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将軍艦隊編・序
ep292 タケゾー「お前の知恵を貸してくれ」
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一般向けのプレイエリアからもフロスト博士が管理するコメットノアからも隔絶された、俺と宇神だけがいる電脳世界にある部屋の中。
そこの椅子に腰かけ、お互いに向かい合って話し合う態勢に入る。
「僕も世間で何が起こっているかは把握している。そのうえで赤原君なら空鳥さんのことを想って、僕の元に来てくれると睨んでいたさ。こうやってVRワールドに網を張り、赤原君のログインを待っていたんだよ」
「そして俺がログインしたから本来のプレイエリアではなく、この場所まで来るように手筈を整えてたのか。随分と用意がいいな。……それだけ、今回の一件には危険が絡んでるってことだな?」
どうやら、宇神は俺の行動を読んで待っていてくれたらしい。
それならば話が早い。俺が余計な説明などせずとも、聞きたかったことを語ってくれる。
「空鳥さんが――空色の魔女が世間から風評被害に遭ってる話だけど、その元凶は固厳首相だと考えられる。僕もまだ全部を把握しているわけじゃないけど、そう考えるのが自然な流れだ」
「やはり、政府の方が動いてたか……。海外組織である将軍艦隊にこの国の世論を簡単に動かせるはずもない。仮に動かせたとしても、あの組織なら世論じゃなくて直接勝負に打って出てくるだろう」
「赤原君の推察通りさ。僕が以前に話した『空色の魔女というヒーローの地位を奪い取る』って話が、まさに現実味を帯びてきた感じだね」
宇神も俺と同じような考えを持っていたようで、話はスムーズに進んでいく。
仮にも政府お抱えのヒーローという立場なのに、その様子は完全に俺達の――空色の魔女の味方だ。最初のいがみ合いが嘘のように見える。
かつて隼に諭されたことや俺が語ったことで、宇神の中でも変化があったようだ。
――こうなってくれると本当に心強い。
敵の内情を知って頭がキレる味方がいれば、この窮地も乗り越えられそうだ。
「俺が調べた限り、空色の魔女を批判する声の発信源はこのVRワールドにあると睨んでいる。そこについて、宇神は何か知らないか?」
「本当に赤原君はよく調べているね。そこについても簡単に説明すると、現在VRワールドの正規プレイエリアには『ミームの感染』とも言うべき現象が起きている」
「ミームの……感染?」
「プレイヤーの深層心理にゲームシステムが働きかけ、無意識下で『空色の魔女は悪者』と印象操作を行っているのさ。言うなれば、マインドコントロールと言ってもいい。このゲームのプレイヤーが空色の魔女への批判を始めたのも、全てはこのフルダイブVRゲームのシステムそのものが原因だ」
「そ、そんなことが……?」
俺には想像もできない世界だが、宇神の話自体は理解できる。
俺達が今こうして話し合っている場所ではなく、本来のプレイエリアにいるプレイヤーを対象とした精神汚染。俺がジェットアーマーを装備して、異常な憎しみに囚われていた時と同じ現象か。
フルダイブなんて深層心理に働きかける技術なのだから、それができてもおかしくない。
「幸い、この場所は赤原君がログインしたと同時にメインサーバーとも切り離してある。ここでならばミームの影響も監視もなく話ができるからね」
「本当によくここまで考えて準備してくれたもんだ……。だがそうなってくると、将軍艦隊の関係性はどうなる? 主導者は固厳首相だと思われるが、ミームの感染なんて芸当はフロスト博士でないとできないだろう?」
「ああ。フロスト博士も一枚噛んでいるのは間違いない。ただ、それはあくまで『クライアントへのサービスの一環』でしかないだろうね。……それ以上に気になるのは、現実世界で起こったもう一つの出来事さ」
宇神はこのVRワールドで起こった出来事をよく理解し、想定の上で動いてくれている。
そんな頼れる宇神なのだが、空色の魔女が批判されている以外の事象にも目を向けてくれていた。
「デザイアガルダ――本名、空鳥 鷹広。空鳥さんの父方の叔父にあたる人物が脱獄したことはニュースでも聞いているね?」
「ああ。その件については固厳首相の関与が強いと見ていいだろう。おそらくは意図的に脱獄させ、隼を追い詰めるための材料に使っている。嘘の話の中に真実を盛り込めば、人は嘘さえも真実だと思い込む……」
「その読みには僕も同意するよ。こんな真似ができるなんて、それこそ国家権力かそれに関与できる組織でないと無理な話さ」
脱獄したデザイアガルダの件についても、俺と宇神の見解は同じだ。
将軍艦隊がいくら強大な組織とはいえ、所詮は海外から雇われた軍隊の域を出ない。
獄中にいる犯罪者の脱獄を手引きできるのなんて、かつて同じように動いた星皇社長のような『この国に大きな影響力を持つ人間』でないと無理だ。
そして、今までの話の流れでそれらを実行可能で行動に移しそうな人物となると、固厳首相以外に思いつかない。
「僕の立場でも、固厳首相の思惑を全て調べ出すことはできない。どうしてここまで空色の魔女に固執し、追い詰めるような真似をするのか……」
「気になる部分ではあるが、今はそれ以上にやることがある。このままだと、隼は世論に苦しみ続けるだけだ……!」
ヒーロー制定法の下で配下になっている宇神でも、流石に固厳首相が何を目指しているのかまでは分からない。
むしろ、こうして俺に協力してくれてるだけでも綱渡りだ。
「宇神の立場として、これ以上に動くのは流石に厳しいか?」
「正直、厳しいね。ただ、固厳首相にとっては僕達のような新世代ヒーローでさえ、踏み台でしかないようだ。監視の目はあるけど、僕でも欺けるレベルさ」
「そうか。それを聞いて、俺も少し安心した。お前は身の安全を考えていてくれ。後は俺の方でどうにかする」
「赤原君だけで? そ、それはそれで、僕も心配になってくるんだけど……?」
宇神がここまで動いてくれたことには感謝する。だが、ここから先は隼の夫である俺の出番だ。
俺のことを宇神は心配してくれるが、何も無策というわけじゃない。
――何より、こちらも『俺だけ』で動くつもりなどない。
「俺は隼の横に並び立ち、守りたいから結婚したんだ。もうこれ以上、傷つけさせたりはしない」
「……流石は赤原君といったところか。中学の頃からそうだったけど、空鳥さんのためならどこまでも体を張るね」
「惚れた弱みって奴さ。戦いで役に立たないなら、こういう場面で力にならないとな」
「本当に赤原君らしい考え方だ。それにしても『戦いで役に立たない』か……。唐突だけど、赤原君はVRワールドにおけるその能力について、どれぐらい使いこなせてのかな?」
「ん? ジェットアーマーのことか?」
話に区切りも付いたのでログアウトしようとすると、宇神が妙なことを質問してくる。
今の俺は最初にログインした時と同じく、ジェットアーマーの姿をしている。いや、姿どころかこの世界だけならば性能も同等か。
「ジェットアーマーについてだが、実は以前にも身に着けたこともあってな。そのおかげか、VRワールド内ならば問題なく使いこなせてる。まあ、あまりいい思い出はないが……」
「何があったのかは知らないけど、使いこなせているのならそれでいいさ」
俺にとってジェットアーマーは隼を傷つけた苦い思い出だ。
あの時は精神汚染で正気を失っていたとはいえ、隼には本当に申し訳ないことをした。
思えば、ジェットアーマーを無理矢理装着させてきたのも、現在脱獄中のデザイアガルダが元凶だったな。
本当に嫌な思い出ばかり蘇ってくる。
「使いこなせているのなら、万が一の用意にはなるか……?」
「さっきから何を考えこんでるんだ? 宇神?」
「ああ、いや。こっちの話さ。気にしないでくれ。……それより、空鳥さんのことを頼んだよ。彼女を救えるヒーローは、赤原君を除いて他にいない」
「分かってるさ。色々とありがとうな」
どこか含みのある言葉を残す宇神だが、今は俺も隼のことを考えていきたい。
ジェットアーマーの話題を出したことについても、決してこちらに害のある話ではないだろう。
宇神のことは信用できる。固厳首相を始めとする情勢については頼らせてもらおう。
ならば、俺は俺にできることをするまでだ。
――空色の魔女を追い詰める世論の暴走を、俺が食い止めてみせる。
そこの椅子に腰かけ、お互いに向かい合って話し合う態勢に入る。
「僕も世間で何が起こっているかは把握している。そのうえで赤原君なら空鳥さんのことを想って、僕の元に来てくれると睨んでいたさ。こうやってVRワールドに網を張り、赤原君のログインを待っていたんだよ」
「そして俺がログインしたから本来のプレイエリアではなく、この場所まで来るように手筈を整えてたのか。随分と用意がいいな。……それだけ、今回の一件には危険が絡んでるってことだな?」
どうやら、宇神は俺の行動を読んで待っていてくれたらしい。
それならば話が早い。俺が余計な説明などせずとも、聞きたかったことを語ってくれる。
「空鳥さんが――空色の魔女が世間から風評被害に遭ってる話だけど、その元凶は固厳首相だと考えられる。僕もまだ全部を把握しているわけじゃないけど、そう考えるのが自然な流れだ」
「やはり、政府の方が動いてたか……。海外組織である将軍艦隊にこの国の世論を簡単に動かせるはずもない。仮に動かせたとしても、あの組織なら世論じゃなくて直接勝負に打って出てくるだろう」
「赤原君の推察通りさ。僕が以前に話した『空色の魔女というヒーローの地位を奪い取る』って話が、まさに現実味を帯びてきた感じだね」
宇神も俺と同じような考えを持っていたようで、話はスムーズに進んでいく。
仮にも政府お抱えのヒーローという立場なのに、その様子は完全に俺達の――空色の魔女の味方だ。最初のいがみ合いが嘘のように見える。
かつて隼に諭されたことや俺が語ったことで、宇神の中でも変化があったようだ。
――こうなってくれると本当に心強い。
敵の内情を知って頭がキレる味方がいれば、この窮地も乗り越えられそうだ。
「俺が調べた限り、空色の魔女を批判する声の発信源はこのVRワールドにあると睨んでいる。そこについて、宇神は何か知らないか?」
「本当に赤原君はよく調べているね。そこについても簡単に説明すると、現在VRワールドの正規プレイエリアには『ミームの感染』とも言うべき現象が起きている」
「ミームの……感染?」
「プレイヤーの深層心理にゲームシステムが働きかけ、無意識下で『空色の魔女は悪者』と印象操作を行っているのさ。言うなれば、マインドコントロールと言ってもいい。このゲームのプレイヤーが空色の魔女への批判を始めたのも、全てはこのフルダイブVRゲームのシステムそのものが原因だ」
「そ、そんなことが……?」
俺には想像もできない世界だが、宇神の話自体は理解できる。
俺達が今こうして話し合っている場所ではなく、本来のプレイエリアにいるプレイヤーを対象とした精神汚染。俺がジェットアーマーを装備して、異常な憎しみに囚われていた時と同じ現象か。
フルダイブなんて深層心理に働きかける技術なのだから、それができてもおかしくない。
「幸い、この場所は赤原君がログインしたと同時にメインサーバーとも切り離してある。ここでならばミームの影響も監視もなく話ができるからね」
「本当によくここまで考えて準備してくれたもんだ……。だがそうなってくると、将軍艦隊の関係性はどうなる? 主導者は固厳首相だと思われるが、ミームの感染なんて芸当はフロスト博士でないとできないだろう?」
「ああ。フロスト博士も一枚噛んでいるのは間違いない。ただ、それはあくまで『クライアントへのサービスの一環』でしかないだろうね。……それ以上に気になるのは、現実世界で起こったもう一つの出来事さ」
宇神はこのVRワールドで起こった出来事をよく理解し、想定の上で動いてくれている。
そんな頼れる宇神なのだが、空色の魔女が批判されている以外の事象にも目を向けてくれていた。
「デザイアガルダ――本名、空鳥 鷹広。空鳥さんの父方の叔父にあたる人物が脱獄したことはニュースでも聞いているね?」
「ああ。その件については固厳首相の関与が強いと見ていいだろう。おそらくは意図的に脱獄させ、隼を追い詰めるための材料に使っている。嘘の話の中に真実を盛り込めば、人は嘘さえも真実だと思い込む……」
「その読みには僕も同意するよ。こんな真似ができるなんて、それこそ国家権力かそれに関与できる組織でないと無理な話さ」
脱獄したデザイアガルダの件についても、俺と宇神の見解は同じだ。
将軍艦隊がいくら強大な組織とはいえ、所詮は海外から雇われた軍隊の域を出ない。
獄中にいる犯罪者の脱獄を手引きできるのなんて、かつて同じように動いた星皇社長のような『この国に大きな影響力を持つ人間』でないと無理だ。
そして、今までの話の流れでそれらを実行可能で行動に移しそうな人物となると、固厳首相以外に思いつかない。
「僕の立場でも、固厳首相の思惑を全て調べ出すことはできない。どうしてここまで空色の魔女に固執し、追い詰めるような真似をするのか……」
「気になる部分ではあるが、今はそれ以上にやることがある。このままだと、隼は世論に苦しみ続けるだけだ……!」
ヒーロー制定法の下で配下になっている宇神でも、流石に固厳首相が何を目指しているのかまでは分からない。
むしろ、こうして俺に協力してくれてるだけでも綱渡りだ。
「宇神の立場として、これ以上に動くのは流石に厳しいか?」
「正直、厳しいね。ただ、固厳首相にとっては僕達のような新世代ヒーローでさえ、踏み台でしかないようだ。監視の目はあるけど、僕でも欺けるレベルさ」
「そうか。それを聞いて、俺も少し安心した。お前は身の安全を考えていてくれ。後は俺の方でどうにかする」
「赤原君だけで? そ、それはそれで、僕も心配になってくるんだけど……?」
宇神がここまで動いてくれたことには感謝する。だが、ここから先は隼の夫である俺の出番だ。
俺のことを宇神は心配してくれるが、何も無策というわけじゃない。
――何より、こちらも『俺だけ』で動くつもりなどない。
「俺は隼の横に並び立ち、守りたいから結婚したんだ。もうこれ以上、傷つけさせたりはしない」
「……流石は赤原君といったところか。中学の頃からそうだったけど、空鳥さんのためならどこまでも体を張るね」
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「本当に赤原君らしい考え方だ。それにしても『戦いで役に立たない』か……。唐突だけど、赤原君はVRワールドにおけるその能力について、どれぐらい使いこなせてのかな?」
「ん? ジェットアーマーのことか?」
話に区切りも付いたのでログアウトしようとすると、宇神が妙なことを質問してくる。
今の俺は最初にログインした時と同じく、ジェットアーマーの姿をしている。いや、姿どころかこの世界だけならば性能も同等か。
「ジェットアーマーについてだが、実は以前にも身に着けたこともあってな。そのおかげか、VRワールド内ならば問題なく使いこなせてる。まあ、あまりいい思い出はないが……」
「何があったのかは知らないけど、使いこなせているのならそれでいいさ」
俺にとってジェットアーマーは隼を傷つけた苦い思い出だ。
あの時は精神汚染で正気を失っていたとはいえ、隼には本当に申し訳ないことをした。
思えば、ジェットアーマーを無理矢理装着させてきたのも、現在脱獄中のデザイアガルダが元凶だったな。
本当に嫌な思い出ばかり蘇ってくる。
「使いこなせているのなら、万が一の用意にはなるか……?」
「さっきから何を考えこんでるんだ? 宇神?」
「ああ、いや。こっちの話さ。気にしないでくれ。……それより、空鳥さんのことを頼んだよ。彼女を救えるヒーローは、赤原君を除いて他にいない」
「分かってるさ。色々とありがとうな」
どこか含みのある言葉を残す宇神だが、今は俺も隼のことを考えていきたい。
ジェットアーマーの話題を出したことについても、決してこちらに害のある話ではないだろう。
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