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将軍艦隊編・序
ep305 この人があの人の元旦那なの!?
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「お? この街の住人はいなくなってくれたかな? オレッチとしては助かる話だ」
街のみんなが店を出てしばらくすると、フクロウさんがやってきた。
この人も今回、アタシのために尽力してくれたんだよね。将軍艦隊から謹慎処分を受けてまでさ。
「フクロウさん、さっきはありがとね。だけど、本当にあんたって何者なのさ? 将軍艦隊に牙を剥いておいて謹慎だけで済むなんて、ただの末端パイロットじゃないでしょ?」
「まあ……その通りだ。タマッチャンには最初から知られてたし、アカッチャンにはバレちまったが、ここは改めてオレッチの正体を語らせてもらうよ」
ただ、どうしても気になるのがフクロウさんの正体だ。
将軍艦隊の枠組みを超えての行動といい、何かを隠してるのは一目瞭然だ。
てか、タケゾーにはバレたって……またしても名探偵タケゾーでしたか?
アタシには推理できないけど、ここまで来るとフクロウさん自身が観念したように語ってくれる。
「オレッチの本名は星皇 久永。昔から戦闘パイロットの間じゃ『梟雄』なんて呼ばれてて……ソラッチャンもよく知る星皇 時音の別れた元夫だ」
「……え? えええぇ!? フ、フクロウさんが……星皇社長の別れた旦那さん!?」
その話を聞いて、アタシもマジで目玉が飛び出て顎が外れるかと思った。
いや、本当にどういうことよ? どうして星皇社長の別れた旦那さんが、将軍艦隊にいるわけよ?
「とうとう、フクロウ自ら話すことになっちまったか……」
「玉杉店長。ボク、びっくりして話についていけない」
「私もちょっと驚いたけど、人の縁ってどこで繋がってるか分からないものだからね~」
「おふくろ、意外と余裕があるな……」
この真実を先に知っていた玉杉さんやタケゾーは落ち着いてるけど、ショーちゃんはアタシと同じように驚いている。
お義母さんに関しては……まあ、いつもの調子と言うべきか。
あんまり深く考えてないのか、あるいは年の功――いや、この話はやめておこう。お義母さんに失礼だ。
「タマッチャンは全部の事情を知ってるだろうけど、オレッチも話せるところから説明させてもらうよ」
「そうしてもらえると助かります。俺も詳しい事情までは聞けてませんからね」
とにかく、今はフクロウさんの話に耳を傾けるべきだ。
星皇社長とも関りが深いとなれば、アタシも興味を抱かずにはいられない。
「オレッチと時音は数十年前に出会ってな。当時からパイロット界の梟雄と呼ばれ恐れられていたオレッチだが、まだ駆け出しの研究者だった時音とは妙に気が合ってな。交際からスムーズに結婚。その後、子供も一人できた」
「まさか、あの厳格な星皇社長の旦那さんが、ぶっちゃけこんなチャラチャラした人だったなんて……!?」
「それを言い出したら、ソラッチャンとアカッチャンも似たようなもんっしょ? 人の相性なんて、パッと見じゃ分かんないもんさ。……それに、あの当時は星皇カンパニーもまだ作られてなかった。そもそも『星皇カンパニーを作る目的』がなかったからな」
「あっ……」
フクロウさんは昔語りを交えながら、アタシ達に事情を説明してくれる。
どうやら、フクロウさんの方が当時の星皇社長に絆されたって感じらしい。
梟雄なんて呼ばれた戦闘機パイロットと後に一大企業の社長になる二人が出会って結婚するだなんて、どこかチグハグながらもロマンスを感じる話だ。
――ただ、その先の話の展開はアタシにも読める。
「息子が保育園での事故で死んで、それから時音は変わっちまった。息子を蘇らせるため生物学や時空間理論に執着し、資金源として星皇カンパニーという大企業まで立ち上げた。世間的に見れば技術者として誰よりも先を行くキャリアウーマンだが、その心の奥底には誰よりも大きな野望が鳴りを潜めていた。オレッチはそんな時音の姿を見てられず、逃げるように離婚しちまった。気が付けば戦闘機パイロットとして、将軍艦隊の末端でその日暮らしさ……」
「フクロウさん……」
「それでも、オレッチは心のどこかで時音を見捨てようとは思えなかった。あいつが将軍艦隊と接触できた理由も、ウォリアールに多額な援助を送っていただけじゃない。……そもそも、オレッチが時音と将軍艦隊を繋いだからだ」
「…………」
フクロウさんが語る話を聞くと、アタシも胸を締め付けられてくる。語っているフクロウさん本人はもっと苦しそうだ。
あの時の騒動にはアタシも深く関わっている。両親から託されたパンドラの箱を始め、多くの犠牲もあった。
全ては星皇社長が亡くなった我が子を蘇らせるために仕組んだ一大騒動。その騒動の結果、星皇社長自身も時空の狭間に消えてしまった。
将軍艦隊との因縁も、あの頃から始まった。
――それらの糸を最初に繋いだ人物こそ、元夫であるフクロウさんだった。
「その後の結果については、ソラッチャン達の方が詳しいっしょ? オレッチって、本当に何をやってたんだかなぁ……。愛した女のもとから逃げるように去り、それでも手助けしようとしたら、破滅への道を築いちまってよぉ……」
「……フクロウさんには『星皇社長の元夫』という将軍艦隊やウォリアールにとっても見逃せない立場があったから、下手に切り離されることはないってことですか」
「向こうからしても、オレッチの手綱は握っておきたいんでしょ。時音がいなくなったとはいえ、過去に星皇カンパニーから受けた支援はかなりのもんだ。むしろ今となっちゃ、星皇カンパニーよりもオレッチの存在の方が重要か。こっちとしては、いっそ切り離して欲しいのによぉ……」
どこか後悔交じりに語るフクロウさんだけど、この人が将軍艦隊でも特殊な立場にいることは見えてきた。
タケゾーも推察した通り、星皇社長の元夫ならウォリアールという国家としても下手に切り離しせないパイプか。
ただ、フクロウさん自身はそんな境遇にどこか疲れた様子を見せている。
それはそうだろう。自らの行いがかつての奥さんを追い詰め、今も重しとなってその身を縛っているようなものだ。
「……だけど、アタシはどこか安心した気もするんだよね。フクロウさんが星皇社長の旦那さんでよかったと言うか、何と言うかさ」
「ん? そいつはどういう意味だい?」
ただ、アタシ的には一つだけ好意的に受け取りたい部分がある。
この人、正体を明かしてからもずっと星皇社長のことを話してるけど、その内容で気になることがあるんだよね。
「フクロウさんって、今でも星皇社長のことは愛してるんでしょ? 星皇社長の心配ばっかりして、自分のことはどこか追い詰めるように語ってる。そんな後悔する様子を見てると、離婚はしてもまだ愛してたんだろうなー……って」
「……フッ、仮にそうだったとしても、時音の方はオレッチのことなんてもう眼中になかったっしょ?」
「まあ、アタシが星皇社長からフクロウさんの話を聞くことはなかったねぇ。……だけど、星皇社長は離婚してからも『星皇』って苗字は変えてなかったんでしょ? それって、フクロウさんとの思い出をどこかで抱いてたってことじゃない? もう確認することはできないけど、アタシが最後に会ったあの人は、心のどこかで本心を押し殺してもいた。あの姿を思い出すと、星皇社長はフクロウさんのことも無意識に気にかけてたんじゃないかな?」
「……やれやれ、オレッチよりも時音に詳しいんじゃない? 時音がソラッチャンを評価していたのも、なんだか分かる気がするよ」
アタシもうまくは言えないけど、星皇社長とフクロウさんの間には絆が残っていたように見える。
息子さんを失ったことを、フクロウさんだって気にかけていた。だから星皇社長と将軍艦隊を繋ぎ、その計画に加担もしていた。
そもそも、星皇社長もフクロウさんのことを忘れていなかったからこそ、将軍艦隊の話に聞く耳を持った。
――その結末は悲しいものだったけど、切っても切れなかった絆を感じずにはいられない。
「……なんだか、しんみりしちまったか。ただ、ここからはオレッチが『この国にやって来た目的』について語らせてもらうよ」
場の空気が重くなってしまったけど、フクロウさんは話題を切り替えてくる。
確かにそっちも気になってたのよね。フクロウさんは今になって、星皇社長のいなくなったこの国にどうしてやって来たのだろうか?
「目的の一つとして、オレッチはソラッチャンの話を聞きたかったんだ。将軍艦隊内部から聞いた情報でも、時音と最後に会ったのはソラッチャンだ。時音が気にかけてた技術者だってことも聞いてたし、オレッチとしても興味があった」
「成程ねぇ。アタシから説明を付け加えておくと、星皇社長は今でも尊敬する偉大なる技術者さ。星皇カンパニーを経営して技術の発展に尽くした姿もまた、偽りなき本当の姿だったよ」
「そいつをソラッチャンの口から聞けると、オレッチも納得できるね。……それともう一つ、オレッチには『探し求めていた技術』があるのさ」
話を聞く限り、フクロウさんの目的は二つ。一つは今こうしてアタシから話を聞くことで達成された。
だけど、もう一つの目的――『探し求めていた技術』というのは何の話だろうか?
「コメットノア……。時音のデッドコピーとも言えるあのAIを、オレッチは探していたのさ」
街のみんなが店を出てしばらくすると、フクロウさんがやってきた。
この人も今回、アタシのために尽力してくれたんだよね。将軍艦隊から謹慎処分を受けてまでさ。
「フクロウさん、さっきはありがとね。だけど、本当にあんたって何者なのさ? 将軍艦隊に牙を剥いておいて謹慎だけで済むなんて、ただの末端パイロットじゃないでしょ?」
「まあ……その通りだ。タマッチャンには最初から知られてたし、アカッチャンにはバレちまったが、ここは改めてオレッチの正体を語らせてもらうよ」
ただ、どうしても気になるのがフクロウさんの正体だ。
将軍艦隊の枠組みを超えての行動といい、何かを隠してるのは一目瞭然だ。
てか、タケゾーにはバレたって……またしても名探偵タケゾーでしたか?
アタシには推理できないけど、ここまで来るとフクロウさん自身が観念したように語ってくれる。
「オレッチの本名は星皇 久永。昔から戦闘パイロットの間じゃ『梟雄』なんて呼ばれてて……ソラッチャンもよく知る星皇 時音の別れた元夫だ」
「……え? えええぇ!? フ、フクロウさんが……星皇社長の別れた旦那さん!?」
その話を聞いて、アタシもマジで目玉が飛び出て顎が外れるかと思った。
いや、本当にどういうことよ? どうして星皇社長の別れた旦那さんが、将軍艦隊にいるわけよ?
「とうとう、フクロウ自ら話すことになっちまったか……」
「玉杉店長。ボク、びっくりして話についていけない」
「私もちょっと驚いたけど、人の縁ってどこで繋がってるか分からないものだからね~」
「おふくろ、意外と余裕があるな……」
この真実を先に知っていた玉杉さんやタケゾーは落ち着いてるけど、ショーちゃんはアタシと同じように驚いている。
お義母さんに関しては……まあ、いつもの調子と言うべきか。
あんまり深く考えてないのか、あるいは年の功――いや、この話はやめておこう。お義母さんに失礼だ。
「タマッチャンは全部の事情を知ってるだろうけど、オレッチも話せるところから説明させてもらうよ」
「そうしてもらえると助かります。俺も詳しい事情までは聞けてませんからね」
とにかく、今はフクロウさんの話に耳を傾けるべきだ。
星皇社長とも関りが深いとなれば、アタシも興味を抱かずにはいられない。
「オレッチと時音は数十年前に出会ってな。当時からパイロット界の梟雄と呼ばれ恐れられていたオレッチだが、まだ駆け出しの研究者だった時音とは妙に気が合ってな。交際からスムーズに結婚。その後、子供も一人できた」
「まさか、あの厳格な星皇社長の旦那さんが、ぶっちゃけこんなチャラチャラした人だったなんて……!?」
「それを言い出したら、ソラッチャンとアカッチャンも似たようなもんっしょ? 人の相性なんて、パッと見じゃ分かんないもんさ。……それに、あの当時は星皇カンパニーもまだ作られてなかった。そもそも『星皇カンパニーを作る目的』がなかったからな」
「あっ……」
フクロウさんは昔語りを交えながら、アタシ達に事情を説明してくれる。
どうやら、フクロウさんの方が当時の星皇社長に絆されたって感じらしい。
梟雄なんて呼ばれた戦闘機パイロットと後に一大企業の社長になる二人が出会って結婚するだなんて、どこかチグハグながらもロマンスを感じる話だ。
――ただ、その先の話の展開はアタシにも読める。
「息子が保育園での事故で死んで、それから時音は変わっちまった。息子を蘇らせるため生物学や時空間理論に執着し、資金源として星皇カンパニーという大企業まで立ち上げた。世間的に見れば技術者として誰よりも先を行くキャリアウーマンだが、その心の奥底には誰よりも大きな野望が鳴りを潜めていた。オレッチはそんな時音の姿を見てられず、逃げるように離婚しちまった。気が付けば戦闘機パイロットとして、将軍艦隊の末端でその日暮らしさ……」
「フクロウさん……」
「それでも、オレッチは心のどこかで時音を見捨てようとは思えなかった。あいつが将軍艦隊と接触できた理由も、ウォリアールに多額な援助を送っていただけじゃない。……そもそも、オレッチが時音と将軍艦隊を繋いだからだ」
「…………」
フクロウさんが語る話を聞くと、アタシも胸を締め付けられてくる。語っているフクロウさん本人はもっと苦しそうだ。
あの時の騒動にはアタシも深く関わっている。両親から託されたパンドラの箱を始め、多くの犠牲もあった。
全ては星皇社長が亡くなった我が子を蘇らせるために仕組んだ一大騒動。その騒動の結果、星皇社長自身も時空の狭間に消えてしまった。
将軍艦隊との因縁も、あの頃から始まった。
――それらの糸を最初に繋いだ人物こそ、元夫であるフクロウさんだった。
「その後の結果については、ソラッチャン達の方が詳しいっしょ? オレッチって、本当に何をやってたんだかなぁ……。愛した女のもとから逃げるように去り、それでも手助けしようとしたら、破滅への道を築いちまってよぉ……」
「……フクロウさんには『星皇社長の元夫』という将軍艦隊やウォリアールにとっても見逃せない立場があったから、下手に切り離されることはないってことですか」
「向こうからしても、オレッチの手綱は握っておきたいんでしょ。時音がいなくなったとはいえ、過去に星皇カンパニーから受けた支援はかなりのもんだ。むしろ今となっちゃ、星皇カンパニーよりもオレッチの存在の方が重要か。こっちとしては、いっそ切り離して欲しいのによぉ……」
どこか後悔交じりに語るフクロウさんだけど、この人が将軍艦隊でも特殊な立場にいることは見えてきた。
タケゾーも推察した通り、星皇社長の元夫ならウォリアールという国家としても下手に切り離しせないパイプか。
ただ、フクロウさん自身はそんな境遇にどこか疲れた様子を見せている。
それはそうだろう。自らの行いがかつての奥さんを追い詰め、今も重しとなってその身を縛っているようなものだ。
「……だけど、アタシはどこか安心した気もするんだよね。フクロウさんが星皇社長の旦那さんでよかったと言うか、何と言うかさ」
「ん? そいつはどういう意味だい?」
ただ、アタシ的には一つだけ好意的に受け取りたい部分がある。
この人、正体を明かしてからもずっと星皇社長のことを話してるけど、その内容で気になることがあるんだよね。
「フクロウさんって、今でも星皇社長のことは愛してるんでしょ? 星皇社長の心配ばっかりして、自分のことはどこか追い詰めるように語ってる。そんな後悔する様子を見てると、離婚はしてもまだ愛してたんだろうなー……って」
「……フッ、仮にそうだったとしても、時音の方はオレッチのことなんてもう眼中になかったっしょ?」
「まあ、アタシが星皇社長からフクロウさんの話を聞くことはなかったねぇ。……だけど、星皇社長は離婚してからも『星皇』って苗字は変えてなかったんでしょ? それって、フクロウさんとの思い出をどこかで抱いてたってことじゃない? もう確認することはできないけど、アタシが最後に会ったあの人は、心のどこかで本心を押し殺してもいた。あの姿を思い出すと、星皇社長はフクロウさんのことも無意識に気にかけてたんじゃないかな?」
「……やれやれ、オレッチよりも時音に詳しいんじゃない? 時音がソラッチャンを評価していたのも、なんだか分かる気がするよ」
アタシもうまくは言えないけど、星皇社長とフクロウさんの間には絆が残っていたように見える。
息子さんを失ったことを、フクロウさんだって気にかけていた。だから星皇社長と将軍艦隊を繋ぎ、その計画に加担もしていた。
そもそも、星皇社長もフクロウさんのことを忘れていなかったからこそ、将軍艦隊の話に聞く耳を持った。
――その結末は悲しいものだったけど、切っても切れなかった絆を感じずにはいられない。
「……なんだか、しんみりしちまったか。ただ、ここからはオレッチが『この国にやって来た目的』について語らせてもらうよ」
場の空気が重くなってしまったけど、フクロウさんは話題を切り替えてくる。
確かにそっちも気になってたのよね。フクロウさんは今になって、星皇社長のいなくなったこの国にどうしてやって来たのだろうか?
「目的の一つとして、オレッチはソラッチャンの話を聞きたかったんだ。将軍艦隊内部から聞いた情報でも、時音と最後に会ったのはソラッチャンだ。時音が気にかけてた技術者だってことも聞いてたし、オレッチとしても興味があった」
「成程ねぇ。アタシから説明を付け加えておくと、星皇社長は今でも尊敬する偉大なる技術者さ。星皇カンパニーを経営して技術の発展に尽くした姿もまた、偽りなき本当の姿だったよ」
「そいつをソラッチャンの口から聞けると、オレッチも納得できるね。……それともう一つ、オレッチには『探し求めていた技術』があるのさ」
話を聞く限り、フクロウさんの目的は二つ。一つは今こうしてアタシから話を聞くことで達成された。
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