210 / 465
最後への架け橋編
ep210 タケゾー「全てはみんなのヒーローに託されていく」
しおりを挟む
「……ここだ。隼は今この店で匿われてるが、昏睡状態にある」
「自分は彼女がどういう状況にあったのか存じているので、昏睡状態にあるのも納得できます。では、その彼女に目を覚ましてもらいましょうか」
「空色の魔女をボコボコにした元凶の一人やのに、随分とドライなやっちゃで。キハハハ……!」
「あんまり余計な茶々は入れないでもらいたい。俺だって、自分を抑えてあんた達を招き入れるんだからな」
俺はラルカと牙島を連れて、玉杉さんの店へと戻って来た。
フェリアの言葉があるとはいえ、まだ完全にこの二人を信用することなどできない。それでも、隼を助ける可能性があるならば受け入れるしかない。
ある意味での大博打か。俺は後ろをついてくる二人に睨みを利かせながら、店の中へと入っていく。
「武蔵さん! 戻って来た! ……ッ!? そ、その二人は……!?」
「ショーちゃん、大丈夫だ。今は俺を信じて、この二人を通してやってくれ」
俺がラルカと牙島を連れて店に入ると、ショーちゃんは目を丸くして驚く。
当然の話だ。この二人はそれぞれ、ショーちゃんを攫って隼を狙っていたヴィラン。警戒するなという方が無理な話だ。
「お、おい、武蔵? その二人って、牙島と噂に聞いてたラルカじゃねえのか? そいつらを連れて来て、どうするつもりだ?」
「結論から言うと、この二人も将軍艦隊の立場として隼に目を覚まして欲しいそうです。……同じウォリアール人であるフェリアさんも、今はこの二人を信じるしかないと」
「フェ、フェリアさんもですか……?」
玉杉さんと洗居さんもこの二人を見て動揺している。
空色の魔女の正体が隼であることを知り、ラルカと牙島の存在も知っていれば、それはもう畏怖でしかない。
それでも俺は簡単な説明だけを交え、隼が眠る奥の部屋へと進んでいく。
「……おふくろ。悪いんだが、少しの間席を外してもらえないか?」
「む、武蔵~……? そ、その二人は~……?」
「詳しいことを説明してる暇はない。……ただ、隼を助け出せる可能性を握ってる」
隼が眠る部屋の中では、おふくろがその手を握りながら涙を流して座り込んでいた。
おふくろにもこの二人の正体を詳細に伝えるべきだが、今は余計な心配もかけさせるわけにはいかない。
隼の仲間である俺達が部屋の外から眺める中、ラルカと牙島は横たわって昏睡状態の隼の容態を確認し始める。
「……これは本当に酷いものですね。自分も幾分か交戦はしましたが、その後に星皇社長達に相当手酷くやられたのでしょう」
「ラルカよりも徹底して叩きのめすやなんて、あの社長はんも本気やなぁ」
「御託はいい。俺はあんた達なら隼を治せると聞いたから、ここまで案内してやったんだ。……それで? 本当に隼を治せるのか?」
ラルカと牙島は隼の容態を確認して思い思いのことを述べているが、俺からしてみればそんなことはどうでもいい。
大事なのは隼が目を覚ましてくれること。星皇社長が引き起こしたこの騒動を鎮めるためという意味もあるが、それ以上にこの場にいる全員が隼のことを親身に心配し、その復活を望んでいる。
「隼さんに酷いことしたら、ボク、許さない……!」
「いくら裏社会でも名うての殺し屋二人だろうが、もしものことがあったら俺も容赦しねえぞ?」
「空鳥さんの目を覚まさせてくれるそうですが、もしそれができなかった場合、私も清掃用務員の流儀に逆らってでも抗議しましょう……!」
「お、お願いだから、隼ちゃんを助けて……!」
その気持ちは俺の後ろにいる全員の言葉からでも理解することができ、当然ラルカと牙島にも聞こえている。
俺だってみんなと同じ気持ちだ。もしここでラルカと牙島がおかしな真似をすれば、相手が将軍艦隊だろうが国家直属の精鋭だろうが関係ない。
もう感情に任せて、俺だって殴りかかってしまうだろう。
――それぐらい、隼の存在は俺達の中でも大きい。
ヒーローだからではなく、付き合いの中で生まれた絆が故だ。
「治療法につきましては、自分達もボスから第三者越しに託されただけですので、個人として保証することはできません」
「せやけど、ワイら将軍艦隊のボスもまた、この魔女の姉ちゃんや星皇社長と同等――いや、もしかすっとそれ以上の科学者や。まあ、下手な医者よりかは頼りになるやろ」
「ミス空鳥が普通とは違う特異体質ならば尚更です。ボスもそこを計算に入れてか、彼女専用の回復薬を用意してくれましたよ」
部屋の外で俺達が睨む中、ラルカは懐から一本の注射を取り出す。
将軍艦隊のボスが用意したものらしいが、これが隼を救うための切り札ということか。
「アルコールを含んだ回復促進剤です。彼女の体質を考慮して調合し、昏睡状態でもその回復細胞と反応できるように調節しているとのことです」
「……その内容だけ聞けば、確かに信用はできそうだな。あんた達のボスが本当に信頼できるほど、優秀な科学者ならばの話だが」
「そこについてはまあ、フェリア様も一目は置いているほどです。……それでは、これを彼女に投与させていただきます」
将軍艦隊のボスがどんな奴かは知らない。そもそも、こんな傭兵部隊を率いているのだから、人間としてはロクでもない可能性の方が高い。
だが、将軍艦隊の技術力は本物だ。牙島のような人間から変異した怪物さえも従えてることからも、純粋にその技術力だけを見れば信用はできる。
――ただ、今の俺達には願うことしかできない。
ラルカは取り出した注射を隼の腕に刺し、その中身を注入していく――
「……カハッ!? ゲホッ! ケホッ!? あ、あれ……? アタシ……生きてる?」
「じゅ、隼……! 隼!!」
――不安もあったが、隼はラルカの言った通りに目を覚ましてくれた。
本人も困惑しているが、俺はそんなことにも構わずにラルカと牙島をかき分け、隼の体へと飛びついてしまう。
その体には確かに体温が戻っており、安定した心臓の鼓動も聞こえる。俺にはそれが嬉しくて仕方ない。
――隼がこうして再び目を覚ましてくれた事実に、涙を流さずにはいられない。
「タ、タケゾー? な、何があったかアタシもまだ理解できてないんだけど、とりあえずいい男がワンワン泣くのはやめなって。そういうのは――」
「『惚れた女にやってやれ』……だろ? だからこうして抱き着いてるんだよ……!」
「……まったく。随分と人目をはばからない旦那様なこった。……でも、アタシも嬉しいよ。タケゾー……」
まだ目を覚ましたばかりで状況も飲み込めない隼の体を抱え、俺はただただ喜びの涙を流す。
一度は『もう目を覚まさないかもしれない』と言われた隼が――ずっと愛してきた妻が、こうして目を覚ましてくれたのだ。
人目も何も、今の俺には関係ない。願わくば、しばらくこの喜びを全身で感じていたい。
「おうおう。見せつけてくれるやないかぁ? せやけど、こっちの話も魔女姉ちゃんには聞いてもらいたいんやがなぁ?」
「ミス空鳥、目覚めたばかりのところで失礼します。今回は自分達も敵ではなく、別の用件があってこちらに赴かせていただきました」
「へ……? 牙島にラルカさんがなんで……?」
だが、現実問題はそうもいかない。
ラルカ達が隼をこうして治療したのには、将軍艦隊としての意向がある。
本当は隼のためにもう少し休む時間を用意してやりたいが、危機はもうそこまで迫っている。
――空色の魔女というヒーローの力は、多くの人々のためにも必要だ。
「自分は彼女がどういう状況にあったのか存じているので、昏睡状態にあるのも納得できます。では、その彼女に目を覚ましてもらいましょうか」
「空色の魔女をボコボコにした元凶の一人やのに、随分とドライなやっちゃで。キハハハ……!」
「あんまり余計な茶々は入れないでもらいたい。俺だって、自分を抑えてあんた達を招き入れるんだからな」
俺はラルカと牙島を連れて、玉杉さんの店へと戻って来た。
フェリアの言葉があるとはいえ、まだ完全にこの二人を信用することなどできない。それでも、隼を助ける可能性があるならば受け入れるしかない。
ある意味での大博打か。俺は後ろをついてくる二人に睨みを利かせながら、店の中へと入っていく。
「武蔵さん! 戻って来た! ……ッ!? そ、その二人は……!?」
「ショーちゃん、大丈夫だ。今は俺を信じて、この二人を通してやってくれ」
俺がラルカと牙島を連れて店に入ると、ショーちゃんは目を丸くして驚く。
当然の話だ。この二人はそれぞれ、ショーちゃんを攫って隼を狙っていたヴィラン。警戒するなという方が無理な話だ。
「お、おい、武蔵? その二人って、牙島と噂に聞いてたラルカじゃねえのか? そいつらを連れて来て、どうするつもりだ?」
「結論から言うと、この二人も将軍艦隊の立場として隼に目を覚まして欲しいそうです。……同じウォリアール人であるフェリアさんも、今はこの二人を信じるしかないと」
「フェ、フェリアさんもですか……?」
玉杉さんと洗居さんもこの二人を見て動揺している。
空色の魔女の正体が隼であることを知り、ラルカと牙島の存在も知っていれば、それはもう畏怖でしかない。
それでも俺は簡単な説明だけを交え、隼が眠る奥の部屋へと進んでいく。
「……おふくろ。悪いんだが、少しの間席を外してもらえないか?」
「む、武蔵~……? そ、その二人は~……?」
「詳しいことを説明してる暇はない。……ただ、隼を助け出せる可能性を握ってる」
隼が眠る部屋の中では、おふくろがその手を握りながら涙を流して座り込んでいた。
おふくろにもこの二人の正体を詳細に伝えるべきだが、今は余計な心配もかけさせるわけにはいかない。
隼の仲間である俺達が部屋の外から眺める中、ラルカと牙島は横たわって昏睡状態の隼の容態を確認し始める。
「……これは本当に酷いものですね。自分も幾分か交戦はしましたが、その後に星皇社長達に相当手酷くやられたのでしょう」
「ラルカよりも徹底して叩きのめすやなんて、あの社長はんも本気やなぁ」
「御託はいい。俺はあんた達なら隼を治せると聞いたから、ここまで案内してやったんだ。……それで? 本当に隼を治せるのか?」
ラルカと牙島は隼の容態を確認して思い思いのことを述べているが、俺からしてみればそんなことはどうでもいい。
大事なのは隼が目を覚ましてくれること。星皇社長が引き起こしたこの騒動を鎮めるためという意味もあるが、それ以上にこの場にいる全員が隼のことを親身に心配し、その復活を望んでいる。
「隼さんに酷いことしたら、ボク、許さない……!」
「いくら裏社会でも名うての殺し屋二人だろうが、もしものことがあったら俺も容赦しねえぞ?」
「空鳥さんの目を覚まさせてくれるそうですが、もしそれができなかった場合、私も清掃用務員の流儀に逆らってでも抗議しましょう……!」
「お、お願いだから、隼ちゃんを助けて……!」
その気持ちは俺の後ろにいる全員の言葉からでも理解することができ、当然ラルカと牙島にも聞こえている。
俺だってみんなと同じ気持ちだ。もしここでラルカと牙島がおかしな真似をすれば、相手が将軍艦隊だろうが国家直属の精鋭だろうが関係ない。
もう感情に任せて、俺だって殴りかかってしまうだろう。
――それぐらい、隼の存在は俺達の中でも大きい。
ヒーローだからではなく、付き合いの中で生まれた絆が故だ。
「治療法につきましては、自分達もボスから第三者越しに託されただけですので、個人として保証することはできません」
「せやけど、ワイら将軍艦隊のボスもまた、この魔女の姉ちゃんや星皇社長と同等――いや、もしかすっとそれ以上の科学者や。まあ、下手な医者よりかは頼りになるやろ」
「ミス空鳥が普通とは違う特異体質ならば尚更です。ボスもそこを計算に入れてか、彼女専用の回復薬を用意してくれましたよ」
部屋の外で俺達が睨む中、ラルカは懐から一本の注射を取り出す。
将軍艦隊のボスが用意したものらしいが、これが隼を救うための切り札ということか。
「アルコールを含んだ回復促進剤です。彼女の体質を考慮して調合し、昏睡状態でもその回復細胞と反応できるように調節しているとのことです」
「……その内容だけ聞けば、確かに信用はできそうだな。あんた達のボスが本当に信頼できるほど、優秀な科学者ならばの話だが」
「そこについてはまあ、フェリア様も一目は置いているほどです。……それでは、これを彼女に投与させていただきます」
将軍艦隊のボスがどんな奴かは知らない。そもそも、こんな傭兵部隊を率いているのだから、人間としてはロクでもない可能性の方が高い。
だが、将軍艦隊の技術力は本物だ。牙島のような人間から変異した怪物さえも従えてることからも、純粋にその技術力だけを見れば信用はできる。
――ただ、今の俺達には願うことしかできない。
ラルカは取り出した注射を隼の腕に刺し、その中身を注入していく――
「……カハッ!? ゲホッ! ケホッ!? あ、あれ……? アタシ……生きてる?」
「じゅ、隼……! 隼!!」
――不安もあったが、隼はラルカの言った通りに目を覚ましてくれた。
本人も困惑しているが、俺はそんなことにも構わずにラルカと牙島をかき分け、隼の体へと飛びついてしまう。
その体には確かに体温が戻っており、安定した心臓の鼓動も聞こえる。俺にはそれが嬉しくて仕方ない。
――隼がこうして再び目を覚ましてくれた事実に、涙を流さずにはいられない。
「タ、タケゾー? な、何があったかアタシもまだ理解できてないんだけど、とりあえずいい男がワンワン泣くのはやめなって。そういうのは――」
「『惚れた女にやってやれ』……だろ? だからこうして抱き着いてるんだよ……!」
「……まったく。随分と人目をはばからない旦那様なこった。……でも、アタシも嬉しいよ。タケゾー……」
まだ目を覚ましたばかりで状況も飲み込めない隼の体を抱え、俺はただただ喜びの涙を流す。
一度は『もう目を覚まさないかもしれない』と言われた隼が――ずっと愛してきた妻が、こうして目を覚ましてくれたのだ。
人目も何も、今の俺には関係ない。願わくば、しばらくこの喜びを全身で感じていたい。
「おうおう。見せつけてくれるやないかぁ? せやけど、こっちの話も魔女姉ちゃんには聞いてもらいたいんやがなぁ?」
「ミス空鳥、目覚めたばかりのところで失礼します。今回は自分達も敵ではなく、別の用件があってこちらに赴かせていただきました」
「へ……? 牙島にラルカさんがなんで……?」
だが、現実問題はそうもいかない。
ラルカ達が隼をこうして治療したのには、将軍艦隊としての意向がある。
本当は隼のためにもう少し休む時間を用意してやりたいが、危機はもうそこまで迫っている。
――空色の魔女というヒーローの力は、多くの人々のためにも必要だ。
0
あなたにおすすめの小説
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
【完結】かみなりのむすめ。
みやこ嬢
キャラ文芸
【2022年2月5日完結、全95話】
少女に宿る七つの光。
それは守護霊や悪霊などではなく、彼女の魂に執着する守り神のような存在だった。
***
榊之宮夕月(さかきのみや・ゆうづき)は田舎の中学に通う平凡でお人好しな女の子。
夢は『可愛いおばあちゃんになること』!
しかし、ある日を境に日常が崩壊してしまう。
虚弱体質の兄、榊之宮朝陽(さかきのみや・あさひ)。謎多き転校生、八十神時哉(やそがみ・ときや)。そして、夕月に宿る喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲の七つの魂。
夕月のささやかな願いは叶うのか。
***
怪異、神様、友情、恋愛。
春の田舎町を舞台に巻き起こる不思議。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる