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大凍亜連合編・承
ep170 再戦の狂戦蜥蜴:バーサクリザード
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「『またあんた』ってのはこっちも言いたいセリフやわ。悪いんやけど、今はちっとばかし総帥が取り込み中でなぁ。引き下がってはもらえへんか?」
「そう言えば、アタシが簡単に引き下がるとでも?」
「キハハハ! 思うとるわけないやろが! 昨日はダークヒーローのアホの乱入でおじゃんになったが、今回はそうも行かへんでぇ!」
アタシの背後にいたのは、予想通り迷彩コートで正体を隠した牙島だった。
総帥の氷山地が部屋に入った後に、雇われ用心棒の牙島。どうにも、これは本当に水面下でとんでもないことが起こってそうだ。
「……ショーちゃん。責任者さんを連れて、ここから離れてて」
「でもあの人、とんでもなく強い。ボクも一緒に――」
「大丈夫さ。今回は秘策を用意してある。アタシも後で追いつくから、先に会場へ向かってて」
「……分かった。ボク、隼さんを信じる」
牙島が出てきたとなれば、激戦は必至。昨日みたいにまたフェイクフォックスが助けてくれる保証もないし(てか、洗居さんがいないから多分来ないだろうし)ここは迎え撃つしかないようだ。
ショーちゃんは不安そうにアタシを見つめていたが、こちらが気を引き締めて願い出ると、その言葉を信じてくれる。
責任者さんのことはショーちゃんに任せて、アタシは牙島の相手を請け負おう。
「なんや? 一人でワイと戦うつもりかいな?」
「人命保護の役目もあるもんでね。それにあんたがアタシを前にして、正体を隠したまま戦うはずもないでしょ?」
「キーハハハ! まあ、ワイの正体を見られた人間に、そない何人も生き残られたくないからなぁ! ……今度こそ、ワイが白星拾わせてもらうで。空色の魔女ぉおお!!」
ショーちゃんが責任者さんを連れてこの場を離れると、牙島も『待ってました』とばかりに全身を覆っていた迷彩コートを脱ぎ捨てる。
バーサクリザードと呼ばれる牙島の真の姿。GT細胞により、その遺伝子を爬虫類のものへと変異させた怪物。
本気の証明とばかりに雄たけびを上げ、再生した尻尾を床に叩きつけながら、再びアタシの前にその姿を露にしてきた。
「さぁて……! 今回はあのとんでも電気玉を作る暇さえ与えへんでぇ? 一対一やったら、ワイの方が上やと睨んどるんやが?」
「アタシもそう思うよ。正直、あんた相手に真っ向勝負で勝てる自信はないや」
牙島の圧倒的な実力はアタシも嫌というほど身に染みて理解している。牙島の言う通り、一対一のガチンコ勝負となれば、軍配は牙島に上がるだろう。
まあ、アタシもそれが分かってるからこそ、手立ては用意してるわけで――
「……ってことで、初手アディオス!」
「あぁ!? こら、待たんかい! なんで向かい合っていきなり逃げ――ブベッ!?」
――そのためにも、まずはいったんトンズラさせてもらおう。
ただ、逃げる方向はショーちゃん達が向かった方向の逆。牙島の背後側だ。
脇を抜けるように横を駆け抜け、すれ違いざまに近くにあった消火器をトラクタービームで投げつけ、軽く怯ませて隙を作る。
「小賢しい真似をしてからに……! こないなもんで、ワイから逃げ切れると思うとんのかぁ!?」
「ほれほれ! 口を動かすよりも、足の方を動かしな! アタシにアデイオられてもいいのかな?」
「キカァアア!? ムカつく! なんや今回はやけにムカつく! 『アディオス』の言葉遊びも、めっさムカつくなぁああ!!」
牙島はアタシの挑発に乗り、怒号を上げながらこちらへ走り寄ってくる。
もちろん、アタシも本当にこのまま逃げるつもりはない。これはあくまで戦略的撤退という奴だ。
こっちも万全の状態で迎え撃つためにも、まずはここに来る途中で見つけた部屋へと飛び込む。
「よっし! やっぱりこの部屋、売り子用のビールサーバー置き場だったか! 悪いんだけど、ちょいと拝借させてもらうよ!」
その部屋に置かれていたのは、よく球場で観客にビールを振舞うための背負い式ビールサーバーが置かれた部屋だ。
酒飲み根性とでも言うべきか、こういうのには鼻が利くんだよね。
勝手なのは承知の上だけど、こっちもぶっちゃけ余裕がない。ビールサーバーを背負って発射口を口に咥え、これで燃料補給はいつでもできる。
――行儀も悪いけど、これは本当に仕方がない。
「さーて……牙島。かかって来るなら、かかって来いってんだ……!」
生体コイル用の燃料を確保できたら、懐にある秘密兵器を体に打ち込み、扉の前で牙島を待ち構える。
振り切ったのなんて一瞬だ。牙島は今にでもこの部屋に飛び込んでくる。
そのために扉を開けたら、そこが勝負のタイミング――
ドガァァアン!
「何を待ち構えとるんやぁ!? ワイがそないにお行儀よく、扉を開けると思うたかぁあ!?」
「と、扉ごと突っ込んできたぁあ!?」
――と思っていたのだが、なんと牙島は扉を開けず、そのまま蹴り破りながら突っ込んできた。
なんて行儀の悪い奴だ。扉ぐらい、きちんと開けて入って欲しい。
――ビールサーバーのチューブを咥えてるアタシのセリフじゃないけどさ。
「ビールサーバーなんか背負うて、さっきからワイをおちょくり過ぎやろがぁ! もう頭にきたでぇ! 今回は速攻で、その命もらい受けたるわぁああ!!」
グサァア!!
「グッ……フゥ……!?」
そんな牙島の強襲のせいで、アタシも反応が遅れてしまった。
さっきから挑発された怒りもあったのか、左手の爪を鋭く突きつけ、アタシの腹部へと刺し込んでくる。
こいつは体内に毒を作り、爪を介してそれを相手に叩き込む能力がある。それはアタシも以前の戦いで体感済みだ。
「残念やったなぁ! 呆気なかったなぁ! 前にも言うたが、こっちは殺し合いの世界で生きとるんや! そないな人間を前にして、下手な挑発なんざ命を縮めるだけや! まあ、もう後悔したかて遅いがなぁあ!!」
「クソッ……たれ……!」
そんな毒がアタシの体内に、それも腹のど真ん中に打ち込まれたのだ。
あの毒をこんなまともに食らえば、いくらアタシが超人でも即死確定。
どうやら、相手を甘く見過ぎたようだ――
「……まあ、あんたもアタシを甘く見過ぎだけどね」
「……へ? ハァ!? ど、毒が効いとらへんのか!?」
――牙島の方がね。ここまでがアタシの計算通り。
牙島の左手が腹に突き刺さったままだが、逆にこっちからその左腕を全力で掴み、逃がさないように固定する。
「は、放さんかい! ど、どないなっとるんや!? ワイの毒は確かに入ったはずやろ!?」
「ああ、確かに食らっちまったねぇ。だけど、アタシはヒーローである前にちょいとしたエンジニアだ。……一度食らった毒の抗体ぐらい、あらかじめ準備できるってもんよぉお!!」
「嘘やろ!? ワイの毒はそないに簡単なもんやないぞ!? 何が『ちょいとしたエンジニア』や!?」
牙島は必死にアタシの腹から左手を抜き取ろうとするが、こっちもビールサーバーのおかげでいくらでも燃料を補給できる。これならパワー負けはしない。
毒にしたって、あらかじめ打っておいた抗体注射のおかげで、今回のアタシには効果がない。
アタシが牙島を甘く見てたって? そんなわけないじゃん。
こいつの恐ろしさは嫌というほど分かってる。分かってるからこそ、挑発と小細工を用意したのだ。
――牙島がアタシを甘く見たってだけの話さ。
「さて、牙島よ。今のあんたはアタシの腹に左手を突っ込んでるわけだけど、これがどういうことか分かるかね?」
「ど、どういうことて……どういうことや?」
「アタシの体は人型サイズの発電炉みたいなもんさ。そんな中に手を突っ込んでるんだから、後のことは……分かるよね?」
「……へ? ハァ!? ちょ、ちょい待てや!? まさか、このまま直接――」
そして、ここまで密接した態勢になれば、牙島の強固な鱗も関係ない。
どれだけ硬かろうとも、どれだけ耐電性に優れていようとも、この状態ならば牙島の体内に直接電気を流し込める。
――それを牙島が理解したと同時に、アタシは生体コイルをフル稼働させた。
「その意識ごと……ぶっ飛びなぁああ!!」
バチバチバチィィィイ!!
「キゲギャァアアア!!??」
「そう言えば、アタシが簡単に引き下がるとでも?」
「キハハハ! 思うとるわけないやろが! 昨日はダークヒーローのアホの乱入でおじゃんになったが、今回はそうも行かへんでぇ!」
アタシの背後にいたのは、予想通り迷彩コートで正体を隠した牙島だった。
総帥の氷山地が部屋に入った後に、雇われ用心棒の牙島。どうにも、これは本当に水面下でとんでもないことが起こってそうだ。
「……ショーちゃん。責任者さんを連れて、ここから離れてて」
「でもあの人、とんでもなく強い。ボクも一緒に――」
「大丈夫さ。今回は秘策を用意してある。アタシも後で追いつくから、先に会場へ向かってて」
「……分かった。ボク、隼さんを信じる」
牙島が出てきたとなれば、激戦は必至。昨日みたいにまたフェイクフォックスが助けてくれる保証もないし(てか、洗居さんがいないから多分来ないだろうし)ここは迎え撃つしかないようだ。
ショーちゃんは不安そうにアタシを見つめていたが、こちらが気を引き締めて願い出ると、その言葉を信じてくれる。
責任者さんのことはショーちゃんに任せて、アタシは牙島の相手を請け負おう。
「なんや? 一人でワイと戦うつもりかいな?」
「人命保護の役目もあるもんでね。それにあんたがアタシを前にして、正体を隠したまま戦うはずもないでしょ?」
「キーハハハ! まあ、ワイの正体を見られた人間に、そない何人も生き残られたくないからなぁ! ……今度こそ、ワイが白星拾わせてもらうで。空色の魔女ぉおお!!」
ショーちゃんが責任者さんを連れてこの場を離れると、牙島も『待ってました』とばかりに全身を覆っていた迷彩コートを脱ぎ捨てる。
バーサクリザードと呼ばれる牙島の真の姿。GT細胞により、その遺伝子を爬虫類のものへと変異させた怪物。
本気の証明とばかりに雄たけびを上げ、再生した尻尾を床に叩きつけながら、再びアタシの前にその姿を露にしてきた。
「さぁて……! 今回はあのとんでも電気玉を作る暇さえ与えへんでぇ? 一対一やったら、ワイの方が上やと睨んどるんやが?」
「アタシもそう思うよ。正直、あんた相手に真っ向勝負で勝てる自信はないや」
牙島の圧倒的な実力はアタシも嫌というほど身に染みて理解している。牙島の言う通り、一対一のガチンコ勝負となれば、軍配は牙島に上がるだろう。
まあ、アタシもそれが分かってるからこそ、手立ては用意してるわけで――
「……ってことで、初手アディオス!」
「あぁ!? こら、待たんかい! なんで向かい合っていきなり逃げ――ブベッ!?」
――そのためにも、まずはいったんトンズラさせてもらおう。
ただ、逃げる方向はショーちゃん達が向かった方向の逆。牙島の背後側だ。
脇を抜けるように横を駆け抜け、すれ違いざまに近くにあった消火器をトラクタービームで投げつけ、軽く怯ませて隙を作る。
「小賢しい真似をしてからに……! こないなもんで、ワイから逃げ切れると思うとんのかぁ!?」
「ほれほれ! 口を動かすよりも、足の方を動かしな! アタシにアデイオられてもいいのかな?」
「キカァアア!? ムカつく! なんや今回はやけにムカつく! 『アディオス』の言葉遊びも、めっさムカつくなぁああ!!」
牙島はアタシの挑発に乗り、怒号を上げながらこちらへ走り寄ってくる。
もちろん、アタシも本当にこのまま逃げるつもりはない。これはあくまで戦略的撤退という奴だ。
こっちも万全の状態で迎え撃つためにも、まずはここに来る途中で見つけた部屋へと飛び込む。
「よっし! やっぱりこの部屋、売り子用のビールサーバー置き場だったか! 悪いんだけど、ちょいと拝借させてもらうよ!」
その部屋に置かれていたのは、よく球場で観客にビールを振舞うための背負い式ビールサーバーが置かれた部屋だ。
酒飲み根性とでも言うべきか、こういうのには鼻が利くんだよね。
勝手なのは承知の上だけど、こっちもぶっちゃけ余裕がない。ビールサーバーを背負って発射口を口に咥え、これで燃料補給はいつでもできる。
――行儀も悪いけど、これは本当に仕方がない。
「さーて……牙島。かかって来るなら、かかって来いってんだ……!」
生体コイル用の燃料を確保できたら、懐にある秘密兵器を体に打ち込み、扉の前で牙島を待ち構える。
振り切ったのなんて一瞬だ。牙島は今にでもこの部屋に飛び込んでくる。
そのために扉を開けたら、そこが勝負のタイミング――
ドガァァアン!
「何を待ち構えとるんやぁ!? ワイがそないにお行儀よく、扉を開けると思うたかぁあ!?」
「と、扉ごと突っ込んできたぁあ!?」
――と思っていたのだが、なんと牙島は扉を開けず、そのまま蹴り破りながら突っ込んできた。
なんて行儀の悪い奴だ。扉ぐらい、きちんと開けて入って欲しい。
――ビールサーバーのチューブを咥えてるアタシのセリフじゃないけどさ。
「ビールサーバーなんか背負うて、さっきからワイをおちょくり過ぎやろがぁ! もう頭にきたでぇ! 今回は速攻で、その命もらい受けたるわぁああ!!」
グサァア!!
「グッ……フゥ……!?」
そんな牙島の強襲のせいで、アタシも反応が遅れてしまった。
さっきから挑発された怒りもあったのか、左手の爪を鋭く突きつけ、アタシの腹部へと刺し込んでくる。
こいつは体内に毒を作り、爪を介してそれを相手に叩き込む能力がある。それはアタシも以前の戦いで体感済みだ。
「残念やったなぁ! 呆気なかったなぁ! 前にも言うたが、こっちは殺し合いの世界で生きとるんや! そないな人間を前にして、下手な挑発なんざ命を縮めるだけや! まあ、もう後悔したかて遅いがなぁあ!!」
「クソッ……たれ……!」
そんな毒がアタシの体内に、それも腹のど真ん中に打ち込まれたのだ。
あの毒をこんなまともに食らえば、いくらアタシが超人でも即死確定。
どうやら、相手を甘く見過ぎたようだ――
「……まあ、あんたもアタシを甘く見過ぎだけどね」
「……へ? ハァ!? ど、毒が効いとらへんのか!?」
――牙島の方がね。ここまでがアタシの計算通り。
牙島の左手が腹に突き刺さったままだが、逆にこっちからその左腕を全力で掴み、逃がさないように固定する。
「は、放さんかい! ど、どないなっとるんや!? ワイの毒は確かに入ったはずやろ!?」
「ああ、確かに食らっちまったねぇ。だけど、アタシはヒーローである前にちょいとしたエンジニアだ。……一度食らった毒の抗体ぐらい、あらかじめ準備できるってもんよぉお!!」
「嘘やろ!? ワイの毒はそないに簡単なもんやないぞ!? 何が『ちょいとしたエンジニア』や!?」
牙島は必死にアタシの腹から左手を抜き取ろうとするが、こっちもビールサーバーのおかげでいくらでも燃料を補給できる。これならパワー負けはしない。
毒にしたって、あらかじめ打っておいた抗体注射のおかげで、今回のアタシには効果がない。
アタシが牙島を甘く見てたって? そんなわけないじゃん。
こいつの恐ろしさは嫌というほど分かってる。分かってるからこそ、挑発と小細工を用意したのだ。
――牙島がアタシを甘く見たってだけの話さ。
「さて、牙島よ。今のあんたはアタシの腹に左手を突っ込んでるわけだけど、これがどういうことか分かるかね?」
「ど、どういうことて……どういうことや?」
「アタシの体は人型サイズの発電炉みたいなもんさ。そんな中に手を突っ込んでるんだから、後のことは……分かるよね?」
「……へ? ハァ!? ちょ、ちょい待てや!? まさか、このまま直接――」
そして、ここまで密接した態勢になれば、牙島の強固な鱗も関係ない。
どれだけ硬かろうとも、どれだけ耐電性に優れていようとも、この状態ならば牙島の体内に直接電気を流し込める。
――それを牙島が理解したと同時に、アタシは生体コイルをフル稼働させた。
「その意識ごと……ぶっ飛びなぁああ!!」
バチバチバチィィィイ!!
「キゲギャァアアア!!??」
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