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新世代ヒーロー編
ep252 大人になった魔女って奴さ!
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アタシとタケゾーによる夫婦の(色々と過程を間違えた)初営みからも、それなりに日が経った。
あの時に玉杉さんの店にお邪魔していたショーちゃんだが、その時に色々と仲良くなったのか、最近日中は玉杉さんの店のアルバイトをするようになった。
『アタシ達がいないところで何があったのよ?』とか『そもそもショーちゃんみたいな見た目小学生を働かせて大丈夫なの?』とも思ったけど、玉杉さんもまた色々と裏で根回しをしたらしい。なんだか『フリースクールの実習の一環としてどうのこうの』って言ってた。
まあ、ショーちゃんも中身はアタシ達と同世代ではあるからね。人造人間という特殊な立ち位置だし、小学校に通うよりも本人のためにはなるかもね。
そうやって今は表向きに玉杉さんの店で働きながら、何か街で問題が起こればアタシと一緒にヒーロー活動をしている。
――それはそれでいいんだけど、玉杉さんの人脈ってどうなってんだろうね?
ショーちゃんの戸籍を偽造した時といい、ウォリアールのことを調べた時といい、あまりに精通しすぎじゃないかな?
まあ、こっちも下手に勘繰れないし、ありがたい話は多々あるんだけど。結論、余計に関与しないのが一番か。
「あの洗居さんが認めただけのことはあるな……! 空鳥さんもまた、大した清掃用務員だ……!」
「いえいえ~。アタシにとってはどうってことないさね~」
そんなアタシは現在、洗居さんに紹介してもらった清掃案件の一つとして、中学校の清掃を行っている。
ショーちゃんもショーちゃんで仕事ができたし、アタシも負けてはいられない。気持ちに余裕もできてきたし、家計のためにもきっちり働かないとね。
『洗居さんの紹介』という肩書は絶大で、ブランクのあったアタシでもすんなり受け入れてもらえた。
アタシ自身も自作の電動清掃道具のおかげで、思ったよりかはブランクを感じずに済んでいる。
仕事は単発単位の案件ばかりだけど、こちらの都合に合わせて調整もできる。ここまで手続きを整えてくれたなんて、洗居さんには足を向けて寝られない。
――ウォリアールって、確か太平洋にある島国だったよね? 帰ったらベッドの向きを調整しておこう。
「本日はありがとうございました。また依頼したいので、その時はよろしくお願いします」
「どもども~。またのご贔屓を~」
クライアントの反応も上々で、この調子なら今後も続けていけそうだ。
なんだかアタシって自分で思ってるよりも、清掃業みたいな肉体労働の方が向いてるのかもね。
元々はエンジニアとしてやっていくつもりだったけど、人生どうなるかなんて分からないもんだ。
さてさて、本日の仕事も終わったことですし、帰りにショーちゃんの様子でも見に行って――
「待て! 怪しいサラリーマンめ! 僕達が成敗してくれる!」
「ま、待ってくれ! 私はただ、女子高生に道を教えてただけで――」
「言い訳は無用だ! 僕達、政府公認のヒーローの手で成敗してくれる!」
――などと考えている時に限って、いつもの三人組がまたひと騒動起こしているようだ。
場所はアタシが仕事をしていた中学校の真ん前。そこで一人のサラリーマンに対し、三人で囲みながら詰め寄っている。
ただ、別にあのサラリーマンは何も悪いことしてないよね? メチャクチャ怯えてるし、本当に道を尋ねられて教えてただけっぽいけど?
これじゃ、どっちがヴィランだか分かったもんじゃない。
「私達に逆らうとどうなるか分からないのかしら? ちょっと戦士さんの力を見せてあげてください」
「おうとも! 俺らに逆らうと……こうなるぜぇぇええ!!」
さらには僧侶仮面に触発されて、戦士仮面が近くにあった自販機をなんと持ち上げてしまう。
パワー自体は大したもんだ。あの力も星皇カンパニーによるサイボーグ技術の一環だろうか?
ただ、そうやって呆けて考察している場合でもない。戦士仮面はサラリーマンを威圧するために、持ち上げた自販機を遠方へと放り投げてしまう。
サラリーマンに当てるつもりはなかったようだけど、投げられた自販機がある方角には――
「な、なんだあれ!? 自販機がこっちに飛んできた!?」
「きゃああ!?」
――さっきまでアタシが働いていた中学の教室がある。
中にいる生徒達もそれに反応して大慌てだ。実際、自販機なんかが教室に飛び込んでしまえば、大惨事になるのは目に見えてる。
「ああ、もう! 本当に周りを省みない連中だねぇ! アフターサービスってわけじゃないけど、ここはアタシの出番としましょうか!」
せっかくアタシが掃除した中学がメチャクチャにされるのも嫌だけど、何よりもあんな連中のせいで被害者を出すわけにはいかない。
ブローチ握って素早く変身。この街に古くから(と言っても、別に年単位じゃないけど)語り継がれるヒーローの力、とくとご照覧あれ。
「トラクタービームじゃ間に合わないか!? だったら……ビームライフル!!」
本当は自動販売機も安全に扱いたかったんだけど、生憎と位置が遠いし勢いもついてるからトラクタービームで引っ張るのも難しい。
それならば、乱暴ながらも撃ち落とすしかない。生徒達の安全には代えられない。
こういう時こそ、星皇社長に改良してもらったデバイスロッドの出番だ。
その先端を自動販売機に向けて、両手でライフルのように構えて――
ビビュゥウン! バガァァアン!
――電撃ビームで自動販売機を撃ち落とす。
やはり星皇社長が改良してくれただけのことはある。アタシの腕にも実に馴染む。
世界中どこを探しても、これほどまでに完成された杖はないだろう。
――そもそも、本来の杖としての用途が行方不明だけど。
「おお!? 空色の魔女だ!」
「あ、ありがとう! やっぱり、ヒーローと言えば空色の魔女よね!」
「そう言ってくれるとありがたいもんだ。アタシもみんなに被害がなくてよかったよ」
自動販売機はお釈迦になっちゃったけど、幸いにして教室に激突する事態とはならずに済んだ。
アタシもデバイスロッドに腰かけて宙を舞いながら、教室の窓から手を振って生徒達の無事を確認する。
政府公認のヒーローなんて現れても、アタシの人気はまだまだ健在なようだ。
裏でタケゾーが手を回して、インフルエンサーの同級生が動いてくれてる影響もあるのだろう。なんだかんだで、こうして応援してもらえることが一番の活力になるよね。
さらには大人の階段も上ったことだし、今のアタシはまさに敵なしだ。
どんなヴィランでも返り討ちにできるってもんよ。実際にそうなるのは嫌だけど、気持ちだけなら絶好調だ。
――そうなった理由が夫婦の営みってのは、ヒーローとしてどうかとも思うけど。
「また空色の魔女か!? 僕達の邪魔をするなと言っただろう!?」
「てめえが騒ぎ立てるせいで、あの不貞サラリーマンが逃げちまっただろ!?」
「つくづく、私達の邪魔がしたいのですね……!」
「……この三人に関しても、ヒーローとしてはどうなんだろうね?」
そうこう宙に浮きながら中学生達と語らっていたアタシに対し、下の方でさっきの三人組が文句を述べてくる。
てか、アタシが自動販売機を電撃スナイプした騒動のせいで、さっきのサラリーマンにも逃げられちゃったのか。当人達はお怒りだけど、アタシとしては結果オーライだ。
「あんた達さ~? もっと本気で周囲に気をつけなよ? あのサラリーマンだって特に悪いことはしてなさそうだったし、そもそも自動販売機を投げ飛ばして脅すって何よ? 器物破損じゃん? てか、怪我人だって出るところだったよ?」
「うるさい! 僕達には僕達のやり方がある! モグリのヒーローが調子に乗るな!」
「あ、あの自販機だって、俺らにもちゃんと考えがあったんだ!」
「わ、私のバリアを使って止めるつもりだったのよ!」
「……いや、どう考えても急ごしらえの理由じゃない?」
そんな矛先を失った三人組だけど、まるでその代わりのようにアタシへ罵倒を浴びせてくる。
とはいえ、その理由はなんとも子供っぽいと言うべきか。大人の階段を上ったアタシへの効果は今一つのようだ。
「あっ! 政府の犬パーティーもいるぞ!」
「本当だわ! もしかして、さっきの自動販売機もあの人達が……?」
さらには教室の窓から様子を伺っていた生徒達にまで、散々な言われようの新人三人組。
お国の庇護を受けるどころか、逆にそのことを馬鹿にされる始末。『政府の犬パーティー』とはよく言ったもんだ。
ちょっとかわいそうだけど、実際にやってることも考えてみれば、罵倒を受けるのも仕方ないよね。
「ぐぬぬぬ……!? な、なんで僕達が悪者扱いを……!?」
「それもこれも、てめえのせいだぞ! 空色の魔女!」
「もう私も我慢できないわ! ここで叩きのめして、格の違いを見せてあげる!」
「……なんでそうなんのよ?」
そんな屈辱に耐えきれなかったのか、新人三人組はなんとアタシに対して身構えてくる。完全に一戦交えるつもりだ。
そうなってくると、アタシも降りかかる火の粉を払わずにはいられない。
ただ、まさかヴィランの相手じゃなくて、ヒーローの相手をすることになるとは思わなかった。
――せっかくアタシも大人の階段を上ったのに、なんだか子供の喧嘩に巻き込まれた気分だ。
あの時に玉杉さんの店にお邪魔していたショーちゃんだが、その時に色々と仲良くなったのか、最近日中は玉杉さんの店のアルバイトをするようになった。
『アタシ達がいないところで何があったのよ?』とか『そもそもショーちゃんみたいな見た目小学生を働かせて大丈夫なの?』とも思ったけど、玉杉さんもまた色々と裏で根回しをしたらしい。なんだか『フリースクールの実習の一環としてどうのこうの』って言ってた。
まあ、ショーちゃんも中身はアタシ達と同世代ではあるからね。人造人間という特殊な立ち位置だし、小学校に通うよりも本人のためにはなるかもね。
そうやって今は表向きに玉杉さんの店で働きながら、何か街で問題が起こればアタシと一緒にヒーロー活動をしている。
――それはそれでいいんだけど、玉杉さんの人脈ってどうなってんだろうね?
ショーちゃんの戸籍を偽造した時といい、ウォリアールのことを調べた時といい、あまりに精通しすぎじゃないかな?
まあ、こっちも下手に勘繰れないし、ありがたい話は多々あるんだけど。結論、余計に関与しないのが一番か。
「あの洗居さんが認めただけのことはあるな……! 空鳥さんもまた、大した清掃用務員だ……!」
「いえいえ~。アタシにとってはどうってことないさね~」
そんなアタシは現在、洗居さんに紹介してもらった清掃案件の一つとして、中学校の清掃を行っている。
ショーちゃんもショーちゃんで仕事ができたし、アタシも負けてはいられない。気持ちに余裕もできてきたし、家計のためにもきっちり働かないとね。
『洗居さんの紹介』という肩書は絶大で、ブランクのあったアタシでもすんなり受け入れてもらえた。
アタシ自身も自作の電動清掃道具のおかげで、思ったよりかはブランクを感じずに済んでいる。
仕事は単発単位の案件ばかりだけど、こちらの都合に合わせて調整もできる。ここまで手続きを整えてくれたなんて、洗居さんには足を向けて寝られない。
――ウォリアールって、確か太平洋にある島国だったよね? 帰ったらベッドの向きを調整しておこう。
「本日はありがとうございました。また依頼したいので、その時はよろしくお願いします」
「どもども~。またのご贔屓を~」
クライアントの反応も上々で、この調子なら今後も続けていけそうだ。
なんだかアタシって自分で思ってるよりも、清掃業みたいな肉体労働の方が向いてるのかもね。
元々はエンジニアとしてやっていくつもりだったけど、人生どうなるかなんて分からないもんだ。
さてさて、本日の仕事も終わったことですし、帰りにショーちゃんの様子でも見に行って――
「待て! 怪しいサラリーマンめ! 僕達が成敗してくれる!」
「ま、待ってくれ! 私はただ、女子高生に道を教えてただけで――」
「言い訳は無用だ! 僕達、政府公認のヒーローの手で成敗してくれる!」
――などと考えている時に限って、いつもの三人組がまたひと騒動起こしているようだ。
場所はアタシが仕事をしていた中学校の真ん前。そこで一人のサラリーマンに対し、三人で囲みながら詰め寄っている。
ただ、別にあのサラリーマンは何も悪いことしてないよね? メチャクチャ怯えてるし、本当に道を尋ねられて教えてただけっぽいけど?
これじゃ、どっちがヴィランだか分かったもんじゃない。
「私達に逆らうとどうなるか分からないのかしら? ちょっと戦士さんの力を見せてあげてください」
「おうとも! 俺らに逆らうと……こうなるぜぇぇええ!!」
さらには僧侶仮面に触発されて、戦士仮面が近くにあった自販機をなんと持ち上げてしまう。
パワー自体は大したもんだ。あの力も星皇カンパニーによるサイボーグ技術の一環だろうか?
ただ、そうやって呆けて考察している場合でもない。戦士仮面はサラリーマンを威圧するために、持ち上げた自販機を遠方へと放り投げてしまう。
サラリーマンに当てるつもりはなかったようだけど、投げられた自販機がある方角には――
「な、なんだあれ!? 自販機がこっちに飛んできた!?」
「きゃああ!?」
――さっきまでアタシが働いていた中学の教室がある。
中にいる生徒達もそれに反応して大慌てだ。実際、自販機なんかが教室に飛び込んでしまえば、大惨事になるのは目に見えてる。
「ああ、もう! 本当に周りを省みない連中だねぇ! アフターサービスってわけじゃないけど、ここはアタシの出番としましょうか!」
せっかくアタシが掃除した中学がメチャクチャにされるのも嫌だけど、何よりもあんな連中のせいで被害者を出すわけにはいかない。
ブローチ握って素早く変身。この街に古くから(と言っても、別に年単位じゃないけど)語り継がれるヒーローの力、とくとご照覧あれ。
「トラクタービームじゃ間に合わないか!? だったら……ビームライフル!!」
本当は自動販売機も安全に扱いたかったんだけど、生憎と位置が遠いし勢いもついてるからトラクタービームで引っ張るのも難しい。
それならば、乱暴ながらも撃ち落とすしかない。生徒達の安全には代えられない。
こういう時こそ、星皇社長に改良してもらったデバイスロッドの出番だ。
その先端を自動販売機に向けて、両手でライフルのように構えて――
ビビュゥウン! バガァァアン!
――電撃ビームで自動販売機を撃ち落とす。
やはり星皇社長が改良してくれただけのことはある。アタシの腕にも実に馴染む。
世界中どこを探しても、これほどまでに完成された杖はないだろう。
――そもそも、本来の杖としての用途が行方不明だけど。
「おお!? 空色の魔女だ!」
「あ、ありがとう! やっぱり、ヒーローと言えば空色の魔女よね!」
「そう言ってくれるとありがたいもんだ。アタシもみんなに被害がなくてよかったよ」
自動販売機はお釈迦になっちゃったけど、幸いにして教室に激突する事態とはならずに済んだ。
アタシもデバイスロッドに腰かけて宙を舞いながら、教室の窓から手を振って生徒達の無事を確認する。
政府公認のヒーローなんて現れても、アタシの人気はまだまだ健在なようだ。
裏でタケゾーが手を回して、インフルエンサーの同級生が動いてくれてる影響もあるのだろう。なんだかんだで、こうして応援してもらえることが一番の活力になるよね。
さらには大人の階段も上ったことだし、今のアタシはまさに敵なしだ。
どんなヴィランでも返り討ちにできるってもんよ。実際にそうなるのは嫌だけど、気持ちだけなら絶好調だ。
――そうなった理由が夫婦の営みってのは、ヒーローとしてどうかとも思うけど。
「また空色の魔女か!? 僕達の邪魔をするなと言っただろう!?」
「てめえが騒ぎ立てるせいで、あの不貞サラリーマンが逃げちまっただろ!?」
「つくづく、私達の邪魔がしたいのですね……!」
「……この三人に関しても、ヒーローとしてはどうなんだろうね?」
そうこう宙に浮きながら中学生達と語らっていたアタシに対し、下の方でさっきの三人組が文句を述べてくる。
てか、アタシが自動販売機を電撃スナイプした騒動のせいで、さっきのサラリーマンにも逃げられちゃったのか。当人達はお怒りだけど、アタシとしては結果オーライだ。
「あんた達さ~? もっと本気で周囲に気をつけなよ? あのサラリーマンだって特に悪いことはしてなさそうだったし、そもそも自動販売機を投げ飛ばして脅すって何よ? 器物破損じゃん? てか、怪我人だって出るところだったよ?」
「うるさい! 僕達には僕達のやり方がある! モグリのヒーローが調子に乗るな!」
「あ、あの自販機だって、俺らにもちゃんと考えがあったんだ!」
「わ、私のバリアを使って止めるつもりだったのよ!」
「……いや、どう考えても急ごしらえの理由じゃない?」
そんな矛先を失った三人組だけど、まるでその代わりのようにアタシへ罵倒を浴びせてくる。
とはいえ、その理由はなんとも子供っぽいと言うべきか。大人の階段を上ったアタシへの効果は今一つのようだ。
「あっ! 政府の犬パーティーもいるぞ!」
「本当だわ! もしかして、さっきの自動販売機もあの人達が……?」
さらには教室の窓から様子を伺っていた生徒達にまで、散々な言われようの新人三人組。
お国の庇護を受けるどころか、逆にそのことを馬鹿にされる始末。『政府の犬パーティー』とはよく言ったもんだ。
ちょっとかわいそうだけど、実際にやってることも考えてみれば、罵倒を受けるのも仕方ないよね。
「ぐぬぬぬ……!? な、なんで僕達が悪者扱いを……!?」
「それもこれも、てめえのせいだぞ! 空色の魔女!」
「もう私も我慢できないわ! ここで叩きのめして、格の違いを見せてあげる!」
「……なんでそうなんのよ?」
そんな屈辱に耐えきれなかったのか、新人三人組はなんとアタシに対して身構えてくる。完全に一戦交えるつもりだ。
そうなってくると、アタシも降りかかる火の粉を払わずにはいられない。
ただ、まさかヴィランの相手じゃなくて、ヒーローの相手をすることになるとは思わなかった。
――せっかくアタシも大人の階段を上ったのに、なんだか子供の喧嘩に巻き込まれた気分だ。
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