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星皇カンパニー編・結
ep213 パンドラの力を手に入れた!
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「――よし! ようやく完成だい! みんな、お疲れちゃん!」
「ほとんど隼が作ったようなもんだけどな」
「いやいや。アタシ一人じゃ、こんな急ピッチで完成なんてできっこなかったさ。そこは素直にお礼を言わせて頂戴な」
星皇社長との戦いから一夜明け、もう時刻は朝方になる頃合い。アタシがパンドラの箱を使って作っていた発明品は、ようやく完成となった。
タケゾーの言う通り、これを作ったのはほとんだアタシだ。てか、アタシ以外には作れない。
それでもみんなが色々と手を貸してくれたからこそ、アタシはこうして完成までこぎつけることができた。
――アタシ一人の成果なんかじゃない。これはみんなの成果だ。
「それで隼ちゃんが作ったものなんだが、そいつは空色の魔女の新しい衣装か何かか~?」
「見たところ、カラーリングもいつもの黒色ではなく、白一色ですね? これがどう役に立つのでしょうか?」
「まあ、見た目だけじゃ分かんないよね。手っ取り早く言えば、アタシ専用のパワードスーツってところかな」
そうして完成した星皇社長への対抗策なのだが、一見するとただの白い魔女装束にしか見えない。
ローブもスカートもタイツもグローブも、さらには三角帽に至るまで、全部が全部白一色。これについては単純にカラーリングにこだわっている余裕がなかっただけなんだけどね。
でもまあ、機能についてはこれまでの魔女装束とは違い、ただの衣装に収まらない。
ヒトゲノム解析データとアタシの変異した細胞を照合したデータをベースに生地を作り、身に着けているだけでアタシの発電能力を強化するように設定。
電撃魔術玉用だったジェット推進機構搭載グローブについても、両親のオリジナルへの再現度を高め、小型なままジェットアーマーと同レベルの出力まで衝撃波を放てるように改良。
グローブ自体にもトラクタービーム発射機能を搭載したので、これならばガジェットなしでも両手からトラクタービームを放てる。
デバイスロッドがない状態だが、この衣装自体にもそれと同じエレクトロポリマーを配合し、通電によって揚力を発生させる機能を搭載。
カーボンベースの人工骨格技術も応用し、防御性能も格段に向上している。
――まさに決戦仕様とも言うべき魔女装束だ。
「ただまあ、これだけの技術と出力を搭載させたからか、ガジェットは相互干渉の影響で使えないのよね。それ以外にも変身ブローチに対応できなかったから、逐一この衣装を着直さないと使えないって欠点もある」
「それらの欠点を補ってでも、十分な性能があるってことか。ただその……俺にはその白一色っていうカラーリングが、少し受け付けないというか……」
「へ? なんでさ、タケゾー?」
そうして完成した新しい魔女装束に袖を通すのだが、その姿を見てタケゾーはどこか不満げな表情を見せている。
カラーリングが気に入らないって? そこは仕方ないじゃん。
アタシだって、本当はもっと煌びやかなデザインでパワーアップ感を出したかったんだけど――
「縁起でもないんだが……死に装束に見えてしまうような……」
「……ハァ~、タケゾーよ。疲れで気弱になってんじゃない?」
――どうにも、タケゾーは縁起の良し悪しが気になるようだ。
そりゃまあ、アタシは今からこの真っ白の魔女装束で死地に赴くわけだ。『死に装束』って表現もあながち間違いではない。
だけどこういう時こそ、いつもよりもポジティブに考えなきゃいけないってもんよ。
「こいつは死に装束なんかじゃなくて、ウェディングドレスや白無垢とでも思いなよ? アタシとタケゾーって、まだ結婚式も挙げてないでしょ? 先に葬式の話なんて出すんじゃないよ」
「……フフッ、隼らしい考え方だな。だったら、その衣装は『必ず帰って結婚式を挙げる証』とでも俺は受け取ればいいのか?」
「そうそう、その通りさね。ただ、アタシとタケゾーの結婚式では本物のウェディングドレスをご所望するよ」
「ああ、分かってる。……絶対にやろうな、結婚式」
実際の結婚式でウェディングドレスと白無垢のどっちにするかはさておき、アタシがこの白い魔女装束を作ったのは死にに行くためじゃない。星皇社長を止めて、またみんなでこうして一緒に語り合うためだ。
タケゾーもアタシの言葉で前向きになってくれたし、これで気持ちの準備はできたってもんだ。
「ねえ、隼さん。その衣装、名前はあるの?」
「まあ、一応考えておいた名前はあるよ。これは元々、パンドラの箱の力で作った衣装だから『モデル・パンドラ』って名前にしようかなと」
「モデル・パンドラ……。カッコいい名前」
「名前も付くと、いよいよって感じもするわね~」
ショーちゃんとお義母さんにも見守られ、アタシはこの白い新衣装――モデル・パンドラの機能を確認していく。
生体コイルを軽く発動させ、衣装に行き渡る電流を感知。デモンストレーションも何もなしで作ったので不安はあったが、それでも現段階で問題はない。
――大丈夫だ。この衣装にはみんなの協力だけでなく、アタシの両親が託してくれた想いもこもってる。
不安がる必要なんてない。もう後はこの力を信じて、星皇社長の元へ向かうだけだ。
「洗居さん。外はどんな状況になってる?」
「どうにも、そろそろ警官隊の方が目に見えて押され始めています。自衛隊も出動を始めていますが、このまま行くと全体の被害は拡大するという報道も……」
「だろうね。そこまで来たら、もう暴動じゃなくて内紛ってレベルだ。軽い戦争になっちゃうよ。……でも、アタシがそうなる前に終わらせてみせる」
「もう今は空鳥さんに託すしかありません。ですが、肝心の星皇社長がどこにいるのかは不明でして……」
「……大丈夫。それに関してはアタシの方で見当がついてる」
洗居さんの話を聞きながらテレビにも目を通すが、大凍亜連合を筆頭とした暴動はまだ収まるようには見えず、むしろさらに被害が拡大する危険性すら見えている。
この騒動の首領である星皇社長の目撃情報もないけど、アタシには目処がついている。
「星皇社長の目的は息子さんを蘇らせること。そのためにはワームホールの展開が鍵になるけど、あれは時間の移動はできても場所の移動まではできないと見える。ならば、星皇社長がいる場所は――」
「息子さんが亡くなった場所……俺の勤める保育園か!?」
「そうなるね。今頃、星皇社長はこの騒動のどさくさに紛れて、あの保育園で計画の最終段階に移行してるはずさ」
その場所こそアタシとタケゾーにとっても馴染み深く、星皇社長にとっても因縁の場所とも言える保育園。
昔そこで起こった事故により、星皇社長の息子さんは亡くなった。星皇社長が求める過去に刻まれた魂はあの場所にある。
大凍亜連合を使って起こしているこの騒動も、いわばそこから目を背けさせるための陽動だ。保育園自体も休みにさせ、星皇社長が動けるようにする意味だってある。
――まさか、あそこが最終決戦の舞台になるとはね。
運命と言うべきか、はたまた因果と言うべきか。科学的根拠のない話でも、アタシも何かを感じてしまう。
「生憎とデバイスロッドはなくて空は飛べないから、走って向かうことにはなるか。いくらパワーアップしたと言っても、交戦はできるだけ控えたいし、コソコソとなるだろうけどね」
「だったら、こいつを一つ景気づけに飲んでおきな。ウチの店にある酒の中でも、とびきり高級な一品だ」
「玉杉さんも本当にいい人なもんだ。そいじゃ、遠慮なくいただくとするよ」
目的の場所も向かうための手段も決まった。アタシは玉杉さんから受け取ったボトルの中身を一気に飲み干し、これからの決戦への覚悟を決める。
普段は口にすることのない高級な酒が喉を潤し、精神的な活力も与えてくれる。
――これからの戦いはこの場に揃った人々だけでなく、多くの人々の未来を守るための戦いだ。
星皇社長が過去を追い求める気持ちは分かるけど、ワームホールの展開は多くの人々の未来を奪う危険性がある。
そんなことだけは絶対にさせない。アタシはアタシなりの信念をもって、星皇社長を止めてみせる。
――そして、星皇社長自身も囚われた過去から救い出してみせる。
「クケケェ!! まさか、またこの工場が稼働していたとはナァ! 中で何を企んでいるのダ!? 隼ンン!!」
「こ、この声は……!?」
信念を胸に出発準備を整えていると、外からアタシの名を呼ぶ声が聞こえてきた。
まさか、あいつがここを嗅ぎつけたってこと? だとしたら最悪のタイミングだ。
こっちの狙いは全てを統率する星皇社長一人だけで、余計な交戦は控えたい。
それだというのに、アタシにとって誰よりも忌まわしいこの声は――
「デ、デザイアガルダ!?」
「自らの叔父の名前も呼ばぬとは、本当に不出来な姪っ子だナァア!!」
「ほとんど隼が作ったようなもんだけどな」
「いやいや。アタシ一人じゃ、こんな急ピッチで完成なんてできっこなかったさ。そこは素直にお礼を言わせて頂戴な」
星皇社長との戦いから一夜明け、もう時刻は朝方になる頃合い。アタシがパンドラの箱を使って作っていた発明品は、ようやく完成となった。
タケゾーの言う通り、これを作ったのはほとんだアタシだ。てか、アタシ以外には作れない。
それでもみんなが色々と手を貸してくれたからこそ、アタシはこうして完成までこぎつけることができた。
――アタシ一人の成果なんかじゃない。これはみんなの成果だ。
「それで隼ちゃんが作ったものなんだが、そいつは空色の魔女の新しい衣装か何かか~?」
「見たところ、カラーリングもいつもの黒色ではなく、白一色ですね? これがどう役に立つのでしょうか?」
「まあ、見た目だけじゃ分かんないよね。手っ取り早く言えば、アタシ専用のパワードスーツってところかな」
そうして完成した星皇社長への対抗策なのだが、一見するとただの白い魔女装束にしか見えない。
ローブもスカートもタイツもグローブも、さらには三角帽に至るまで、全部が全部白一色。これについては単純にカラーリングにこだわっている余裕がなかっただけなんだけどね。
でもまあ、機能についてはこれまでの魔女装束とは違い、ただの衣装に収まらない。
ヒトゲノム解析データとアタシの変異した細胞を照合したデータをベースに生地を作り、身に着けているだけでアタシの発電能力を強化するように設定。
電撃魔術玉用だったジェット推進機構搭載グローブについても、両親のオリジナルへの再現度を高め、小型なままジェットアーマーと同レベルの出力まで衝撃波を放てるように改良。
グローブ自体にもトラクタービーム発射機能を搭載したので、これならばガジェットなしでも両手からトラクタービームを放てる。
デバイスロッドがない状態だが、この衣装自体にもそれと同じエレクトロポリマーを配合し、通電によって揚力を発生させる機能を搭載。
カーボンベースの人工骨格技術も応用し、防御性能も格段に向上している。
――まさに決戦仕様とも言うべき魔女装束だ。
「ただまあ、これだけの技術と出力を搭載させたからか、ガジェットは相互干渉の影響で使えないのよね。それ以外にも変身ブローチに対応できなかったから、逐一この衣装を着直さないと使えないって欠点もある」
「それらの欠点を補ってでも、十分な性能があるってことか。ただその……俺にはその白一色っていうカラーリングが、少し受け付けないというか……」
「へ? なんでさ、タケゾー?」
そうして完成した新しい魔女装束に袖を通すのだが、その姿を見てタケゾーはどこか不満げな表情を見せている。
カラーリングが気に入らないって? そこは仕方ないじゃん。
アタシだって、本当はもっと煌びやかなデザインでパワーアップ感を出したかったんだけど――
「縁起でもないんだが……死に装束に見えてしまうような……」
「……ハァ~、タケゾーよ。疲れで気弱になってんじゃない?」
――どうにも、タケゾーは縁起の良し悪しが気になるようだ。
そりゃまあ、アタシは今からこの真っ白の魔女装束で死地に赴くわけだ。『死に装束』って表現もあながち間違いではない。
だけどこういう時こそ、いつもよりもポジティブに考えなきゃいけないってもんよ。
「こいつは死に装束なんかじゃなくて、ウェディングドレスや白無垢とでも思いなよ? アタシとタケゾーって、まだ結婚式も挙げてないでしょ? 先に葬式の話なんて出すんじゃないよ」
「……フフッ、隼らしい考え方だな。だったら、その衣装は『必ず帰って結婚式を挙げる証』とでも俺は受け取ればいいのか?」
「そうそう、その通りさね。ただ、アタシとタケゾーの結婚式では本物のウェディングドレスをご所望するよ」
「ああ、分かってる。……絶対にやろうな、結婚式」
実際の結婚式でウェディングドレスと白無垢のどっちにするかはさておき、アタシがこの白い魔女装束を作ったのは死にに行くためじゃない。星皇社長を止めて、またみんなでこうして一緒に語り合うためだ。
タケゾーもアタシの言葉で前向きになってくれたし、これで気持ちの準備はできたってもんだ。
「ねえ、隼さん。その衣装、名前はあるの?」
「まあ、一応考えておいた名前はあるよ。これは元々、パンドラの箱の力で作った衣装だから『モデル・パンドラ』って名前にしようかなと」
「モデル・パンドラ……。カッコいい名前」
「名前も付くと、いよいよって感じもするわね~」
ショーちゃんとお義母さんにも見守られ、アタシはこの白い新衣装――モデル・パンドラの機能を確認していく。
生体コイルを軽く発動させ、衣装に行き渡る電流を感知。デモンストレーションも何もなしで作ったので不安はあったが、それでも現段階で問題はない。
――大丈夫だ。この衣装にはみんなの協力だけでなく、アタシの両親が託してくれた想いもこもってる。
不安がる必要なんてない。もう後はこの力を信じて、星皇社長の元へ向かうだけだ。
「洗居さん。外はどんな状況になってる?」
「どうにも、そろそろ警官隊の方が目に見えて押され始めています。自衛隊も出動を始めていますが、このまま行くと全体の被害は拡大するという報道も……」
「だろうね。そこまで来たら、もう暴動じゃなくて内紛ってレベルだ。軽い戦争になっちゃうよ。……でも、アタシがそうなる前に終わらせてみせる」
「もう今は空鳥さんに託すしかありません。ですが、肝心の星皇社長がどこにいるのかは不明でして……」
「……大丈夫。それに関してはアタシの方で見当がついてる」
洗居さんの話を聞きながらテレビにも目を通すが、大凍亜連合を筆頭とした暴動はまだ収まるようには見えず、むしろさらに被害が拡大する危険性すら見えている。
この騒動の首領である星皇社長の目撃情報もないけど、アタシには目処がついている。
「星皇社長の目的は息子さんを蘇らせること。そのためにはワームホールの展開が鍵になるけど、あれは時間の移動はできても場所の移動まではできないと見える。ならば、星皇社長がいる場所は――」
「息子さんが亡くなった場所……俺の勤める保育園か!?」
「そうなるね。今頃、星皇社長はこの騒動のどさくさに紛れて、あの保育園で計画の最終段階に移行してるはずさ」
その場所こそアタシとタケゾーにとっても馴染み深く、星皇社長にとっても因縁の場所とも言える保育園。
昔そこで起こった事故により、星皇社長の息子さんは亡くなった。星皇社長が求める過去に刻まれた魂はあの場所にある。
大凍亜連合を使って起こしているこの騒動も、いわばそこから目を背けさせるための陽動だ。保育園自体も休みにさせ、星皇社長が動けるようにする意味だってある。
――まさか、あそこが最終決戦の舞台になるとはね。
運命と言うべきか、はたまた因果と言うべきか。科学的根拠のない話でも、アタシも何かを感じてしまう。
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「だったら、こいつを一つ景気づけに飲んでおきな。ウチの店にある酒の中でも、とびきり高級な一品だ」
「玉杉さんも本当にいい人なもんだ。そいじゃ、遠慮なくいただくとするよ」
目的の場所も向かうための手段も決まった。アタシは玉杉さんから受け取ったボトルの中身を一気に飲み干し、これからの決戦への覚悟を決める。
普段は口にすることのない高級な酒が喉を潤し、精神的な活力も与えてくれる。
――これからの戦いはこの場に揃った人々だけでなく、多くの人々の未来を守るための戦いだ。
星皇社長が過去を追い求める気持ちは分かるけど、ワームホールの展開は多くの人々の未来を奪う危険性がある。
そんなことだけは絶対にさせない。アタシはアタシなりの信念をもって、星皇社長を止めてみせる。
――そして、星皇社長自身も囚われた過去から救い出してみせる。
「クケケェ!! まさか、またこの工場が稼働していたとはナァ! 中で何を企んでいるのダ!? 隼ンン!!」
「こ、この声は……!?」
信念を胸に出発準備を整えていると、外からアタシの名を呼ぶ声が聞こえてきた。
まさか、あいつがここを嗅ぎつけたってこと? だとしたら最悪のタイミングだ。
こっちの狙いは全てを統率する星皇社長一人だけで、余計な交戦は控えたい。
それだというのに、アタシにとって誰よりも忌まわしいこの声は――
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