42 / 465
魔女の誕生編
ep42 警部さんにバレちゃった!?
しおりを挟む
「な、なな……!? ジュ、ジュンチャンッテ、ドナタデスカ?」
「いや、もうそんな下手な誤魔化しは無駄だよ。俺も確証を持って、隼ちゃんこそが空色の魔女だって思ってるから」
嫌な予感が的中すると、途端に口ごもって変な片言になっちゃうよね。
洗居さんの時と同じく、タケゾー父にもアタシの正体を見破られてしまいました。
何? 一つの職業で超一流の人って、洞察力がこんなに半端ないものなの?
もうここまで問い詰められては、アタシも誤魔化しきれないと悟るしかない。
御見それしました。ポリス・レッドフィールド。
「……アタシも流石に観念するけど、どうして正体が分かったわけ? てか、その口ぶりだと、結構前から気付いてたって感じ?」
「そうだな。隼ちゃんが通り魔を撃退したあたりから気付いていた」
「それって、かなり早い段階じゃない!? そんなに早くからバレてたの!?」
しかも恐ろしいことに、タケゾー父はアタシが怪人ムキムキタンクトップを退治したあたりから、とっくに正体に気付いていたようだ。
それって、あの巨大怪鳥が現れるより前じゃん。洗居さんより先に気付いてるじゃん。
「まあ、当時は確証まではなかったがな。ただ、それに気付いてその後の隼ちゃんの様子を見てると、どんどんと確証が持てたよ」
「それって……例えば?」
「前に俺の家で一緒に夕飯を食べただろう? あの時、空色の魔女を逮捕するという話をわざと出してみたんだが、隼ちゃんは明らかに食いついてきた。普通ならばそんな警察内部の情報なんて、たとえ息子の幼馴染であっても、簡単には話さないのにさ」
「あああぁ!?」
さらに明かされる真実として、タケゾー父はアタシこそが空色の魔女だという推測のもと、カマまでかけてきていたのだった。
完全に迂闊だった。よくよく考えれば、普通は警察内部の情報なんて、おいそれと話すものではない。
ポリス・レッドフィールド――流石はできる男だ。
「その推測のもと、俺は空色の魔女である隼ちゃんに接触を測ってみた。そしてその様子を間近で見てみれば、君の使っている魔法のような力は、あくまで科学的な論理に基づいていることも分かってきた。かなりのレベルの科学力だが、あの空鳥夫妻の娘である隼ちゃんだからこそ、それらのことも可能だったのだろ?」
「そ、そこまで全部見透かされてたなんて……!?」
今のアタシはもう完全にタケゾー父に手玉に取られている感じだ。完全にアタシは手の平で踊らされていた。
もう色々と敵わない。アタシのような齢二十程度の小娘では、熟練の警部の話術に勝ち目なんてあるはずもない。
「ハァ~……。これで二人目だよ……。洗居さんにもバレちゃったしさ」
「ほう? あの超一流の清掃用務員にも見破られていたか。彼女もまた、一つの道を究めた故の観察力でも持っているのかな?」
「そんな気がするね。あーあ……。幼馴染のタケゾーにはまだ見破られてないのにさ」
アタシはタケゾー父と隣り合わせになりながら、屋上の柵に腕を乗せて話を続ける。
なんだか思いっきり踊らされたせいなのか、どうにも気が抜けて魔女モードの解除もしていない。
落ちていく夕陽を眺めながら、どこか黄昏た気分にもなってしまう。
――ここまで洗居さんとタケゾー父に見破られたのはもう仕方ないとして、どうしてタケゾーは気付かないのかな?
そりゃ、タケゾーは空色の魔女と関わる機会も少ないし、気付く機会は少ないとは思うよ?
それでも、あいつは誰よりもアタシと関わって来た人間だ。ちょっとは気付く素振りぐらい見せてもよくないかな?
――てか、なんでアタシはこんなにタケゾーのことを気にしてんだろ?
むしろ、タケゾーには正体がバレたくないと考えてたはずだ。アタシの正体をタケゾーが知れば、あいつを危険な目に遭わせてしまうからだ。
それなのに、今はどうしてかアタシ自身が身バレを望んでいるような気さえしてしまう。
――よく分からない。でも、なんだかモヤモヤする。
「なあ、隼ちゃん。武蔵にはこのことを話さないのか?」
「話せないよ……。アタシって、たださえさっきみたいに危険な目に遭ってるんだよ? これでタケゾーに話して、あいつにまで危険が及んだらと考えると――」
「ハハハ! そこまで気に病む必要もないさ。あいつなら、隼ちゃんの気持ちもしっかり理解してくれるだろうよ」
そんなアタシの心のモヤモヤを読まれでもしたのか、タケゾー父はその話題を振ってくる。
親子の縁なのか、アタシとも長い付き合いだからなのか、その言葉はどこか信用できてくる。
「本当にタケゾーが理解してくれる? あいつなら、真っ先にアタシに空色の魔女をやめさせようとしてくるでしょ?」
「まあ、あいつは隼ちゃんには特に心配性だからな。だが、昨日だってそうだったろう? あいつはしっかりと話してくれた言葉になら、最終的には理解を示すさ」
「……仮に理解してくれても、アタシの傍にタケゾーがいると、危険に巻き込んじゃうよ? アタシはそんなの嫌だよ?」
「その気持ちも武蔵に正直に話すといいさ。安心しなさい。あいつなら、隼ちゃんの全てを受け入れてくれるさ」
流石は父親の言葉だけのことはあり、アタシの頭の中にもすんなり内容が入ってくれる。
もしかすると、このモヤモヤも本当はタケゾーに全部を話したいという、アタシの本心なのかもしれない。
そんな気持ちも、タケゾー父は汲み取ってくれている。
なんだか、アタシの父さんを思い出す。鷹広のおっちゃんじゃなくて、こんな人が親戚にいて欲しかったかな。
――話を聞いてると、タケゾーにも話せそうな気がしてきた。
「……うん。ありがとね。アタシ、もう一度タケゾーに話してみようと思う」
「ああ。だが、焦る必要はない。ジェットアーマーの開発も頼んではいるが、今は何よりあのデザイアガルダをどうにかするのが先決だ」
「……ん? 『デザイアガルダ』って……何?」
少しタケゾー父の言葉で勇気を貰えたが、そこに不意打ちのように聞いたことのない言葉が飛んできた。
デザイアガルダ? 『デザイア』は欲望で『ガルダ』は神話か何かの鳥だったっけ?
「ああ、すまない。デザイアガルダというのは、あの巨大怪鳥に対してつけたコードネームだ。いつまでも『巨大怪鳥のままじゃ味気ない』って対策室の方で言うもんだから、若いのに適当な名前をつけさせた」
「パッと見カッコよさそうだけど、直訳すると『欲望の鳥』ってな感じじゃん。いくらなんでも、安直すぎないかねぇ?」
「あくまでコードネームだからな。そんなもんだ」
どうやら、あの巨大怪鳥にはデザイアガルダなどという、ちょっと大層な名前がついたようだ。
ストレートなネーミングだとは思うけど、気持ちは分からなくもないか。なんかああいうモンスターとかには、横文字で名前をつけたくなるよね。
――そういや、アタシもムキムキタンクトップとか勝手に名付けたりしてたや。
「でもそうなると、アタシにも何か対策室内部でのコードネームがあったりするのかな? 空色の魔女だから『スカイウィッチ』とか?」
「いや、君には今のところ、何もコードネームはない。それに、空色の魔女の直訳じゃ味気なくないかね?」
「だったら、親父さんはどんなコードネームをつけるよ?」
「そうだな……。君の力は魔法のように見えて、しっかりと科学的な知見が含まれているようだし――」
そんな話から気になったのは、アタシにも似たようなコードネームがないのかということ。
なんだか、デザイアガルダだけズルいと思うよね。それと戦ってるアタシにだって、横文字でちょっとカッコいい漢字のネームが欲しいよね。
世間では空色の魔女なんて呼ばれてるけど、タケゾー父が考え出したのは――
「『サイエンスウィッチ』……なんてのはどうかね?」
――『科学の魔女』の直訳というシンプルさながらも、しっくりと来るネーミング。
悪くないんじゃないかな? 間違ってもないし、これもまた空色の魔女の特色の一つだ。
「それなら世間様の呼び名も交えて、アタシはさしずめ『空色のサイエンスウィッチ』ってところかい?」
「ハハハ! それも悪くないかもな! いずれにせよ、気に入ってくれたようだね。それなら、俺の方から対策室にはサイエンスウィッチで話を通しておこう」
なんとなくの流れではあったが、アタシにもデザイアガルダと同じようなコードネームが出来上がった。
これからもあの鳥畜生との戦いは続くし、こういう気分的な要素も必要だよね。
世間ではこれからも空色の魔女と呼ばれるだろうけど、これはアタシの新たな決意と共に背負った名前となる。
――空色のサイエンスウィッチ。
それがアタシの使命と共に背負った、もう一つの名前だ。
「いや、もうそんな下手な誤魔化しは無駄だよ。俺も確証を持って、隼ちゃんこそが空色の魔女だって思ってるから」
嫌な予感が的中すると、途端に口ごもって変な片言になっちゃうよね。
洗居さんの時と同じく、タケゾー父にもアタシの正体を見破られてしまいました。
何? 一つの職業で超一流の人って、洞察力がこんなに半端ないものなの?
もうここまで問い詰められては、アタシも誤魔化しきれないと悟るしかない。
御見それしました。ポリス・レッドフィールド。
「……アタシも流石に観念するけど、どうして正体が分かったわけ? てか、その口ぶりだと、結構前から気付いてたって感じ?」
「そうだな。隼ちゃんが通り魔を撃退したあたりから気付いていた」
「それって、かなり早い段階じゃない!? そんなに早くからバレてたの!?」
しかも恐ろしいことに、タケゾー父はアタシが怪人ムキムキタンクトップを退治したあたりから、とっくに正体に気付いていたようだ。
それって、あの巨大怪鳥が現れるより前じゃん。洗居さんより先に気付いてるじゃん。
「まあ、当時は確証まではなかったがな。ただ、それに気付いてその後の隼ちゃんの様子を見てると、どんどんと確証が持てたよ」
「それって……例えば?」
「前に俺の家で一緒に夕飯を食べただろう? あの時、空色の魔女を逮捕するという話をわざと出してみたんだが、隼ちゃんは明らかに食いついてきた。普通ならばそんな警察内部の情報なんて、たとえ息子の幼馴染であっても、簡単には話さないのにさ」
「あああぁ!?」
さらに明かされる真実として、タケゾー父はアタシこそが空色の魔女だという推測のもと、カマまでかけてきていたのだった。
完全に迂闊だった。よくよく考えれば、普通は警察内部の情報なんて、おいそれと話すものではない。
ポリス・レッドフィールド――流石はできる男だ。
「その推測のもと、俺は空色の魔女である隼ちゃんに接触を測ってみた。そしてその様子を間近で見てみれば、君の使っている魔法のような力は、あくまで科学的な論理に基づいていることも分かってきた。かなりのレベルの科学力だが、あの空鳥夫妻の娘である隼ちゃんだからこそ、それらのことも可能だったのだろ?」
「そ、そこまで全部見透かされてたなんて……!?」
今のアタシはもう完全にタケゾー父に手玉に取られている感じだ。完全にアタシは手の平で踊らされていた。
もう色々と敵わない。アタシのような齢二十程度の小娘では、熟練の警部の話術に勝ち目なんてあるはずもない。
「ハァ~……。これで二人目だよ……。洗居さんにもバレちゃったしさ」
「ほう? あの超一流の清掃用務員にも見破られていたか。彼女もまた、一つの道を究めた故の観察力でも持っているのかな?」
「そんな気がするね。あーあ……。幼馴染のタケゾーにはまだ見破られてないのにさ」
アタシはタケゾー父と隣り合わせになりながら、屋上の柵に腕を乗せて話を続ける。
なんだか思いっきり踊らされたせいなのか、どうにも気が抜けて魔女モードの解除もしていない。
落ちていく夕陽を眺めながら、どこか黄昏た気分にもなってしまう。
――ここまで洗居さんとタケゾー父に見破られたのはもう仕方ないとして、どうしてタケゾーは気付かないのかな?
そりゃ、タケゾーは空色の魔女と関わる機会も少ないし、気付く機会は少ないとは思うよ?
それでも、あいつは誰よりもアタシと関わって来た人間だ。ちょっとは気付く素振りぐらい見せてもよくないかな?
――てか、なんでアタシはこんなにタケゾーのことを気にしてんだろ?
むしろ、タケゾーには正体がバレたくないと考えてたはずだ。アタシの正体をタケゾーが知れば、あいつを危険な目に遭わせてしまうからだ。
それなのに、今はどうしてかアタシ自身が身バレを望んでいるような気さえしてしまう。
――よく分からない。でも、なんだかモヤモヤする。
「なあ、隼ちゃん。武蔵にはこのことを話さないのか?」
「話せないよ……。アタシって、たださえさっきみたいに危険な目に遭ってるんだよ? これでタケゾーに話して、あいつにまで危険が及んだらと考えると――」
「ハハハ! そこまで気に病む必要もないさ。あいつなら、隼ちゃんの気持ちもしっかり理解してくれるだろうよ」
そんなアタシの心のモヤモヤを読まれでもしたのか、タケゾー父はその話題を振ってくる。
親子の縁なのか、アタシとも長い付き合いだからなのか、その言葉はどこか信用できてくる。
「本当にタケゾーが理解してくれる? あいつなら、真っ先にアタシに空色の魔女をやめさせようとしてくるでしょ?」
「まあ、あいつは隼ちゃんには特に心配性だからな。だが、昨日だってそうだったろう? あいつはしっかりと話してくれた言葉になら、最終的には理解を示すさ」
「……仮に理解してくれても、アタシの傍にタケゾーがいると、危険に巻き込んじゃうよ? アタシはそんなの嫌だよ?」
「その気持ちも武蔵に正直に話すといいさ。安心しなさい。あいつなら、隼ちゃんの全てを受け入れてくれるさ」
流石は父親の言葉だけのことはあり、アタシの頭の中にもすんなり内容が入ってくれる。
もしかすると、このモヤモヤも本当はタケゾーに全部を話したいという、アタシの本心なのかもしれない。
そんな気持ちも、タケゾー父は汲み取ってくれている。
なんだか、アタシの父さんを思い出す。鷹広のおっちゃんじゃなくて、こんな人が親戚にいて欲しかったかな。
――話を聞いてると、タケゾーにも話せそうな気がしてきた。
「……うん。ありがとね。アタシ、もう一度タケゾーに話してみようと思う」
「ああ。だが、焦る必要はない。ジェットアーマーの開発も頼んではいるが、今は何よりあのデザイアガルダをどうにかするのが先決だ」
「……ん? 『デザイアガルダ』って……何?」
少しタケゾー父の言葉で勇気を貰えたが、そこに不意打ちのように聞いたことのない言葉が飛んできた。
デザイアガルダ? 『デザイア』は欲望で『ガルダ』は神話か何かの鳥だったっけ?
「ああ、すまない。デザイアガルダというのは、あの巨大怪鳥に対してつけたコードネームだ。いつまでも『巨大怪鳥のままじゃ味気ない』って対策室の方で言うもんだから、若いのに適当な名前をつけさせた」
「パッと見カッコよさそうだけど、直訳すると『欲望の鳥』ってな感じじゃん。いくらなんでも、安直すぎないかねぇ?」
「あくまでコードネームだからな。そんなもんだ」
どうやら、あの巨大怪鳥にはデザイアガルダなどという、ちょっと大層な名前がついたようだ。
ストレートなネーミングだとは思うけど、気持ちは分からなくもないか。なんかああいうモンスターとかには、横文字で名前をつけたくなるよね。
――そういや、アタシもムキムキタンクトップとか勝手に名付けたりしてたや。
「でもそうなると、アタシにも何か対策室内部でのコードネームがあったりするのかな? 空色の魔女だから『スカイウィッチ』とか?」
「いや、君には今のところ、何もコードネームはない。それに、空色の魔女の直訳じゃ味気なくないかね?」
「だったら、親父さんはどんなコードネームをつけるよ?」
「そうだな……。君の力は魔法のように見えて、しっかりと科学的な知見が含まれているようだし――」
そんな話から気になったのは、アタシにも似たようなコードネームがないのかということ。
なんだか、デザイアガルダだけズルいと思うよね。それと戦ってるアタシにだって、横文字でちょっとカッコいい漢字のネームが欲しいよね。
世間では空色の魔女なんて呼ばれてるけど、タケゾー父が考え出したのは――
「『サイエンスウィッチ』……なんてのはどうかね?」
――『科学の魔女』の直訳というシンプルさながらも、しっくりと来るネーミング。
悪くないんじゃないかな? 間違ってもないし、これもまた空色の魔女の特色の一つだ。
「それなら世間様の呼び名も交えて、アタシはさしずめ『空色のサイエンスウィッチ』ってところかい?」
「ハハハ! それも悪くないかもな! いずれにせよ、気に入ってくれたようだね。それなら、俺の方から対策室にはサイエンスウィッチで話を通しておこう」
なんとなくの流れではあったが、アタシにもデザイアガルダと同じようなコードネームが出来上がった。
これからもあの鳥畜生との戦いは続くし、こういう気分的な要素も必要だよね。
世間ではこれからも空色の魔女と呼ばれるだろうけど、これはアタシの新たな決意と共に背負った名前となる。
――空色のサイエンスウィッチ。
それがアタシの使命と共に背負った、もう一つの名前だ。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜
リョウ
ファンタジー
僕は十年程闘病の末、あの世に。
そこで出会った神様に手違いで寿命が縮められたという説明をされ、地球で幸せな転生をする事になった…が何故か異世界転生してしまう。なんでだ?
幸い優しい両親と、兄と姉に囲まれ事なきを得たのだが、兄達が優秀で僕はいずれ家を出てかなきゃいけないみたい。そんな空気を読んだ僕は将来の為努力をしはじめるのだが……。
※画像はAI作成しました。
※現在毎日2話投稿。11時と19時にしております。
※2026年半ば過ぎ完結予定→七月に完結(決定)
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる