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新世代ヒーロー編
ep264 潜入計画を考えてみよう!
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「それにしても、宇神が新世代のヒーローだったことといい、将軍艦隊のボスまで関わっていたことといい、どうにもまた一波乱起こりそうな予感がするな……」
「タケゾーもそう思う? 今はまだ人々への被害も出てないけど、やっぱり何か対策は考えた方がいいよね?」
フクロウさんという将軍艦隊の一員から少しだけ話を聞いた帰り道、アタシはタケゾー達と店で話せなかったことについて少し振り返ってみる。
今日一日だけ見ても、アタシのヒーロー研究機関の見学から始まって、将軍艦隊の最高幹部と三人も対峙。
宇神君が新人ヒーロー三人組の一人だったことも判明して、フクロウさんという将軍艦隊末端の人間まで出てきた。
――これだけどこかで繋がりがある事象がいくつも一斉に起こると、アタシも波乱の予感を感じずにはいられない。
「対策するにしても、何を対策する? 新人三人組や将軍艦隊を倒す?」
「ショーちゃん、それはいくらなんでも乱暴が過ぎるよ? 向こうも今は一応社会のために尽力してるんだし、こっちから余計な手出しはいただけないよ?」
「そもそもの話、おっきな組織を二つも相手にするなんて、流石に私も賛成できないわね~」
ショーちゃんも物騒なことを言っちゃい、アタシやお義母さんを困らせてしまう。
とはいえ、まともな対策が思い浮かばないのも現実だ。
国や将軍艦隊がやってることで被害――は、新人ヒーローでアタシには出てるか。それでも、大凍亜連合のように悪行をしているわけではない。
だというのに敵に回してしまえば、アタシのヒーローとしての名が廃るってもんだ。
何かもっと別の方法で――潜入して状況を調べることでもできれば、少しは役に立つんだけどね。
だけど、相手が相手だけに潜入も簡単な話じゃない。以前のような大凍亜連合と違い、相手はバックに本物の軍隊が控えている。
下手をすれば星皇カンパニーに潜入した時よろしく、ズタボロの返り討ちにあってしまう。
かといって、将軍艦隊の人間を問い詰めても口を割るはずもない。
「……潜入するのなら、一つだけ方法があるな」
「マジで!? タケゾー、何かいい案でもあるの!?」
どうにか情報源をアタシが考え込んでいると、タケゾーが何か思いついたように手をトンと叩いて口を開いた。
毎度のことながら、タケゾーはこういう場面で頼りになる。まさに我が家の参謀といったところだ。
「ヒーロー制定法のためにもうじき一般公開されるVRゲーム。あれに潜入すれば、何か分かるんじゃないか?」
「な、成程! 確かにその手があったか!」
そしてその手段についても納得できる話だ。固厳首相やフロスト博士の主導で作られているあのVRゲームなら、何かいい情報が見つかるかもしれない。
フルダイブVRなんてシステムを構築したマザーAI、コメットノアのことにしても、うまくいけば調べることができそうだ。
これなら下手に将軍艦隊と関わることにならずとも、一般ユーザーとして潜り込むことができるしね。
「よーし! そうと分かれば、早速そのVRゲームを注文して――」
「じゅ、隼ちゃん~? 張り切ってるところ悪いんだけど、ちょーっとこれを見てくれないかしら~?」
「へ? お義母さん? スマホなんかいじってどしたのさ?」
アタシが右手を天に掲げて意気込んでいると、隣でお義母さんが申し訳なさそうにスマホを見せながら話しかけてくる。
その画面を見た感じ、件のVRゲームのネット販売画面らしい。まさか、アタシの話を聞いて早速調べてくれるとはありがたいもんだ。
ただ、その画面を見てアタシも気付いたんだけど――
「えええぇ!? VRゲームは完全予約販売で、もう完売してんのぉお!?」
「政府の試験運用って感じだから、まだそこまで数も用意してなかったみたいね~……」
――アタシが買おうとしていたVRゲームはもうとっくに完売してしまっていた。
よくよく考えれば、これはただのゲームソフトなんかじゃない。国がヒーローを生み出すための仮想訓練プログラムでもあるんだった。
そんなものなら数量限定でしか生産してないだろうし、発表された段階で買い手数多に違いなかっただろう。
――アタシが元々ヒーローで『別にいいや』と思ってたのが仇となったか。
完全に予想も何もなかった。
「あらあらら~? でもこのサイトを見ると、まだ販売してるわね~」
「マジで!? そいつは助かった! お義母さん、お金は後で払うから、今すぐ注文してくんない!?」
残念ながら計画断念かと思ったけど、引き続きネットでVRゲームを調べてくれたお義母さんの口から希望の言葉が漏れてきた。
完全予約制なのに、まだ取り扱っている販売サイトがあるとは予想外だった。
多少は予算も重なるだろうけど、それを差し引いても調べる価値が――
「それにしても、最近のゲームって値段が高いのね~。何百万円もするなんて、時代も変わったのね~」
「ちょっと待って!? それ、多分転売ヤーだよ!? ぼったくりだよ!?」
――価値はあるんだけど、流石に何百万単位の出費となると、アタシも勘弁願いたい。ウチの家計にそんな余裕はない。
それにしても、こういう時でも転売ヤーの動きは早いもんだ。てか、政府もそこの対策ぐらいはしなさいよ。
「……なあ、隼。お前の技術でVRゲームに潜入する装置を作るなんてことは――」
「それはいくらアタシでも無理。こういうのって、ゲームのデバイスそのものに認証とか入ってるし、仮に作れたとしても一瞬で垢バンだよ。何より、これを作ってるのはアタシよりも技術者として上のフロスト博士だ。……色々と前提条件で無理」
「隼でも無理なら、裏口みたいな手段は何も使えないな……」
タケゾーもなんとか考えを絞り出してくれるけど、こればっかりはアタシも技術者としてどうにもできない。
フルダイブVRの分野なんてノータッチだし、仮にもフロスト博士を敵に回すということになる以上、下手にアシがつくような真似もできない。
とはいえ、VRゲームに潜入しないとこっちも手をこまねいてるだけの話になるし、それはそれでいい気がしない。
――この状況って、もしかして詰んでる?
アタシ達はもう打つ手なしってことじゃない?
「タケゾーもそう思う? 今はまだ人々への被害も出てないけど、やっぱり何か対策は考えた方がいいよね?」
フクロウさんという将軍艦隊の一員から少しだけ話を聞いた帰り道、アタシはタケゾー達と店で話せなかったことについて少し振り返ってみる。
今日一日だけ見ても、アタシのヒーロー研究機関の見学から始まって、将軍艦隊の最高幹部と三人も対峙。
宇神君が新人ヒーロー三人組の一人だったことも判明して、フクロウさんという将軍艦隊末端の人間まで出てきた。
――これだけどこかで繋がりがある事象がいくつも一斉に起こると、アタシも波乱の予感を感じずにはいられない。
「対策するにしても、何を対策する? 新人三人組や将軍艦隊を倒す?」
「ショーちゃん、それはいくらなんでも乱暴が過ぎるよ? 向こうも今は一応社会のために尽力してるんだし、こっちから余計な手出しはいただけないよ?」
「そもそもの話、おっきな組織を二つも相手にするなんて、流石に私も賛成できないわね~」
ショーちゃんも物騒なことを言っちゃい、アタシやお義母さんを困らせてしまう。
とはいえ、まともな対策が思い浮かばないのも現実だ。
国や将軍艦隊がやってることで被害――は、新人ヒーローでアタシには出てるか。それでも、大凍亜連合のように悪行をしているわけではない。
だというのに敵に回してしまえば、アタシのヒーローとしての名が廃るってもんだ。
何かもっと別の方法で――潜入して状況を調べることでもできれば、少しは役に立つんだけどね。
だけど、相手が相手だけに潜入も簡単な話じゃない。以前のような大凍亜連合と違い、相手はバックに本物の軍隊が控えている。
下手をすれば星皇カンパニーに潜入した時よろしく、ズタボロの返り討ちにあってしまう。
かといって、将軍艦隊の人間を問い詰めても口を割るはずもない。
「……潜入するのなら、一つだけ方法があるな」
「マジで!? タケゾー、何かいい案でもあるの!?」
どうにか情報源をアタシが考え込んでいると、タケゾーが何か思いついたように手をトンと叩いて口を開いた。
毎度のことながら、タケゾーはこういう場面で頼りになる。まさに我が家の参謀といったところだ。
「ヒーロー制定法のためにもうじき一般公開されるVRゲーム。あれに潜入すれば、何か分かるんじゃないか?」
「な、成程! 確かにその手があったか!」
そしてその手段についても納得できる話だ。固厳首相やフロスト博士の主導で作られているあのVRゲームなら、何かいい情報が見つかるかもしれない。
フルダイブVRなんてシステムを構築したマザーAI、コメットノアのことにしても、うまくいけば調べることができそうだ。
これなら下手に将軍艦隊と関わることにならずとも、一般ユーザーとして潜り込むことができるしね。
「よーし! そうと分かれば、早速そのVRゲームを注文して――」
「じゅ、隼ちゃん~? 張り切ってるところ悪いんだけど、ちょーっとこれを見てくれないかしら~?」
「へ? お義母さん? スマホなんかいじってどしたのさ?」
アタシが右手を天に掲げて意気込んでいると、隣でお義母さんが申し訳なさそうにスマホを見せながら話しかけてくる。
その画面を見た感じ、件のVRゲームのネット販売画面らしい。まさか、アタシの話を聞いて早速調べてくれるとはありがたいもんだ。
ただ、その画面を見てアタシも気付いたんだけど――
「えええぇ!? VRゲームは完全予約販売で、もう完売してんのぉお!?」
「政府の試験運用って感じだから、まだそこまで数も用意してなかったみたいね~……」
――アタシが買おうとしていたVRゲームはもうとっくに完売してしまっていた。
よくよく考えれば、これはただのゲームソフトなんかじゃない。国がヒーローを生み出すための仮想訓練プログラムでもあるんだった。
そんなものなら数量限定でしか生産してないだろうし、発表された段階で買い手数多に違いなかっただろう。
――アタシが元々ヒーローで『別にいいや』と思ってたのが仇となったか。
完全に予想も何もなかった。
「あらあらら~? でもこのサイトを見ると、まだ販売してるわね~」
「マジで!? そいつは助かった! お義母さん、お金は後で払うから、今すぐ注文してくんない!?」
残念ながら計画断念かと思ったけど、引き続きネットでVRゲームを調べてくれたお義母さんの口から希望の言葉が漏れてきた。
完全予約制なのに、まだ取り扱っている販売サイトがあるとは予想外だった。
多少は予算も重なるだろうけど、それを差し引いても調べる価値が――
「それにしても、最近のゲームって値段が高いのね~。何百万円もするなんて、時代も変わったのね~」
「ちょっと待って!? それ、多分転売ヤーだよ!? ぼったくりだよ!?」
――価値はあるんだけど、流石に何百万単位の出費となると、アタシも勘弁願いたい。ウチの家計にそんな余裕はない。
それにしても、こういう時でも転売ヤーの動きは早いもんだ。てか、政府もそこの対策ぐらいはしなさいよ。
「……なあ、隼。お前の技術でVRゲームに潜入する装置を作るなんてことは――」
「それはいくらアタシでも無理。こういうのって、ゲームのデバイスそのものに認証とか入ってるし、仮に作れたとしても一瞬で垢バンだよ。何より、これを作ってるのはアタシよりも技術者として上のフロスト博士だ。……色々と前提条件で無理」
「隼でも無理なら、裏口みたいな手段は何も使えないな……」
タケゾーもなんとか考えを絞り出してくれるけど、こればっかりはアタシも技術者としてどうにもできない。
フルダイブVRの分野なんてノータッチだし、仮にもフロスト博士を敵に回すということになる以上、下手にアシがつくような真似もできない。
とはいえ、VRゲームに潜入しないとこっちも手をこまねいてるだけの話になるし、それはそれでいい気がしない。
――この状況って、もしかして詰んでる?
アタシ達はもう打つ手なしってことじゃない?
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