が磁石になったら、私生活にまで影響が出まくりだ。
「あー! タケゾーせんせーとジュンせんせーだー! やっほー!」
「あっ! こら! 勝手に保育園の外に出るんじゃない!」
後のことを少し考えこんでいると、前方から子供の声が聞こえてきた。
どうやら、園児の一人が保育園を出て、勝手に道路の向こう側にある歩道に行ってしまったようだ。
そして、それを叱るタケゾー。先生ってのも大変だね。
ブオォォオオオ!!
「……え? あ、あのトラック、おかしくない?」
――そんな時、豪快なエンジン音を響かせて、一台のトラックが遠くからこちらへ走って来た。
だが、どうにもおかしい。ここは狭い住宅街なのに、トラックの速度は軽く60km/hは超えている。
気になったアタシは、運転席に目を向けてみると――
「や、やっべぇ!? あの運転手、寝てんじゃないかい!?」
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